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【本件のポイント】

  • マーケティングの手法による課題解決に取り組む藤岡ゼミと新商品を共同開発した早和果樹園とは2015年度から産学連携プロジェクトを実施
  • ゼミテーマの「未利用資源の活用」の一環として、早和果樹園の商品製造時に出る製造副産物のみかん果皮を使用。アップサイクル商品で未利用資源の削減を目指す
  • ゼミ生が顧客設定、コンセプト開発、商品試作、素材選定、パッケージデザイン、テスト販売、プロモーションと一連のマーケティング活動に取り組む
     

【本件の概要】
 龍谷大学経営学部藤岡ゼミは、マーケティングの手法による課題解決に取り組み、地域課題の解決に向けた農産物による商品開発や情報発信を行っています。新商品を共同開発する和歌山県有田市の早和果樹園とは2015年度から産学連携プロジェクト(※次ページ参照)を行い、「未利用資源の活用」というテーマで協力しています。早和果樹園の主力商品である有田みかん100%ジュースの製造過程で大量に出る製造副産物の「みかんの皮」の有効活用策として、これまで「みかんうどん」、「みかんの皮ドレッシング」、「みかん肌まろ化粧品」を販売してきました。
 この度、新商品として「みかん茶漬け」と「みかん塩」を開発いたしました。これらの商品は、学生たちが販売先のターゲット設定、コンセプト開発、素材選定、パッケージデザイン、テスト販売、プロモーションと一連のマーケティング活動に取り組みました。また、同商品は、普段忙しい社会人をメインターゲットにし、みかん塩は普段の料理にひと手間を加える、みかん茶漬けは風味を楽しめる商品、というテーマで開発を行ってきました。
 販売先は早和果樹園本社にある直営ショップ、とれとれ市場内早和果樹園ショップにて提供されます。また、11月10日に早和果樹園で行われる園地開放イベント「アグリファンフェスタ」での出店販売や龍谷大学藤岡ゼミ生が定期開催するマルシェ、龍谷マーケットプレイスでも販売する予定です。
 みかん茶漬け、みかん塩の販売を通して、みかんの知られていない魅力を知ってもらうこと、また未利用資源という社会問題に興味を持ってもらうきっかけになることを期待しています。

 

【販売概要】
<販売開始日> 2024年11月10日日曜日
<場   所> 早和果樹園本社直営ショップ(和歌山県有田市宮原町新町275-1)
        とれとれ市場(和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2521)
<販 売 商 品>  香りひろがる みかん茶漬け
           香りひろがる みかん塩
<価      格> 各690円(税込み)

 

【※産学連携プロジェクトのきっかけ】
2014年、京都市上下水道局と協力して行った「京(みやこ)の水カフェ」で使用する国産オレンジを使ったオレンジコーヒーの開発に、「早和果樹園」がバレンシアオレンジを提供してくれたことがきっかけです。協賛のお礼に、同園が主催するアグリファンフェスタ(都市と農村の交流を深めるためのみかん収穫体験イベント)のお手伝いで訪れた際、加工品の製造過程で廃棄物として大量に出るみかんの皮に注目しました。「このみかんの皮で学生たちに商品開発をさせてもらえないか」と同社に相談したところ快く承諾いただき、このプロジェクトがスタートしました。

 

「食と農の楽しさを伝えるWEBマガジン~Moglabもぐらぼ~」の藤岡教授へのインタビュー記事より抜粋

農産物の魅力を引き出すマーケティング①廃棄する「みかんの皮」が大変身! |

 

 

【参考】
<藤岡章子教授プロフィール>
龍谷大学経営学部教授。博士(経済学)。京都市出身。専門はマーケティング、事業システム戦略。地域や企業と連携した商品開発やプランディングプロジェクトを多数手がける。2000年、京都大学大学院経済学研究科組織経営分析修了。龍谷大学経営学部専任講師、准教授を経て2015年より現職。2004、2017年ストックホルム大学ビジネススクール招聘研究員


以下から藤岡教授の研究やゼミの活動をご覧いただけます。

  • ポッドキャスト「ReTACTION Radio~知とビジネスと仏教の交差点~」

  #04 実は北欧が最先端。現場から学ぶ「マーケティング」とは

  • 藤岡ゼミ生へのインタビュー記事

  「ぶどう山椒」の新たな価値を創出し、未来へとつなぐ――龍谷大学経営学部商学科の実践的な学び 


問い合わせ先:龍谷大学 経営学部教務課
Tel 075-645-7895  biz@ad.ryukoku.ac.jp  


 2024年10月19~20日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2024年度第4回フィールドワークに学部生16名、石倉研准教授、櫻井あかね実践型教育助手が参加しました。


