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2025年度における、経営学部同窓会と経営学部との新たな連携の取り組みについて報告いたします。
経営学部では、学生が実社会で学びを深めることができる実践的なプログラムを多く展開しています。しかし、近年の物価上昇や航空券価格の高騰は、学生の自己負担が大幅に増える要因となっており、せっかくの成長の機会を金銭的な理由で諦めざるを得ないケースも出てくるのではないかという懸念もございました。
こういった状況も踏まえて、この度、経営学部学生の「実践的な学習機会の創出」および「経営学部同窓会と経営学部とのより一層の連携強化」を目的として、経営学部同窓会から経営学部生の活動に対して助成金という形で支援をいただく運びとなりました。
また、単なる金銭的な支援に留まらず、援助を受けたプログラムの参加学生が、経営学部同窓会会員に対して「成果報告会」を実施するなど、同窓生と学部の在学生とが直接交流し、絆を深める機会も創出いたしました。
2025年度は、経営学科で2件、商学科で1件の計3つのプロジェクトを実施しました。
【実施事業報告】
1.「競争的ビジネスリーダー交流プログラム」参加学生による「成果報告会」の実施(経営学科)
「競争的ビジネスリーダー交流プログラム」とは、経営学部経営学科で開講している正課科目で、受講生はサマーセッション期間に海外企業(2025年度は中国)を訪問し、その経営層に対してプレゼンテーション等を行い、リーダーシップの本質を体験的に学ぶプログラムです。
プログラム終了後の2025年12月3日(水)に、経営学部同窓会会員に対して、学生たちが現地での学びや気づきを発表する「成果報告会」を実施しました。当日、同窓会側からは、社会人の視点で熱のこもったアドバイスやフィードバックが送られました。一方、学生にとっては活動後のさらなる学びの機会となり、同窓会と現役学生との直接交流ができる貴重な時間となりました。
2. 大学院「競争的リーダー・コース」進学予定者の研究計画報告会の実施(経営学科)
経営学研究科では、競争的ビジネスリーダーを養成することを目的とし、学部(経営学部経営学科)の4年と修士1年の計5年間で学士と修士の両学位を取得できる、「競争的リーダー・コース」を設置しています。この「競争的リーダー・コース」への進学を予定する学生が、経営学部同窓会会員に対して、自身の研究計画等について発表する「成果報告会」を、2026年2月26日(木)にオンラインで実施いたしました。当日、同窓会側からは、専門的かつ実社会の最前線を見据えた視点からフィードバックが送られました。学生にとっては、自身の研究をさらに深める契機となりました。
3. 商学科学生が手掛けた商品を卒業生記念品として配布するプロジェクト(商学科)
学生が開発に携わった商品を卒業記念品として、経営学部同窓会が主催する「新入会員歓迎祝賀会」にて2025年度の卒業生に配布するプロジェクトです。今回は、歴史と伝統ある京都伏見の玉乃光酒造と連携し、日本酒を配布することになりました。日本酒のデザインラベルを商学科の学生が担当し、唯一無二の日本酒を完成させました。商学科学生にとっては「自分が作ったものが形になり、先輩方に届けられる」という実践的な学びとなり、卒業生にとっては後輩の活躍を感じられる記念品となりました。
2025年度、経営学部同窓会のご支援により、学生は経済的負担を抑えつつ、高度で実践的な学びの機会を得ることができました。また、経営学部同窓会と学生の絆がより強固になったと実感しています。今後も、この新たな連携をさらに発展させていきたいと思います。
龍谷大学経済学部・西川ゼミと滋賀県高島市マキノ町・森西集落が協働して開発した 「もち米パックご飯」 を、2026年3月12日、深草キャンパスにて限定販売いたしました。
当日は多くの皆さまにお立ち寄りいただき、最終的に約190個を販売することができました。本商品は、森西集落の棚田で学生自らが育てた有機栽培もち米100% を使用し、
