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 2020年10月1日、菅義偉内閣総理大臣は、日本学術会議が推薦した新会員候補者105名のうち6名の任命を拒否しました。私たち龍谷大学政策学部教授会は、学問研究と教育に携わる教員の組織体として、この事態を憂慮します。
 日本学術会議法によると、会員は、日本学術会議が「優れた研究又は業績がある科学者の内から会員の候補者を選考」し(17条)、その「推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」ものとされています(7条2項)。この規定につき、1983年に中曽根康弘首相が国会で「実態は各学会が推薦権を握っている。政府の行為は形式的行為」と述べたように、日本学術会議が推薦した者を内閣総理大臣が拒否することはできません。政府もこれまで長きにわたってそのように運用してきました。それは、日本国憲法23条が、「学問の自由」として、研究活動の政治権力からの独立を保障していることからして、当然のことでしょう。報道によると、2016年から内閣府内で従来の立場を変更したとのことですが、ときの内閣が法解釈の変更を恣意的に行うなど、法的安定性を損ない、国会の立法権の侵害にもなり許されません。また、菅首相は日本学術会議が推薦した名簿を「見ていない」と述べましたが、それはすなわち推薦に基づかずに任命したということであり、違法と言わざるを得ません。
 特定の研究者が理由も示されずに任命を拒否されたという事実は、全国の研究者に多大なる影響を及ぼします。研究活動のみならず私生活に至るまで政治権力に監視されているのではないか、といった懸念を誰もが抱くでしょう。その結果、研究者が政府におもねる、あるいは批判的な研究発表を控えるようになりかねません。それは、日本社会にとって不幸なことではないでしょうか。真理の追究は多様な角度から、自由闊達になされなければならず、その営みを通じて学問研究は社会の発展に貢献するはずです。
 さらに今回の事態の及ぼす影響は、学問の世界にとどまりません。思想や芸術、宗教をはじめ、社会全体のあらゆる活動に萎縮の風潮を生みだすとともに、政権に批判的か否かで社会に分断をもたらすでしょう。
 以上のような憂慮から、私たちは「日本学術会議第25期新規会員任命に関する要望」、すなわち、①「推薦した会員候補者が任命されない理由を説明いただきたい」、②「推薦した会員候補者のうち、任命されていない方について、速やかに任命していただきたい」の二点の要望に誠実に応えるよう政府に要求します。

                            2020年10月21日
                            龍谷大学政策学部教授会

     お問い合わせ先
                 龍谷大学 政策学部
             E-mail:seisaku@ad.ryukoku.ac.jp



 「社会共生実習(いくつになっても、出かけられる!~高齢者を元気にする介護ツアー企画~)」(担当教員:現代福祉学科 髙松智画)では、高齢者の方々を対象とした学生企画の介護ツアー実施を目指していますが、企画するためにはまず対象者のことを知る必要があります。そこで、学外実習をおこない、高齢者の方々とのコミュニケーションやインタビュー等を通して高齢者への理解を深めることとなりました。

 そうした学外実習を控え、去る10月16日(金)に、『株式会社どこでも介護』(https://www.dokodemo-kaigo.com/)の橋本英司氏に登壇いただき、日頃、高齢者と接する際に配慮していることやツアーを企画する際に必要なことなどをご講話いただきました。

 橋本氏は本学OBでもあり、本学のレンタルラボに事務所を構える『株式会社どこでも介護』の代表・大西友子氏がおこなっておられる介護・介助が必要な高齢者・障がい者の方をお孫さんの結婚式や家族旅行、旅行ツアーなどにお連れする活動を新聞で知り、感銘を受けられたことをきっかけに同会社に転職し、はや5年になるそうです。


講師 橋本英司 氏


ご講話の様子

 ご講話では、体調に不安やリスクを抱える高齢者向けにはどのような配慮が必要か、高齢者向けのツアー案内チラシになされている工夫とはなにか、お連れする方の状態によっては多目的トイレのような広いトイレを要する場合や階段を利用することが不可能である等の弊害があるためツアー経路の下見をすることが非常に重要であることなど、実際に実施したツアーの写真を交えながらお話くださいました。

 中でも特に印象的だったのは、
「障害物があるから無理」ではなく「手段を考える」
「お連れできる所へ行く」ではなく「お連れしたい所へ行く」
「行けない所だから行きたくない」ではなく「行きたい所に行く」
という考え方です。
 
 目的施設が車椅子の方の利用を懸念していたとしても、十分なバックアップ体制をとることで交渉がまとまりツアーを実施することができた例もご紹介いただきました。

 また、階段等の障害物に遭遇した際、車椅子の方を目的地までお連れすることの大変さも実際に担いでみることで体験させていただきました。


車椅子の介助体験


受講生の様子


受講生の様子

 本科目の受講生らは、今回学んだことを踏まえて次週以降にいよいよ高齢者の方々と直にコミュニケーションをとりながらどのようなツアーをおこなうか検討していくことになります。

