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< 3/21(金)オンライン開催、“傍聴人”はWebから要事前登録>
【本件のポイント】
【本件の概要】
龍谷大学文学部・札埜研究室は、2025年3月21日(金)に「刑事司法未来メタバース法廷」において高校生が対抗する模擬裁判イベント【2025 メタバース高校生「文学模擬裁判」交流戦】を実施します。当大会は2020年8月9日の初開催以来、選手権や交流大会などを含めて今回で14回目の開催で、大会の様子はどなたでも事前申込制で“傍聴”することが可能です。
今回モチーフとした文学作品は芥川龍之介『羅生門』で、ある若者が老婆から着物を奪い取った事件について、強盗罪か緊急避難の成立かを争う内容です(※)。参加校は、独自に作成された教材や関連資料をもとに、検察側、弁護側の立場に立って立証・弁護活動を行うシナリオ創作型の模擬裁判です。今回の交流戦を通して、新しい教育メソッドの普及を図り、その教育手法を通じて日本の刑事司法の未来を支える担い手としての市民が育つことに寄与することを目的とします。
1.実施概要
名称:2025 メタバース高校生「文学模擬裁判」交流戦
日程:2025年3月21日(金)13:00~16:30(※12:45メタバース法廷を開場)
会場:刑事司法未来メタバース法廷(XRCLOUD上で動く仮想空間)
傍聴(参加):無料、定員20名※事前申込制
主催:龍谷大学文学部・札埜研究室、一般社団法人 刑事司法未来
後援:龍谷大学国際社会文化研究所(札埜プロジェクト)、龍谷大学法情報研究会、
オンライン高校生文学模擬裁判選手権実行委員会、刑事弁護オアシス、
株式会社TKC
協賛:清水書院
2. 当日のプログラム(予定)【試合状況により、時間変更の可能性あり】
12:45 メタバース法廷を開場
13:00-13:10 進行・操作説明、事案紹介等
13:10 裁判官入廷
13:15 開廷《「文学模擬裁判」交流戦:
神戸女学院高等部 VS 中央大学杉並高等学校》
15:15 閉廷
15:15-15:30 評議、投票、休憩
15:30 判決言渡し(裁判長)
15:40-16:30 結果発表・講評等
3.出場校 神戸女学院高等学部(兵庫)/中央大学杉並高等学校(東京)
4.裁判官
裁判長・監修:石塚 伸一氏
(一般社団法人刑事司法未来 代表理事、龍谷大学名誉教授、弁護士)
陪 席 裁 判 官:山口 裕貴氏(一般社団法人刑事司法未来 理事)
札埜 和男准教授(龍谷大学文学部)
5.刑事司法未来メタバース法廷
一般社団法人刑事司法未来が開発した仮想空間に作られた法廷で、検察官や弁護人のアバター(分身)になって意見を交わすことができる。最新のVR技術を用い、誰もが裁判官、裁判員、検察官、被告人、弁護人、傍聴人になって「裁判という場」を事前に体験することで、実際に裁判員として参加することに対する不安や疑問を軽減し、より積極的な司法参加を促すことをめざしている。
6.今回の文学模擬裁判のシナリオ(事件のあらすじ)※
元暦元年神無月二十九日酉刻頃、山城国羅生門楼の上において、ある若者が聖柄の太刀を老婆に突き付けて、衣服を奪って逃走するという事件が発生した。検非違使は緊急手配して、若者を逮捕した。若者は20歳くらいであり、天涯孤独で、身寄りもなく、下人として15年間ほど雇われてきたが、京都の衰微の余波を受けて、解雇されたのである。一方、被害者の老婆は死体から髪の毛を奪うという行為をしていた。老婆はなぜ髪の毛を抜いているか、若者から聞かれ、彼女なりの論理を話したようであった。盗みをすることに迷っていた若者はその論理に触発されて、老婆から着物を奪ったとのことであった。
こうして、この事件は、検非違使による捜査が開始され、検察官から京都地方裁判所に起訴状が提出され、公訴が提起された。検察官は強盗罪を主張し、弁護人は着物を奪った行為に対して、急迫な危難を避けるためにやむを得ず他人の権利を侵害する行為であり、「緊急避難」にあたるとして無罪を主張した。