農作業・企画立案・試作・パッケージデザイン・販売準備まで、すべての工程を学生主体で進めた特別なプロジェクト(※本プロジェクトに関するプレスリリースはこちら)です。
■ 当日の販売(3月12日)について
深草キャンパス・慧光館2階出入口前および龍谷大学生活協同組合 深草ショップ(R-Uni)にて販売を実施しました。
当日は卒業式を迎えた4年生を含め、2年生から4年生までの計27名のゼミ生が販売や説明を担当。
それぞれが役割を担いながら、来場者の皆さまに商品の魅力や開発背景を丁寧にお伝えしました。
(※当日の販売の様子はこちら)
数量限定にもかかわらず、保護者・学生・教職員の多くの皆さまが足を止めてくださり、
最終的に約190個をご購入いただく大変ありがたい結果となりました。
■ 販売の意義と学生の成長
・一日限定販売にも関わらず大きな反響を獲得
→ プロジェクトへの関心の高さが数字として表れた結果となりました。
・学生主体のプロジェクト成功例としての価値
農作業・地域連携・商品開発といった多面的な学びが、実際の購買という形で評価されました。
・地域連携モデルとしての発信力向上
森西集落との取り組みが多くの方々に届き、地域の魅力発信にもつながりました。
■ ご購入いただいた皆さまへ
当日足を運び、お買い求めくださった皆さまに 心より御礼申し上げます。
学生たちにとって今回の経験は、大きな自信となるとともに、今後の学びと挑戦への原動力となりました。
西川ゼミではこれからも、地域とともに新たな価値を創出する学びを続けてまいります。
2024年度から実施している令和6年能登半島地震の災害復興支援ボランティア活動。その第7回目となる活動を3月5日(木)~3月8日(日)の日程で実施し、15名の学生が参加しました。
前回に引き続き、過去に参加経験のある学生2名をリーダーに据えてチームを組んでもらい、事前準備を万全にして能登に向かいました。
1日目:3月5日(木)
8:00に大学を出発し、14:00頃に能登最初の訪問場所志賀町富来に到着。『世界一長いベンチ』がある増穂浦海岸でビーチクリーンをおこないました。遠くから見ると綺麗な砂浜でも歩いてみると色々なゴミが大量に漂着しており、出来る限りゴミを拾いました。
環境的な側面と合わせて、綺麗なビーチを守る事で人が集まる、それが町に人を呼び込み復興にも繋がるという事を学びました。
その後、宿泊する能登町のセミナーハウス山びこへ。夕食後にはその日のふりかえりとして学んだこと・感じたことを一人ずつ言語化し、リーダーを中心に翌日の珠州でのサロン活動の打ち合わせも行いました。
2日目:3月6日(金)
午前中は継続的に交流のある珠洲市内の蛸島第一団地仮設住宅でサロン活動。普段から住民の方と関わりのある『珠洲ささえ愛センター』の協力で、学生たち自身が住民の方に向けて呼び込みも行いました。風邪が流行っていた事もあり、いつもよりも少ない5名の方の参加に留まりましたが、その分、いつも以上に濃いコミュニケーションを取る事が出来ました。BGMの選曲、体操、ジェスチャーゲーム、風船リレーと事前に交流内容を学生たち自身で企画し、当日の参加人数に合わせて臨機応変に進行しました。とてもいい交流をすることが出来ました。
午後は『リブート珠洲』の復興支援ツアーで、津波の被害が大きかった宝立町を視察。公費解体が進み、更地が目立つ状況の中にもマンホールが隆起している等、災害の爪痕を感じました。その後宝立町の柏原地区に移動しました。こちらは復旧の進みが遅く、道が崩れている等、地震の脅威を実感しました。そんな中でも被災した集会所をゲストハウスとして活用する動きがあったり、農業を通して仮設住宅にお住まいの方の生きがい作りをしておられる区長の方のお話を聴き、前向きに未来に向かって動いておられる姿に心を動かされました。
3日目:3月7日(土)
