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【本件のポイント】
・龍谷大学社会学部の「社会共生実習」で「京都伏見特産品づくりプロジェクト」に取り組む
・伏見の食材を使用した全く新しい名産品の開発や、レシピの提案を行い、その成果を披露
・伏見にゆかりの豊かな食材にこだわることで、伏見のまちおこしに貢献

【本件の概要】
 龍谷大学社会学部社会共生実習の「京都伏見特産品づくりプロジェクト」では、龍谷大学と縁の深い京都伏見ゆかりの食材を使用し、全く新しい名産品やレシピの開発を学生が進めてきました。これまでの成果発表として、試作デモと試作品のお披露目・試食会を下記のとおり開催します。酒蔵で有名な伏見ですが、お酒に加えて、たけのこや九条ネギ、伏見辛唐辛子など、伏見の豊かな食材をふんだんに使用し、今までにない逸品を創り出します。


■お披露目会 開催
日  時 : 2019年12月28日(土) 11時~13時
場  所 : 納屋町コミュニティホールキッチン(京都市伏見区納屋町120番地 2F)
参加対象 : 一般の方々、関係者(ご試食いただける試食品の数には限りがありますこと、ご了承ください)

■名産品の特徴
①学生の豊かな発想と基礎調査で得た知識を生かした今までにない新しさ
②意外と知られていない伏見の食材を使用することで、伏見のさらなるまちおこしを狙う
③伏見の食材にこだわることで、老若男女問わず地元の人に親しんでもらう
また、小麦アレルギーでも食べられる「グルテンフリー」の一品として、試作品の「小龍包」(龍谷大学にちなみ「龍」の文字を当てています)には地元伏見向島産の米粉を使います。

■レシピ提案例
伏見小龍包、セビッチェ、伏見福神漬けetc.


【試作品1】伏見小龍包


【試作品2】ラテンアメリカのマリネ “セビッチェ”を伏見食材でアレンジ

■使用予定の伏見の食材
 寒天、たけのこ、酒かす、九条ネギなど伏見ゆかりの食材を使います。さらに、伏見辛唐辛子、レモン、花な  ど伏見の農家が栽培している材料も使用する予定です。
・食材を提供いただく農家 : 「非営利活動法人 竹と緑」、「花農家 吉川さん」、「向島 宮本ファーム」
・実習受け入れ・協力 : 「日本食育者協会・食育キッチン石黒」(伏見納屋町商店街)


問い合わせ先 : 龍谷大学社会学部 特任准教授 坂本清彦


図書館司書課程では、元八幡市民図書館長出口宏子先生をお招きして、以下のとおり特別講義を実施いたします。

司書課程受講生以外の学生・教職員の皆様の聴講も歓迎いたします。(お申し込みは不要です。)

日時:2020年1月6日(月)5講時

場所:和顔館B104教室

テーマ:「図書館司書としてあるべき姿 ~民主主義と図書館~ 」

講師:児童図書館研究会京都支部代表

   八幡市立八幡市民図書館・男山市民図書館

    元館長 出口宏子先生



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2019年12月1日(日)、京都府立図書館で「法教育フェスタ2019」が行われ、未就学児、学生や一般の方など、約50名が参加しました。
(主催:龍谷大学法情報研究会|共催:犯罪学研究センター/矯正・保護総合センター刑事司法未来PJ/社会科学研究所未公開刑事記録の保存と公開についての綜合的研究PJ/一般社団法人リーガルパーク/京都府立図書館
【イベント概要>>】龍谷大学法情報研究会×京都府立図書館「法教育フェスタ2019」

開会に先立ち、中村有利子氏(本学法学部教務課ローライブラリアン)と村井敏邦氏(龍谷大学名誉教授・弁護士)による挨拶が行われました。中村氏は「法律を学ぶことは堅苦しく、難しいことと思われがち。しかし、本来法律は私たちの暮らしに身近なもので、学ぶおもしろさがあることを本イベントを通じて知っていただきたい」と述べました。村井氏は「法情報の発信は、従来図書館が大きな役割を担ってきた。龍谷大学と京都府立図書館が共同して開催する意義は大きい。本日は、我々と『おもしろくて、たのしくて、ためになる』時間を共に過ごしましょう」と参加者に呼びかけました。


中村有利子氏(本学法学部教務課ローライブラリアン)

中村有利子氏(本学法学部教務課ローライブラリアン)


村井敏邦氏(本学名誉教授・弁護士)による開会挨拶

村井敏邦氏(本学名誉教授・弁護士)による開会挨拶

第1講時は、石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長)による「桃太郎の大罪」が開講されました。昔話でお馴染みの桃太郎。いつの時代も、子どもから大人まで幅広い世代に愛されているキャラクターです。


