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SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

7 エネルギーをみんなに
そしてクリーンに

手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

エネルギーは、世界がいま直面している主な課題と機会のほとんどすべてで中心的な位置を占めています。

雇用であれ、安全保障であれ、気候変動であれ、食料生産であれ、所得の増大であれ、すべての人がエネルギーを利用可能にすることは必須です。この目標はその他の持続可能な開発目標とも相互に結び付いているため、その達成に向けた取り組みは特に重要となります。エネルギーへの普遍的アクセス、エネルギー効率の改善、新たな経済と雇用の機会を通じた再生可能エネルギーの利用拡大に注力することは、より持続可能で包摂的なコミュニティーをつくり、気候変動をはじめとする環境問題に対するレジリエンスを高めるうえで欠かせません。

現時点で、およそ30億人がクリーンな調理法を利用できず、危険なレベルの空気汚染にさらされています。また、電力を利用できない人々も10億人弱に上りますが、その50%はサハラ以南アフリカで暮らしています。幸いなことに、過去10年間には水力、太陽光、風力による再生可能電力の利用について前進が見られており、GDP1単位当たりエネルギー使用量も改善しています。

しかし、課題の解決には程遠いため、クリーン燃料とクリーン技術へのアクセスを拡大するとともに、建物や輸送、産業における最終用途への再生可能エネルギーの統合をさらに前進させる必要があります。官民のエネルギー投資も増額する必要があるほか、世界のエネルギー・システムを転換するための規制枠組みや革新的ビジネスモデルにさらに注力することも必要です。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_07.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

2022年度成果と課題

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • 廃棄衣料を使ったブロックで家具づくり「京結える(きょうゆえる)」

    龍谷大学生を中心とした学生5名によるチーム「京結える(きょうゆえる)」では、余剰・廃棄衣料のアップサイクルに取り組んでいる。
    2022年度は、龍谷チャレンジに採択され、廃棄繊維をアップサイクルしたブロックの開発、品質の改善を行うとともに、製品の製作、展示、販売、ワークショップ、啓蒙活動を行った。

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  • 「食品ロス問題」解決へ。学内キッチンカーで規格外野菜のメニューを提供

    学生グループNiCHiBle(ニチブル)は、食品ロスの課題を解決するため、規格外野菜を使ったメニューを深草キャンパス近郊の生産者と連携し、規格外野菜を使ったメニューをキッチンカーで提供した。規格外野菜を食べることでフードロスなど農や食に関わる問題を自分ごととして考えてもらえることを目的に活動している。「NiCHiBle(ニチブル)」はユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターのコワーキングスペース「創業支援ブース」に入居し、出店日時の調整などで支援を受けている。

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  • 2022年度学生気候会議の開催

    2022年12月10日、17日の2日にわたり、地球規模の気候変動被害など世界各国で喫緊の課題を議論する「2022龍谷大学学生気候会議」を開催。実行委員会(学生団体OC’s) が気候ネットワーク、京都市総合企画局総合政策室、京都府地球温暖化防止活動推進センターと連携し運営を行い、学部・学年を越えた25名が参加した。本会議で議論された内容をもとに提言書をまとめ、大学に提出する。

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  • 低炭素社会を実現するデジタルマインド・スキルを持った人材を育てることをめざす「アグリDX人材」育成事業

    農学部と先端理工学部が協働し、低炭素社会を実現するデジタルマインド・スキルを持った人材を育てることをめざす「アグリDX人材」育成事業を行っている。この事業は、2022年度の文部科学省の大学改革推進等補助金(デジタル活用高度専門人材育成事業)「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択された。

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