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【ポイント】

  • 世界睡眠デー(3月13日)をきっかけに、本学のオウンドメディア「ReTACTION」にて、高原まどか助教の“睡眠教育アプリ”開発ストーリーを公開。親子で楽しめる新しい睡眠学習の形を紹介
  • 保護猫を育てるゲーム感覚で、家族の睡眠データを活用しながら良い睡眠習慣を身につける仕掛けや、AIチャット導入など、情報学ならではの工夫を掲載
  • 本学が2027年に開設を構想する情報学部(仮称)では、こうした「情報×ヘルスケア×教育」のプロジェクトを、地域連携・社会実装と結びつけて発展

 ※設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります

 

 

【本件の概要】
 世界睡眠デー(3月13日)をきっかけに、睡眠の研究者である龍谷大学先端理工学部・高原まどか助教(2027年度情報学部(仮称)就任予定)にインタビューを行いました。
 日本はOECD加盟国の中でも平均睡眠時間が最短とされ、「睡眠負債大国」と指摘されています。睡眠不足は心身の不調だけでなく、学習効率の低下、労働生産性の損失など、多方面に影響を及ぼす社会課題です。高原助教は、自身が睡眠障害に悩んだ経験を出発点に「睡眠の重要性を子どもの頃から理解できる環境づくり」をテーマとして研究を進めており、その取り組みの一つとして、親子で楽しみながら睡眠習慣を学べる「睡眠教育アプリ」を開発しています。
 本アプリは、家族の睡眠状態に応じて保護猫キャラクターが成長する“育成ゲーム形式”を採用し、睡眠データに基づいたフィードバックやAIによる対話機能を備えるなど、楽しさと科学的根拠を両立した設計が特徴です。高原助教は「睡眠改善は短期的な成果よりも習慣化が重要であり、親子のコミュニケーションを促す仕組みが鍵となる」と語ります。
 2027年春に開設が予定されている情報学部(仮称)では、こうした研究を「情報×健康×教育」の領域横断型プロジェクトとして発展させ、地域との協働による実証研究も視野に入れています。本学は今後も睡眠リテラシー向上に資する研究・教育活動を推進し、誰もが健やかに生きられる社会の実現を目指します。

 

 

●記事の目次
1. アプリ開発のきっかけは自身の睡眠障害「同じ悩みを持つ人たちを救いたい」
2. ネコを育てるゲーム形式――エビデンスに基づいた睡眠教育
3.親子のコミュニケーションを促す工夫

 

 

●記事の導入部分 ※Webサイトから抜粋
 龍谷大学先端理工学部の高原まどか助教は、情報工学を専門分野としています。自身の睡眠障害の経験を原点に、「世界一睡眠時間が短いといわれる日本人の意識を、子どもの頃から変えていきたい」という思いから、「睡眠教育アプリ」の研究・開発に取り組んでいます。このアプリは、保護猫を育てながら睡眠習慣を改善していくゲーム形式の内容で、親子で楽しみながら、無理なく継続できる工夫が盛り込まれています。
 今回は、開発のきっかけやアプリに込めた想い、そして今後の展開について話しています。

 


●高原まどか助教


龍谷大学先端理工学部 ※2027年度情報学部(仮称)就任予定
専門分野: 人間情報学・社会情報学
研究課題(長期): 生体情報の分析及びその情報デザインの研究
研究課題(短期): 親子で学ぶ睡眠教育のための協力型育成ゲームの提案
 

〇関連URL
・教員紹介ページ
 https://www.rikou.ryukoku.ac.jp/teachers/takahara.html

 

 


