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2024年11月23日、キャンパスプラザ京都で開催された「輝く学生応援アワード2024」において、政策学部と伏見いきいき市民活動センターが連携するプログラム Ryu-SEI GAP の「むすびと、」チームが 特別賞、オーディエンス賞 を受賞しました。

「輝く学生応援アワード」は、輝く学生応援プロジェクト事務局が主催し、文化や地域コミュニティなど 「京都ならではの魅力」 を活かしながら活動する大学生を表彰・応援することを目的としたアワードです。

本アワードでは、一次審査を通過した6団体がプレゼンテーションを中心とする二次審査に進出。審査の結果「むすびと、」チームは 特別賞を受賞し、さらに会場およびアーカイブ動画の視聴者投票によるオーディエンス賞もあわせて受賞しました。

チームには政策学部生 8名 が所属し、京都市伏見区 藤森学区で活動しています。地域コミュニティでは、少子高齢化や共働き家庭の増加などの影響により、自治会や町内会といった地縁組織の担い手不足が深刻化しています。メンバーは学部の授業を通じて「コロナ後の地域行事の縮小」という地域の声を聞いたことをきっかけに、本チームを立ち上げました。

チームは行政や地域組織へのヒアリングを重ね、行事や細々とした地域の負担や、担い手不足に関する具体的な声をうけ、 運営負担の軽減策、SNSを活用した自治会の魅力発信、行事マニュアルの作成などを、地域の方々と協議しながら活動を進めています。現在は、学区内の自治会が解散した地域における影響調査を行っています。

受賞した学生たちは、「これまでの取り組みが評価され、とても嬉しい。今後さらに活動を展開していきたい」と意気込みを語っています。

※Ryu-SEI GAP
龍谷大学政策学部と伏見いきいき市民活動センター(指定管理者:有限責任事業組合まちとしごと総合研究所)が、協定に基づき展開する課外プログラム。大学が立地する伏見区を中心に、学生が主体的に地域の課題を発掘し、自ら解決に向けて行動することを、伏見いきいき市民活動センターがサポートする実践型の取り組みです。



<2月21日(金)10:30~大宮キャンパスにて> 龍谷大学世界仏教文化研究センター主催

 

【本件のポイント】

  • 青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)の「吉水蔵聖教(きっすいぞうしょうぎょう)」から、天台宗の歴史を解明する貴重な文献が出現
  • 龍谷大学世界仏教文化研究センターと東京大学史料編纂所は、「吉水蔵聖教」をデジタル・アーカイブ化する事業を開始。重要資料については、龍谷大学が高精細デジタル画像によって撮影し、今後、学術研究に貢献する予定
  • 比叡山延暦寺と青蓮院門跡を結ぶ吉水蔵伝来聖教のデジタル・アーカイブ化する事業を開始。龍谷大学世界仏教文化研究センターと比叡山延暦寺とが共同し、天台宗成立の経緯を記した『伝述一心戒文』の延暦寺蔵写本(重要文化財)を、高精細デジタル画像による撮影を予定

 

【本件の概要】
 天台宗の京都五箇室門跡の一つとして、長い歴史を有する青蓮院門跡は東山吉水(京都市東山区)にあり、その地名にちなみ歴代の貴重な聖教や記録を収める経蔵は「吉水蔵」と呼ばれます。その歴史は平安後期、天台宗の僧侶であり青蓮院の第1世門主の行玄が、師の良祐から天台密教三昧流を継承した青蓮房に始まり、鳥羽院皇子覚快法親王により門跡寺院となって、九条家出身の慈円大僧正により発展し、現在の東伏見慈晃第49世門主に至ります。「吉水蔵」には、天台宗の基礎を固めたとされる比叡山延暦寺の第3代座主・慈覚大師以来の天台密教を中心とした貴重な聖教や記録が相伝されていることから、平成元年(1989)に重要文化財に指定されました。
 このたび、「青蓮院吉水蔵聖教」から、天台宗の高僧源信や天台座主慈円の著作に関わる、自筆本を含む貴重な文献が再発見され、その意義が新たに学界に紹介されます。その調査とデジタル化に携わる龍谷大学と東京大学史料編纂所の研究者が、2月21日(金)に開催する世界仏教文化研究センターの研究報告会で、青蓮院門跡 東伏見慈晃門主をお迎えして公表いたします。