 ツアーの実施は2021年3月を予定しています。どのようなツアー内容になるのか、今から楽しみです。



社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


【本件のポイント】
コロナ禍によって、さまざまな悩みに直面する学生への「心のケア」として、以下2つの取組を10月より実施いたします。
① 龍谷大学のキャンパス全てに「出張:なんでも相談室」を新設(事前予約不要)
② 基礎疾患を有する等様々な事情により通学できない学生にも、オンラインによる相談を実施

【本件の概要】
 コロナ禍によって、不自由な生活を強いられている学生たちが抱える悩みや問題が増加しています。龍谷大学(以下、本学)は、このような悩みを抱える学生に寄り添い、解決していくため「こころのケア」に取り組みます。本学は「浄土真宗の精神」を建学の精神とし、「まごころ~Magokoro~ある市民の育成」を掲げ「学生を誰一人として取り残さない」ために、これまでもさまざまな学生支援を展開しています(以下別紙参照)。

【具体的な取組】
 本学3キャンパス全てに「出張:なんでも相談室」を新設し、学生が日々、学修活動や学生生活全般において抱えている悩みや不安、不満などを、気軽に相談できる窓口(事前予約不要)を設けます。大学生活に関する基本的な問い合わせから、「対面授業の再開に伴い不安やストレスを抱えている」「友だち関係に悩んでいる」といったメンタル面にかかるものまで、悩みの深刻さや軽重に関わらず、学生が気楽に相談できる「ファーストコンタクト機能」を果たします。
 また、相談内容に応じて、より専門性の高い関係部署へ引き継ぐ役割も担います。相談内容から、重症度が高いと思われるケースについては、「こころの相談室」や「障がい学生支援室」などの専門部署へ引き継ぎます。相談対応は、教職員や派遣職員、専門職人材等が行う予定です。

「出張:なんでも相談室」開室概要
・ 深草キャンパス  10月 26日(月)開室 10:30~17:00 月曜日~金曜日
・ 瀬田キャンパス  10月 26日(月)開室 10:45~17:15 月曜日~金曜日
・ 大宮キャンパス  順次開室      10:30~17:00 月曜日~金曜日

 対面での相談に加え、基礎疾患を有する学生や様々な事情により大学に出てくることができない学生にもカウンセリングが受けられるよう、オンライン相談窓口を設置。電話、インターネットTV、メール、チャット等から相談を受け付けます。
 カウンセリングは、メンタルヘルスを専門に扱う企業に業務委託し、臨床心理士や精神保健福祉士、産業カウンセラーなどの有資格者が対応いたします。

本取組は、学生支援特別推進室(※)が中心となって行っています。
※これまでの取組は別紙「龍谷大学 前期の学生支援事業一覧」をご覧ください。
新型コロナウイルス感染症対応 学生応援特設サイト https://www.ryukoku.ac.jp/ma556_5en/


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問い合わせ先:学長室(広報) 
    Tel 075-645-7882 / Mail kouhou@ad.ryukoku.ac.jp


 10月20日(火)、農学部は、花背ブランディングラボ(京都市左京区)と食と農に関する教育・研究及び花背(はなせ)地域振興を目的として、連携・協力に関する協定を締結しました。

 2019年度より、農学部食品栄養学科 山崎 英恵 教授および資源生物科学科 吉村 大輔 農場技術専門助手、妹尾 拓司 農場技術専門助手が中心となり、農業技術指導や講演会など、京都花背地域での活動を実施してきましたが、この度、これらの活動を可視化するとともに、食と農に関する学術分野の総合的かつ多面的な学びを深める具体的な連携内容を取りまとめ、地域の課題解決に向けてさらに推進することを目的に協定締結に至りました。

 調印式当日は、現地視察後、ミシュラン星付きの料亭旅館「美山荘」において、大門 弘幸 農学部長と新谷 久利 花背ブランディングラボ理事長との間で、協定書への署名を行い、出席者間で、今後の具体的な取り組みなどについて話し合われました。懇談の中で、花背地域における商品開発を含めた地域ブランドの開発が話題に上がり、山ぶどうや、ふき、山椒、クロモジなど花背地域ならではの特産物の商品開発を行い、地域おこしを目指すことなどが確認されました。
 
 今後は、特産物の商品開発のほか、本学学生が中山間地域の持つ課題を学ぶ機会を創出したり、本学科の知的資源を活かした研究受託など、持続可能な地域活性化に取り組んでいきます。

(代表者コメント)
花背ブランディングラボ 新谷 久利 理事長:
過疎化が進む花背地域に若者が来ること、それだけでも活性する。大学生の若いエネルギーを地域に向けていただき、花背広河原らしい特産品を開発したり、花背の地で(儲かる)農業をやりたい人々の誘致につながることも期待する。

龍谷大学農学部 大門 弘幸 学部長:
「課題を解決する」というのが農学の学問。大学の実習農場ではできない経験(山ぶどうの剪定、山菜を作るなど)ができる教育を考えたい。トライ&エラーで地域の方々と共に取り組んでいきたい。

龍谷大学農学部 山崎 英恵 食品栄養学科教授:
6次産業化をゼロからスタートする本取り組みは、龍谷大学農学部生にとってどのように特産品を作っていくか、販売していくか、栽培していくか、など様々な現場の学びがあり、地域を活性化するアイデアを発信するモデルケースとしていきたい。 








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