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2024年8月9日(金)から8月10日(土)にかけて、ソフトバンクとの連携事業「スマートキャンパス ハッカソン」のSTEP4が、東京・竹芝にあるソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)の本社にて行われました。



8月9日(金)に、ハッカソン参加学生がソフトバンクの本社を訪れ、会社見学を行いました。
最新鋭の施設を目にし、ソフトバンク担当者の会社案内に聞き入る姿が見られました。

8月10日(土)、学生は朝早くからソフトバンクの本社に集合し、昼から始まる最終成果発表会に向け、チームごとに最後の調整を行いました。

最終成果発表会の冒頭には、本学客員教授の宮内 謙氏(ソフトバンク 特別顧問)より開会の挨拶がなされ、「今後の社会においてのスマートキャンパスの重要性について」語られました。


宮内 謙氏(本学客員教授、ソフトバンク特別顧問)

最終成果発表会は、「学生が考えるスマートキャンパス」をテーマに、1チーム10分で発表し、5分の質疑応答時間が設けられました。

各チーム、デモンストレーション動画などを入れ込んだ手の込んだ発表資料を使用し、6月から約3ヶ月に及ぶ成果を発表する機会となりました。

【最終成果発表会 チーム名とタイトル】(発表順)
ハードパンク:「ASSENBLE」
eggplant:「能動的・受動的な新たな情報手段の提供(LINEボットとロボット活用)」
白組:「Sky LINE Commander」
チャッピーズ:「AI(I) navigate」
理工ミックス:「龍谷大学生専用Webサイトの提案」
スズカPower:「空きコマッチング-空きコマを有効活用して学生交流-」
include.R:「ruBridge-龍大生の架け橋-」
R7:「龍谷を明るく~あの道を明るく~」


学生の発表の様子


学生の発表の様子


学生の発表の様子


学生の発表の様子


発表後には、審査員からの質疑応答や講評を真剣に受ける学生の姿が印象的でした。
審査員は次の方々にご担当いただきました。
松田 寛司 氏(ソフトバンク株式会社 法人統括 クラウドインテグレーション本部 本部長)
村田 拓郎 氏(ソフトバンク株式会社 法人統括 デジタルエンジニアリング本部 デジタルエンジニアリング第3統括部 統括部長)
松木平 淳太 氏(龍谷大学 副学長)
岸本 直之 氏(龍谷大学 先端理工学部長)
竹歳 一紀 氏(龍谷大学 農学部長)

表彰は7つの部門で行われ、審査員の厳正なる審査で受賞チームが決定しました。
いくつかのチームは複数部門での受賞となり、学生が喜ぶ姿も見受けられました。

最後に、松木平副学長から閉会の挨拶がなされました。


閉会の挨拶をする松木平副学長


審査員のみなさま


今回のソフトバンクとの連携事業「スマートキャンパス ハッカソン」は、本学初の試みとなりました。参加学生は先端理工学部・農学部・社会学部・先端理工学研究科・農学研究科など幅広く、所属や学年などが異なる瀬田キャンパスに通うメンバーで構成されました。
ハッカソンへの応募の際に学生が回答した、「自分の持つ優れたスキル(企画が得意、プログラムが得意、AI活用が得意、モノづくりが得意、プレゼンが得意)」や学部・学科などを踏まえてチーム分けが行われました。
今回のハッカソンで得たスキルと仲間を大切に、今後も活躍していただきたいと感じています。

以下、授賞式の様子です。
みなさま、おめでとうございます。そして、お疲れ様でした。


第1位:include.R


第2位:eggplant


第3位:チャッピーズ


テクノロジー賞:eggplant


チャレンジ賞:白組


リアリティ賞:include.R


プレゼンテーション賞:スズカPower


R7


ハードパンク


理工ミックス


※ハッカソン(Hackathon)
「ハッカソン(Hackathon)」とは、プログラムの改良を意味するハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語です。
IT技術者がチームを組み、与えられたテーマに対して、定められた期間に集中的にソフトウェアやサービス、モノを開発し、アイデアの斬新さや技術の優秀さなどを競い合うイベントのことです。

※包括連携協定
龍谷大学は2023年12月15日に、本学のDX(デジタルトランスフォーメーション)への連携・共創を推進する目的で、ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)と包括連携協定を締結しました。
社会課題解決や人材育成を支援する場として整備される龍谷大学京都駅前新拠点の構築などで連携―龍谷大学・ソフトバンク株式会社・LINEヤフーの3者の包括連携協定を締結―

【スマートキャンパス ハッカソンのスケジュール】
2024年6月15日    STEP1:オリエンテーション&アイデアソン(瀬田キャンパス)
2024年6月29日    STEP2:ハッカソン Day1(瀬田キャンパス)
2024年7月13日    STEP3:ハッカソン Day2(瀬田キャンパス)
2024年8月9日・10日   STEP4:最終成果発表会(ソフトバンク株式会社竹芝オフィス)