この日は豪雨の影響が非常に大きかった珠洲市大谷地区で活動。外浦に位置する大谷は道も寸断され、復旧が遅れている地域です。『NPO法人外浦の未来をつくる会』に活動を調整していただきました。午前中は青空サロンの予定でしたが、寒さと雨のため集会所でのお茶会に。愛知学泉短大の学生と一緒に活動しました。住民の方との会話の中で土砂災害の脅威や大谷の現状についてお聴きしました。その後、震災後に大谷に移住された方の案内でまち歩きをしました。住民の方としっかり関係性を築き、町の未来を共に考え、行動されている姿に感銘を受けました。午後からは土砂災害の影響で崩れてしまった田んぼの水路の泥出し作業をおこないました。雪やあられが降る中の作業でしたが、みんなで協力して水路の確保と田んぼ周りの側溝清掃を完了させる事が出来ました。「これで今年も農業が出来る!」と話してくださった住民の方の姿が印象的でした。
4日目:3月8日(日)
最終日は輪島市町野町に。町の復興拠点となっている『もとやスーパー』を訪問しました。ここに至るまでの葛藤や現在の町野の状況、今後の未来のお話まで色々なお話をお聴きしました。実際に氾濫した川を視察し、被害の大きさを実感しました。
最後に商業施設内に仮設されている出張輪島朝市を訪問。元気に朝市の運営をされている皆さんの力強さを体感し、買い物を楽しみました。12時頃にバスで輪島を出発。のと里山海道の状況もとてもよくなり、予定していた時刻よりも早く18:30に深草キャンパスに到着し、全員元気に帰京しました。
【活動参加者の感想】
・被災された方々のリアルなお話や現状、9月の豪雨も重なって状況が悪化した土砂崩れの跡などがかなり衝撃的で心が痛くなるものがあった。自然の怖さを改めて感じると共に、他人事ではないことも再認識し、日頃からの備えや意識が大切だと感じた。また、今まであまり考えたことのなかった【ボランティア】や【復興】というものの在り方を考え直す機会になった。支援する側が一方的になるのではなくサポートしてくださる方や現地で交流する方と双方向のコミュニケーションによって成り立つものだということを、今回参加して感じた。現地で見たものや聞いたことを持ち帰って周りに伝えること、自分が被災した時のためにしっかりと備えをしておくこと、思い出として風化させないように新たな活動に参加したり現地の方に思いを寄せたりすること、そういったことを大切に、毎日が当たり前でないことを考えて過ごしていきたい。
・災害ボランティアと聞くと倒壊した家屋の片付けや泥出しなどがメインだと思っていましたが、今回の活動を通して地域の方と会話をし交流することも被災地支援になると強く実感しました。また交流の中で、現地の方々は前を向いて新たな活動を模索し生活している事を知り、逆に私自身ももっと頑張りたいと勇気をもらいました。一方で、ボランティアとして被災地に赴いても一時的な活動で最終的には帰ってしまいます。被災地の方々もそれを寂しく感じていました。だからこそ被災地に関わり続ける、自分たちがもとの生活に戻っても思いを寄せる、そして周りの人たちに伝え続ける風化させないという姿勢が被災地の方々のちょっとした楽しみ、これからの頑張る理由に繋がってくれたら嬉しいなと思いました。
今回も、前を向いて能登の未来を考える魅力的な方との出会いがたくさんあり、学生たちの心に響く数々の言葉で想いを語ってくださいました。また初めて外浦地域で活動を実施することが出来ました。今までは道路状況の都合でバスでは入れない状況が続いていましたが、復旧も進む中で今回活動する事が出来ました。内浦地域と外浦地域の被害状況の差、復旧のスピードの差を体感しました。学生たちも活動のみならず道中の景色も含め、色々な事を感じ取り、また能登の方から元気をもらった4日間となりました。
報告会の日程が決まり次第HP等でお知らせしますので、ぜひ参加学生の声を聞きにきてください。
★今回の活動は、公益財団法人 日本財団ボランティアセンター様と共催で実施いたしました。その他にも多くの方々のご協力のおかげで無事に活動することが出来ました。ご関係いただいた皆さま、ありがとうございました。