問い合わせ先:龍谷大学学長室(広報) 木村
Tel 075-645-7882  kouhou@ad.ryukoku.ac.jp 


八田与一氏(1930年に完成した烏山頭ダムの建設を指揮)銅像の前で

 国際経済学科大原ゼミ(アジア比較経済論)の2025年度活動紹介の第2回は、2025年8月16~24日に行った台湾研究旅行の紹介です。

 第1回で紹介した岡山県真庭市のフィールド調査で、日本の林業の再興のためのCLT生産を拡大する鍵が海外市場の開拓にあること、そしてその有望な輸出先の一つが台湾であることを理解しました(リンク:【ゼミ活動紹介】経済学部 大原盛樹ゼミ①:岡山県真庭市の林業・木材産業視察【経済学部】)。
 それに基づき、台湾の建築業・建材市場の状況と日本産CLTの販売可能性を理解するため、台湾で現地調査を行いました。
 内容は、①現地大学でのワークショップ(研究発表会)、②企業と政府系組織の訪問調査、③消費者へのアンケート調査、です。もちろん観光も楽しみました。
 9日間で、台北、宜蘭、新竹、台中、嘉義、阿里山、台南と台湾を縦断しました。宜蘭では銘建工業が輸出したCLT建築を訪問し、当時の設計者と現在の使用者に同社の評価を聞きました。日本を代表する建材商社、ジャパン建材の台湾子会社で台湾の建材市場を学びました。またヤマハ発動機と椿本チェインの現地子会社(工場)、さらにハイテク都市、新竹にある工業技術研究院とハイテクパークを訪問し、目覚ましい台湾の産業発展の現場に触れました。
 台中にある逢甲大学で学生同士の研究ワークショップを開催し、現地学生にアンケート調査を実施しました。木質素材をふんだんに使った同校の新校舎を訪問し、その設計を担当した楊副学長にもヒアリングを行いました。
 観光も楽しみました。台湾の以前の林業の中心地であった阿里山の森林を探索し、また日の出を堪能しました。日本植民地時代に建設された嘉南平原の灌漑インフラである烏山頭ダムや台湾で最初の港湾都市である台南もまわりました。
 多数の皆様の献身的なご協力のおかげで、貴重な知見とデータを得ることが出来ました。台湾の皆様の優しく熱いおもてなしをいただき、とても明るく楽しい旅となりました。全員にとって忘れがたい貴重な経験になったと思います。


棗稲田レストラン(宜蘭:銘建工業CLT使用):設計者にヒアリング


逢甲大学(台湾)経済学部で研究発表会


逢甲大学経済学部のメンバーおよび楊副学長と


逢甲大学でアンケート調査


椿本チェイン工場見学(桃園)


工業技術研究院を視察(新竹)


阿里山(嘉義県)頂上のご来光


阿里山国家森林遊楽区の「水山巨木」に圧倒される


安平城堡(台南)


新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
2026年4月1日(水)の履修説明会で履修に関する説明は、行いますが、事前にみなさんも以下の資料に目を通しておいてください。
履修登録は、WEB上の履修登録システムをつかって、ご自身で登録を行っていただきます。


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国際文化学科 新入生用資料


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グローバルスタディーズ学科 新入生用資料


 政策学部では、ヨーロッパの都市において現地大学と連携して国際CBLプログラムを2022年度より開講しています。2025年度は、イタリア・トリノ市において、トリノ工科大学と連携し、グリーン・トランジション政策について学んでいます。2026年3月1日~6日の現地プログラムについて、参加学生の報告を発信しています。

3月6日(金)
【参加学生からの報告】
 11時30分からトリノ工科大学で最終報告会を行いました。分野ごとに3グループに分かれてネイチャーベースドソリューション、ソーシャルジャスティス、フードシステムの順番で発表しました。それぞれの発表の後にトリノ工科大学の先生や学生の方達に感想や質問を頂きました。さらに、発表を聞きに来てくださっていたトリノ工科大学の大学院生の皆さんとお話をしました。その後、13時過ぎに大学近くのレストランに移動し、トリノ工科大学のコーディネーターの先生方がフェアウェルランチを開催してくださいました。