【スマートキャンパス ハッカソン一連の様子】
説明会:ソフトバンクとの連携事業「スマートキャンパス ハッカソン」実施に向けた説明会を開催
STEP1:ソフトバンクとの連携事業「スマートキャンパス ハッカソン」が始動
STEP2:ソフトバンクとの連携事業「スマートキャンパス ハッカソン」のSTEP2を開催
STEP3:ソフトバンクとの連携事業「スマートキャンパス ハッカソン」のSTEP3を開催


8月29~9月1日で実施する予定であった、国内体験学習プログラム・災害を学ぶスタディツアー ~東日本大震災から学ぶ、まちづくりと防災・減災 in 宮城県石巻市~が台風10号接近のため中止になりました。
そのため、訪問予定だったら宮城県石巻市の公益財団法人3.11メモリアルネットワークとつなぎ、東日本大震災についてオンラインで学ぶ機会を急遽企画しました。
この機会に、ぜひ、学内の皆さんにも参加して学んでいただければと思います。
ぜひ、ご参加ください



日   程:2024年9月18日(水)10:30~11:50
 

申込締切:2024年9月17日(火)15:00
 

申込対象:龍谷大学・短期大学部の学生(大学院生含む)・教職員


★締切終了後、申し込まれた皆さんに、メールで当日参加のURLを送付します。
 

申込フォーム: https://x.gd/oqGLd
 

ご質問等ございましたら、ボランティア・NPO活動センターまでご連絡ください。

★なお、後日の動画配信等は予定しておりませんので、ご了承ください

 

 

【申込・問合せ】

ボランティア・NPO活動センター 
E-mail:ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp 
     (深草・瀬田の共通アドレス)
キャンパスマップはこちら   


▶▶ボランティア・NPO活動センターのトップへ


政策学部では2023年度と2024年度の2ヵ年、アジアプログラムとして「若者政策の日韓比較」をテーマに韓国PBL(担当:安 周永教授)を実施しています。2024年度は13名(3~4回生、大学院生)が受講中です。事前学習で日本の現状を学び、9月1日~8日、ソウルでフィールドワークを行いました。滞在中のレポートをお伝えします。


2024年9月4日(水)

<午前>
バスで民主労総の事務所へ移動し、民主労総青年特別委員会の李ギョレ委員長から「民主労総における青年特別委員会の取り組み」について話を聞きました。青年特別委員会は2024年1月に設置されたばかりで、既存の労働組合も若者の問題を重要と捉えていることを知りました。

講義のあとはユニオンセンターの事務所に立ち寄り、9月2日に話を伺ったKim Jong-Jin理事長と再会。全員にすてきなお土産をいただきました。お心遣いありがとうございます。


<午後>
宿泊施設の会議室に戻り、保健社会研究院青年政策研究センターの金ムンギルセンター長から「韓国の青年政策と主要地方自治体の政策事例」について話を聞きました。ソウル市以外の都道府県においても若者の問題に関する条例が制定されましたが、市町村にはまだ行き届いてないそうです。2023年に青年基本法が改正され、5ヶ年計画の評価をもとに次の方策を考えていると聞きました。(*講義と質疑応答は、逐次通訳をしていただきました)


講義の様子


李ギョレ委員長と一緒にポーズ


ユニオンセンターの事務所で記念撮影


講師との熱心な議論


以下、受講生の報告です。

〈午前〉
民主労総青年特別委員会の李ギョレ委員長からお話を伺いました。韓国の若者は、ソウル市の大企業での正規職を目指して、非常に厳しい競争を行なっています。競争に敗れた人の中には隠遁・孤立し、自殺まで考える若者がいることを知りました。また、20〜30代の離職率が高く、その背景には、企業が雇う期間を決定する契約職労働者のような非正規の雇用や、中小企業に勤める人の待遇、自身の生活へのジレンマがあることを学びました。

このような問題に対して、民主労総青年特別委員会では「若者が先頭に立って新しい未来を建設しよう」という考えのもと、若者が抱える問題解決のための教育や、多くの人との対話を重視した運動を行なっています。若者が自ら、時代を変えていく必要があるという言葉に心を動かされました。
(政策学部 3回生 曽我理央)


〈午後〉
保健社会研究院青年政策研究センターの金ムンギルセンター長からお話を伺いました。ソウル市内の大企業に就職するために、良い大学に浪人してでも進学することから、19歳で入学する人が増えてきているということを知りました。

また、韓国の企業は、その仕事を経験したことがあり技術力の高い人を受け入れる傾向にあり、大学在学中に、資格取得や留学などさまざまなことをしなければならず、休学する人が多いことを学びました。そこまでしてソウル市の大企業で働こうとする人がほとんどなので、中小企業や非正規雇用との格差がかなり大きいのだと思いました。