【千草竹原班】

■10月19日

 学生の提案で秋にイベントを開く予定で進めてきましたが、前回7月のフィールドワークで住民の方と話した結果、よりニーズに即した企画へ修正することにしました。

 新しい企画は、集落のアーカイブ制作です。千草竹原における洲本プロジェクトの活動は11年目になり、長い歴史があります。先輩らが作った成果物も多く、必要な情報を把握することが大変になってきました。一方、千草竹原に移住した人や継業した若い人に必要な集落の歴史や域学連携の成り立ちが、文字として記録されていないという課題もあります。

 そこで、洲本プロジェクトの後輩や千草竹原の若手が引き継ぐことを目的に、Web上にアーカイブをつくることにしました。今回のフィールドワークでは、写真撮影と住民の皆さんへのインタビューを行いました。

 1日目は、集落のすぐ下にある、昭和39年に竣工された洲本市上水道貯水池(竹原ダム)を見に行きました。そのあと千草竹原の集会所に戻り、元洲本市地域おこし協力隊員で現在は千草竹原に住む小林さんに話を伺いました。


洲本市上水道貯水池の入口


小林さんへのインタビュー


■10月20日

 翌日は朝9時からロングトレイルの入口まで行き、山道をすこし歩いてみました。千草竹原で活動を続ける近畿大学の取り組みを理解し、インタビューに役立てるためです。そのあと千草竹原の集会所に戻り、午前と午後にわけて住民の皆さんから話を伺いました。個人の来し方、これまで取り組んだこと、これから挑戦したいことなどを聞き、普段とは違う切り口に話が盛り上がり、笑いがあふれるシーンも。
 最後に、千草竹原ホームページの編集画面を見ながら、集落のアーカイブ記事をどのように入力するか打ち合わせました。


住民の方へのインタビュー


集落のアーカイブ制作について打ち合わせ


【塔下班】

■10月19日

 塔下班は8月の竹イベントを終え、残りの期間は洲本や塔下地域をPRできるような双六作成の企画を検討しています。洲本市内にどのような資源があるかを確認するため、洲本城、大浜海水浴場、レトロこみちなど、洲本市内の散策を行いました。市役所の高橋さんに案内してもらいながら、洲本の歴史や特徴などについて、理解を深めました。当初は、塔下新池周辺の草刈りを手伝う予定でしたが、雨のため予定を変更してのフィールドワーク実施となりました。


洲本城から市内の説明を受ける


レトロこみちの散策


■10月20日

 午前中は、塔下新池田主(たず)である毛笠さんの農作業のお手伝いです。玉ねぎ栽培に使用するネットの洗浄・片付けを行った後は、法面の草刈機であるスパイダーモアーを使った草刈りについて教えてもらいました。前日とは異なり、天気に恵まれた中での作業となりました。


玉ねぎのネットを片付ける


玉ねぎのネットの洗浄


 午後は、前日に引き続き洲本市内の散策を行いました。普段のフィールドワークでは行く機会のない地域の場所を訪れながら、どのような地域資源があるのかを確認しました。今回得られた知見を活かして、今後双六企画を進めていく予定です。


【企業連携班】

■10月19日

 企業連携班では、放置竹林の課題に対応するため、幅広く竹を活用する方法を検討中です。今回のフィールドワークでは、竹を使ったランプシェードと幼竹メンマのアレンジレシピを試作しました。

 1日目は、シェード部分を構成する和紙を用意するため、和紙工房松鹿さんにて紙漉(す)きを行いました。思い思いの着色や装飾を施しながら、一連の和紙づくりを体験することができました。今後は幼竹の皮を使って紙漉きに取り組む予定です。


紙漉きにチャレンジ


和紙に装飾を施す


■10月20日

 2日目は、ランプシェードの骨組み部分を竹を使って作成しました。作成にあたって、あわじ里山プロジェクトの辻さん、大同印刷株式会社の大西さんに工具の使い方や竹の扱い方など多くのアドバイスをいただきました。
 「破竹の勢い」という慣用句があるように、簡単には折れない竹の性質は曲線を形成しづらく、熱を加えたり、細く割ったり、剥いでみたりして、試行錯誤しながら作りました。出来上がった骨組み部分に、前日に作成した和紙を貼り付けますが、これもまた難しい。なかなか思い通りに加工できず、完成は持ち越しとなった人もいました。竹の加工や和紙の貼り付けなどの課題が浮き彫りとなりましたが、12月にこれらの知見を活かして再びランプシェードづくりにチャレンジします。


竹の加工に悪戦苦闘


幼竹メンマを使ったアレンジレシピ


 お昼ごはんには、乾燥メンマを使っておつまみやデザートなど、アレンジレシピ4品を試作しました。引き続き「メンマ」に代わる名称を考えながら、商品開発に取り組んでいきます。


春期休暇を利用し、「親和会海外研修奨学金」で自己成長を!