活動内容
 8時20分ごろに朝ごはんを済ませてホテルのロビーで先生たちと合流しました。それからは近くの駅からトラムで10分ほど移動して8時半ごろにトリノ工科大学に到着しました。その後は教室があくまで少しの間みんなとお話しをしながら学校で待機しました。
 教室の鍵が開いた後、9時からの2時間ほどで最終報告会のプレゼンテーションについての最後の準備をしました。その間、各グループで約30分ごとに先生方に助言をいただきました。助言の内容は、主に英語の綴りや定冠詞などの文法ミス、発音の仕方、話すときの速さについてでした。また、プレゼンテーション全体の流れの整理もしていただきました。そうした準備を行っていると時間が足りなくなりました。ですが、トリノ工科大の学生たちの到着が遅れるとのことで、30分ほど時間をおくらせていただき、11時半からプレゼンテーションを始めました。
 私達の発表を行う前に、まずは服部先生からの挨拶がありました。そこでは、私達が龍谷大学の学生であり、京都から来ていることなどが話されていました。服部先生の話が終わってからは私達がネイチャーベースドリューションのグループ、ソーシャルジャスティスグループ、フードシステムグループの順番で発表しました。
 ネイチャーベースドソリューションのグループでは、お互いの国のネイチャーベースドソリューションに対する考え方の違いについて、日本とトリノの政策の違いから自分たちで考察するといった内容で発表を行いました。まず、日本とEUのネイチャーベースドソリューションの定義について発表し、その後に日本とトリノの気温などの特徴について発表して、それぞれの政策の違いの理由について考察しました。   
 ソーシャルジャスティスグループの発表では、講義を通して日本とイタリアのグリーン・ジャスティス(環境的正義)とは何かについて感じたこと、考えたことを発表しました。まず、社会的正義とはを講義を通して私たちなりに捉えたことを発表しました。そして講義内で紹介されたEUでの急速な地球温暖化に対する取り組みの一つであるクライメイトシェルターを踏まえ、日本の事例として、シェルターを防災の観点から発表しました。結論では全ての人にとってより良い政策を行うことは難しく、社会的正義とは一様ではなく、政策を行う際は様々な立場の人々に耳を傾ける必要があると感じたことを発表しました。
 フードシステムのグループでは都市食料政策に着目して発表を行いました。実際に私たちが体験させて頂いたポルタ・パッラツォ・イニチアティブという取り組みやEUで行われているFUSILLIプロジェクトなどを事例として取り上げました。また、日本のグリーンフードシステム戦略を取り上げトリノと京都を比較し、両者の統合が理想的であるのではないかという考察を行いました。質疑応答込みで12時半過ぎにすべてのグループのプレゼンテーションを終えました。そして大石先生やジャンカルロさんの挨拶の後、服部先生が結びの挨拶をしてくださり、最終報告会を終えました。この間に合計で7人のトリノ工科大学の学生が私達の発表を聞いてくれていました。その学生達とはお互いの国のことについて話したり、プレゼンテーションの感想を聞いたりしました。                                  
 お昼にはレストランではタヤリンというピエモンテ州の郷土料理パスタとザバイオネというデザートを食べました。


朝のトリノ工科学校にて


パワーポイントで説明している様子


お昼にいただいたタヤリン

1日を振り返って
昨日準備したパワーポイントを、実際にトリノ工科大学の方に聞いて頂くことができ、とても良い経験になりました。準備の段階で、発表するときにはほんの少しでもジェスチャーをつけることや、ゆっくり話すことなど、先生方からも助言を頂き、普段の発表でも役に立てられるようなことを学びました。直前まで発表メンバーとブラッシュアップを行い、本番では最善を尽くすことができました。
 発表を聞いて下さっている方たちが発表を聞きながら頷きなどの反応を示してくださり、発表内容が伝わっていることを感じれました。質問では私たちが考えていなかった着眼点で私たちの発表を聞いて頂けていたことがわかり、より視野が広まり、学びを深めることができました。例えば、ネイチャーベースドソリューションでは、日本とイタリアで防災とコミュニケーションといった、どの場面に重きを置いているのかに違いがありましたが、そこからNbSはどんな場面でも応用できることを学びました。グリーンジャスティスでは、日本におけるクライメットシェルターには寺社にも可能性があるのではないかで行うことができると思うのかという質問を頂きました。京都には多くの寺が存在しますが、クライメイトシェルターになるのではないかという視点を持っていなかったのでとても興味深い意見を頂くことができました。フードポリシーでは、京都のフードポリシーカウンシルの役割はどのようなものであるのかについての質問をいただきました。プレゼンテーションの終了後には、トリノ工科大学の学生の方々と英語でコミュニケーションをとることができ、刺激を受けました。
 トリノに着いてすぐの頃は外国の方に話しかけることに緊張していましたが、勇気を出して話しかけてみると英語でコミュニケーションをとることの難しさと同時に、同世代の方との国際交流の新鮮さや会話が通じた喜びを得られました。お昼ご飯はピエモンテ州の郷土料理を食べることができ、トリノの食を堪能しました。
 また、今回のプログラムでお世話になったジャンカルロさんやリカルドさんと話すことができ、とても有意義で楽しい時間を過ごすことができました。

渡邉 杏香(政策学部2年生)
波多野 希(政策学部2年生)

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 政策学部では、ヨーロッパの都市において現地大学と連携して国際CBLプログラムを2022年度より開講しています。2025年度は、イタリア・トリノ市において、トリノ工科大学と連携し、グリーン・トランジション政策について学んでいます。2026年3月1日~6日の現地プログラムについて、参加学生の報告を発信しています。

3月5日(木)
【参加学生からの報告】
 午前9時から、3つのグループに分かれ、明日のプレゼンテーションに向けての話し合いや、今まで学んだ講義のまとめ、パワーポイントの作成を行いました。
グループは、①食料政策、②ネイチャーベースドソリューション(以下NbS)、③都市開発、ソーシャルジャスティス に分かれて準備を行いました。私たちは食料政策を担当しました。
 10時半頃に経過報告を行いました。

