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【本件のポイント】

  • 学生の利用手段として電動アシスト付シェアサイクルを導入
  • 時刻表に縛られない柔軟な移動手段を学生に提供
  • びわこ文化公園や美術館などの近隣施設へ行動範囲が広がることで、学生が新たな世界を発見するきっかけにするとともに、地域の活性化にも寄与


【本件の概要】
龍谷大学は、株式会社Clew、株式会社ドコモ・バイクシェアと連携して、4月1日(月)から、瀬田キャンパスに電動アシスト付バイクシェアサービスを導入します。
本学瀬田キャンパス(滋賀県大津市)に通学する学生は、最寄りの瀬田駅から大学間の路線バスでの往来がほとんどで、学生の行動範囲は限られています。学生生活を更に充実させたいとの思いから、学生の新たな移動手段として、2023年4月から非電動アシスト自転車のバイクシェアサービスを試験導入しました。
その結果、学生のニーズが高いことが分かり、2024年4月より電動アシスト自転車に切り替えて、新たなモビリティシェアサービスを本格導入する運びとなりました。電動アシスト自転車があれば坂道を気にすることなく、キャンパス周辺の滋賀県立美術館やびわ湖文化公園などの近隣施設に行動範囲を広げることができます。今回の導入を機に学生には時刻表に縛られない柔軟な移動手段を提供し、新たな世界を発見していくきっかけにするとともに、地域の活性化にも寄与します。

◆サービス概要
1.サービスの名称 シェアモビリティサービス「CLEW(クルー)」
2.サービス開始日 2024年4月1日(月)
3.サービス規模  自転車台数 : 30台(電動アシスト自転車)
         ポート数 : 3か所※瀬田キャンパス駐輪場、9号館、JR瀬田駅前龍谷大学バス停
サービスの詳細  https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_seta.html#sc


問い合わせ先:龍谷大学 瀬田事務部 田中
Tel 077-543-7710 setajimu@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.ryukoku.ac.jp/


【本件のポイント】

  • 学生が卒業研究で、『枕草子』などの古典に登場する「みくりのすだれ」は“ミクリ”という植物ではなく、“ウキヤガラ”という琵琶湖周辺に自生する植物で作成されていたことを証明。
  • 「みくりのすだれ」とは “ミクリ”の茎を編んで作ったすだれのことと記述される古典注釈書や国語辞典の説明が誤りであると指摘。
  • 3月25日(月)に国立民族博物館准教授と老舗すだれ店と連携することで「みくりのすだれ」を再現。野生から採取したすだれを編むための糸も使用することで「当時の自然利用をリアルに考察」する。


【本件の概要】
 龍谷大学農学部農学科 雑草学研究室の三浦 励一准教授と研究室に所属する学生が卒業研究で『枕草子』や『蜻蛉日記』に登場する「みくりのすだれ」の再現を行います。
本プロジェクトは、卒業研究の一環として「みくりのすだれ」が何の植物で作成されていたかを明らかにする研究です。古典注釈書や国語辞典では“ミクリ”の茎を編んで作ったすだれのことと記述されてきましたが、「みくりのすだれ」はこれまで再現されたことがありませんでした。このようななか、“ミクリ”の茎の形状はすだれにできるようなものではなく、古くに「みくり」と呼ばれたことがある“ウキヤガラ”ならすだれをつくるのに適しているのではないか、と考察する説がありました(細見末雄『古典の植物を探る』1992年)。この説に着目した学生たちが、ウキヤガラ(古名みくり)と当時の技術で本当にすだれができるか、という実験考古学的な発想のもとに「みくりのすだれ」の再現に取り組みました。