関心のあるテーマのもとで国際的な知識・見聞を身に付けたいと考えている方、卒業研究の一環や大学で学んだ知識を海外研修により更に深めたい方など、親和会海外研修奨学金を利用し、海外研修を行いませんか?
龍谷大学親和会では、日常の研鑽テーマを海外でより積極的に実証・研修しようとする意欲ある学生を対象に、「龍谷大学親和会海外研修奨学金」制度を設けています。この奨学金は、国際舞台で活躍できる人材の育成を目的としています。
2024年度春期休業期間を利用して実施する海外研修に対し、下記のとおり、親和会海外研修奨学生を募集します。

 本奨学金は研修実施時に、外務省による海外安全情報で「危険情報」または「感染症危険情報」が発出されている地域は対象外となります。(「龍谷大学親和会海外研修奨学金規程」第5条第1項第4号)
 したがって、研修実施直前(出発日の10日前時点)で研修先の国に「危険情報」または「感染危険情報」が発出されている場合、本奨学金は給付されませんので、このことを十分理解した上で応募してください。

1.種類・金額

  1. 自己研鑽コース
    国際的視野を広げるために行う自己研鑽。
    【奨学金額:上限10万円】
  2. 研究コース
    卒業論文・修士論文等、卒業又は修了にかかる研究活動。
    【奨学金額:上限30万円】

2.人数

  1. 自己研鑽コース・・・若干名
  2. 研究コース・・・若干名
    ※2023年度実績:<夏期>採用者数1名/申請者数1名、<春期>採用者数2名/申請者数3名
     2024年度実績:<夏期>採用者数4名/申請者数4名   


3.申請資格

  1. 本学に在学している、学部生・短期大学部生・大学院生(いずれも留学生含む)。
  2. 過去、同一学種(大学・大学院等)で、龍谷大学親和会海外研修奨学生に採用されていないこと。
  3. 海外での研修に必要となる語学力を有していることが望ましいことから、TOEIC、TOEFL、英検等の語学検定の受験を推奨します。

4.対象となる海外研修

  1. 春期休業期間に実施する海外研修
    <学部・短大・大学院:2025年2月2日~3月31日>
  2. 個人で実施する海外研修
  3. 出身国以外で実施する海外研修
  4. 外務省海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)で、「危険情報」が全く発令されていない地域で実施する海外研修
    ※研修実施直前(出発日の10日前時点)で研修先の国に「危険情報」または「感染危険情報」が発出されている場合、本奨学金は給付されませんので、このことを十分理解した上で応募してください。

【本奨学金の対象とならない海外研修】
  1. 大学の講義やゼミでの研修やスタディーツアー等団体で実施する海外研修(民間が行うインターンシップ事業の参加等も含む)
  2. 留学や語学研修にあたる海外研修
  3. 留学生の出身国での海外研修
  4. 観光目的の海外研修
  5. 選考時に本奨学金の趣旨にそぐわないと判断された海外研修

5.採用条件

  1. 奨学金の給付が決まった際は、自費にて海外旅行保険に加入すること。
  2. 研修終了後(帰国後)1ケ月以内に「親和会海外研修報告書」を提出すること。

6.出願書類

龍谷大学HP「学生生活」の「各種申請用紙ダウンロード・手続き」より申請書をダウンロード。


  • ・出発から帰国までの「旅程表」を必ず提出のこと(様式不問)
  • ・旅客運賃見積書(航空運賃・宿泊料)を必ず提出のこと
  • ・TOEIC、TOEFL、英検等の語学検定のスコア所持者はスコア表のコピーを必ず提出のこと

7.出願期間(追加募集)

2024年11月5日(火)~11月22日(金)


8.出願場所

学生部(深草・瀬田)


9.選考

書類審査および面接審査
書類審査の結果は11月下旬に通知します。また、書類審査通過者は12月上旬頃に深草学舎4号館1階学生部(深草)にて面接審査を行います。



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