石塚伸一教授(本学法学部、犯罪学研究センター長、「法教育・法情報」ユニット長)

石塚伸一教授(本学法学部、犯罪学研究センター長、「法教育・法情報」ユニット長)

石塚教授は、はじめに桃太郎の成り立ちや時代背景について解説しました。そのうえで、桃太郎が仲間と共に鬼を倒し、財宝を家に持ち帰った一連の行為は、犯罪に該当することを示唆。仮に桃太郎を裁判で起訴する場合、どのような起訴状を請求できるかも示しました。石塚教授は、桃太郎の時代の法秩序では許される行為も、現代の法秩序に照らし合わせると犯罪に該当することを説明しました。

第2講時は、中村有利子氏による「法情報で身に付けよう護身術!~スマホ編」が開講されました。今や日常生活の必需品スマホ。スマホを上手く活用することで、誰でも手軽に短時間で法情報を検索できる技を説明しました。さらに、近年日本で発生した大規模な災害(台風や震災など)と法律(被災者支援法、災害による行政訴訟など)が密接に関係した事例を紹介。これらから、中村氏は「生活と法は深く関わっている。そのため、暮らしの身近な問題を自分で解決し、自分を守る力(護身術)を身に付けることが大切。その力を身に付けるのに最適な場所こそが図書館である」と述べました。

中村氏の講義をうけ、京都府立図書館職員による図書館の利用説明が行われました。
レファレンス*1、判例・文献検索に役立つ最新データベースの使い方を紹介。図書館を上手く活用することで、知識や情報を増やせること、正しい情報を精査できることを挙げました。結びに「図書館は問題解決に必要な『3つの脈=➀電脈(インターネット、データベース)、➁文脈(書籍、論文、紙媒体資料)③人脈(専門家、司書)』が全て揃った場所。ぜひ有効活用して欲しい」と呼びかけがありました。


「法情報で身に付けよう護身術!」のようす 

「法情報で身に付けよう護身術!」のようす 


京都府立図書館職員による図書館利用説明のようす

京都府立図書館職員による図書館利用説明のようす

オプショナルツアー「京都府立図書館見学」では、図書館職員による案内のもと、普段は目にすることができない閉架の書庫や貴重な図書資料を見学しました。すべて点字で綴られた雑誌、京都府内の市町村に蔵書を貸し出す作業部屋「市町村支援室」、集密書庫を見せてただきました。見学ツアーで反響が大きかったのは、マイクロフィルムと自動化書庫でした。職員が取り出したマイクロフィルムに目を凝らすと、そこには明治時代の新聞が。新聞は、明治時代から現代までマイクロフィルムに保存されているそうです。貴重な資料が地域の図書館に収められていることを知りました。自動化書庫では、30万冊に及ぶ図書を全て機械が自動的に整理する様子を見せていただきました。無人で大量に図書を整理する風景は、まるで工場そのもの。なかには、映画に出てくる近未来の図書館のようだだと例えた方も。初めての体験に参加者からは驚きの声が挙がりました。


京都府立図書館の書庫(通常非公開ゾーン)

京都府立図書館の書庫(通常非公開ゾーン)


京都府立図書館の書庫(通常非公開ゾーン)

京都府立図書館の書庫(通常非公開ゾーン)


水知せり氏(漫画家)

水知せり氏(漫画家)

昼食を食べながら法律を学べるのも「法教育フェスタ」ならでは。ランチトーク「漫画で法学」は、水知せり氏(漫画家)が自身の著書である『法律擬人化入門』を用いながら講義を進めました。水知氏は「法律の特徴を捉えて漫画のキャラクターにすることで、より親しみをもって学んでもらえたら」と意図を説明。「今後も漫画を通じて、法律を身近に考える機会を提供していきたい」と抱負を述べました。

第3講時は、金美和准教授(青森中央学院大学経営法学部)による「愉快な国際結婚のなぞなぞ」です。音楽に乗せてクイズ形式で行われた講義を通じて、金教授は国際結婚が可能な例と不可能な例を挙げ、外国法では合法とされる13歳女子との結婚は、人権の観点からどうなのか、参加者に問いかけ、「グローバル化に伴い、日本においても国際結婚が増えてきた。国際結婚に限らず、日常生活において国際私法が関わる場面が今後ますます増えるだろう」と述べました。


金美和准教授(青森中央学院大学経営法学部)

金美和准教授(青森中央学院大学経営法学部)

