Need Help?

新着情報

新着情報の一覧

製品情報

ここにメッセージを入れることができます。

3月7日、浜井浩一矯正・保護総合センター長、古川原明子矯正・保護課程委員長らが、法務省保護局を表敬訪問しました。その際に、押切久遠保護局長ら同局の関係者に2024年度矯正・保護課程の活動報告などをおこない、終始和やかな雰囲気の中、懇談しました。



2025年3月1日〜8日、台湾・国立政治大学との国際交流プログラムに、台湾PBLの受講生19名(大学院生、留学生含む)と金紅実准教授、櫻井あかね実践型教育助手が参加しました。滞在中のレポートをお伝えします。

3月4日(水)

午前は、台北市文京区にある木柵市場を通って忠順廊へ行き、国立政治大学宗教学科林副教授から、道教のお宮について話を聞きました。

忠順廊は、猫空と呼ばれる山岳地の茶産業と深いつながりがあり、茶農家や地域住民によって支えらてきたお宮です。日本の神社と共通点が多く、農業や産業、人々の暮らしを守る役割を果たしてきました。レクチャー後の質疑応答では、お宮の影響力は農村と都市で違いがあるのか、日本と同じように若者離れの傾向があるのか、という問い投げかけられました。


林先生の話


お宮の前でレクチャーを受ける


午後は、ロープウェイに乗って猫空山頂へ移動。猫空青年農会の方から、伝統的な茶葉の製造工程を教えてもらったあと、帰郷青年による茶産業の継承、茶葉以外の製品を開発する六次産業について話を聞きました。夜は、農家レストランで歓迎会を開いていただき、学生と教職員が皆で笑いあう楽しい時間を過ごしました。


歓迎会の様子


以下、受講生の報告です。

〈午前〉
お宮に行く道中の木柵商店街を散策しました。この商店街には、国立大学政治大学のUSR(University Social Responsibility=大学における社会的責任)事業で立ち上げられたお店があります。ここで100%純正にこだわった茶種油が販売されていました。店内には商品開発の過程を記載したポスターが掲示され、商品に対する努力と大学連携の軌跡を知ることができました。私の班員も商品を購入し、店員さんの熱心な説明を受け、台湾の方のあたたかさを感じました。

日本においても、大学の役割は学びの場の提供だけでなく、地域社会への貢献が求められています。その一環で龍谷大学ではRECが設置されています。自分たちの通う学び舎と比較しながら、互いの文化に好影響をもたらすヒントを得られるよう学びを深めていきたいと思います。

(政策学部 3回生 一谷美里)


今日の学びを通じて忠順廟の起源について知り、台湾の宗教について大まかに理解しました。忠順廟は1762年に福建省から陳姓の人々によってもたらされ、その後皆で祀るようになりました。宗教のタイプは、自発的なものと義務的なものの二つに分けられます。また、一つの廟には多くの神が祀られており、仏教の神、道教の神、さらには自然の神も含まれています。紹介を聞いた後、台湾と日本の神社の違いの一つは、台湾の神社が政治と関連していることだと分かりました。

(政策学部 院生 賀宇帆)


忠順廟は台湾に数多くある伝統的な廟の一つで、地域の信仰や文化の中心として重要な役割を果たしています。この廟は特に義と忠誠を重んじる精神を象徴しており、歴史的な背景を持つことから、地元の人々に深く信仰されています。

台湾の廟は単なる宗教施設にとどまらず、地域社会の交流の場としても機能している点が興味深いです。特に忠順廟では祭典や伝統行事が頻繁に行われ、参拝者が祈りを捧げるだけでなく、地域住民同士の絆を深める機会にもなっています。こうした場は、都市化が進む現代において、地域のアイデンティティを維持するうえで重要な役割を果たしていると感じました。

また、廟の建築や装飾には、細かな彫刻や鮮やかな色彩が施されており、台湾の伝統美術を体現している点も魅力的です。忠順廟は信仰の場であると同時に、文化遺産としても価値が高く、訪れることで台湾の歴史や精神文化を深く理解できる貴重な場所だと感じました。

(政策学部 院生 范伯淳)


木柵商店街


USR事業で支援している茶種油の店


〈午後〉
台北郊外の木柵区、そして格頭山の南西側に位置する猫空山頂にある茶葉宣伝センターを訪れました。そこで、貓空青年農会の張欣柔さん、張恩沛さん、張安如さん、張依平さんの4名に、茶産業の現状と課題について伺いました。

この地域の茶産業は伝統的な家族経営が多く見られ、茶の栽培から販売までの作業を一貫して行い続けるために、次世代への継承が重要になっています。しかし、製造・加工過程の多い茶産業を引き継ぐには、多大な時間を要します。

そのため、新たにお茶を使ったスイーツなどの商品開発やネット上でのお茶の販売、消費者のニーズへの対応など、時代の変化がある中で、伝統的な茶産業を引き継ぐための工夫をしていました。茶葉の消費が低迷している中で、各農家それぞれのこだわりや戦略を持って、愛され続けるお茶作りを目指しておられる様です。

