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 大谷探検隊の成果を、龍谷大学と共同で調査・研究をしている東京国立博物館(東博)で広報を担当する中束達矢氏が10月27日、法学部の専門科目「マスコミ論Ⅱ」で講演し、広く社会におけるミュージアムの役割や研究成果の発信機能について解説しました。
 「マスコミ論Ⅱ」では、法学部の3、4回生が、さまざまな活字、映像などからコミュニケーションのあり方、実際を学んでいます。ゲスト回の前回には、担当の内田孝・非常勤講師が、2019年に世界から3000人規模で専門家が集まって議論した「ICOM(国際博物館会議)京都大会」を素材に、災害や国際紛争が多発する現在、異なる文化を持つ人たちが互いに理解を深める存在として博物館、美術館などミュージアムへの期待が高まっていることを伝え、事前に中束氏への質問提出を必須で求めました。
 講演の冒頭、中束さんは、法学部出身でありながら文学部のゼミを掛け持ちしていたという自身の学生時代を振り返り、「学芸員をはじめとする研究者一色と思われがちな東博ですが、さまざまな職種があり、日々の運営を支えています」と、職場としての東博を紹介しました。東博を始め、京都、奈良、九州、皇居三の丸尚蔵館の5博物館と奈良文化財研究所などでつくる国立文化財機構への就職の経緯、初任地となった京都国立博物館での思い出なども具体的に披露し、受講生たちは就活など身近なテーマに対し、興味深げに耳を傾けていました。
 また、一昨年に東博や国立国際美術館(大阪)などで開かれた特別展「古代メキシコ」展などを例に挙げ、海外からの展示品搬送などには特に神経を使うこと、「主催」「後援」「協力」などの言葉の意味などについても丁寧に説明し、展示会がさまざまな仕事を担うたくさんの人たちによって、はじめて成り立つことを解説したほか、日韓国交正常化60周年記念事業に関わる中、現地での展示内容や作品解説文から感じた両国関係の未来への思いも紹介しました。
 講演では、大谷探検隊による将来品をはじめ、龍谷大学が所蔵し、龍谷ミュージアムなどで展示されている資料には世界的にも注目を浴びる貴重な品々が多いことも語られ、さまざまな視点で文化とコミュニケーションを考えるよい機会になりました。





色も音も、どちらも波として空間を伝わる物理現象だ。
それぞれが異なる周波数や波長を持ちながら、私たちの知覚や環境を構成している。
このイベントでは、目に見える色と耳に聴こえる音が一体となり、
感覚の境界を超えた体験を提供します。
それぞれの作品にあう音楽を選定し、アート作品と音楽を同時に鑑賞することで、
視覚と聴覚が交錯する波紋を生み出します。

会期:11/6(木)-11/18(火)※日曜日を除く
時間:9:00-17:00
場所:龍谷大学 深草キャンパス 和顔館1Fギャラリー
主催:龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター
企画者:松本 拓(龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター研究員)
協力大学:滋賀大学教育学部附属音楽教育支援センターおとさぼ
協力:共創アートプロジェクト「京都ふぉんと」(タカラサプライコミュニケーションズ株式会社)
協力施設:アトリエやっほぅ!!、暮らしランプ(こきゅう+、atelier uuu)、やまなみ工房
問い合わせ先:龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター
     TEL: 075-645-2098 Mail: ysbrc@ad.ryukoku.ac.jp


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【本件のポイント】

  • 龍谷大学 経営学部 藤岡ゼミが、弘前市のりんご生産者および株式会社ビオスタイルと連携し、摘果りんごを活用した新商品を開発
  • フードロス削減と地域経済への貢献を目指す「アップルサイクルプロジェクト」の第一弾
  • 学生が協力農家や加工業者の開拓から商品企画から販促まで主体的に取り組み、地域との協働を実現

 

【本件の概要】
 経営学部 藤岡ゼミは、株式会社ビオスタイル(本社:京都市下京区、代表取締役社長:山下剛史)と連携し、これまで廃棄されてきた「摘果りんご」を活用した新商品「日本茶に合う 摘果りんごのフロランタン」を開発しました。本商品は、りんご栽培の過程で発生するフードロスを削減し、生産者の新たな収入源を創出する「アップルサイクルプロジェクト」の第一弾です。


【商品開発の背景:年間約9割が廃棄される「摘果りんご」に価値を】
 りんごは、おいしく大きく育てるために、収穫までに実全体の約9割を摘み取る「摘果(てきか)」という作業が行われます。この摘果作業は、生産者にとって時間と労力がかかる重労働でありながら、収入にはつながりません。また、摘み取られたりんごは、ほとんどが廃棄されてしまいます。
 この摘果りんごに新たな価値を見出し、生産者の支援とフードロス削減に貢献するため、本プロジェクトを立ち上げました。

 



【商品について:大人向けのほろ苦い新感覚フロランタン】
 本商品には、青森県弘前市産の「サンジョナゴールド」の摘果りんごを使用しています。まだ熟していない摘果りんごは、酸味が強く、甘味がほとんどないのが特長です。この独特の酸味と渋みを活かし、甘さを控えめにすることで、通常のフロランタンとは一味違う、コク深い“大人の味わい”に仕上げました。
 小麦粉の一部を摘果りんごのパウダーに置き換えることで、硬すぎない「ザクほろ」食感を実現。日本茶やコーヒーとの相性も抜群です。

 

【商品詳細】

  • 商品名: 「日本茶に合う 摘果りんごのフロランタン」
  • 価格: 972円(税込)
  • 内容量:90g
  • 販売場所:

・GOODNATURE STATION 1階「MARKET」
・GOODNATURE STATION ONLINE(オンラインショップ)
 https://online.goodnaturestation.com/
・洛北阪急スクエア 11月12日(水)~11月24日(月)

 

<先行販売>

・松屋銀座 10月29日(水)~11月11日(火)
・弘前市りんご公園 11月1日(土)~
 ※11月1日(土)は学生たちが店頭にて販売
 


 

【コメント】
~経営学部 藤岡 章子 教授のコメント~
弘前のりんご生産者や行政の方々と2015年から積み重ねてきた信頼関係があったからこそ今回の商品は実現したと考えています。商品を通じて、摘果りんごという素材の魅力、そしてりんごを育てる生産者や産地について知っていただければ嬉しいです。

~経営学部 藤岡ゼミ 今村 朱里さんのコメント~
今回の商品には、プロジェクト始動当初から挑戦したいと考えていたアイデアを存分に取り入れました。弘前市で収穫したりんごを、弘前市で加工することで、現地に利益を還元する仕組みも実現できました。この商品や今後の活動を通して、摘果りんごの持つ魅力や可能性をより多くの方にお届けできれば嬉しいです。



問い合わせ先:龍谷大学経営学部教務課 (担当者:林・弓場)
TEL: 075-645-7895   Email:biz@ad.ryukoku.ac.jp
 


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