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 「ものづくりの現場」は、経営学部のサマーセッション科目(夏期集中講義科目)の一つです。今年度は、前期中に行う隔週の事前学習を踏まえて、夏期休暇中に現場実習(3日間)を行います。その初日(8月27日)に、昨年度に続いて株式会社イシダの滋賀事業所(滋賀県栗東市)を訪ねました。
 イシダ(本社は、京都市左京区)は1893年に創業した長い歴史を有する京都企業です。今日では、連結売上高1,774億、グループ従業員数4,400人を超えるグローバル企業として事業を展開しています(数字は2025年のもの)。龍谷大学経営学部は、同社から京都企業研究(京都企業を学ぶ・京都企業から学ぶ)の一環として20年近くにわたって教育や研究でお力添えを得ています。今年度も貴重な学びの機会を提供いただきました。
 訪問の当日は、午前中にレクチャーで会社概要についてお話しいただいた後に、工場の様子を見学させていただきました。午後からは龍谷大学の卒業生お二人(入社3年目の社会学部の卒業生と、入社1年目の文学部の卒業生)との懇談の機会を設けていただき、参加した学生たちとの質疑応答が行われました。


 懇談では、イシダにおける営業職の仕事の特徴や研修制度、経営理念を浸透させる職場づくり(仕組み)などについてが話題になり、予定していた1時間があっという間に過ぎていきました。学生たちからは次々に質問が出され、丁寧にお答えいただきました。


写真は、懇談の様子。

 初めて工場を訪問させていただく学生もいて、受講生は期待感をもって訪問しました。充実した現場での学びから、これからのキャリア形成にも多くの示唆を得た模様です。ご対応いただきました、川中太一・人事部長、木下小太朗・人事部係長をはじめとするイシダの皆さまに改めて御礼申し上げます。(文責 細川孝)


 経済産業省近畿経済産業局主催の「守・破・離KANSAI学生ビジネスアイデアコンテスト」最終審査会が、2025年8月17日に大阪・関西万博(フェスティバルステーション)で開催されました。



 竹谷多賀子ゼミの2年生・3年生29名が運営ボランティアとして参加し、会場設営や準備、審査員対応、審査集計、出展ブースでの応対、来場者誘導など、多岐にわたる業務を担当しました。


 会場では、学生たちが手際よく設営を行い、出展者や来場者の案内を行う姿が見られました。ゼミ生の一人は「普段の授業では学べない、イベント運営の流れやチームで動く難しさを実感しました」と語りました。 また、審査集計の担当では、迅速かつ正確な作業が求められる中、学生たちは互いに協力して対応。審査結果発表の場面では、学生たちも緊張と期待に包まれながら、運営の一端を担った達成感を味わいました。






 今回のボランティア参加は、学生にとって単なる学内活動を超え、地域や産業、イベント運営の現場と直接関わる貴重な学びの機会となりました。




 経済産業省近畿経済産業局主催の「守・破・離KANSAI学生ビジネスアイデアコンテスト」最終審査会が、2025年8月17日に大阪・関西万博(大阪市夢洲)で開催されました。経営学部・竹谷多賀子ゼミの水井万丞さん、植田渚沙さん、山田健心さんのチームが、グランプリにあたる優秀賞を受賞しました。



 受賞チームは、近畿経済産業局認定の関西ブランド12の中から、京都府和束町の特産品「和束茶」に着目。和束茶を練り込んだ緑茶パンを開発・製造し、学校給食や龍谷大学生協への導入を通じて地産地消と食育の推進を目指しました。茶農家、パン工房、給食センターが連携し、子どもや若者に親しまれる味わいを追求。さらに、将来的には地域スーパーや観光地での市販も視野に入れ、和束茶の需要創出と地域活性化につながるビジネスアイデアを提案しました。


 審査員長の西堀耕太郎氏(京和傘「日吉屋」五代目当主)は、受賞チームについて次のように評価しました。

 「『守・破・離KANSAI学生ビジネスアイデアコンテスト』優秀賞受賞おめでとうございます。地域の課題の分析を十分に行った上での非常に現実的なビジネスアイデア。
和束茶を使ったパンの試作品も作られており、お茶の生産者やパン製造事業者との関係も構築されていて、すぐにでも実現できそうなリアル感が秀逸でした。熱意が感じられ、かつ分かりやすいプレゼンテーションも良かったです。みなさんの将来のご活躍を心より願っております。」

 また、コンテスト事務局の新条正恵氏(株式会社抹茶ツーリズム代表取締役)からは次のコメントが寄せられました。

 「和束町民として本イベントの企画・運営に関わらせていただいた立場から、優秀賞のビジネスアイデアが「和束茶」に関わるアイデアであることを、とても嬉しく思います。
コンテスト出場をきっかけに事業化もご検討いただいているとのことですが、竹谷ゼミ生の視点を通した「和束茶の魅力」がたくさんの方に広まっていくことを心待ちにしております。」