その後、質疑応答の時間も設けて頂き、より理解を深めることができました。

(政策学部 2回生 農業美弥子、2回生 角美妃)


茶葉宣伝センター到着の様子


猫空青年農会との交流


▶次の記事へ 政策実践・探究演習(海外)台湾PBL 現地レポート(4)


 「龍谷講座」は、“現代社会の要請に応え、龍谷大学における研究の成果を地域社会に還元し、大学の社会的使命の一端を果たすことを目的とする”市民を対象にした無料の公開講座で、1977(昭和52)年から開講しています。本講座は主に本学教員が講師を担当し、時代のニーズに応じたテーマで講座を開催しています。
 今般、以下のとおり開催いたしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

◆仏教の歴史と環境問題-1200年前から受け継ぐ未来へのバトン-◆
▷概要:

 時は平安時代。「植物は生命をもたないので伐採しても問題ない」という立場が仏教界のグローバルスタンダードだった時代に、「植物は人間と同じく生命をもつ存在ではないか」と疑問をもった人々がいました。今から約1200年前の日本で、なぜ植物の生命や殺生の問題がクローズアップされたのでしょうか。
 本講座では、本学心理学部の野呂 靖 准教授が、平安時代から紡がれてきた日本人の環境に対する考え方について講演します。続いて、本学経営学部の眞鍋 邦大 准教授も登壇し、食と農業の観点から現代の環境問題等について紹介するとともに、過去から紡いできたバトンを未来へどう託していくのか、本学の建学の精神でもある「浄土真宗の精神」も踏まえながら対談します。

▷講師:
・野呂 靖<龍谷大学心理学部准教授>
専門分野は、仏教学の「華厳思想」。中世の寺院で行われていた「論義」や「談義」とよばれる相互のコミュニケーションを重視した学習方法を研究。2011年度に龍谷大学講師に就任。2017年度から准教授、2023年度から心理学部へ。有志とともに「認定NPO法人、京都自死・自殺相談センター“sotto”」を設立、理事をつとめる。

・眞鍋 邦大<龍谷大学経営学部准教授>
東京大学経済学部、東京大学大学院 卒業後、リーマン・ブラザーズ証券など複数の外資系金融機関を経て、2012年に小豆島(香川県)へUターン移住。同地で起業し、地域資源の活用をテーマに「四国食べる通信」の立ち上げや地域活性化事業などに携わった。神戸大学の特命講師を経て、2022年4月より龍谷大学経営学部へ。学位は博士(農学)で、食・農・ローカルの領域に研究と実務の両面からアプローチすることをライフワークとしている。

▷日時:2025年3月29日(土)15:00~16:30
▷会場:龍谷大学深草キャンパス(申込者に詳細を案内いたします。)
▷受講料:無料
▷詳細・申込:https://peatix.com/event/4333425/view

<お問い合わせ先>
龍谷大学龍谷エクステンションセンター(REC)
Tel:075-645-7892
E-mail:rec-l@ad.ryukoku.ac.jp



 「龍谷講座」は、“現代社会の要請に応え、龍谷大学における研究の成果を地域社会に還元し、大学の社会的使命の一端を果たすことを目的とする”市民を対象にした無料の公開講座で、1977(昭和52)年から開講しています。本講座は主に本学教員が講師を担当し、時代のニーズに応じたテーマで講座を開催しています。
 今般、以下のとおり開催いたしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

◆仏教の歴史と環境問題-1200年前から受け継ぐ未来へのバトン-◆
▷概要:
 時は平安時代。「植物は生命をもたないので伐採しても問題ない」という立場が仏教界のグローバルスタンダードだった時代に、「植物は人間と同じく生命をもつ存在ではないか」と疑問をもった人々がいました。今から約1200年前の日本で、なぜ植物の生命や殺生の問題がクローズアップされたのでしょうか。
 本講座では、本学心理学部の野呂 靖 准教授が、平安時代から紡がれてきた日本人の環境に対する考え方について講演します。続いて、本学経営学部の眞鍋 邦大 准教授も登壇し、食と農業の観点から現代の環境問題等について紹介するとともに、過去から紡いできたバトンを未来へどう託していくのか、本学の建学の精神でもある「浄土真宗の精神」も踏まえながら対談します。

▷講師:
・野呂 靖<龍谷大学心理学部准教授>
専門分野は、仏教学の「華厳思想」。中世の寺院で行われていた「論義」や「談義」とよばれる相互のコミュニケーションを重視した学習方法を研究。2011年度に龍谷大学講師に就任。2017年度から准教授、2023年度から心理学部へ。有志とともに「認定NPO法人、京都自死・自殺相談センター“sotto”」を設立、理事をつとめる。

・眞鍋 邦大<龍谷大学経営学部准教授>
東京大学経済学部、東京大学大学院 卒業後、リーマン・ブラザーズ証券など複数の外資系金融機関を経て、2012年に小豆島(香川県)へUターン移住。同地で起業し、地域資源の活用をテーマに「四国食べる通信」の立ち上げや地域活性化事業などに携わった。神戸大学の特命講師を経て、2022年4月より龍谷大学経営学部へ。学位は博士(農学)で、食・農・ローカルの領域に研究と実務の両面からアプローチすることをライフワークとしている。

