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瀬田キャンパスの礼拝施設である「樹心館」内に、切り絵「釈尊伝」、「親鸞聖人伝」(いずれも写真複写)のパネルを掲示しました。
作者の青木正範さんは元龍谷大学職員。釈尊伝、親鸞聖人伝、蓮如上人伝(1985)、 七高僧伝(1986)の四部作(各12枚)の切り絵があり、いずれも2012年~2015年にかけて、宗教部が発行するカレンダーの挿絵に採用されたものです。
なお、樹心館の本尊である阿弥陀如来像も、青木正範氏の作です。是非、ご覧ください。

【切り絵】
釈尊伝 1982年制作、 親鸞聖人伝 1983年制作
青木 正範 作 誓念寺蔵(滋賀県彦根市)








2025年5月23日(金)、オーストリア大学のMazal Wolfgang氏、オーストリア応用化学大学のコンサルタントのMazal Markus氏及び、オーストリア技術大学CEOのMathias Forjan氏をお迎えしました。

本学の法学部 中田邦博教授、先端理工学部長 宮武智弘教授、国際担当の木村 睦教授とグローバル教育推進センター事務部スタッフがお迎えしました。
龍谷大学の歴史や、仏教SDGs(持続可能な社会をめざす上で欠かせない「自省利他」を礎に社会に貢献できる人や活動を生み出すこと)、ネイチャーポジティブやカーボン削減に関する取り組みや成果について説明し、その後、STEAMコモンズやHRC棟研究室を中心に、瀬田キャンパスを案内をしました。
今後の本学との共同研究や技術交流の可能性について協議を続けていきます。


 経営学部・細川ゼミナールでは5月20日、今学期に入って2回目の学外実習を行いました。今回の訪問先は、山科区西野山で農業を営む渡邉幸浩さんです。渡邉さんには毎年、経営学部の特別講義「我が社の経営と京都」で講演いただいています。同時に、ゼミで10年以上前から訪問させていただいています。
 京都は歴史都市、宗教都市、大学都市などの特徴を持ちますが、産業都市でもあります。そのようなもとで特色ある農業が展開されています。それは経営主体の意思によって、個性的な農業経営が行われているということです。市内でも地域が異なると生産品目が大きく異なりますし、農家によっても同様です。
 渡邉さんもそのお一人です。現在でも週2回の「振り売り」が行われ、消費者と密接に結びついています。それは、マーケティングの機能を有していると言えるでしょう。住宅地のなかにある畑では、季節ごとに異なる京野菜が多品種少量生産で栽培され、新鮮なまま直接、届けられています。春には筍、夏にはぶどうも出荷されています。当日は、ぶどうの作業でお忙しそうにされていました。
 訪問時には、畑の中に入れていただき、土壌や水の流れ、そして獣害などについて詳しく説明いただきました。また、農業の多面的機能(洪水防止、水質浄化など)、農業が有する文化的な側面、農家が農地を守る意義、(農業に対する理解を深めるための)関係人口を増やす取り組みについても語っていただきました。参加した学生たちのいろいろな質問にもお答えいただきました。
 細川ゼミでは、京都企業に関するブックレットの作成に取り組んでおり、今回の訪問もその一環です。現場で学ぶ、現場から学ぶことに引き続き取り組んでいきます。
                                 (文責:細川孝)





 社会学部の「社会共生実習(地域エンパワねっと・大津中央)」(担当教員:脇田健一教授)では、滋賀県大津市の中心市街地にある中央学区の住民の皆さまとのコラボを通じて、地域活性化に取り組みます。課題を地域住民とともに学生自身が見つけ出し、その課題解決に向けて活動します。

 これまでに、受講生たちは安孫子邦夫さん(大津市中央学区自治連合会顧問)から中央学区の現状を学び(その様子は【こちら】)、岩原勇気さん(NPO法人BRAH=art. 理事長)から地域と福祉のつながりを学びました(その様子は【こちら】)。

 それらの学びをもとに、5/18(日)に「大津市中央学区」に赴き、実際にまち歩きをおこないました。まち歩きでは、要所で担当教員による解説がなされました。


大津駅の電光掲示板にて

まずは大津駅から出発!
経路を確認しています。


大津駅ロータリー前の看板

座学で勉強した「車石」についての看板がありました。
江戸時代には人・物が行き交い大変栄えていました。大津宿は、東海道五十三次の中で最も人口が多かったと言われています。


