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 2024年2月6日に龍谷大学深草キャンパスにおいて、本学生物多様性科学研究センターのセンター長である山中裕樹 教授と株式会社フィッシュパスの西村成弘 代表取締役が、「ネイチャーポジティブに寄与する取り組み」について、マスコミに向けて共同記者会見を行いました。
 今回はこのお二人にご登壇いただき、現在世界的にホットな話題となっている、生物多様性についての考え方やその取り組み内容などについて、ご講演いただきます。なお本件は、経済産業省中小企業庁が推進する「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」に採択され、支援を受けている取り組みです。

【開催日時】2024年6月14日(金)15:00~16:30
【開催方法】ハイブリッド開催(対面+WEB)
      対面会場:龍谷大学瀬田キャンパスRECホール
【申込方法】申込受付サイト(Peatix)からお申し込みください。(6/13(木)締切)
      申込受付サイトはこちら
      または、メール、FAXでのお申込みをご希望の方は、以下のチラシ(裏面)を
  ご利用いただき、お申込みください。
      (メール:rec@ad.ryukoku.ac.jp 、 FAX:077-543-7771)
【参  加  費】無 料
【主     催】龍谷エクステンションセンター(REC)

<プログラム>
開会のあいさつ 15:00~15:05
1 15:05~15:45
  「あの川の未来を創ろう~コップ一杯の水で、地域の川をDX」
  株式会社フィッシュパス 代表取締役 西村 成弘
2 15:50~16:30
  「見えないものは守れない?守ろうと思えない?Nature Positiveへ向かうための生物多様性可視化技術」
  龍谷大学 生物多様性科学研究センター長 山中 裕樹 教授


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開催チラシ


今回は、すでに公開している團藤プロジェクトについての記事<法学部企画広報学生スタッフLeD’sインタビュー/『生誕110周年記念特別展「團藤重光の世界-法学者・最高裁判事・宮内庁参与」』を見て(1)【法学部】 | ニュース | 龍谷大学 You, Unlimited (ryukoku.ac.jp)>と関連して、龍谷大学法学部と團藤文庫・プロジェクトとの関係についてなど、このプロジェクトの代表である畠山先生にお話をうかがってきました。
なお、畠山先生のインタビュー記事は、こちらになります。
【法学部企画広報学生スタッフLeD’s】畠山 亮先生インタビュー | ニュース | 龍谷大学 You, Unlimited (ryukoku.ac.jp)



質問1
畠山先生が團藤プロジェクトに参加することになったきっかけについて教えてください。


畠山
團藤重光先生が亡くなる前に、團藤先生が所蔵されていたコレクション、書籍や貴重な資料の全てを寄贈してくださるということで、龍谷大学としては、現在の矯正・保護総合センターが受け入れ先になって、全ての資料を受け入れるということになりました。他にも受け入れ先としてふさわしいところはあったと思うのですが、團藤先生は、一部ではなくて全ての資料を受け入れること、そして受け入れて終わりではなく広く活用してほしいということを大事にしておられまして、それにかなったのが本学でした。今は名誉教授の福島至先生が團藤先生の親戚に当たるということもあって、当初は矯正・保護総合センター、福島先生の下で整理事業が進みましたが、膨大な資料の整理はもちろんのこと、きちんと利活用できるような体制で臨まないといけないという中で、法学部で史資料を扱う法制史が専門の僕に、一緒にやらないかと言われて関わるようになったところから始まります。まあありていに言えば、福島先生が僕の出身大学(※東北大学)の先輩で断れなかったのですが(笑)。