最終講義「実践!THE模擬裁判」は、今井秀智氏(一般社団法人リーガルパーク・弁護士)と日本学生法教育連合会(USLE)の学生が企画・担当しました。今回の模擬裁判は、単にシナリオを読み
進めるのではなく、会場内で発生した事件を題材にしていることが特徴でした。具体的には、講義開始後、会場に突如不審な人物が現れ、司会者のカバンを奪って会場から逃走。しばらくして、犯人が捕まったとの連絡が。そこに現れたのは、なんと2人の男性でした。背丈や髪型など身体的な特徴も酷似。犯行が一瞬の出来事であったため、参加者のほとんどが記憶を辿っても、どちらが本当の犯人か判別できないほどでした。また、授業の導入に際に、チームごとで伝言ゲームを行いました。

つづいて、この2人の男性のうちどちらかを被告人と決めて裁判を始めます。実際には多数決で決めた方を被告人としました。そして実際の刑事裁判の流れにそって「冒頭手続→証拠調べ手続→検察側の論告→弁護側の弁論→結審」の順で模擬裁判が進行していきました。裁判所の様子をプロジェクターに映し出します。証拠調べ手続では、事件の目撃者である証言や被告人に対し、参加者からシナリオにはない質問が続々と挙がりました。

被害者に対する質問で焦点になったのは、盗難被害に遭った所持品の判別です。その所持品は、同じものが大量に流通されておりましたが、被害者は氏名を記すなど見分けが付く工夫はしていませんでした。逮捕当時、犯人が偶然盗難品と思われる物を所持していただけではないのかという指摘が相次ぎました。被告人に対しては、事件の発生時刻、どこで何をしていたのか、なぜ犯行現場(京都府立図書館)の近くにいたのか、被害者の所持品と同じような物を所持していた理由について質問がなされました。

評議・評決は、参加者を5チームに振り分けて各チームで独自に検討。裁判長役を決めて裁判員裁判のように協議を行いました。判決では、全チームが証拠不十分を根拠に無罪としました。講義の最後に、今井氏は「人の記憶は曖昧なものであることを実感していただけたと思う。たとえば伝言ゲームでは人から聞いた伝え話はアテにならない。だから刑事訴訟法では伝聞証拠は原則として証拠にならないとされている。事実が歪められる恐れがあるからだ。また、目撃証言も必ずしも明確ではない。刑罰という処分を下すには可及的に間違いをなくすためのシステムが必要だ。そのため、裁判では、無罪推定、疑わしきは罰せずという大原則がある。それを皆さんに理解していただき、体験してもらうことが本日の狙いであった」と解説しました。


今井秀智氏(一般社団法人リーガルパーク・弁護士)と日本学生法教育連合会(USLE)の学生の皆さん

今井秀智氏(一般社団法人リーガルパーク・弁護士)と日本学生法教育連合会(USLE)の学生の皆さん


堀奈津子氏(京都府立図書館職員・図書サービス部長)

堀奈津子氏(京都府立図書館職員・図書サービス部長)

さいごに、堀奈津子氏(京都府立図書館職員・図書サービス部長)から閉会の挨拶が行われました。堀氏は、京都府立図書館で「法教育フェスタ」を開催したことは初の試みであることにふれた上で「法律が日常生活や人生の中で深く関わっているように、図書館は府民と深く関わりがある場所。今日は府民の皆さんが法律について学べただけでなく、我々司書も法律を学ぶよい機会となった。今後も法情報研究会と共同し、このような機会を設けていきたい」と述べ、本イベントを締めくくりました。

「法教育フェスタ」は、広く一般市民に法情報や法教育の楽しさを広げることが目的です。今回、公共図書館で初めて開催することができ、アンケートにも様々な声をいただきました。今回のイベントに対しては、「わかりやすい講義でよかった、いろいろと体験できて楽しかった、法律をとても興味深く楽しく学ぶことができた、自分の記憶の不確かさをあらためて感じ裁判に対する考えも変わった、裁判員の立場で考えることができたことが面白かった、京都府立図書館の見学ツアーがとてもおもしろくよかった」などの声が寄せられました。今後については、「大学でデモ授業があれば参加してみたい、また変わったイベントを企画してほしい、検索スキルを手に入れることは自分では難しいのでもう少しじっくりきいてみたい、他のセクター(京都市、他の図書館や書店、他大学、コンソーシアム)とのコラボレーション企画を実施してほしい」など、継続して実施を希望するご意見をいただきました。


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【補注】
*1 レファレンス
図書館利用者が学習・研究・調査を目的として必要な情報・資料などを求めた際に、図書館員が情報そのものあるいはそのために必要とされる資料を検索・提供・回答することによってこれを助ける業務。


京都府立図書館 外観

京都府立図書館 外観


京都府立図書館 所蔵の法律関係の図書(一例)

京都府立図書館 所蔵の法律関係の図書(一例)


犯罪学研究センター(CrimRC)の研究活動に携わる研究者について、気軽に知っていただくコーナー「犯罪学CaféTalk」。研究の世界に馴染みのない方も、これから研究者を目指す学生の皆さんにも、是非読んでほしい内容です。
今回は、赤津 玲子准教授(本学文学部/犯罪学研究センター対話的コミュニケーション」ユニット研究員)に尋ねました。
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Q1. 赤津先生にとって研究とは何ですか?


