深草学舎

顕真館 けんしんかん

顕真館の名称は親鸞聖人の主著『顕浄土真実教行証文類』(一般に『教行信証』あるいは『教行証文類』と呼ばれている)から名づけられました。本学の建学の精神を具現する教育施設の原点たる性格を持つ建物で、講義や入学式・卒業式などが行なわれる講堂であるとともに、勤行・法要・各種宗教行事などが行なわれる「礼拝堂」として、1984(昭和59)年3月13日に竣工しました。

正面陶板

この正面の陶板は龍谷大学の正門から入ると一番目立ちます。非常に大きいもので、縦5メートル、横11メートルあります。平山郁夫画伯の「祇園精舎」と題される釈尊説法図をもとに、平山画伯の監修により大塚オーミ陶業が制作したものです。一枚の絵の陶板としては日本一大きなものです。
祇園精舎は平家物語の序文(「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…」)で有名ですが、仏教の聖地としては、竹林精舎や霊鷲山などと並んで釈尊が説法した場所として非常に有名です。今でもインドにはその蹟が残っています。『仏説阿弥陀経』というお経(聖典108頁)もこの場所で説かれました。顕真館でもこの祇園精舎と同様にさまざまな法話や講演が行われています。みなさんも仏弟子のつもりで聴聞していたければと思います。

原画:足立美術館所蔵 169.7×363.6cm


正面ロビー

正面ロビーの上には1993年に寄贈された二科展の「慈光」の絵画が掲げられています。通常のお寺では山号額などが掲げられることもありますが、顕真館では中央本尊の光明が入り口の所までも照らし、人々を誘引しているのでしょうか、光の絵を掲げています。入り口を開ける前にちょっと見上げてください。


講堂

正面中央の本尊は、親鸞聖人ご真筆の六字名号を拡大模写して、樺に彫ったものです。
この六字名号は「南無阿弥陀仏」を中央に、讃銘として上部右に『無量寿経』の第十八願(念仏往生の願)文、左に第十一願(必至滅度の願)文を、下部には同経の「大悲摂化の文」八句などを書いた小紙が添付されています。聖人84歳時に書かれ、下人の弥太郎に与えられたと言われています。


講堂の椅子講堂の天井講堂の椅子は、大宮本館講堂に似せて作られたものですが、長時間座り続けているとちょっとおしりが痛くなります。でも講演中居眠りをしないためにはちょうどいいかもしれません。


203教室

2階に36畳の畳の教室があります。ここは学内で唯一、仏壇が設置された畳の部屋であるところから、ゼミ、研修会、会議、各種サークル活動などさまざまな目的に使用されています。


このページのトップへ戻る