質問2
畠山先生が團藤プロジェクトを通じて経験したこと、面白かったこと、あるいは印象に残ったことなどについて教えてください。


畠山
まず、資料自体が本当に多様なので、最初は単純に「お!こんなのもあるんだ」とか思ったり、團藤文庫の資料に関わること自体が非常に面白かったですね。ところが膨大すぎて、だんだん「これ、どうすんねん」てな感じになっていきます(笑)。もちろんアカデミックで貴重なものもたくさんあるのですが、例えば先生が使われた生活資料などもたくさんありまして、僕は残念ながら、生前にお会いしたことはないですが、團藤重光という人間がどういう人だったのかっていう息遣いのようなものが感じられることが本当に、楽しいですね。僕は刑事法の専門家ではないので、法学的な、刑事法学的な視点というよりも、歴史としての團藤重光、人間・團藤重光との関わりという。
それから、プロジェクトを通じて、普通に自分の研究をしているだけでは出会わなかっただろうなっていうようないろいろな分野の先生とかと知り合いになって勉強させてもらったり、また團藤先生に関わるいろいろなところに出かけて行って、見学とかヒアリングとか様々な経験をさせてもらったりができるということも挙げられますかね。例えば、團藤家にゆかりがある岡山県の備中高梁、岡山市内の少年時代を過ごした場所や生家の跡とか、北海道の遠軽の家庭学校というところに行ったのも、團藤プロジェクトに関わらなければ、絶対に行かなかったろうなっていうところがあって。最近だと、『日本人の法意識』で有名な川島武宜という人の「川島文庫」がある札幌大学に行って、貴重な資料を見せていただいてその保存や公開についてお話を伺えたことはとても印象に残っています。

質問3
去年(2023年)の團藤展において、畠山先生にとっての成果・感想・改善点などについて教えてください。


畠山
團藤展の方は、学生さんとか、お客さんがたくさん来てくださって、しかも、すごく真剣に見て、いろんな感想や質問とかを出してくださったり。(当時1回生の)高橋くんも来てくれましたけども。

高橋
はい。行きました。

畠山
そうした学生の反応などは、印象に残りましたね。福島先生も、特に1回生が素晴らしいと褒めていましたよ。
團藤文庫は法学部の所管ではないのですが、法学部生にとっては、龍谷大学に團藤文庫があるということはすごく意義があることだと思うのです。今回はたまたま團藤展や講演会(があったからみんな知るところとなったけども、知らないまま卒業してしまうことはよくあって、それはもったいないなと。今回、LeD’sのみなさんに、團藤展に関連してインタビューしていただいたのは、もうちょっと龍谷大学法学部生に関わりのあるものとして知ってほしい、というところがありました。
そういう意味では、改善点としては「もっと学生に分かりやすく」というところです。この資料はこういうものです、といった説明をもう少し増やした方がいいかなとは思いますね。みんながみんな専門家じゃないので、1回生とか、全く法律勉強したことない人でもわかるような説明があるといいなという風には思いました。

質問4
團藤プロジェクトを通じて、畠山先生が、ご自身の専門分野である日本法制史の研究のヒントにどのようになったか、教えてください。


畠山
なかなか難しいところではあるんですが、研究面で言うと、僕は、日本法制史でも中世、戦国時代っていう、かなり前の時代が専門なので、現代からかなり遠い時代をやっていますから、いわゆる実定法とか現代法の研究からはだいぶ遠いし、研究手法も、対象にする題材とも、だいぶ離れたものなので、普通にやっていると、一般的な法学研究者と一緒に研究することはなかなかなくて、さらに言えば法制史の中でも、近代法史を専門とする先生方とは結構離れているものなんです。
現代法はもちろんなんですが、法制史としても、明治から始まって、團藤先生の時代、昭和の戦前から戦後にかけてっていうところに関しても、歴史として研究対象にするっていうことが自分にとっても非常に意味があるんだっていうことが分かったということですかね。近代法史の重要性ということについて改めて気付いたということがまず直接的にはあって、それがやがて自分の専門の時代にも繋がってくるんじゃないかな、というところが大きなところです。


法学部企画広報学生スタッフLeD’sインタビュー/畠山先生「團藤文庫・プロジェクトとの関係について」後編【法学部】へ続く


1.武井先生ってどんな人?

Q1.どのような経緯で金沢大学に進学しましたか?

今は移転していますが、当時はお城の中に金沢大学のキャンパスがありました。高校生のとき、金沢を訪れる機会があって、お城の門を通って通いたいな、と思ったからですね。

Q2.大学生のころは、主にどのようなことをしていましたか?

