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 先端理工学部 応用化学課程 内田欣吾教授研究室の中川優磨氏らの論文が『Materials Advances』誌に掲載されるとともに、ジャーナル掲載号(第3巻第16号)のインサイドバックカバーに選定されました。

※論文のプレスリリースはこちらをご覧ください。

 

【インサイドバックカバー画像】

https://pubs.rsc.org/en/content/articlepdf/2022/ma/d2ma90082c

 


単一有機分子の2つの積み重ね様式から生じる白色発光
結晶が分子内で青と黄の発光現象を同時に行い、白色の蛍光を発する。


付属平安中学校の1年生を対象にした夏の勉強合宿が8月22日と23日にあり、22日は瀬田学舎で一日活動を行いました。龍谷大学で付属平安中学生の勉強合宿を受け入れるのは今回が初めてです。

瀬田学舎を訪れた1年生81名は二つのグループに分かれ、午前中は先端理工学部の教員よる「化学実験」(応用化学課程提供)やSTEAMコモンズの見学を行いました。「化学実験」では、中学校の教科書から「いろいろな気体とその性質」の解説を受け、演示実験では、アンモニアの性質が起こす「アンモニアの噴水実験」を体験しました。

午後からは、農学部教員によるレクチャー「生命と地球の歴史」(資源生物科学科提供)と「植物と虫のコミュニケーション」(植物生命科学科提供)を受講。担当した教員から「地球にはまだまだ解決できていない問題が多々ある。それを解決していくのは皆さんの世代になる。頑張って勉学に励んでいただきたい」とエールを送られていました。

大学での活動後、生徒代表として挨拶に立った女子中学生は「今回多くのことを学べました。ありがとうございました」と感謝を述べていました。瀬田学舎を後にした生徒たちはこの日は滋賀県で一泊し、23日は琵琶湖の水質について学習する予定です。

参加した付属中学校の皆さん、1日非常に濃い内容だったと思います。お疲れさまでした!

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先端理工学部の藤原学教授(応用化学課程)による演示実験の様子


STEAMコモンズの説明の後、施設を見学する生徒たち


農学部の尾形凡生教授(資源生物科学科)による授業の様子


農学部の塩尻かおり教授(植物生命科学科)による授業の様子


瀬田学舎での勉強合宿を終えて大学関係者に御礼を伝える生徒たち


瀬田学舎1号館を背景に記念撮影


滋賀県内の大学・短期大学と高等学校などの関係者が一堂に会する「県内大学・高校懇談会」(主催:滋賀県高等学校等進路指導研究会進学部会)が8月22日、本学瀬田学舎を会場に開催されました。

同会は毎年一度、滋賀県内の大学・短期大学を会場として開かれており、大学からは高大連携の関係者や高校からは学校長や進路指導を担当する教員らが参加しています。

2022年度は「高等学校進学指導の今日的課題 -新しい時代の高大接続の実現に向けた高校教育の進め方-」をテーマに、会場校からの基調講演のあと、分科会に分かれて意見交換を行いました。

会場校である本学からは、基調講演として数学企画部長を務める藤田和弘・先端理工学部教授が「カリキュラム・デザインと数学IR」をテーマに話題提供を行った後、分科会へと移りました。

分科会➀のテーマ「コロナ禍の進路指導の現状と今後の見通しについて」では、コロナ禍において各校さまざまに行われている新入生指導の取組みについて大学・高校間で話し合いが行われ、また、分科会②のテーマ「高大接続改革の動向について」では、  高校教育・大学教育・大学入試の一体改革が進む中での取り組みの現状と課題について話し合いました。

懇談会は2020年度と2021年度はコロナ禍のため中止となっているため、3年ぶりの開催になりましたが、高校と大学・短期大学とが直接情報交換を行える貴重な機会となりました。継続して実施できるよう本学も協力をしていきます。


開催に先立ち会場校として挨拶を行う山崎英恵・高大連携推進室長


藤田和弘・先端理工学部教授の基調講演を聞き入る参加者


 「社会共生実習(お寺の可能性を引き出そう!―社会におけるお寺の役割を考える―)」(担当教員:社会学科教授 猪瀬優理、コミュニティマネジメント学科准教授 古莊匡義)では、前期の学びのまとめとなる活動として、7月に受講生たち自身がお話しを聞きたい方からの講演会、ご活動の現場を拝見させていただきたい寺院におけるフィールドワークを企画・運営しました。


 4月から実施してきた、ご僧侶による講演(浄土真宗本願寺派「子ども・若者ご縁づくり」推進室長・弘中貴之先生)、お寺でのフィールドワーク(訪問順に:浄念寺・西本願寺・一念寺・覚明寺)で得られた学びをもとに、各受講生が自分の関心に基づいてさまざまな活動をされているご僧侶、お寺について調査を進めました。受講生一人ひとりから提案された案をもとに全員で議論し、ご講演は兵庫県尼崎市にある浄土真宗本願寺派・西正寺のご住職・中平了悟先生に、フィールドワークは滋賀県草津市にある浄土宗・西方寺様に依頼することになりました。それぞれの企画を実施させていただくべく、受講生自身が依頼と日程調整を担当して企画・運営を進めました。双方とも、大変ありがたいことにご多忙の中、快く受講生からの依頼を受けてくださいました。


西正寺・中平了悟先生


ご講話を聞く受講生


 西正寺・中平了悟先生には、7月8日に龍谷大学・瀬田学舎にて、1時間半のご講演をいただきました。
中平先生は受講生の希望もあってご自身のご経歴からお話を始めてくださり、「お寺をお寺として、(僧侶を僧侶として)守っていきたい」というお寺における活動の根底にあるお考えをお伝えくださいました。この考えのもと、「無自覚な思想・価値観を相対化する試み」をしたいともお話され、これらのお考えが、西正寺で実施されている専門家の方をお呼びして、地域の方々と社会課題について語り合う「テラからはじまるこれからの、ハナシ(テラハ)」というご活動につながっていることを学びました。
現代社会においては、人が暮らしている地域社会を作る際に、宗教施設が必ずしも必要不可欠なものとはみなされなくなっている状況にあること、このような中、お寺の経営を継続していくことも厳しくなっている現実も改めて教えていただきました。その中で、お寺自体がこれまで担ってきた役割を守りながらも、新たな役割を見出し、担っていく必要性があるという認識を持っておられることを教えていただきました。

中平先生ご自身、地域において様々な活動に参加しその活動を通して、地域の人たちとのつながりを作り、地域の人たちからお寺に企画が持ち込まれる関係性を作ってこられたとのことでした。受講生が関心を持った「カリー寺」という取り組みも、すでに関係があった地域の若者が持ち込んだ話が発端であるということも伺いました。
ご講演を伺う前、受講生たちの関心は、西正寺で地域の方々と連携して実施されている「カリー寺」という一つの活動への興味が中心を占めていましたが、一つの活動の背景にお寺が地域の方々とはぐくんできた歴史やそのお寺を取り巻くより広い社会状況との関係について、改めて考えさせられる時間となりました。

今回の講演を受けて学生からは、以下の感想を聞くことができました。

「中平先生が考える「NPO法人とお寺の役割は似ている」という見方にとても納得しました。地域問題や地域活性化などの最前線で関わりを持ちながら課題を解決していくことも大切だと考えます。しかし地域についてなんらかの支援をしている人を増やすことで地域住民が少しずつ意識を変えて「一人ひとりの生活のなかで地域を助けること」ができるのではないか。見えやすい支援をすることがすべてではなく、目に見えない「思いやり」の支援を大切にしていきたいと考えました。今回の講演はお寺についてだけでなく、地域貢献や地域の課題、これから私たちが地域について考える時の一つの視点になりました。そして中平先生のユーモアのある講義はとても面白く、またお聞きしたいと思いました。」

「新たに様々なお寺の活動や可能性を知ることができました。その中でも、ニュータウンに関するお話がとても興味深く感じました。中平先生によれば、新しい町にとってお寺は必要なものから省かれていて、それはお寺への期待の変化が大きく関わっているとのことでした。そこで、お寺が積極的にお寺の外での活動に関わることで、地域の人にお寺を知ってもらい、お寺のイメージを明るく楽しいものにしていけるなど、さらに先を見据えたお話をされていて、様々な発見がありました。」

「「近いけど当事者ではないこと、語れないことを言葉にできるように」というお話は、お寺という場所から始まる福祉活動ならではの視点と感じました。「地域の困りごとを解決する切り口をお寺で」や「問題が顕在化する前に火消しする」、「アンテナを張る」ということは、福祉で言えば中間支援的な役割を担っていると感じました。困っている人や苦しんでいる人がいても、またそれを助けようとする人がいても、両者を取り持つ人がいなければ繋がることはできず、本当に必要な人に支援が届きません。私自身福祉を学ぶ中で問題や困りごとがあっても、本当に困っている人に支援が届いていないのではないかということは、日ごろからもどかしく感じていた部分でもありました。お寺にそうした双方向のニーズをつなげる役割としての可能性があるということや、お寺を中心に据えることによる地域支援の活性化という力があることを中平先生のお話から考えることができ、大変有意義な時間となりました。」


西方寺・副住職の牧先生からのお話しを聞いている様子


本堂内に置かれているピアノ


 7月17日には、西方寺の副住職・牧哲玄先生・光美様ご夫妻より、西方寺で取り組んでおられる諸活動とその背景にあるお考え、また本堂や広大な境内をご案内いただき、各所に設けられている施設とそこに関わるご活動について教えていただきました。
912年開基というお寺の由緒からお話を伺い、その歴史の上に築かれた伝統をこれからの社会の中で継続し、守っていくために、積極的に行動しながらその具体的方法を模索しておられることが、お寺の各所に形として示されていることから、実感として学ぶことが出来ました。

これまでお寺主催でマルシェを開催、地域住民の方による学習塾やヨガ教室・絵画教室などを実施する場所の提供をされてきました。また、裏山のキャンプ場ではボーイスカウトが活動し、設置されているグラウンドゴルフのコースではお檀家さんだけではなく、近隣住民の方も楽しまれているとのことでした。裏山ではヤギも暮らしており、近隣の子どもさんたちの散歩コースともなっているとのことでした。また、誰でも弾くことのできるストリートピアノが、本堂内と本堂外、そして墓園の一角に建てられたテラス内と計3台設置されており、遠方からもピアニストが弾きに来られるとのことでした。フィールドワーク当日も大阪からピアノを弾きに来られている方がおられました。西方寺のストリートピアノの存在を広めるために、副住職が自ら都市部に設置されたストリートピアノを弾きに行き、訪れた人に名刺を配布したり、撮影した動画をSNSに投稿したり、といった活動もされているとのことです。

このような活動を通して、宗教や世代を越えた地域のつながりを作っておられることを学びました。時代に合わせたお寺のあり方を探っておられるとのことで、墓園においても石材屋さんや葬儀業者さんとも相談しながら合同墓やペット霊園など、人びとの希望に合わせた新たなかたちを提供されていました。


テラス内のピアノ


今回のフィールドワークを受けて、学生たちからは以下の感想を聞くことができました。

「印象的だったことはピアノの存在です。想像を超える可愛さとユーモアのあるお地蔵さんや建物でとても魅力に溢れていました。ピアノの設置のエピソードも興味深く面白かったです。お話の中で「田舎のお寺は足を運んでもらうための話題が必要」という言葉がありましたが、ストリートピアノという形で広告していることに感銘を受けました。様々な生活のニーズに合わせてお寺での供養や仏壇づくり、ペットのためのお葬式などお寺側が変化をもたらすことは檀家さんにとってもとてもありがたく、地域の方に寄り添った大切な視点だと思います。私たちがこれから活動をしていく中で大切なことは「相手のニーズに合わせた」計画だと感じました。」

「ピアノが調律不可能であっても「もうこのピアノは使えないな」と考えるのではなく、「それならホンキートンクピアノとして使おう!」という考えで設置されたのが素晴らしいなと思いました。たくさんのイベントを実施しておられる西方寺さんですが、そのためには檀家さんの理解や説得が必要で、それにしっかり向き合っておられることを学びました。」

「活動やイベントはもちろんですが、檀家様についてのお話についてもたくさんのことを聞くことができ、多くの発見があり印象に残っています。檀家様が積極的にイベントに参加してもらえる工夫をされていて、様々な発見がありとても驚かされました。」

「お話を伺いながら感じたことは、お寺に対する危機意識のようなものがかなりはっきりとあり、それをどうにかするために活動をされているということです。目を引くような社会貢献活動だけでなくお墓にも様々な種類があったことをみて、地域社会のさまざまなニーズをキャッチしたうえで、そのニーズとお寺を関連させるような活動、結果的にお寺の存続につなげられるような活動を考えてされているのだなと感じました。また、自分たちがアンテナを張っているというよりは、アンテナを張っている人を呼び込むというお話が面白いなと感じました。地域社会で必要とされていることを敏感に察知できる人をお寺に呼び込むことによって、地域の中でお寺が一つの交流拠点となることが期待でき、お寺の価値を高めることに繋がっているのではないかと思います。」


お寺の敷地内を案内していただいている様子

自分たちの手で企画した講演とフィールドワークを通じて、事前調査や「相手のニーズを知る」ことの重要性にも気づくことができたようです。中平先生、牧先生ご夫妻に温かくご指導いただいたことで、受講生たち自身が後期から取り組む活動に向けた意欲も高まってきました。
後期からは、受講生自身がお寺と連携した活動を考え、実践していくことになります。そのためのヒントもたくさん与えていただいたご講演とフィールドワークとなりました。


裏山のキャンプ場(ボーイスカウトの活動場所)


社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


 8月19日(金)、文部科学省が主催する大学教育のデジタライゼーションに関するオンラインイベントで、「低炭素社会の実現に向けた食料システム構築のための「アグリDX」人材育成」と題した本学の取り組みについて、大門農学部長が発表いたしました。
 この取り組みは、農学部における「作物生産、農耕地保全、食品加工に関する実習」と先端理工学部における「クラウドコンピューティング等のデジタル技術や、データ分析手法に関する実習」を相互に補完しあい、「食と農」に関わる産業のデジタル化の駆動力となる人材を養成することを目的としています。   
 なお、本件の発表は、文部科学省補助事業「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」および「デジタルを活用した大学・高等教育高度化プラン」の採択校から本学を含む4大学が担当しました。

当日の映像は下記URLから視聴できます。
https://youtu.be/sFe8FhJ97fk



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