 

【イベントの概要】
-名称:研究報告会「天台密教経蔵の世界を探る

          —青蓮院門跡吉水蔵のデジタル・アーカイブ創成をめざして」
-日時:2025年2月21日(金)10:30~12:30
-場所:龍谷大学大宮キャンパス 清和館3階ホール

    京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1
-参加:申込不要・聴講無料・オンライン配信あり 

    ※オンライン参加ご希望の方は、<2月20日(木)17時までに>メールにて

    申し込みが必要  連絡先:rcwbc.kiso@gmail.com 
-URL:https://rcwbc.ryukoku.ac.jp/events/events-1160/
-主催:龍谷大学 世界仏教文化研究センター(基礎研究部門 ・大蔵経研究班)

 

【プログラム・登壇者】※各所要時間は変更となる場合があります。
《司会》西山 良慶(本学文学部 講師)
時間                   内容      登壇者および報告テーマ
10:30-10:35    開会挨拶    三谷 真澄(本学文学部教授・
                                                     世界仏教文化研究センター基礎研究部門 部門長)
10:35-10:50    来賓挨拶    東伏見 慈晃 様(青蓮院門跡 門主)
10:50-11:20    報告①    「青蓮院吉水蔵『浄土厳飾抄』の再検討」
                                                 道元 徹心(本学先端理工学部 教授)
11:20-11:50    報告②    「青蓮院吉水蔵の歴史的特徴―三昧流聖教を中心に」
                                                菊地 大樹氏(東京大学史料編纂所・教授)
11:50-12:20    報告③    「青蓮院吉水蔵の慈円著作聖教―自筆テクストを中心に」
                                                 阿部 泰郎(世界仏教文化研究センター 招聘研究員)
12:20-12:30    閉会挨拶    能仁 正顕(本学文学部教授・
                                                                          世界仏教文化研究センター大蔵経研究班 班長)


【再発見した資料・慈円大僧正の自筆著作について】 
史論書『愚管抄』の著者であり、名高い歌人であった慈円大僧正は、多くの宗教著作を残しましたが、その全体像はまだ知られていません。今回の調査に伴って、吉水蔵から慈円による自筆聖教『毗逝別』承元四年(1210)が見出されました。本書には、慈円が建仁三年(1203)に見た「建仁三年夢想記」が含まれていました。これまで写本でしか知られていなかった「夢想記」でしたが、奇しくも東京大学史料編纂所に保管される『慈鎮和尚夢想記』と繋がって完全に復元されました。この「夢想記」が、後の『愚管抄』著述の原点となったのですが、その自筆本が再発見されたことは、大きな歴史・思想的な意義があります。


※画像は『毗逝別』承元四年(1210)の外表紙


※画像は『毗逝別』承元四年(1210)の内表紙

【『往生要集』研究書の成立について】
恵心僧都源信の『往生要集』に関わる論義文献『浄土厳飾抄』が青蓮院吉水蔵に架蔵されています。先行研究によると、この写本は弘安二年(1279)頃の鎌倉末期のものとされていました。しかし、今回の紙背文書調査から、先行研究より107年さかのぼる承安二年(1172)頃、平安末期の写本であることが明らかとなりました。この年代差は叡山浄土教の展開を研究する上で極めて重要な手がかりとなります。

 

本研究会および研究員への取材を希望される場合は、お問い合わせ先までご連絡ください。

 


問い合わせ先:龍谷大学 世界仏教文化研究センター
Tel 075-343-3812 cswbc2@ad.ryukoku.ac.jp  https://rcwbc.ryukoku.ac.jp/
 


地域の課題を発見し、調査分析をおこない企画を立案し、人を巻き込んで行動する…政策学部では正課外問わず様々な活動を学生が中心となっておこなっています。

今年度、Ryu-SEI GAPで活動する学生たちが「輝く学生応援アワード2024」(特定非営利活動法人きょうとNPOセンター運営)において特別賞を受賞、今里ゼミの学生たちが「第20回 京都から発信する政策研究交流大会」(大学コンソーシアム京都主催)において日本公共政策学会賞を受賞、政策実践・探究演習(洲本プロジェクト)の学生たちが「第12回 グッドライフアワード」(環境省主催)において環境大臣賞(学校部門)を受賞しました。