▷日時:2025年3月29日(土)15:00~16:30
▷会場:龍谷大学深草キャンパス(申込者に詳細を案内いたします。)
▷受講料:無料
▷詳細・申込:https://peatix.com/event/4333425/view

<お問い合わせ先>
龍谷大学龍谷エクステンションセンター(REC)
Tel:075-645-7892
E-mail:rec-l@ad.ryukoku.ac.jp



【2025年3月26日更新】
2.の龍谷大学のみの開講科目、3大学開講科目を更新しました(★部分)。
6.の対象科目を更新しました(★部分)。

2025年度に政策学研究科(修士課程・博士後期課程)にご入学予定のみなさまへお知らせです。次の内容をご確認ください。
※本ページは随時更新していきますので、定期的にご確認ください。

2025年度政策学研究科の履修要項をこちらに公開しています。研究科に関する重要な情報が記載されていますので、まずは履修要項を必ずご確認ください。

1.2025年度オリエンテーション期間(4月1日~4月8日)の予定について
・4月2日(水) 11:00~13:30頃 履修説明会(深草学舎和顔館201教室)
※ノートPCもしくはスマートフォン、筆記用具を必ずお持ちください。
・4月2日(水) 15:30~ 入学式(国立京都国際会館 イベントホール(京都市左京区岩倉大鷺町422番地))
・4月6日(日)~4月7日(月) Web履修登録
・4月9日(水)~授業開始
※授業開始までに本学にお越しいただくのは、基本的には4月2日(水)のみです。
健康診断、奨学金説明会参加希望の方はこちらをクリックして日時をご確認ください。学部生のスケジュールと同様です。
※履修説明会、入学式を欠席される方は、3月27日(木)中に政策学部教務課(今井)までご連絡ください。

2.2025年度時間割について
※3月11日時点での情報です。今後変更となる可能性があります。確定版は履修説明会時に配付します。
・時間割表はこちらをクリック
・隔週開講科目は2講時連続で隔週で開講します(多くは6、7講時)。
 具体的な授業実施日が分かる隔週開講科目実施日程表はこちらをクリック
2025年度開講科目スケジュール表を以下に添付します。
※3月時点の情報です。今後様々な理由により変更となることがあります。正確な日程は授業開始後に担当教員に確認してください。
※7月12日(土)京都文教大学提供科目と本学で実施する「論文中間報告会」の開催時間が重複いたします。この点現在調整中です。
※「3大学提供科目のみ」の日程表については「ソーシャル・イノベーション・デザイナー」資格取得希望者のみ確認してください。
※琉球大学提供の一部科目は日程調整中です。

★➀龍谷大学開講科目のみの日程表はこちら
★➁3大学提供科目のみの日程表はこちら


3.政策学研究科 履修説明資料について
・3月11日時点での説明資料です。今後変更となる可能性があります。確定版の資料を用いて4月2日(水)に履修説明会を実施します。
・より理解を深めていただくためにも必ず事前にお目通しください。
・「別紙」と書いている資料については、4月2日(水)に配付します。
​​​​​​修士課程はこちらをクリック
博士後期課程はこちらをクリック


4.コース選択について(修士課程のみ)
・4月3日(木)12:00〆で所属希望コース届を提出していただきます。
・あらかじめ 3. の資料をご覧いただだき所属コースについてご検討ください。

※博士後期課程についてはコース選択はありません。
※協定先推薦入試合格者については提出不要です。

5.修士課程必修科目「特別演習」のクラス(曜日)分けについて
・必修科目である「特別演習」は水曜日6・7講時(隔週)、日曜日1・2講時(隔週)に開講しています。
・修士課程1年生は必ず履修していただきます。
・クラスの割り振りについては、研究計画の内容、学部卒生・社会人・留学生、などを考慮して教務課にておこないます。
・4月2日(水)にクラスを発表します。原則クラスの変更はできませんので、どちらのクラスになっても履修できるようにスケジュールをあらかじめご調整ください。

6.琉球大学、京都文教大学との単位互換制度について
・ソーシャル・イノベーション・デザイナー資格の取得を目指す方については、琉球大学、京都文教大学から提供される科目を履修することが可能です。
・各大学において、授業時間が異なるので注意してください。計画的に履修してください。授業時間については3.履修説明資料をご覧ください。
★・対象科目はこちらをクリック(3月26日時点での情報です。今後変更となる可能性があります。)


7.学内情報システムの利用について
こちらの動画をあらかじめご覧ください。
・履修登録や各種お知らせの確認は「ポータルサイト」を利用します。頻繁に利用するシステムですので操作方法をご確認ください。

8.学年歴
・2025年度の学年歴(授業実施日 休講日など)はこちらをクリック

9.問い合わせ先
政策学部教務課(担当 今井) seisaku@ad.ryukoku.ac.jp


お電話でのお問い合せはこちら

電話番号: