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環境DNA分析のDNA配列情報から「真のDNA配列」を残して「より正確な遺伝的多様性評価」を可能にする新しい手法を開発
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龍谷ミュージアムでは、秋季特別展「仏教と夢」を9月20日(土)から11月24日(月・祝)まで開催いたします。
展覧会の詳細を公開しましたので、秋季特別展「仏教と夢」特設サイトをご覧ください。
※関連イベントのお申し込みはこちら
・記念講演会 「仏教と夢」 お申し込みフォーム
・トークセッション「〈夢〉がつむぐ宗教世界」 お申し込みフォーム
【展覧会概要】
仏教で“夢”が最初に説かれるのは、仏母摩耶夫人がみた釈尊誕生にまつわる「托胎霊夢」の物語です。誰もがみたことのある“夢”は、仏教の世界観のなかで如何に扱われてきたのでしょうか。
今回の展覧会では、「夢と霊験譚」「仏教経典に説かれる夢」「玄奘三蔵はじめ東アジアの高僧らがみた夢」「儀礼と夢」「夢と聖地」について、紐解いてみたいと思います。
【関連イベント】
◆記念講演会 「仏教と夢」
日 時 9月28日(日)13:30~15:00
講 師 入澤 崇(龍谷大学理事長・元龍谷ミュージアム館長)
会 場 龍谷大学 大宮キャンパス 東黌101教室
※事前申込必要/聴講無料/先着150名/観覧券必要(観覧後の半券可)
※お申し込みフォーム はこちら
◆トークセッション「〈夢〉がつむぐ宗教世界」
日 時 11月9日(日)13:30~15:00
登壇者 鏡 リュウジ氏(京都文教大学客員教授)
平野 多恵氏(成蹊大学文学部教授)
野呂 靖(龍谷大学心理学部教授)
会 場 龍谷大学大宮キャンパス 本館講堂
※会場は2階になります。
エレベーターはございませんので、階段をご利用ください。
※事前申込必要/聴講無料/先着150名/観覧券必要(観覧後の半券可)
※お申し込みフォーム はこちら
◆スペシャルトーク
日 時 10月4日(土)、10月11日(土)、11月15日(土)13:30~14:15
会 場 龍谷ミュージアム101講義室
※事前申込不要/聴講無料/先着50名/当日の観覧券必要
【展覧会のポイント】
【展覧会の概要】
仏教で“夢”が最初に説かれるのは、仏母摩耶夫人がみた釈尊誕生にまつわる「托胎霊夢」の物語です。
誰もがみたことのある“夢”は、仏教の世界観のなかで如何に扱われてきたのでしょうか。
今回の展覧会では「夢と霊験譚」「仏教経典に説かれる夢」「玄奘三蔵はじめ東アジアの高僧らがみた夢」「儀礼と夢」「夢と聖地」について、紐解いてみたいと思います。
1.名称:秋季特別展「仏教と夢」
2.会期:2025年9月20日(土)~11月24日(月・祝)
3.休館日:月曜日(ただし、10月13日(月)、11月3日(月)、11月24日(月)は開館)、
10月14日(火)、11月4日(火)
4.開館時間:10:00~17:00(最終入館受付は16:30)
5.会場:龍谷大学 龍谷ミュージアム 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
6.主催:龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞、読売新聞社
7.入館料:一般1,600(1,400)円、高大生900(700)円、小中生500(400)円
※ ( )内は前売り・20名以上の団体料金
※ 小学生未満無料、障がい者手帳等の交付を受けている方およびその介護者1名は無料
※ 前売券は8月8日(金)~9月19日(金)まで、龍谷ミュージアムHPにて販売。
8.備考:最新情報は龍谷ミュージアムHPをご確認ください。
プレス内覧会は開幕前日の9月19日(金)を予定しています。詳細およびお申込みについては、 別紙をご参照ください。
問い合わせ先:龍谷大学 龍谷ミュージアム事務部
Tel 075-351-2500 ryumuse@ad.ryukoku.ac.jp https://museum.ryukoku.ac.jp
近年、生態系の監視や保全において「環境DNA分析」が注目されています。水や土などの環境中に含まれる生物由来のDNAから、生物の種類や分布を推定できる便利な技術ですが、実際には「ノイズ配列」または「偽のDNA配列」も大量に混ざり込んでしまいます。これは誤った生物種の検出や、多様性の評価ミスにつながる大きな問題でした。
このたび、大妻女子大学家政学部の小関右介准教授をはじめ、本学先端理工学部の山中裕樹教授(生物多様性科学研究センター長)、伊藤 玄博士研究員(生物多様性科学研究センター)、らが関わる共同研究チームは、環境DNA分析のDNA配列情報から「真のDNA配列」を残して「より正確な遺伝的多様性評価」を可能にする、新たな配列フィルタリング手法を考案しました。
また、この手法を広く分野の研究者に利用してもらうために、無償で利用できる統計解析ソフトウェア「R」の拡張パッケージ「gmmDenoise」を開発し、インターネット上に公開しました。
【新手法「gmmDenoise」の開発ポイント】
共同研究チームは、環境DNAメタバーコーディングで得られるDNA配列データに対し、「偽配列と真配列の読み取り数(リード数)分布の差」に注目。これをもとに、統計モデルを用いてノイズを判別し、偽配列を除去する“しきい値”を設定する手法を開発しました。
新たな手法による偽の配列の選別・除去の概念図
今回の研究成果について、Molecular Ecology Resources誌(John Wiley & Sons社)において公表しました。
→詳細はこちらのプレスリリース(2025年8月6日配信)を参照してください。
今回の研究成果に関して、当センターの研究メンバーのコメントを紹介します。
◉山中裕樹教授(本学先端理工学部/生物多様性科学研究センター長)
「環境DNA分析では得られたDNA配列情報が『真の答えかどうか』を厳密に確認することができない場面が多いです。その信頼性を担保するのに、今回のツールは役に立てると思います。同種であっても地域的にわずかに異なる遺伝的背景を持っている生物について詳細に分布域を明らかにするなど、保全の場面で有効だと考えています。」
山中裕樹教授(本学先端理工学部/生物多様性科学研究センター長)
伊藤 玄博士研究員(生物多様性科学研究センター)
◉伊藤 玄博士研究員(生物多様性科学研究センター)
「今回の研究成果は、私がこれまでに取り組んできた、生物の地理的分布と遺伝的多様性の違いを明らかにする研究分野へ環境DNAを適用するために、欠かせない技術になると思います。世界中の研究者に活用されることを願っています。」