<受賞者コメント>
水井万丞さん(経営学部3年)
私たちのグループは「食育」、「健康」をテーマに、大学生協や学校給食といった「教育現場」にアプローチしたビジネスアイデアを提案しました。私たちは他グループと異なり、製品の値段など、詳細な予算は敢えて立てませんでした。それは、私たちのプレゼンのタイトルでもある「和束茶パンで人を笑顔に!」とあるように、「たくさんの人に健康でいてもらい、笑顔が広まってほしい」という純粋な考えからなのです。それが審査員の方々に伝わって、評価されたのではないかと思います。
今回、光栄にも受賞できたので、単にアイデァとして終わらせるのではなく、これから実現に向けてまた努力していきたいと思います。

植田渚沙さん(経営学部3年)
自分たちができることを本番までにやってきましたが、どこのプレゼンもクオリティがとても高く、正直、優秀賞が取れるなんて思っていなかったので、努力が認められたような気がしてとても嬉しいです。
プレゼン大会で優勝できたことは大きな自信になったので、この経験を生かして、これからの学生生活、仲間と協力しながら新しいことに挑戦していきたいです。

山田健心さん(経営学部3年)
この度は、KANSAI学生ビジネスアイデアコンテストにおいて優秀賞という大変栄誉ある賞をいただき、心より光栄に思っております。この成果は、日々ご指導くださった先生方や共に取り組んできた仲間、そして支えてくださったすべての方々の存在があってこそ得られたものだと、深く実感しております。今回の経験を通じて、最後まで諦めずに挑戦し続けることの大切さを学びました。出会ったすべての人への感謝の気持ちを忘れず、この学びを今後の大学生活では観光・地域再生の研究や和束茶の商品開発活動に活かしてまいります。そして将来、社会に出てからも柔軟な発想と粘り強さを武器に、多様な課題や困難にも真摯に向き合い、地域や社会に貢献できるように努力していきたいと思います。





 丸一日活動できる日がついに最終日を迎えました。最後の早起きも無事成功しました◎

 まず、最初に訪れたのは万里の長城です。北京外国語大学の生徒たちと共に参加したこの活動では、私たち山西省グループの日本人と中国人学生の人数差がありましたが、私たちのコミュニケーション力が存分に発揮され、ずっと中国の学生たちと交流しながら観光を楽しむことができました。万里の長城は私の予想をはるかに超えて長く、高く、急勾配で、まるで山登りをしているような感覚でした。「もし私が敵だったら、絶対こんな厳しい場所から攻めない!」と思いながらも、必死に上を目指して登りました。それでも、古の人々が敵から自分たちや家族を守るために作り上げたものを、実際に目の当たりにしたことは、まさに教科書で学んだ歴史の中でしか見たことのない壮大な光景でした。こうした経験は、私にとってかけがえのない思い出となりました。

 その後のクロージングミーティングでは、自分たちの班の発表を含む、他の班の発表を聴きました。まるで私たちも山東省や浙江省を訪れたかのように感じる素晴らしい内容で、どの班の発表もとても印象的でした。私たちの班は、事前学習で学んだことを活かして発表を行いました。時間が限られていた中で、満足のいく発表ができたのではないかと思います。今日で、メインの活動は最後となります。中国について元々持っていたイメージや、今回の経験を通して新たに知ったポジティブな面やネガティブな面、全てが私の成長に繋がりました。

 私が大切にしている言葉に「経験・知識は人生の画素数を上げる」というものがあります。今回の旅行も、事前学習をしっかり行ったからこそ、本物を目の前にして感動できた部分がたくさんありました。この旅を通じて、何度も勉強へのモチベーションが高まりました。単に「中国が楽しかった」と終わらせるのではなく、今後の学びや生活にしっかりと活かしていきたいと思います。

記事作者:国際学部3年生 八陣 優希  







「特定工場における公害防止組織の整備に関する法律(法律第107号)」の制定により、有害物質を含む排出水が生じる、有害物質を含むばい煙が生じる工場等、ある一定の条件を有する特定工場には、公害防止管理者の資格をもつ者の配置が義務付けられています。
龍谷大学ではRECイノベーションカレッジとして、公害防止管理者(水質関係)(大気関係)資格試験の受験を予定されている方々を対象とした講座を以下のとおり開催しました。

公害防止管理者(水質関係)資格試験「受験対策講座」
 開催日:2025年7月1日、8日、10日、15日
 開催方法:ハイブリッド(対面+オンライン)
 講師:龍谷大学先端理工学部環境科学課程 実験講師 桧尾亮一
    一般財団法人関西環境管理技術センター 測定分析部 部長 柴谷尚男
 開講科目:公害総論、水質概論、汚水処理特論、水質有害物質特論、大規模水質特論
      ※水質1種~4種すべての資格試験に対応した内容

公害防止管理者(大気関係)資格試験「受験対策講座」
 開催日:2025年7月1日、17日、22日、24日、29日
 開催方法:ハイブリッド(対面+オンライン)
 講師:龍谷大学先端理工学部環境科学課程 講師 水原詞治
    龍谷大学先端理工学部 非常勤講師 饗場啓三
    一般財団法人関西環境管理技術センター 測定分析部 部長 柴谷尚男
 開講科目:公害総論、大気概論、大気特論、ばいじん・粉じん特論、大気有害物質特論、大規模大気特論
      ※大気1種~4種すべての資格試験に対応した内容

<関連サイト>
 ・公害防止管理者資格制度の概要
 ・国家試験実施要領





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