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2022年2月23日より龍谷ミュージアムにあるCafé ritaにて、農学部生が開発に携わったチョコレートがメニューに加わります。

 

【期間限定商品】

BONBONS de CHOCOLAT

ドリンクとセットでのご提供

¥850-

 

ザクザクした食感、口に広がる甘さをぜひお楽しみください。

 

オリジナルチョコレートとは…

 地域に貢献できる研究・教育を目指す「持続的な食循環プロジェクト」として、農学部農場で作られたラッカセイ<品種:おおまさり>を使用したチョコレート菓子『BONBONS de CHOCOLAT』を日仏商事株式会社(兵庫県神戸市)と共同開発したチョコレート。農学部の学生有志19名が、農学部牧農場(滋賀県大津市牧地区)で栽培・収穫したラッカセイ<品種:おおまさり>をどのように付加価値のある商品として販売するのか考え、「食の循環」を体験しながら学び、その成果としてチョコレートを開発しました。素材のラッカセイ『おおまさり』は、通常のラッカセイより約2倍大きい品種とされており、農学部牧農場が持つ水田の一角に有る「水田転換畑」で学生が栽培しました。
 

 

Café ritaとは…

 オンライン授業が続き、人と接する時間も限られ寂しさを感じていた龍谷大学生3人が「世代を超えて安らげる憩いの場所を作りたい」という思いを込め、2021年9月龍谷ミュージアムにオープン。学生がカフェを運営しています。名前は“自らの在り方を省みて、他者に思いやりをもって接する”仏教用語の「自省利他」の利他(リタ)からつけた美味しいコーヒーがいただけるCafé。

 

 



 細川ゼミ(3年)では今学期の後半、グループ研究に取り組みました。テーマは、商店街、食品ロス、経営理念(経営哲学)、商品企画の4つでした。このうち商品企画は3つのグループ(11人)ということで最も人気のあるテーマとなりました。しかし、担当者(細川)の専門とは大きく異なるテーマであり、以前からゼミの活動でお付き合いいただいている会社にご協力をお願いしたところ快諾いただきました。
 実際に商品の企画を考えるのに先立って、京都市山科区で段ボール・梱包資材の事業を行っている株式会社イセヤ代表取締役社長の下世古晋作さまとスタッフの方にお越しいただきました。現物を見せていただきながら段ボールの特性や商品の具体例などについてお話しいただいたうえで、学生たちは段ボールの商品企画に取り組みました。
 学生たちの考えたアイデアは、2月14日(月)の夜に開催したオンライン報告会で発表され、下世古社長さまらにコメントをいただきました。学生たちの提案について、丁寧にコメントをいただくことができました。学生たちにとってだけでなく、担当者にとっても貴重な機会になりました。


コメントする下世古社長

 2020年9月から始まったゼミでは、実際に企業訪問することはかないませんでしたが、オンラインでの企業訪問や懇談会、経営者をお招きしてのご講演など、可能な限り「現場」との接点を持つよう心がけてきました。すでに始まっている就職活動にとっても得るところがあればと願うばかりです。    
                             (文責:細川孝)





本学における新型コロナウイルス感染者の発生状況についてお知らせします。

2022.2.22確認者数
学 生  5名
教職員  1名

※ 学内における濃厚接触者はいないことが確認されています。
※ 感染が確認された方の一刻も早い回復を念じております。
※ 感染者やそのご家族の人権尊重・個人情報保護にご理解とご配慮をお願いします。
※ 本学では、引き続き感染予防の啓発と全学的な感染防止対策を講じてまいります。
 


2022年2月6日14:00より龍谷大学犯罪学研究センターは、映画『プリズン・サークル』上映+対談イベントを龍谷大学深草キャンパス・成就館にて共催しました。イベントには、約70名が参加しました。
【イベント情報:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-9767.html
※主催・共催等の情報は、上記ページに記載。


開会の挨拶と映画上映
はじめに主催者である、無期受刑者支援プロジェクト「山帰来」の榎本愛美氏より開会の挨拶が行われました。榎本氏は開催協力団体に謝辞を述べるとともに「山帰来」の活動について紹介しました。無期刑は死刑にも匹敵するほどの刑罰であることから無期受刑者を支援していること、無期受刑者の仮釈放が非常に困難になっているという現状を知ってもらいたいこと、小さなグループではあるものの文通や面会によって無期受刑者を支え、他団体と連携して処遇の改善を求めていることが紹介されました。その後、映画『プリズン・サークル』を上映しました。
映画『プリズン・サークル』(2019年/136分)は、日本の官民協働の刑事施設「島根あさひ社会復帰促進センター」で実施されているTC(Therapeutic Community=回復共同体)プログラムの参加者に2年間密着した坂上香監督によるドキュメンタリー映画です。TCプログラムは更生に特化したプログラムで、依存などの問題を症状と捉え、問題を抱える当事者を治療の主体だと考えます。コミュニティ(共同体)が相互に影響を与え合い、新たな価値観や生き方を身に付けることによって、人間的な成長を促す場とアプローチを提供します。こうした理論背景からTCプログラムでは参加者同士の対話をベースに、犯罪の原因を探り、更生を促します(映画『プリズン・サークル』ホームページより)。本作はこのTCプログラムに参加していた20代の4人の収容者にフォーカスを当てています。彼らが語る、子ども時代の記憶、罪を犯した経緯、現在や未来への思いについて、TCプログラム内での参加者同士の対話と、坂上監督による一人ひとりへのインタビューで構成されています。