「うーん…おもしろいからですかね(笑)1対1ではなく、2、3人を対象とした面接の中で行われているコミュニケーションに興味を持ったことをきっかけに、人と人の繋がり・人間関係に興味を持ち、現在の対話的コミュニケーションの研究を続けています。基本的に臨床心理学における個人面接というのは、クライアントの心の中に抑圧や葛藤等があると思っています。しかし家族療法はスタンスが異なり、問題は人と人の間で起こるものだという風に考えます。そうした経緯から私は、専門的に言えば社会構成主義の立場ですが、ご家族やご夫婦といった複数の方と一緒に考えるようなカウンセリングをしたかったんです。それが複数間で交わされる非言語的コミュニケーションに注目した研究につながりました」

Q2.非言語的コミュニケーションは、どのようなものですか?
「たとえば視線ですね。映像を分析して調査したこともあります。セラピストの視線の向け方で、どのようなコミュニケーションが起こるかといったことを調べていたのです。視線はクライアントとのコミュニケーションにかなり影響すると考えています。例えば、家族面接などで、私がお子さんの方を見るとお父さんも見たり、逆にお父さんの視線を私が追ったりなどです。それによって、お父さんとお子さんの言語的なやりとりが起こったりします。」
「最近では、SNSで行われるコミュニケーションに興味があります。インターネットを介したコミュニケーションというのは今や日常的です。若い方がSNS上で交わしている言語表現は、年配の私達と違ってとても面白いと思います。従来の言語学では理解できない表現です。そういうインターネットを介したコミュニケーションで起こってくる感情と、日常のコミュニケーションで起こる感情とでは違うのではないかと思っています。インターネットを介したコミュニケーションが日常化することは、SNS依存やネット依存といった、悪い意味に捉えられがちですが、保護者が子どもに止めろと言ってもすでに親自身もネット三昧だったりします。ネット依存というものは一概に外から測れるものではありませんからね。ただネットを介した関係というのは、今までとは違う関係になっていくのではないかとは思います。そこにどのような違いがあるかも気になるので、これから研究してみたいと思っています」


Q3. 家族療法で色んな家族と関わってきて、1番印象に残っているエピソードはありますか?
「1番というものではありませんが、カウンセリングが必要ない段階まで回復したご家族に、回復の理由を聞くと、自分なりの答えがあるんです。多種多様な答えがあるのは面白いと思います」

Q4.コミュニケーションをとる際に心掛けていることはありますか?

「カウンセリングでご夫婦やご家族と話す時は『何を1番言いたいのか』『何をして欲しいのか』ということを考えながら聞いたり話したりするようにしています。逆に学生さんと話す時は楽しくコミュニケーションを取るようにしています」


Q5. また、システムズアプローチについての研究もされていると思いますが、システムズアプローチについて教えてください。
「システムズアプローチは、従来の臨床心理学と違って、人の行動や考え方について、関係や状況によって変わる可能性を持っていると考えます。身近な人間関係を捉え直す視点や、共に働く人たちの多様な手のつなぎ方を提供してくれるため、司法領域でも大いに活用することができると思っています」
「また、システムズアプローチの研究を通して面白いなと思ったのは、カウンセリングのやり取りを分析する中で、言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションが分かちがたいものであるとわかったことです。演習で『言語だけで会話をする』『非言語だけで会話をする」というのをやると、学生が『どちらか一方だけでは伝えられないことがある』と言います。従来の言語学の知見だけでは理解できないことが多々あると感じました。コミュニケーションを微細に分析することも大切だし、大きな文脈で解釈する必要もあります。何が起こっているのかを考えるためには、多様な視点が必要であると思います」


Q6. 先生の研究は将来どう役に立つと思いますか?
「カウンセリングですね。たとえばご夫婦面接であったり、ご家族面接であったり、やはり1対1の個人面接とは違うので、複数間で行われるカウンセリングや多職種との協働に、自分の研究が役に立つことが出来たらいいなと思います」



赤津 玲子(あかつ れいこ)
本学文学部/犯罪学研究センター対話的コミュニケーション」ユニット研究員)
<専門分野>
システムズアプローチ、Family Therapy、コミュニケーションおよび言語学、心理学研究法
https://www.let.ryukoku.ac.jp/teacher/akatsu2.html


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