Need Help?

SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
13 気候変動に具体的な対策を

13 気候変動に具体的な対策を

気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

気候変動は、あらゆる大陸のあらゆる国に影響を与えています。気候変動は国家経済を混乱させ、生活に影響を与えることで、人々やコミュニティー、国々に莫大なコストを及ぼしています。その影響は現在よりも将来において、さらに大きくなっていきます。気象パターンは変化し、海面は上昇し、異常気象はますます激しくなり、温室効果ガスの排出量は現在、史上最高水準に達しています。対策を取らなければ、世界の平均気温は21世紀全体を通じて上昇し続け、その上昇幅は今世紀中に摂氏3度に達する公算が高くなっています。最も大きな影響を受けているのは、最貧層と最も脆弱な立場にある人々です。

よりクリーンでレジリエント(強靭)な経済へと一気に歩を進められる手ごろで普及可能な解決策は、すでに利用できるようになっています。再生可能エネルギーを利用したり、排出量を削減し、適応への取り組みに資するその他幅広い措置を採用したりする人々が増える中で、変革のペースも速まってきます。しかし、気候変動は国境に関係のないグローバルな課題です。気候変動は、国際レベルでの調整を要する解決策と、開発途上国の低炭素経済への移行を支援するための国際協力をともに必要とする問題なのです。

気候変動の脅威へのグローバルな対応を強化するため、各国はパリで開かれた国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)でパリ協定を採択しましたが、この協定は 2016 年 11 月に発効しています。すべての国はパリ協定で、地球の気温上昇を摂氏 2 度未満に抑えるよう努めることで合意しました。2018年4月現在、175の締約国がパリ協定を批准していますが、気候変動対策のための第1回国内適応計画を提出した開発途上国も10カ国に上ります。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_13.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

2023年度成果と課題

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • 2023年度学生気候会議の開催

    2023年12月2日、16日の2日にわたり、地球規模の気候変動被害など世界各国で喫緊の課題を議論する「龍谷大学学生気候会議」を開催。実行委員会(学生団体OC’s) が気候ネットワーク、京都市総合企画局総合政策室、京都府地球温暖化防止活動推進センターと連携し運営を行い、学部・学年を越えた29名が参加した。本会議で議論された内容をもとに提言書をまとめ、大学に提出する。

    SEE MORE

  • 企業と連携した「クラウド型環境DNA調査ツール」の開発

    全国で川や湖沼の生態系が失われ、漁業協同組合の経営が資源減少や費用高騰で悪化しています。この問題に対し、先端理工学部の山中裕樹准教授は「環境DNA分析」を活用し、生態系の把握と保全を進めています。この技術を活用し「オンライン漁協アプリ」を運営する株式会社フィッシュパスと簡便な調査アプリを共同開発することで、持続可能な自然保護活動を支援しています。

    SEE MORE

  • 龍谷大学3キャンパスで使用するすべての電力が再生可能エネルギー100%へ

    カーボンニュートラル実現への取り組みの一環として、再生可能エネルギーによる電力需給契約に切り替えたことにより、2023年6月から3キャンパスすべての使用電力が100%再生可能エネルギーとなった。西日本の大学では初、複数キャンパスを持つ私立大学では日本初となる取り組み。2024年1月1日からは、全国初の地域貢献型メガソーラー発電所「龍谷ソーラーパーク」で発電する電力を本学で活用することが可能となり、本学で使用する電力の約40%が供給されている。

    SEE MORE

関連する本学の方針・規程