ミクリ


ウキヤガラ

ウキヤガラは琵琶湖・淀川に自生する植物であり、学生の藤本剛輝(ふじもと・こうき)さんが琵琶湖を一周するようにしてウキヤガラを探し回りました。すだれを編む糸もウキヤガラの生育地の近くで得られたはずだと想定し、染織研究を専門とする国立民族学博物館の上羽陽子准教授に相談の結果、野生のクズの繊維を用いることになりました。クズのつるを発酵させ繊維をとってよりをかけて糸にする作業は上羽准教授の指導のもと、学生の李恩注(い・うんじゅ)さんが担当しました。また、すだれを昔ながらの手仕事で編んでいく作業については、老舗すだれ店の「京すだれ川﨑」(京都府亀岡市)から協力を得られました。
このような学生2名による試行錯誤と根気のいる手仕事の末に必要なウキヤガラの茎とクズの糸が揃い、試作の結果ウキヤガラから野趣あふれるすだれができることがわかり、実際に「京すだれ川崎」の作業場にて「みくりのすだれ」を再現できることになりました。


クズのつるを発酵させる様子


クズの繊維によりをかける様子

千年の時を超えて再現される「みくりのすだれ」は、『枕草子』で清少納言が田舎を訪れた際に馬の障子やみくりのすだれを見て、風情を感じるシーンで登場します。貴族階級であった清少納言が、当時ですら風情を感じた「みくりのすだれ」を現代人はどのように感じるのでしょうか。すべて平安時代に存在した天然素材で再現することで古典と環境問題の結びつきを捉えなおすきっかけになることが期待されます。

◆作業実施日
日時:3月25日(月)10時作業開始 夕方完成予定。
場所:京すだれ川崎
(京都府亀岡市千代川町千原片ホコ14‐3)
※当日、学生が作業する様子を撮影することができます。


試作を行う様子

問い合わせ先:龍谷大学 農学部教務教務課 新田
Tel 077-599-5601 agr@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.agr.ryukoku.ac.jp/


 社会学部の『社会共生実習(いくつになっても、出かけられる!~高齢者を元気にする介護ツアー企画~)』(担当教員:現代福祉学科 准教授 髙松智画)では、「見て触れて感じよう 春の三井寺ツアー」を企画し、3/17(日)に実施しました。

 介護が必要な高齢の方々に楽しんでいただけるよう、このツアーを実施するまでに、受講生たちは何度も下見やミーティングを重ねて準備をしてきました。
 その奮闘ぶりの一部は【こちら】や【こちら】よりご覧いただけます。


介護ツアーチラシ


介護ツアーチラシ


まずは三井寺に集合


ガイドさんとともに三井寺散策

 まずは三井寺の駐車場に集合し、三井寺の散策を行いました。
 受講生が慣れない車いすを押して砂利の坂道を移動するのはとても大変でしたが、ガイドさんのお話を聞いたり、三井の晩鐘を鳴らしたりして参加者のみなさんは楽しまれているようでした。


砂利の坂道も頑張って車いすを押しました


砂利の坂道も頑張って車いすを押しました

 一行はその後、三井寺の近くにある食事処『疏水亭』へ向かいました。移動時には少し雨が降ってきましたが、それまで慣れない車いすの移動に奮闘していた受講生たちも、『疏水亭』ではホッと一息ついて、お話しながら一緒においしく食事をとることができました。


車いすでの移動時の雨は大変でした


昼食時の歓談の様子

 食事が済むと、次のイベントとなる絵付け体験のため、『びわ湖大津館』に向かいました。
 ここでは参加者のみなさんがマグカップに思い思いの絵や好きな言葉などを描いて、世界に一つだけのマグカップを作りました。


マグカップの絵付け体験の様子


マグカップの絵付け体験の様子

 思っていたより車いすでの移動が大変だったり、受講生が移動するタクシーがなかなか来なかったりなどのハプニングはありましたが、無事に介護ツアーのすべての行程を終えることができました。

 参加者のみなさんには後日記念品のアルバムをお送りします。


記念品を手分けして作成中


記念品として参加者にお渡しする
手作りのアルバム

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


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