私は当時、学生寮に住んでいました。そこでは自治寮だったので、みんなで会議を開いて物事を決めたりしていました。寮長になったり、毎年寮祭がありました。大学生活イコール寮生活でした。

Q3.先生は学生のころはどのような学生でしたか?

よっぱらいでした。酔った結果、お店のトイレを壊したりもしましたね。サークル活動は勉強系のサークルに入っていました。バイトはたくさんしましたね。建設現場やラーメン屋、家庭教師などですね。

Q4.先生が専攻している労働法の面白さを教えてください。

なかなか一言で言い表すことはできませんが、労働法は抽象的な世界の話ではなく、とても生活に密着した領域です。毎日どこかで労災や残業など労働事件が起こっています。そういうものを法的にどのように捉えるか、といったところでしょうか。

Q5.先生の労働法を専攻するきっかけはどのようなものですか。

金沢大学法学部のゼミは先着順でした。当時、労働法のゼミは人気がなくて、ここなら遅く応募して入ることが可能だったんです。

Q6.大学教授になろうと思ったきっかけはなんですか?

恥ずかしながら大学4年生の時に何も考えていなくて、今の人は大体3回生の初めくらいから就職活動をしますが、全くそういうことはしていなくて、4回生の夏休みにどうしようか、卒業して何をやろうかなと考えても、具体的な目標もはっきりしていなかったのです。ただ、やっと4年生になってから勉強が面白くなってきたので、もう少し勉強をしようかなということで大学院を受験したところ、運よく合格したからです。


2.武井ゼミってどんなゼミ?

Q1.武井ゼミの強みや特徴を教えてください。

普通のゼミだと思います。今年、卒業研究を行う人がいなかったということが、特徴といえば特徴ですかね。皆さんあまり勉強してこないですね。授業の形式は判例百選を読んで発表してもらったり、判決を書くということをやってもらっています。グループに分けて、僕が与えた事案について、原告の主張や被告の主張、事実関係を伝えてグループで話し合って判決をかいてもらう。その書いた判決を発表してもらい、質問をしあうということをやってもらっています。

Q2.ゼミではどのようなイベントがありますか?

特にこれといったことはしていません。希望があればやると言っているんですが、希望がないので。

Q3.ゼミにはどのような学生が来てほしいですか。

誰でも来る者は拒まず、です。まぁ一般論でいえば、やる気のある人ですかね。勉強する気のある人がいいですよね。僕もゼミだけは勉強していたので。

Q4.学生と接するときに気を付けていることや意識していることはありますか?

まぁ最近はパワハラにならないようにですかね(笑)。

Q5.龍谷大学の好きなところはありますか?

好きなところといわれると返答にこまりますね。好きだから来られるというわけでもないですし。まぁ教員についてはやることをやっていれば、ほかに何をしていようが自由なところでしょうか。


3.学生に向けて

Q1.学生に向けてメッセージをお願いします。

年を取ると分かるんですけど、若いうちに勉強をしておいた方が良いですよ。20代前半から20代後半はスポンジに水がしみこむように頭に入ってきますからね。特に語学は勉強しておいた方が良いと思います。


【取材・記事】
柴田 美怜(法学部3回生)
高橋 尚人(法学部2回生)
中川 波音(法学部2回生)


1.金先生ってどんな人?

Q1.立命館大学に進学した理由をお聞かせください。

法学部で法律を勉強したいという夢があって、いくつかの大学を受験したんですけど、当時立命館に行こうと思って、その点では明確な理由っていうのは正直あんまりなかったかなと思います。今から考えたら龍谷大学でも別に何ら問題はないと思っています。

Q2.法学部を選んだ理由をお聞かせください。

色んな本とかテレビなどを見ていて、法律というものは凄く悪い人を断罪する側面というのが一方ではあるんですが、被告人の人からすると自分は犯罪をしていないとかそういう事実と異なるというふうなことで、争うわけですよね。なぜ争うかというと真実を伝えたということ。例えば刑法でいえば、殺人罪で処罰されるのと傷害致死で処罰されるのでは罪の重さが違うんですよね。殺人罪だと一番重い罪は死刑です。そういった様なその人の人生や命に関わることで争うということについて、具体的に調べてみたいなと思ったのが法律を勉強しようと思ったきっかけです。

Q3.バイトやサークルなど、大学時代にしていたことは何ですか?