坂上監督×石塚教授の対談
上映後、坂上香監督と石塚伸一教授(本学法学部、犯罪学研究センター長)のオンライン対談が行われました。対談では、坂上監督のテレビ業界での経験談を皮切りに、映画監督としての苦労が語られました。本作の製作に話が及ぶと、6年にもわたる施設との交渉、撮影許可が下りた後の施設内での撮影中や撮影後のエピソードなどが次々と飛び出しました。また、本作に登場した収容者の言語能力の高さについて坂上監督は、最初から高かったのではなく、辞書を引いたり、覚えた言葉を使ってみたりなど、大変な努力をしていた、と述べました。さらに、TCに参加している人たちは積極的な人が多く、話そうという意思が強いことに驚き、刑事施設の外の人のほうが自分を語れる人が少ないと感じたということが語られました。


質疑応答
参加者からの質問に坂上監督が答える時間が設けられました。まずTCプログラムの途中離脱者について質問がありました。坂上監督は、「抜ける方はいますが、離脱者が多いという印象はありません。プログラムに合う、合わないというのはあるし、一生懸命やればやる程きつくなる。このようなプログラムは決して簡単なわけではありません。だから、TCのような更生プログラムは甘いとか、弱いとか、甘やかしているという人がいるならそれは間違いで、むしろ今の刑務作業中心の刑務所の方が多くの収容者にとっては楽だと思います」と述べました。つぎに対談で話題に上った収容者の「話す力」に関連して、「聞く力」についての質問がありました。坂上監督は「確かに聞く力は高いと思います。彼らの聞く能力は、参加者同士の話を四六時中聞かされることで育まれていったと思います。週の3日間、3時間ずつ、話を聞く場を持つことになるので、その時間は聞かざるを得ない状況になります。最初のころはキョトンとしていたり、置物のように座っていたりする人も少なくありません。語学の勉強と同じで、一所懸命やっていると、ある瞬間に分かるようになったり夢に出てきたりする時期がある。一生懸命聞こうとすれば聞けるようになるのではないかと思います」と回答しました。さらに本作でフォーカスを当てる収容者を選んだ基準について質問がありました。坂上監督は「本当は15人にフォーカスを当てていましたが、撮影条件が悪かったため、最終的に映画として成立するストーリーが展開できたのはこの4人しかいなかったというだけです。撮影時は年齢のバランスもとっていたのですが、最終的に20代の彼らにフォーカスを当てることになりました。後から気づきましたが、2年という限られた期間でストーリーが展開できたのは、20代の彼らが、若くて可塑性があるから短いスパンで変わっていったのかなと思います」と述べました。また、対象となった4人の子ども時代にフォーカスを当てている理由について質問がありました。坂上監督は「TCプログラムが参考にしているAmity(米国の社会復帰を支援する回復共同体のNPO団体)も子ども時代にフォーカスしたプログラムを実施していることや、私の関心が子ども時代にあることが一因だと思います。それから海外の研究を調査していくと、刑務所にいる収容者のほとんどが虐待を受けていて、一般社会と比べてもその割合が高いというエビデンスがあります。だから、そこに着目して浮き彫りにしたというのはあると思います」と回答し、質疑応答は終了しました。

坂上監督のメッセージ
対談の締めくくりとして坂上監督からは、本作やこれまでの映画製作にかかわる支援者(スタッフや出資者など)への感謝の言葉とともに「法社会学者のデイビッド・ガーランドが『司法や刑罰というものはその社会の価値観を表している』と言っています。日本の今の刑罰観や司法のあり方は、今の時代にそぐわないところがたくさんあると思うので、そこに私たちの価値観が反映されていると考えると、見直す時期に来ているのではないでしょうか。映画『プリズン・サークル』は日本全体の矯正施設数の約50分の1、そして、さらに、その施設のごく一部を撮影したものに過ぎませんが、こういう価値観が広がっていくよう、私たちも考え方をアップデートしていく必要があるのではないかと思っています。是非この映画を色々な形で上映いただき、またそれを糧に皆さんがお話する機会、語り合う場が出来ることで、この社会が少しずつ変わっていくことを願っています」というメッセージがありました。