このような問題を抱えている韓国ですが、ソウル市では青年幸福プロジェクトが行われていたり自治体がインターンシップを提供するなど、若者に対する取り組みが行われているということを学びました。

今日まで学んできたことを整理しながら、明日は青年サポーターの方と交流を発展できたらいいなと思います。
(政策学部 3回生 山﨑穂乃花)


講義を終えて、私たちは東大門周辺を観光しました。まずは広蔵市場に行きました。緑豆チヂミやタンタンイ、クァベギなどを食べました!そのあと卸売り市場で買い物をして、駱山公園に行きソウルの夜景を見ました。最後に、東大門デザインプラザのプロジェクションマッピングを見ました。タコの吸盤が舌に吸いつくのが新鮮でおもしろかったです!
(政策学部    3回生    平田未来)


広蔵市場のクァべギ


広蔵市場のユッケナクチタンタンイ


次の記事へ▶「政策実践・探究演習」(海外)韓国PBL 現地レポート④


政策学部では2023年度と2024年度の2ヵ年、アジアプログラムとして「若者政策の日韓比較」をテーマに韓国PBL(担当:安 周永教授)を実施しています。2024年度は13名(3~4回生、大学院生)が受講中です。事前学習で日本の現状を学び、9月1日~8日、ソウルでフィールドワークを行いました。滞在中のレポートをお伝えします。


2024年9月3日(火)

宿泊している明洞から25分ほど歩いて、本日の会場に向かいました。

<午前>
自由土地研究所の南キオップ所長から「韓国の住宅問題と青年住居の現実、そして対策」について講義をいただきました。ソウル市の地価が高騰した理由、住宅投機の問題点、韓国の若者の居住環境など、当事者へのインタビューをもとにしたリアルな話に驚くばかりでした。

<午後>
全国青年政策ネットワークの金ソンギル代表から「全国青年政策ネットワークと青年ガバナンス」について話を聞きました。その後、同ネットワークのメンバーも参加し、韓国と日本の若者に関する質問を交わしました。会場は笑いがあふれて楽しい雰囲気に。チームワークが生まれてきました。(*講義と質疑応答は、逐次通訳をしていただきました)


南キオップ所長(左)と通訳の鈴木明氏(右)


全国青年政策ネットワークの金ソンギル代表とメンバーの方々


日本の学生について尋ねられ笑いも


白熱した質問タイム


以下、受講生の報告です。

〈午前〉
自由土地研究所の南キオップ所長からお話を聞きました。講演の冒頭では、韓国の住宅問題が出生率の低下を引き起こしているという話から始まり、韓国では多くの若者たちが、半地下や屋上など劣悪な環境で生活せざる負えない状況で、恋愛や結婚ができないことを知りました。

その原因として非正規雇用の増加により所得の不平等が挙げられ、家に住むお金がない人、反対に不動産による所得を得る人がいるという現状があります。そして背景には、韓国の福祉の問題や社会構造として家が利益になるといった問題など住宅だけの問題ではなく、前日にお話を聞いた若者政策の問題にも繋がっていて、様々な問題が連鎖している結果が、住宅の問題を引き起こしているのだと感じました。

また、日本との家賃の差の大きさにも驚きました。だからこそ、自分が家に住んでいることは当たり前ではないということを同時に痛感しました。そんな現状の中で、南キオップ所長が言った「土地とは、本来全ての人が所有する権利がある」という言葉が自分の中で印象に残り、住宅問題の解決策の紹介もあり、この不平等な社会を変えていこうという姿勢に共感しました。
(政策学部 3回生 田中優也)


〈午後〉
全国青年ネットワークの方々からお話を聞きました。全国青年ネットワークは2017年に結成されました。人生の移行期にある若者たち250人が連帯しながら、ソウルのみならず地方に住む人も集まり、若者の問題について取り組む団体です。

「若者政策」は10年前は聞きなれない言葉でした。失業率が高かった時代であり、韓国政府が取り組んだのは失業問題でした。2015年に初めて政令基本条例が作られ、政治、経済、社会などあらゆる分野に青年が参加できるようになりました。

全国青年ネットワークの運営体制の話を伺った際、運営執行合わせて10人で組織され、政府からのお金ではなく会員の会費で運営していると聞きしました。若者が積極的に参加し、自分たちの暮らし、不平等の解決に向けた地域の取り組みにとても感激しました。

また、「連帯を求めて孤立を恐れず」という言葉が印象に残りました。日本と韓国の若者政策において、歴史が違えど、日本でも明るい未来に向けて若者が当事者意識を持つ必要があると感じました。

講義を終えて、私は江南を観光しました。高いビルとおしゃれな街並みにとても気分が上がりました。残りの日数もおすすめグルメやショッピングなどを巡り、韓国を満喫したいと思います。
(政策学部 3回生 石田恭瑛)


江南の街並み


お昼にタッカンマリのお店に訪れた様子


次の記事へ▶「政策実践・探究演習」(海外)韓国PBL 現地レポート③


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