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 2026年7月7日(火)七夕の竹谷ゼミ(3年生)では、祇園祭をめぐるフィールドワークを実施しました。 ご案内くださったのは、「京都癒しの旅」代表の下戸眞由美さんです。https://kyoto-iyashinotabi.jp/


 八坂神社の御旅所をはじめ、かつて神輿渡御が行われた大政所御旅所、普段は木柵で閉ざされ、祇園祭の時期だけ特別に公開される御手洗井(織田信長がその水質を賞賛したと伝わる名水の井戸)などを訪ねました。

 その後は、占出山、菊水鉾、函谷鉾、月鉾、南観音山などの山鉾町を巡り、最後には役行者山の会所も見学させていただくという、大変貴重な機会となりました。 役行者山は応仁の乱以前から存在する舁山です。公益財団法人役行者山保存会の代表理事・林壽一さんをはじめ保存会の皆様より、役行者尊、一言主神、葛城神の御神体をはじめ、懸装品や装飾品など貴重な文化財を解説していただくとともに、役行者山の歴史や信仰文化を紹介していただきました。







 祇園祭は、祭礼そのものだけでなく、町衆によって受け継がれてきた歴史や文化、地域コミュニティの営みを今に伝える「生きた文化遺産」です。学生たちにとっても、教室では得ることのできない京都の文化の奥深さと、その継承のあり方を体感する学びの時間となりました。

 今回ご案内くださった下戸眞由美さんより、「祇園祭は7月末まで様々な神事、行事がありますので、学生の皆さんにもぜひご覧いただき、熱い想いを体験いただけたら嬉しいです」とのメッセージをいただきました。
 夜になると、お囃子の稽古の音色が街角から聞こえはじめ、京都の街はいよいよ祭りの空気に包まれています。



【本件のポイント】 

  • 芥川賞作家・李琴峰さんを招き、文学を通して多様性や「言葉の力」について考えるスペシャル対談。 
  • 「龍谷大学ダイバーシティ宣言」(2026年3月発出)を踏まえ、多様性をめぐる課題や共生社会の実現について議論。 
     

【本件の概要】 

 芥川賞作家の李 琴峰さんを招き、李さんの作品の多様な魅力を解き明かしつつ、文学の力、物語の力、言葉の力について考えます。同時に、「すべての『いのち』が尊重され、お互いの違いを認めあえる社会の実現」を謳う「龍谷大学ダイバーシティ宣言」(2026年3月発出)を踏まえながら、多様性(ダイバーシティ)を解きほぐし、課題解決のための糸口を探ります。 
 

〈登壇者〉


   李 琴峰さん(芥川賞作家)         安藤 徹(龍谷大学学長) 
           (写真:稲垣純也) 
 

日 時:2026年7月22日(水) 17:00~18:30 
対 象:学生・教職員・一般(参加無料) 
場 所:龍谷大学深草キャンパス 顕真館講堂(ZOOMウェビナー配信あり) 
主 催:龍谷大学宗教部 

 

お申込・詳細は龍谷大学宗教部のホームページにて 

https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-18578.html

 

 


問い合わせ先:龍谷大学 宗教部
Tel 075-645-7880  syukyobu@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.ryukoku.ac.jp/shukyo/


―乳酸・酢酸・ピルビン酸に共通するメカニズムの発見―


 

【本件のポイント】

  • 日本酒もろみに存在する主要な有機酸(乳酸・酢酸・ピルビン酸)が、 酵母細胞群の中にアルコール発酵能が低下した[GAR+]細胞)の出現を促進することを確認
  • 3種の有機酸は、酵母細胞の中に取り込まれ、[GAR+]細胞の出現を促進する共通作用を持つ可能性を示唆
  • 発酵環境における微生物間相互作用の理解につながる成果であり、将来的な発酵制御技術や醸造技術への応用に期待
     

【本件の概要】
 日本酒づくりでは、酵母だけでなく乳酸菌や麹菌など多様な微生物が関わり、その発酵過程でさまざまな有機酸が生み出されます。しかし、これらの有機酸が酵母の代謝にどのような影響を与えるのかは完全には分かっていませんでした。
 龍谷大学農学部の田邊公一教授(発酵醸造食品機能性研究センター長)と福島大学食農学類の島 純教授(食農学類附属発酵醸造研究所長)らの研究グループは、日本酒もろみに多く含まれる乳酸、酢酸、ピルビン酸の3種類の有機酸が酵母細胞群の中に取り込まれ、 [GAR+]細胞の出現を促進することを発見しました。さらに、その作用には有機酸が電離していない「非解離型有機酸」)が重要であることを示しました。
 本研究成果を査読付き科学学術雑誌Yeast(Wiley社)にて公表しました。今回の成果は、発酵環境における微生物間の相互作用の理解を深めるとともに、将来的な発酵制御技術や醸造技術への応用につながることが期待されます。

 

