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【報告】サマーフェスティバル2019を実施しました(京都市伏見区)
深草学生スタッフによるボランティア企画「サマーフェスティバル2019」...
膠文化研究会第12回公開研究会開催ご案内(文化遺産学専攻・北野信彦先生)【文学部】
膠文化研究会第12回公開研究会が、9月29日(日)13時から龍谷大学大宮...
8月24日・8月25日 オープンキャンパスでの経済学部イベントを紹介!
8月24日(土)、8月25日(日)に深草キャンパスで開催される「龍谷大学...
【後期追加】2019年度 龍谷大学給付奨学金(家計急変奨学金)後期追加募集の申請について
下記のとおり、2019年度 龍谷大学給付奨学金(家計急変奨学金)の追加募...
放置竹林対策×気候変動防止×地域農業振興 クルベジ®※1使用した学生・農家共同商品開発プロジェクト 開発商品を朝市で試験販売 8/28(水)午前9時~ 道の駅・ガレリアかめおかで販売
【本件のポイント】 ・放置竹林×気候変動×農業振興に寄与する亀岡カーボ...
石巻市にある石巻専修大学の山崎ゼミの皆さんが、震災で浮き彫りになっ...
2020年9月20日、龍谷大学犯罪学研究センターは第22回「CrimRC(犯罪学研究センター)研究会」をオンライン上で開催し、約30名が参加した。
【イベント概要>>】https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-6086.html
犯罪学研究センターは、2020年4月下旬より、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19、以下新型コロナ)の拡大によって浮き彫りとなった個人と国家の関係や、ウィズ・コロナ時代における社会の在り方について、犯罪学の視点から考えるフォーラムをWEB上で立ち上げ、情報発信を行ってきた。
【個別報告①】/津富 宏 教授(静岡県立大学国際関係学部・犯罪学研究センター 嘱託研究員)
<話題提供>
「不安対処の装置措定に国家はどのようにあるべきか」
キックオフイベントでの発表「犯罪とCovid-19の類似性 ~恐怖の見える化・不安の対象の同定への要求~」を踏まえ、犯罪学者としてマクロの観点から話題を提供したい。
>>2020/8/4開催 キックオフイベント・レポート
いま日本では「医療体制を守るか経済政策を取るか」と、まるで二者択一の道しかないように語られているが、その議論自体が間違いであることを指摘する。貧困や社会格差が個人間の信頼関係を希薄にし、犯罪発生数に関連することは周知であるが、経済の低迷は国民の健康の低下も招く。それを示すのが、公衆衛生学者のデヴィッド・スタックラー(David Stuckler)による、1997年のアジア金融危機の際にタイでHIVや結核の患者が急増したデータである(下記グラフ)。
一方、社会福祉が不十分な国では失業率と自殺率が連動する。新型コロナは明らかに社会格差を加速させており、社会の分断、不平等化を推し進める悪循環が働きつつあるのではないかと懸念している。また犯罪を最少化した社会が良き社会とは限らず、犯罪数が少ない日本において自殺者数が多いことを見てもこのことは明らかである。これらを新型コロナに置き換えてみると、感染症を最少に抑える政策が真に良策であるのか、国家の不安対処の装置措定はどうあるべきか、議論の余地があるのではないか。
また、政府が感染防止対策の徹底を国民の同調圧力・排他圧力に頼ったことに不安を感じたことについて提言しておきたい。スウェーデン国内の報道によると、「周りがマスクを着用すれば同じように振る舞うか?」とのアンケートに対し「自分は着用しない」と答えた人が約38%を占めた。一方、日本では多くの人が明確なルールが無いにも関わらず自主的にマスクを着用している。他者に合わせて自分を動かすという日本人の国民性が政策に利用されたとすると、これは政府による社会統制の濫用ともとれる。新型コロナ対策において、国民が同調圧力に順化する練習をさせられているような気配を感じてならない。
<今後の関心事>
「新型コロナに向き合う国家への問い直し」
国家のありようとして、社会保障のバランスについての議論が待たれる。新自由主義のもとで政府は緊縮財政を重視しているが、緊縮財政下においては国民の健康が悪化することは先に示したとおり。そこからさらに財政支出が増え、悪循環へ陥る可能性も指摘しておきたい。
津富 宏 教授スライドより(Source: Stuckler and Basu, The Body Economic 2013)
【個別報告④】/丸山 泰弘 准教授(立正大学法学部・犯罪学研究センター 嘱託研究員)
<話題提供>
「犯罪学的知見から捉える新型コロナにまつわる現象」