その報告のために、学生達が学長を表敬訪問しました。学生から学長へ、受賞の喜び、活動する中でのおもしろさ、学び、そして苦労した点、今後の展望などについて報告しました。学長から「これから社会に出ると、皆必ずどこかのコミュニティに属することになる。学生時代にゼミ等のコミュニティで得た成功体験、苦労、苦悩は必ず生きてくる。」とのお言葉をいただき学生たちの励みとなりました。

政策学部ではこれからもPBL科目を中心に、地域に入り、地域の人々と共に社会課題の解決に向けて取り組んで参ります。学生たちのこれからの活躍にご期待ください。


Ryu-SEI GAPで活動する学生からの報告


Ryu-SEI GAPの学生たちと学長


今里ゼミの学生たちと学長


今里ゼミの学生たちと学長


洲本プロジェクトの学生と学長


洲本プロジェクトで活動する学生、教員と学長


覚書締結式


龍谷大学(以下「本学」という。)は、台湾農業部林業及自然保育署及新竹分署、里山賽夏の3者において、龍谷の森における友好森林関係の覚書を2025年2月10日に締結しました。

本学は、2024年3月に国内の大学で初めて「ネイチャーポジティブ宣言(ネイチャーポジティブ宣言|サステナビリティに関する取り組み|龍谷大学 You, Unlimited)」を発出しており、今回の取り組みは、その宣言内容の具現化の一つとなります。
本覚書では、双方が有する里山を森林教育の拠点とし、3者の連携による教育研究や国際交流等を行い、その成果や里山精神を社会に向けて発信し、ネイチャーポジティブ宣言で掲げた自然共生社会の実現へ寄与することを目的とします。


原生林の様子


覚書締結式は農業部林業及自然保育署とサイシャット族が共同管理している原生林で執り行われました。
引き続き場所を移し、交流会(シンポジウム)が開催され、ここでは双方の取り組みについて紹介がなされました。
本学からは入澤学長、深尾副学長、村井サステナビリティ推進室ディレクターが本学の取り組み等について発表されました。


入澤学長


深尾副学長


村井サステナビリティ推進室ディレクター


本学が創立400周年を迎える2039年までの長期計画「基本構想400」では、『「まごころ~Magokoro~」ある市民を育み、新たな知と価値の創造を図ることで、あらゆる「壁」や「違い」を乗り越え、世界の平和に寄与するプラットフォームとなる。』を将来ビジョンとして掲げています。
このビジョンを達成すべく、多様なステークホルダーと連携・共創し、これからも社会課題の解決に向け取り組んで参ります。


<本覚書締結の経緯>
日台大学地方連携及び社会実践連盟 (国内4大学と台湾6大学により「日台大学地方連携及び社会実践連盟」を結成 日台に共通する社会問題の解決を目指す | ニュース | 龍谷大学 You, Unlimited)の取り組みを契機に本学と交流のある台湾の農業部林業及自然保育署及新竹分署(農業省森林・自然保護庁新竹支所)と里山賽夏(南庄地区蓬萊部落の原住民集落)は、里山の管理等を共同で行っています。
今般、この両者から、双方が有する里山の更なる発展に加え、森林教育の拠点として、教育研究や国際交流等の連携を図りたい旨の打診があり、今回の覚書の締結に至りました。


<里山賽夏>
賽夏族(サイシャット族)は台湾の16ある先住民族の一つ。
SATOYAMA イニシアティブ (SATOYAMAイニシアティブ - International Partnership for the Satoyama InitiativeInternational Partnership for the Satoyama Initiative)の理念を踏まえた環境に優しい方法で山林を保護し、生態系の持続可能性と農村発展政策を同時に進めています。
2018年からは農業部林業及自然保育署とパートナーシップを締結し、里山の共同管理を通じた民族と森林・里山の持続的な発展に取り組んでおり、2023年にはこの実績が認められ、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSIメンバー - International Partnership for the Satoyama InitiativeInternational Partnership for the Satoyama Initiative) にも登録されています。


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