【研究の背景】
 酵母は、ブドウ糖(グルコース)が豊富に存在すると、他の糖の利用を抑制する「グルコース抑制」)と呼ばれる仕組みを持っています。この仕組みは、効率よくエネルギーを獲得するための重要な代謝制御機構ですが、発酵食品の製造現場では主に発酵速度に影響を及ぼします。
 一方、酵母には[GAR+]細胞と呼ばれる特殊な状態の細胞が存在し、この状態になるとグルコース抑制が解除され、複数種の糖を同時に利用できるようになります。近年、乳酸が[GAR+]細胞の出現を促進することが報告され、本研究グループでは2023年に日本酒醸造において乳酸が酵母の発酵特性を制御する可能性を示しました。
 しかし、この現象が乳酸特有のものなのか、それとも他の有機酸にも共通する仕組みなのかは明らかになっていませんでした。また、日本酒もろみ中には乳酸だけでなく酢酸やピルビン酸など多様な有機酸が存在しており、これらが酵母の糖代謝にどのような影響を与えているのかは未解明でした。

 

【研究成果】
 本研究では、日本酒もろみに多く含まれる乳酸、酢酸、ピルビン酸の3種類の有機酸について、[GAR+]細胞の出現頻度に与える影響を調べました。その結果、3種類すべての有機酸が[GAR+]細胞の出現頻度を増加させることを確認しました。これまで乳酸や酢酸については個別に報告例がありましたが、主要な有機酸を同一条件で比較し、共通した作用をもつことを示したのは初めてです。
 さらに、培地のpHを変化させながら解析したところ、いずれの有機酸も「非解離型」の状態で存在するときにのみ効果を示し、解離した状態では有機酸の作用が大きく低下することが分かりました。この結果から、有機酸は非解離型の状態で酵母細胞内へ取り込まれることで[GAR+]細胞の出現を促進する可能性が示されました。

 


図1. 日本酒もろみの有機酸が酵母のアルコール発酵をゆるやかにするメカニズム

 

【本研究の意義】
 本研究は、日本酒もろみ中に存在する主要な有機酸が、単なる発酵副産物ではなく、酵母の糖代謝を変化させるシグナルとして機能していることを示唆しました。
 これまで、乳酸や酢酸が作用するという説はありましたが、それぞれ個別に研究されており、有機酸全体に共通するメカニズムなのかどうかは明確ではありませんでした。本研究により、複数の有機酸が共通して[GAR+]細胞の出現を促進する可能性が示され、発酵環境における代謝制御の理解が前進しました。
 また、日本酒づくりでは酵母だけでなく、乳酸菌や麹菌など多様な微生物が共存しています。これらの微生物が産生する有機酸を介して互いの働きに影響を与えている可能性があり、本成果は日本酒醸造における微生物間相互作用に新たな視点をもたらす成果です。
 さらに、日本酒だけでなく、ビール、ワイン、味噌、醤油など、多様な発酵食品においても同様の現象が存在する可能性があり、発酵科学全体への波及が期待されます。

 

【今後の展開】
 研究グループは、今回明らかになった有機酸による代謝制御の仕組みについて、どの分子が応答しているのか、細胞内でどのような変化が起きているのかを詳しく調べる予定です。
 将来的には、酵母の糖利用特性を制御する技術の開発や新たな醸造用酵母の育種、さらには発酵食品製造プロセスの高度化への応用が期待されます。


【発表論文】
・ 英題:Sugar Metabolisms Altered By Undissociated Forms of Organic Acids Based

      on the Emergence of [GAR+]Cells in Saccharomyces cerevisiae
・ 和題:Saccharomyces cerevisiae における [GAR+]細胞の出現に基づく、非解離型の

                       有機酸による糖代謝の変化
・ 掲載誌:Yeast(Wiley社)
・ 著者:田邊 公一1・2、中田 惇彦1、細谷 瑞2、島 純1・ 2・3
・ 所属:1 龍谷大学農学部、2 龍谷大学 発酵醸造微生物リソース研究センター(現・発

                      酵醸造食品機能性研究センター)、 3  福島大学食農学類
・ DOI:https://doi.org/10.1002/yea.70031 ※オンライン掲載:2026年6月8日
・ 研究支援:龍谷大学 発酵醸造微生物リソース研究センター、福島大学食農学類

 

【用語解説】
①[GAR+]細胞
    グルコース抑制が解除された状態の酵母細胞。グルコースが存在していても、他の糖を

    利用できる。

②非解離型有機酸
    水中で電離していない状態の有機酸。細胞膜を通過しやすく、細胞内へ取り込まれやす

    い性質を持つ。

③グルコース抑制
    微生物がブドウ糖(グルコース)を優先的に利用し、それ以外の糖の利用を抑える代謝

    制御機構。
 


問い合わせ先:龍谷大学 研究・社会実装推進部(発酵醸造食品機能性研究センター)
Tel 075-645-2154  hakko-rc@ad.ryukoku.ac.jp  https://hakko.ryukoku.ac.jp/ 


このたび、現在ホームページで公開しております「2027年度 龍谷大学大学院実践真宗学研究科パンフレット」において、記載内容に誤りがございました。
ご覧いただいた皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

下記のとおり訂正いたします。

【訂正箇所】
6ページ 入試日程部分 入試種別 [ 推薦入試(自己推薦入試)]

【誤】
出願期間(締切日消印有効):2026年9月1日(火)~2026年9月9日(水)

【正】
出願期間(締切日消印有効):2026年9月8日(火)~2026年9月18日(金)

今後は確認を徹底し、再発防止に努めてまいります。


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