私たちの食料政策グループは、プレゼンテーションの骨組み作り、リカルド先生の講義のまとめ、実際に行ったマーケットでの様子の写真をまとめるところまで進めました。
・食料政策は「農業政策」だけでなく様々な部門によって推進されること
・都市食料政策の定義・イタリアと日本の解釈の違い
・都市のフードシステムの仕組み
・イタリア(トリノ)の政策
・政策が行なわれた背景
・現地調査の様子・感じたこと
・他のテーマ(NbS、ソーシャルジャスティス)との関連
・日本の事例
という構成で進める方針になりました。

 先生にアドバイスを頂き、フードポリシーの中でも大きい役割をもつ大学ができることは何か、ステークホルダーは何か、主体になっている人が誰なのか、トリノ市が実際に地域に出て、地域の一番近いところから声を聞いてプロジェクトをしていること、市町村などの自治体のアプローチを構成に加えることになりました。
 また、フードポリシーの背景や、日本とイタリアの背景の違い、どうしてこの政策が必要なのか、自分が納得するような形でまとめると良いとコメントを頂きました。そして、ネットで入手できる範囲でも情報を集め、実際にマーケットに行って自分たちが気づいたことを取り入れることによって、発表にリアリティが出せると考えました。
 NbSのグループはNbS の定義を自分たちで再確認し、発表の流れの話し合いを行っていました。彼女たちはNbSの定義を、「開発などで減少したり荒廃した自然に新しく手を加えたりして元の自然以上の状態にして、貧困者などの脆弱者のことを考慮した気候変動の対応方法を考えること。また、誰でも利用できるコミュニティの場を作ること。」と定め、これからヨーロッパと日本の事例の比較をしようとしていると話していました。先生たちから頂いたアドバイスを元に、暑すぎて亡くなってしまう人たちが多いことについての自分たちの考え、NbSの背景、日本がなぜできていないかの考えをまとめ、パワーポイントを作成する見通しだそうです。
 ソーシャルジャスティスのグループは、ソーシャルジャスティスについて自分たちで再考、授業をまとめて構成を組み立てていました。日本におけるソーシャルジャスティスの範囲が広いため、考えるのが難しい様子でした。事例を絞って、比較を行う必要がありました。日本の点字ブロックがソーシャルジャスティスに含まれるのではないかという案を自分たちで出し、発表の導入として使う予定だそうです。クライメットシェルターに着目し、日本ではエアコンが設置されている家が多いため、あまり必要でないから意識が低いこと、逆に、日本特有の自然災害や帰宅難民などの危機にも目をつけて比較していく様子でした。
 昼食は大学のカフェテリアで購入。みんなでパソコンとにらめっこしながらサンドウィッチを頬張りました。
 昼食後14時の2回目の経過報告では具体的な内容の修正や補足を行いました。私たちのグループでは日本とイタリアを比較する上で、社会・コミュニティ、経済、持続可能性、環境、社会、安全性など、特定の指標に絞って表を示すことや比較する対象をイタリアと京都に変更し、京都の事例を増やすことを決めました。NbSのグループやソーシャルジャスティスのグループも先生方と相談しつつ、本格的に内容の肉付けに取り掛かっていました。
 20時に学校を出てホテルに戻り、それぞれ活動を再開しました。自分たちが納得いくところまで詰めてスライドを完成させ、明日の午前中に最終確認と発表練習を行う予定です。


グループごとに発表準備をしている様子①


グループごとに発表準備をしている様子②


本日のお昼ご飯

1日を振り返って
 これまでの数日間、さまざまな面からトリノの「持続可能性」について学んできました。その総まとめとして各グループ発表の準備を進めましたが、改めて自分たちの言葉で政策を再考し、比較し、整理してまとめることの大変さをひしひしと感じました。しかしこの過程を経ることで、今までの学びがより深まり、トリノの取り組みを自分たちなりに理解することができたのではないかと思います。また、他の都市や自分たちの住む地域と比較する視点を持つことで、持続可能な社会づくりについてより具体的に考えることの難しさと大切さを感じることが出来ました。明日の発表ではトリノ工科大学の学生の方々も来てくださるそうです。皆さんに私たちがこの数日間で得た知識や視点をしっかり伝えられたらなと思います。

南部 綾乃(政策学部2年生)
時岡 美菜(政策学部2年生)

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