大学2回までボクシングをやっていたんですよ。ボクシングをやっていて、鼻を2回折っているんですよ。それで2回折ったときに、整形しないといけないぐらい折れてしまって、これ以上やっても限界があると思って辞めた経緯があります。バイトは色々していました。当時は塾の先生はずっとしていました。あと当時はビリヤードが流行っていて、24時間空いているビリヤードの店で夜中もバイトしていました。簡単なんですよね、お客さんが終わったらビリヤードの玉と台を拭く仕事をしていました。

Q4.刑法を研究するきっかけは何ですか?

今から考えるともっと深く考えておけばよかったなと思うんですけど、刑法の教科書の、特に総論の教科書とかを読んでいて、凄く面白さを感じたんですよ。当時は司法試験の受験をしていたので、一応他の領域も勉強していたんですけど、その中でもやっぱり1番刑法が民法とか他の領域よりも学説の対立が鮮明ですよね。そこが非常に僕の関心にぴったりと一致したというのが正直な所です。だから今からすれば、もっと民法の不法行為とか錯誤の問題とかやっていればよかったなというのは思いますね。

Q5.刑法を学ぶこと、調べることなどで意識することは何ですか。

僕の刑法への問題意識の芽生えにもつながりますが、裁判などで争うということが、被告人にとってやはり自分の人生にかかっています。刑法というものは、悪人を処罰することで、他方、国が人の自由や命を奪うこと。だから、できる限り適正に国の権限の行使を制する。そうすることで、僕たちの自由を守るという側面があると思います。単に悪いから処罰するのではなく、法律に違反するから処罰する、という風な意識で判断しましょう。そのときには、また違った法律の面白さが出てくるのではと思います。

Q6.大学教授になった理由を置お聞かせください。

大学4年生ぐらいの頃に、法律に深みがあってすごく魅力的に感じて、もっと勉強したいと思ったからです。法律って、単に条文の解釈だけでなく、その背景にあるその社会的、歴史的な思想、社会情勢が混ざっています。それらを見る中で、世の中を知る1つの基準として刑法を勉強したかったからです。


2.金ゼミってどんなゼミ?

Q1.先生のゼミの特徴や強みは?

ゼミでは円卓を組んで議論をみんなで行います。報告も同様です。1つの事件に様々な視点で、考え方でどのような処罰が適切か議論しています。僕が出したテーマに、班ごとに議論してもらい、議論した上で報告してもらいます。

Q2.どのような学生にゼミに来てもらいたいですか。また、どのような学生向けのゼミですか。

誰が来てもウェルカムです!来るもの拒まず、去るものも追います(笑)。ゼミで単位を取ることだけを目的にするのではなく、1つの専門科目を通じてその法律を見ていくということは人生の中で貴重であることを理解して参加してほしいです。ですので、安易にやめる人には考え直すように促しています。

Q3.ゼミのイベントや企画などはありますか。

レクリエーションの一環としてガンバ大阪の試合を観に行きました。また、大学合同の報告会では3位を獲得しました!合宿はコロナが流行したためでできていません。学生の意見を聞いて開催することはあります。大学で集中的に作業をして、終わってからコンパを開いたりすることはあります。今日の2回生のゼミでは、3回生の人に来てもらって、報告のしかたを教えてもらったり、議論しながらレジュメ作りをしたりしました。


3.学生に向けて

Q1.学生に向けてメッセージをお願いします。

龍谷大学は勉強する環境が非常に整っているので、まず自分で関心のあることを探してください。今の学生はインターネットで探す癖があるので、携帯なしに物事を考えてみてください。そして、ゼミっていうのは、皆さんの人生の中でも1つのことに集中して深く検討できる貴重な機会ですので、積極的に参加してほしいです。


【取材・記事】
柴田 美怜(法学部3回生)
高橋 尚人(法学部2回生)
中川 波音(法学部2回生)


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