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SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
2 飢餓をゼロに

2 飢餓をゼロに

飢餓をゼロに

私たちが食料の生産、共有、消費の方法を考え直す時が来ています。農林水産業は適切に機能すれば、すべての人に栄養豊富な食料を提供し、適正な所得を創出しつつ、人間中心の農村開発を支え、環境を守ることができます。

現状を見ると、私たちの土壌や淡水、海洋、森林、そして生物多様性は急激に劣化しています。気候変動は、私たちが依存する資源をさらに圧迫し、干ばつや洪水などの災害に関連するリスクを高めています。農村で暮らす多くの女性と男性は、その土地で生計を立てられなくなり、機会を求めて都市への移住を余儀なくされています。また、食料不安の結果、数百万人の子どもが深刻な栄養不良による発育不全や低身長症に陥っています。

現時点で空腹を抱える8億1,500万人に加え、さらに2050年までに増加が見込まれる20億人に食料を確保するためには、グローバルな食料と農業のシステムを根本的に変える必要があります。農業生産性を高める能力の強化には、農業への投資が欠かせないほか、飢餓の危険の緩和に資する持続可能な食料生産システムも必要です。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_02.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

2022年度成果と課題

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • 「食品ロス問題」解決へ。学内キッチンカーで規格外野菜のメニューを提供

    学生グループNiCHiBle(ニチブル)は、食品ロスの課題を解決するため、規格外野菜を使ったメニューを深草キャンパス近郊の生産者と連携し、規格外野菜を使ったメニューをキッチンカーで提供した。規格外野菜を食べることでフードロスなど農や食に関わる問題を自分ごととして考えてもらえることを目的に活動している。「NiCHiBle(ニチブル)」はユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターのコワーキングスペース「創業支援ブース」に入居し、出店日時の調整などで支援を受けている。

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  • 2022年度学生気候会議の開催

    2022年12月10日、17日の2日にわたり、地球規模の気候変動被害など世界各国で喫緊の課題を議論する「2022龍谷大学学生気候会議」を開催。実行委員会(学生団体OC’s) が気候ネットワーク、京都市総合企画局総合政策室、京都府地球温暖化防止活動推進センターと連携し運営を行い、学部・学年を越えた25名が参加した。本会議で議論された内容をもとに提言書をまとめ、大学に提出する。

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  • 低炭素社会を実現するデジタルマインド・スキルを持った人材を育てることをめざす「アグリDX人材」育成事業

    農学部と先端理工学部が協働し、低炭素社会を実現するデジタルマインド・スキルを持った人材を育てることをめざす「アグリDX人材」育成事業を行っている。この事業は、2022年度の文部科学省の大学改革推進等補助金(デジタル活用高度専門人材育成事業)「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択された。

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