道幅も広くなりました

以前は木造住宅が立ちならんでいた狭い通りでしたが、現在は区画整理事業が行われて新しい住宅が立ち並んでいます。高層マンションも建設されています。


「寺町筋」での解説の様子


メモをとる受講生


虫籠窓のある町家

伝統的な意匠を有する町家があちこちにあります。
こちらの町家には2階に「虫籠窓(むしこまど)」がありました。 

 以前と比較して、このような町家は少しずつ減少してきています。街の景観が少しずつ変化してきているのです。町家がなくなった跡には、たくさんのマンションが建設され、若い家族世帯の皆さんが転入されてきています。


「寺町」の琺瑯看板

いたるところで旧町名を記す琺瑯(ほうろう)看板を見つけることができます。これは、NPO法人大津祭曳山連盟が、まちづくり活動の一環として取り付けられたものです。


「上小唐崎町」の琺瑯看板

景観が少しずつ変化していくなかで、旧町名という大切な町の歴史や記憶が風化しないようにとの想いが込められています。


整備された旧東海道

こちらは「旧東海道」の現在の姿です。 
かつての宿場町の歴史を感じ取ることのできる景観に整備がなされた際、電線は地中に埋められました。


中央市民センター前にて

自治会活動の拠点となる「中央市民センター」の位置も確認しました。


石田歯科医院
(登録有形文化財)

登録有形文化財も目に留まります。
こちらは現在「石田歯科医院」として営業されていますが、昭和初期に建てられた洋館です。


大津市旧大津公会堂
(登録有形文化財)

 こちらも登録有形文化財の建物で「大津市旧大津公会堂」です。
 現在は指定管理者制度を活用して先に報告した岩原勇気さんが理事を務めておられるNPO法人BRAH=art.が指定管理者としてこの施設を管理されています。
 旧公会堂2階及び3階は、貸室や貸ホールとして整備され、市民や観光旅行者の方々が交流できるスペースとなっています。
 廊下や交流スペースには町の歴史がわかる古い写真が展示されています。


交流スペースの様子


展示されている写真で歴史を学びました

 京阪の浜大津駅まで行くと「浜大津こだわり朝市」が開催されていました。
 琵琶湖の魚介類や地酒など、滋賀の食をメインに、県内の生産者を中心としたこだわりの産品が揃っています。


「浜大津こだわり朝市」のチラシ


会場の様子

 琵琶湖に浮かぶ沖島の皆さんが、琵琶湖で漁獲した新鮮なワカサギを天ぷらにして販売されていました。教員と学生たちも、この「湖の幸」を味わいました。


パチパチといい音が…


いい香りが漂っていました

 滋賀の地酒を試飲できるブースも設けられており、ここに集う方々との交流も楽しむことができました。


ご来場の方々との交流


可愛いおちょこを見つけました!

 ふと足元に目をやると、歴史を伝えるパネルがあることも。
 こちらは江戸時代に設けられていた近江米の取引所である「大津御用米会所」の解説パネルです。
 当時の石畳が現存しているので当時の米取引の時代の面影を偲ぶことが出来ます。


「大津御用米会所」の解説パネル


現存する石畳


玄関先にちまきを発見!

町家にちまきが飾られているのを見つけることもできます。
これは「大津祭」という湖国三大祭のひとつで国指定の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りで撒かれるちまきです。玄関先につるしておくと、厄除けになると言われています。

 本プロジェクトでは過去にNPO法人大津祭曳山連盟のご協力もと、「大津祭」に参加させていただいたこともあり、関係の深いお祭りです。

 街のあちこちにはお地蔵様が祀られているのを見かけます。丁寧に地域の皆さんがお世話をされていることがわかります。このようなお地蔵様の中には、道路整備や住宅やマンションの建設などの際に出土したものも含まれており、地域で大切にお世話されていることが伺えます。





 江戸時代、「鰻の寝床」と呼ばれるような細長い町家がたくさん立ち並んでいた当時の街並みを想像することができる敷地をよく目にします。間口の狭い敷地にすることで、たくさんの商店が道に沿って商売をすることができました。


素敵な玄関アプローチを見つけました

かつての町家の「庭」は狭かったわけですが、家を建て替えて、町家がなくなった敷地にたくさんの鉢植えを並べて緑を楽しんでおられる様子も拝見できました。軒下に鉢植えを並べておられるお宅もたくさんあります。これも、まち歩きの楽しみのひとつだと思います。


ビルの壁に面影が…!