7.お問い合わせ・傍聴(参加)申込
以下連絡先までお問い合わせください。
お申し込みは先着順にて受け付けます。(定員20名)
龍谷大学 文学部・札埜研究室 E-mail fudafuda@let.ryukoku.ac.jp
問い合わせ先:龍谷大学 研究部(瀬田) 国際社会文化研究所
Tel 077-543-7559 shabunken@ad.ryukoku.ac.jp https://scri.rec.ryukoku.ac.jp/
本学では、教養を高めることや自己啓発のために学びたいといった、社会人の皆さんのニーズに応えるものとして「科目等履修制度」を実施し、履修生は正規学生と共に科目受講・単位修得ができます。
この度、履修生から「履修生同士の交流が持てる機会がほしい」との声があったことを受け、2025年3月7日に大宮キャンパスにて「科目等履修生の集い」を開催し、文学部の科目等履修生13名に参加いただきました。
今回の集いでは、文学部が開設している「履修証明プログラム※」の特色について真宗学科および仏教学科の教員から説明するとともに、参加者が相互に親睦・情報交換を深める機会となりました。
また、本年度の履修証明プログラム修了生から、執筆された「修了レポート」について報告があり、本学教員からの講評を参加者の皆さんと共有しました。
参加者からはそれぞれの学びに対する思い、本学での受講動機や取り組みなどが紹介され、終了後のアンケート結果では「修了レポートの報告、講評を聞けて大変参考になった」、「他の履修生の学びの姿勢が聞けて良かった」などの声が聞かれました。
※「履修証明プログラム」とは、科目等履修生(30歳以上の方)を対象に、大学が一定のまとまりのある学修プログラムを開設し、修了者には学校教育法に基づき、大学から「履修証明書」が交付される制度です。文学部では「大人のための真宗学」と「大人のための仏教学」の2つのプログラムを実施しています。
龍谷大学文学部・文学研究科・実践真宗学研究科では、教員の社会貢献活動の促進を目的として、他の模範となるような優れた活動を積極的に展開したと認められる教員を表彰する制度を2020年度から設置しております。
2025年3月5日に、文学部長から第5回の表彰者(3名)へ表彰状が授与されました。
この度の表彰者3名の受賞理由は以下のとおりです。
(1)札埜 和男 准教授(哲学科教育学専攻)
「自身の専門分野(国語科教育・方言学・法教育)の成果を学校現場や社会に還元していく。」との基本方針に基づき、新しい読解方法である文学模擬裁判について、高校生対象の全国規模の大会の開催や、授業での実施に協力したり、公民科の冤罪教育の実施にあたり、龍谷大学至光館1階の取調室や模擬法廷を案内するなど、精力的に社会貢献活動を行っている。
(2)森田 敬史 教授(実践真宗学研究科・特別任用教員)
「現代社会において,仏教者(宗教者)がそれぞれの能力を活用しながら様々な実践へ繋げられるように,諸活動と連携を取りながら,これまで蓄積してきた研究・教育の成果を,学内だけでなく広く社会に還元していく。」という基本方針にもとづき、臨床宗教師・スピリチュアルケア師などに関連する人材養成に協力しつつ、本学短期大学部長の黒川雅代子先生が主催する分かち合いの会「遺族会 ミトラ」に継続して参加するなど、意欲的に社会貢献活動を行っている。
(3)前田 哲宏 准教授(教養教育科目担当)
「2010年度より行ってきたアジアの高校生のための国際交流プログラム"Asian Youth Forum for Sustainable Future"に参加する日本の高校生の準備支援を行うとともに、本プログラムの企画・運営を補助する。」という基本方針に基づき、2023年8月に上記プログラムが奈良で開催されるに当たり、運営に携わりつつ、国際会議の開会式でのあいさつ、最後の高校生による発表にコメントをするなど、積極的に社会貢献活動を行っている。
龍谷大学文学部は、今後も教員がその専門性を活かし、社会に貢献していくことを推進していきます。