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SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
2 飢餓をゼロに

2 飢餓をゼロに

飢餓をゼロに

私たちが食料の生産、共有、消費の方法を考え直す時が来ています。農林水産業は適切に機能すれば、すべての人に栄養豊富な食料を提供し、適正な所得を創出しつつ、人間中心の農村開発を支え、環境を守ることができます。

現状を見ると、私たちの土壌や淡水、海洋、森林、そして生物多様性は急激に劣化しています。気候変動は、私たちが依存する資源をさらに圧迫し、干ばつや洪水などの災害に関連するリスクを高めています。農村で暮らす多くの女性と男性は、その土地で生計を立てられなくなり、機会を求めて都市への移住を余儀なくされています。また、食料不安の結果、数百万人の子どもが深刻な栄養不良による発育不全や低身長症に陥っています。

現時点で空腹を抱える8億1,500万人に加え、さらに2050年までに増加が見込まれる20億人に食料を確保するためには、グローバルな食料と農業のシステムを根本的に変える必要があります。農業生産性を高める能力の強化には、農業への投資が欠かせないほか、飢餓の危険の緩和に資する持続可能な食料生産システムも必要です。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_02.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • シングルマザーが笑顔で暮らせる社会を目指して。研究調査でわかった、求められる支援

    日本におけるシングルマザーの就労率は8割以上ですが、ひとり親家庭の貧困率は約5割にも上ります。社会学部 砂脇恵 准教授は社会福祉学を研究しながら、シングルマザーを支援する一般社団法人「シンママ大阪応援団」の理事として活動しています。シングルマザーの生活実態や生の声を広く社会に伝えるため、2024年12月、『ケアがつなぐ連帯―シングルマザーの声が届く社会をめざして』を出版しました。

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  • 第4回龍谷大学学生気候会議2024(瀬田)を開催

    2024年11月30日~12月14日、龍谷大学瀬田・深草キャンパスにて **第4回 龍谷大学学生気候会議2024 が開催されました。
    学生会議では、気候変動・大学施策への参画を議論。瀬田キャンパス「龍谷の森」の活用アイデアやカードゲーム形式の演習を通じて、参加者が学び合い意見交換を行いました。この取り組みは、環境に配慮した持続可能な大学運営を促しています。

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  • 2024年度第2回REC BIZ-NET研究会「シン・イチゴ 苺を美味しく食べていますか? ~苺の品種育成と病害の早期診断技術からのアプローチ~」を開催

    2024年11月7日(木)にREC BIZ-NET研究会を開催しました。テーマは「 苺の品種育成と病害の早期診断技術からのアプローチ」。日本における苺の歴史と奈良県での「古都華」等の品種開発、安定生産のために必要な病害の早期遺伝子診断技術の開発とその実践的な活用事例について講演しました。さらに病害リスクを最小限に抑えるための総合的な管理方法等について紹介しました。講演会後には、講師と参加者による積極的な意見交換が展開されました。

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  • 企業と連携した「クラウド型環境DNA調査ツール」の開発

    全国で川や湖沼の生態系が失われ、漁業協同組合の経営が資源減少や費用高騰で悪化しています。この問題に対し、先端理工学部の山中裕樹准教授は「環境DNA分析」を活用し、生態系の把握と保全を進めています。この技術を活用し「オンライン漁協アプリ」を運営する株式会社フィッシュパスと簡便な調査アプリを共同開発することで、持続可能な自然保護活動を支援しています。

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関連する本学の方針・規程