こちらのコインパーキングではもともとあった町家の面影が、隣のビルの壁に形となって残っているのを発見しました。町家自体は取り壊されましたが、その跡がとなりのビルに「写絵」のように残っているのです。


大津百町館

大津の町家の存在を広く発信し、町の活性化と心地よいまちづくりのために、町家の活用や保存などを目的に発足した市民団体「大津の町家を考える会」の拠点、「大津百町館」の一角をお借りして、昼食を摂りました。この「大津百町館」は、かつての町家の室内の様子がよくわかるようになっています。

 本プロジェクトでは「大津百町館」にも大変お世話になっています。直近では、大津中央学区の地域住民の方々の思い出の場所を撮影した写真を展示した空間で、地域住民たちの交流を目的としたイベント「中央の記憶 レトロ写真展」を開催したことが記憶に新しいです。(その様子を掲載した過去の記事は【こちら】です。)

 まだまだ書ききれないほどの歴史と情緒ある本プロジェクトの実習フィールド「大津市中央学区」。株式会社まちづくり大津が提供されている大津百町まちあるきMAPを見ながらまち歩きするのもお勧めです。

 今回のまち歩きが今年度の受講生たちの活動にどのように影響するのか、今後の展開を見守りたいと思います。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】​をご覧ください。


「スマートシティハッカソン」集合写真


2025年5月24日(土)、ソフトバンク・大津市との連携事業「スマートシティ ハッカソン」のSTEP2が、瀬田キャンパスにて行われました。

5月10日(土)に開催されたSTEP1から2週間、参加者はチームごとに課題をこなしたり、大津市のスマートシティ化について熟考してきました。
Slackを使用して議論をしたり、スケジュールを合わせて集まっているチームも見受けられました。
Slackでは、ソフトバンクのエンジニアと本学の教員、サポート学生や職員が常に相談にのることができる体制を整えていました。

【STEP2のプログラム】
9:15~  全体オリエンテーション(ソフトバンク)
9:30~  ハッカソン経験者からの講演
9:45~  大津市のスマートシティ共通認識整理の発表会
10:15~ ハッカソン
12:00~ 昼食休憩
13:00~ ハッカソン
17:30~ STEP2の進捗状況発表
18:30~ 終了



午前中は、昨年度の「スマートキャンパス ハッカソン」の経験者である田代 圭梧さん(先端理工学部 数理・情報科学課程 4年生)から、「私の経験から伝えたいこと~2024ソフトバンクハッカソンの経験を踏まえて~」と題し、講演をしていただきました。
講演の中では、「ハッカソンの活動を就職活動でどう活かしたのか」や「ハッカソン参加にあたっての注意点」「チーム開発で重要なこと」などをお話しいただきました。
その後、事前にソフトバンクの担当者から提示された事前課題に関する発表をチームごとに行い、ハッカソンに取り掛かりました。


昨年度ハッカソン経験者の講演(田代 圭梧さん)


事前課題発表会の様子


STEAMコモンズでの作業風景


STEAMコモンズでの作業風景


教員と経験者にアドバイスを求める参加者


ソフトバンク担当者にアドバイスを求める参加者


午後からは、引き続きハッカソンを行い、チームごとにプロダクトの作成に励みました。
ハッカソン中には、参加者がソフトバンクのエンジニアやサポート教員、ハッカソン経験者に質問する場面も見られ、活発な議論が繰り広げられました。

STEP2でのハッカソンは、6時間を超えるものとなりました。

次回は2週間後にSTEP3のハッカソンが行われます。
学生達はSlackなどを利用し、次のハッカソンに向けて考えを深め、中間発表の準備を進めます。


▼▽チーム紹介▽▼


五色だんご


Civitas X


M's


ビワッカソン


きなこもち


ぷにぷにラボ


▶2025年度「スマートシティ ハッカソン」のスケジュール
STEP1:5/10(土)瀬田キャンパス
STEP2:5/24(土)瀬田キャンパス
STEP3:6/7(土)  瀬田キャンパス
STEP4:6/27(金)28(土)ソフトバンク竹芝本社

▶2024年度「スマートキャンパス ハッカソン」の取り組み
2024年度に実施したハッカソンの詳細は、特設ページからご確認ください。
また、参加学生へのインタビュー動画を制作しました。学生たちの生の声を是非ご覧ください。


▶ハッカソン(Hackathon)
「ハッカソン(Hackathon)」とは、プログラムの改良を意味するハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語です。
IT技術者がチームを組み、与えられたテーマに対して、定められた期間に集中的にソフトウェアやサービス、モノを開発し、アイデアの斬新さや技術の優秀さなどを競い合うイベントのことです。

▶ソフトバンク株式会社との包括連携協定
龍谷大学は2023年12月15日に、本学のDX(デジタルトランスフォーメーション)への連携・共創を推進する目的で、ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)と包括連携協定を締結しました。
社会課題解決や人材育成を支援する場として整備される龍谷大学京都駅前新拠点の構築などで連携―龍谷大学・ソフトバンク株式会社・LINEヤフーの3者の包括連携協定を締結―

▶今後の情報発信について
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