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SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
15 陸の豊かさも守ろう

15 陸の豊かさも守ろう

森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

地球の表面積の30.7%を覆う森林は、食料の安定確保と住処の提供のほか、気候変動との闘いや、生物多様性と先住民の居住地の保護にも鍵を握る役割を果たします。私たちは森林を保護することにより、天然資源の管理を強化し、土地生産性を高めることもできます。

現在、毎年1,300万ヘクタールの森林が失われる一方で、乾燥地の劣化が続いていることにより36億ヘクタールが砂漠化しています。現時点で保護対象となっている陸地は、全体の15%程度にまで達していますが、生物多様性は依然としてリスクにさらされています。人間の活動と気候変動に起因する森林破壊と砂漠化は、持続可能な開発に大きな課題を突き付けるとともに、貧困と闘う人々の生活と生計に影響を及ぼしています。

森林管理と砂漠化対策の取り組みが進められているところです。現在のところ、公平な資源利用を推進する2件の国際協定が実施に移されています。生物多様性を支援する財政投資も行われています。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_15.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • IT技術×メディア戦略×SNSを活用。京都・宇治田原町の地域活性化プロジェクト

    2024年6月~9月、龍谷大学の先端理工学部3年生3名は、宇治田原町の地域活性化に向けたプロジェクトを実施。期間限定バス “宇治やんたんライナー/やんたんライナーコネクト” の公式ホームページ制作や施設情報発信、観光インフラ刷新、SNS活用などを実践しました。2024年11月には、地元商店と連携した秋のマルシェも開催。これらの成果により、バス利用者は1日当たり1.7倍に拡大しました。

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  • 龍谷大学藤岡ゼミ×GOOD NATURE MARKETが未利用資源を活用したアップサイクル商品を共同開発『日本茶に合う 摘果りんごのマドレーヌ』が1/29(水)から販売開始

    2025年1月29日より、龍谷大学の藤岡ゼミとGOOD NATURE MARKETが協働し、未利用資源である「摘果りんご」を使った アップサイクル商品のマドレーヌ 『日本茶に合う 摘果りんごのマドレーヌ』 を発売しました。 このプロジェクトは、2024年春からスタートし、学生たちが市場調査・商品設計・パッケージ開発・情報発信まで一貫して担当。 “捨てられる果実”を価値ある製品に変える実践的な連携事例です。

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  • 龍谷の森における友好森林関係にかかる龍谷大学・台湾農業部林業及自然保育署及新竹分署・里山賽夏との3者の覚書を締結

    2025年2月10日、龍谷大学は台湾農業部林業及自然保育署新竹分署および現地先住民族・里山賽夏とともに、龍谷の森を拠点とした友好森林関係構築に関する覚書を締結しました。 この協定は、2024年3月に本学が国内大学で初めて発表した「ネイチャーポジティブ宣言」の具現化の一環。双方は里山を森林教育や国際交流の場とし、教育・研究連携や自然共生社会の普及を目指しています。

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  • 第4回龍谷大学学生気候会議2024(瀬田)を開催

    2024年11月30日~12月14日、龍谷大学瀬田・深草キャンパスにて **第4回 龍谷大学学生気候会議2024 が開催されました。
    学生会議では、気候変動・大学施策への参画を議論。瀬田キャンパス「龍谷の森」の活用アイデアやカードゲーム形式の演習を通じて、参加者が学び合い意見交換を行いました。この取り組みは、環境に配慮した持続可能な大学運営を促しています。

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  • ネイチャーポジティブにいかに挑むか?京滋エリアの産官学金が連携したシンポジウムを開催

    2025年3月14日、龍谷大学大宮キャンパスで、京滋エリアの産官学金が連携するシンポジウム「ネイチャーポジティブにいかに挑むか」を開催しました。龍谷大学生物多様性科学研究センターの研究者のほか、滋賀県や滋賀銀行、㈱地域環境計画などの関係者が登壇。生物多様性保全に向けた最新の調査報告や企業・行政の取り組み事例に触れ、パネルディスカッションで保全システム構築の可能性を議論しました。

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  • 企業と連携した「クラウド型環境DNA調査ツール」の開発

    全国で川や湖沼の生態系が失われ、漁業協同組合の経営が資源減少や費用高騰で悪化しています。この問題に対し、先端理工学部の山中裕樹准教授は「環境DNA分析」を活用し、生態系の把握と保全を進めています。この技術を活用し「オンライン漁協アプリ」を運営する株式会社フィッシュパスと簡便な調査アプリを共同開発することで、持続可能な自然保護活動を支援しています。

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