コロナ禍で爆発的に市場が拡大した分野がデリバリーサービスである。暮らしの利便性が高まる一方、配達員の自転車事故や危険運転についても大きな話題となっている。しかし本当にデリバリーの自転車だけが悪者なのだろうか。そもそも以前から日本の自転車マナーは良いものとは言えない。海外では歩行者・自転車・車のレーンを明確に分けている国が多い。犯罪学の視点からこれらを鑑みると、国が社会制度の不備で生じた事象を個人の問題に転嫁しているのではないかという疑問が生じる。政策の可能性を探らずに問題を個人レベルの視点に誘導することは他にも見受けられる。結果何が起きたかというと、新型コロナで注目される諸問題である。
まず同調圧力が形となって表出した自粛警察。これは「自分が我慢するのだからあなたも我慢すべき」という「正義」の押し付けであると同時に、相互監視・不満のぶつけ合いに他ならず「自助」の役割すら果たせていない。また生活に困った状態で解決策としての「公助」を持たない政府からの自粛要請に、人々は疲れ、その不満の矛先は「世論」に添わない個人への攻撃、押し付けの「正義」へと変換されることになる。これらの要素が形として現れた例として、罰則付きの休業要請(案)や、都民ファーストの会が作成した罰則付きの「東京都新型コロナウイルス感染症対策強化に関する特別措置条例(案)」がある(下記フリップ)。正義の押しつけにとどまらず罰則を設ける。これは特定の階級が別の階級を支配するために刑罰を用いると主張する、ラディカル・クリミノロジー(Radical Criminology)*からも説明がつく現象である。
ここで犯罪学と新型コロナのリンクについて考えると、政府・自治体が自らの無策に対する責任を個人の責任に転嫁して回避する方法においては類似していると言えるが、それはすでに存在していた脆弱性がコロナ禍で顕在化しただけだと見ることができる。重要なのは、自らの論がマジョリティであれマイノリティであれ、次のステージへ向かうためにはエビデンス・ベースによる議論と行動が欠かせないということだ。
丸山 泰弘 准教授スライドより(出典: 都民ファーストの会 東京都議団)
*ラディカル・クリミノロジー(Radical Criminology):
1970年代にラベリング論から派生・発展し、英米で提唱された犯罪学の一つの立場。支配階級が「自分たちに都合の良いルール」から逸脱する特定の階級に対し、「自分たちが定義づけした正義」に従わせる手段として刑罰を用いて彼らを支配すること。
コロナ禍の影響で、なかなか研究活動ができなかった学生たち。後期の対面授業が始まり、徐々に研究活動を再開しています。まだまだ感染予防には気を抜けませんので、対策を十分にとり、学内の実験室や温室、学外へ繰り出します。
今回は、応用線虫学研究室(岩堀研)の研究活動をピックアップ。卒業研究として植物寄生性線虫の接種試験をおこなっていることに加え、学外へサンプリング調査へ出向いたようです。
農学部教員ブログでは、研究室の活動や農学部のホットなトピックス、大学の授業のこと、ほっこりするようなエピソードが満載です。4学科の教員が様々な話題を投稿します。あなたが興味惹かれるのはどんな分野でしょうか。『農学って素敵』を合言葉に、いろんな角度から『農学』をご覧ください。
2020年10月7日、地域公共人材総合研究プログラム地域連携協定先懇話会を開催しました。この懇話会は毎年7月に本学会議室にて開催していますが、コロナ禍の影響により、zoomを利用したオンライン開催となりました。例年よりも3か月遅い開催となりましたが、今回は協定締結先団体より37名の方々にご出席いただきました。
本学では、大学と地方自治体、NPO等諸団体、経済団体とが地域連携協定を結ぶことにより、職員の人材育成に大学を活用する、また地域連携協定を結ぶ団体が長期インターンシップの受け入れ先と機能するなど、相互にメリットを獲得しつつ、分権社会における地域公共政策の高度化・多様化に協力して取り組んでいくことを目指しています。2002年度より締結をはじめ、協定先は現在99団体となりました(2020年10月1日現在)。
懇話会では、本学大学院の教育理念・目的、地域公共人材総合研究プログラムの概要や、プログラムに参加している2研究科(政策学研究科、法学研究科)の特長、プログラムからの参画を解消し2021年4月入学生の募集をとりやめることになった経緯について経営学研究科よりご説明しました。また、事務局より2021年4月入学の協定先からの推薦入学試験に係るご案内をいたしました。
また、後半の意見交換では、実際に本プログラムにて修士課程を修了された方の経験談や、研究指導体制に関することなど様々なご意見をいただきました。
zoomによるオンライン会議ということで、運営側も不慣れではございましたが、遠方から等でなかなかご出席いただくことが難しい団体さまからのご出席も賜り、有意義な会となりました。