閉会の挨拶と参加者の声
石塚教授は「映画を見て皆さんが感じたことが一番大切なことだと思うので、感じたことを周りの方に手渡してもらえればと思います。彼らの本当の回復はこれからで、頑張ってほしいと感じました。もう1度、犯罪の道に戻った方が楽だと思う場面もあるし、真っ当に生きなさいというのは本人達にとっては、とても辛いことだと思います。TCプログラムを通じて島根あさひ社会復帰促進センターがその入口を作ったということで、素晴らしいプログラムだと思いました。また、プログラムで回復したのは収容者だけではなく、プログラムのコーディネーター、外で見守っていた職員も回復していると思います。そしてこの映画の価値は法務省も回復させました。刑務所の中にカメラが入ることで壁を破り、そうした1つ1つの戦いが実は法務省や日本の司法を変えることに繋がっていると思います」と述べて、イベントは終了しました。
参加者からは「2020年の公開以降、関西圏内の自主上映会に度々観に行かせてもらっています。初めて観た時も心を揺さぶられましたが、毎回見る度に様々な発見や気づきを頂いています。対談もとても興味深く聞かせてもらいました。ありがとうございました」「上映までこぎつけていただいて本当にありがとうございます。衝撃的でしたが、受刑者に親近感が湧きました。今後の作成、活動を楽しみにしています」「犯罪を犯す人の立場に立った、試みはもっと必要だと思いました」「様々な戦いをされた熱意が伝わってきました」など多くの感動の声がよせられ、有意義なイベントを開催することができました。


犯罪学研究センター治療法学」研究ユニットメンバー(代表:石塚伸一法学部教授/犯罪学研究センター長)が中心となり、書籍『大麻使用は犯罪か? 大麻政策とダイバーシティ』(現代人文社、2022年2月)を出版しました。

本書は、現在日本政府が新設を検討している「大麻使用罪」に関して、文化、医療、経済、刑事政策、社会政策などの多様な視点から大麻使用罪の是非を考える一冊です。
執筆者には、法学者、回復支援者、作家、医師、社会学者、元女優、弁護士、元国連麻薬テロ情報分析専門家のCBD事業者、精神科医、米国薬物政策運動家、ソーシャルワーカーなど多様な分野の専門家が揃い、大麻や薬物政策について多角的に考察しています。

エビデンスに基づく正しい知識と良識ある議論から出発する、“新時代の刑事政策”を想起させる一冊をぜひご一読ください。
※一般販売は2月28日ですが、現代人文社HPより試し読み&注文予約が可能です。


『大麻使用は犯罪か? 大麻政策とダイバーシティ』(現代人文社、2022年2月)

『大麻使用は犯罪か? 大麻政策とダイバーシティ』(現代人文社、2022年2月)

【現代人文社による紹介文】
『新たに大麻使用罪を設けることが政府内で検討されている。しかし、世界の潮流は、大麻使用の非犯罪化へ向かっている。さらに、大麻の医療上の効果が科学的に証明されている。本書では、文化、医療、経済、刑事政策の視点から、大麻の正しい知識と大麻使用罪の是非を徹底的に検討。』
引用:http://www.genjin.jp/book/b602051.html (現代人文社)

【目次】
はじめに
問題提起
大麻使用は犯罪か?――科学的エビデンスで考える【石塚伸一・加藤武士】

第1部 論争・大麻使用
第1章 大麻とは何か?――禁止の歴史と医療大麻【長吉秀夫】
第2章 薬としての大麻【正高佑志】
第3章 医療政策でもなく刑事政策でもなく、社会的政策としての大麻政策【佐藤哲彦】
第4章 最高裁と大麻【園田寿】
第5章 取締られる側から見た大麻政策――すべては「夢の中」【高樹沙耶】
第6章 大麻とCBD【吉田智賀子】
第7章 「大麻等の薬物対策のあり方検討会」とは何か?――検討会を通じて考えたこと【松本俊彦】

第2部 世界の大麻政策
第1章 アメリカ/薬物使用と非犯罪化――再使用と回復支援【イーサン・ネーデルマン】
第2章 ポルトガル/ 日本の大麻問題とポルトガルの実践【丸山泰弘】
第3章 ドイツ/ドイツの薬物政策――抑止政策から容認政策への転換【金尚均】
第4章 国連/忖度する国連――ハームリダクションにほど遠い日本。蔑ろにされる当事者たち。【古藤吾郎】

第3部 大麻論争と「えんたく」から見えてきたもの
第1章 大麻論争と「えんたく」の意義【土山希美枝】
第2章 諸外国と日本の大麻政策・薬物政策を考える【暮井真絵子】
第3章 大麻論争とダイバーシティー(多様性)【山口裕貴】

龍谷大学ATA-net研究センターと犯罪学研究センターは、2021年2月から「シリーズ大麻ティーチイン」をオンラインで開催してきました。本ティーチインでは、日本をはじめ諸外国における薬物をとりまく現状を知ること、政府政策の意味を学ぶことから始めました。今回出版した書籍は、これまでの「シリーズ大麻ティーチイン」を概観し、さらに深く学ぶための一冊です。

これまでの「シリーズ大麻ティーチイン」実施概要・レポートは下記をご覧ください。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-8872.html


<ご案内>
現在、著者の一人である長吉秀夫氏(作家・プロデューサー)が発起人となり、前橋地方裁判所 刑事第1部 水上周裁判官に宛てたオンライン署名活動が行われています。
【公正中立な大麻裁判を望みます! 現在の大麻裁判では弁護側の証拠のほとんどが採用されません。検察と弁護側が平等に議論できる裁判を求めます。】
https://bit.ly/34IBvTq


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