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●漫画de法語 2020年9月15日~

他人の欠点は誰にでも見える
しかし自分の欠点が見える人は少ない
自分の欠点が見えるだけでなく
それに挑み改めていける人となると
さらに少ない


東井義雄 『一日一言』(到知出版社/東井義雄著)より


●この漫画で伝えたかったこと

 自らを省みることの難しさが知らされる言葉です。
 大変厳しい言葉ですが、漫画ではできるだけ読みやすくなるように心がけました。
 この漫画で伝えたいことは
「鏡があるからこそ自分を見つめることができる」
ということです。

 私たちの目は外側を見るように出来ています。
 自分の肉眼だけで直接見ることができるのは、手・足・胴体くらいのもので、後ろ姿を見ることは決してできません。自分の顔ですら肉眼のみで見ることはできないのです。
 自分を見るには鏡が必要です。
 自分の外見を見るには鏡を使えばいい。しかし、自分の内面はどうやって見つめれば良いのでしょうか?
 自分の内面を見つめる鏡は、親しい人や、社会、でしょう。親しい人が、自分では気付けなかった自分のすがたを教えてくれる時があります。また、社会生活の中で、自分一人では決して気付けない自分が見えてくることがあります。
 自分の内面を見るためには他者が必要なのです。
 しかし、その他者も移り変わり一定ではありません。人の見方には個性があり、社会もまた場所や時代によって変わっていきます。
 変化し続ける他者から知らされる私のすがたは、波打つ水面に映し出された顔のようなものです。
 何があっても変わらない真っすぐで歪みのない鏡でなければ、私のすがたをあるがままには映してくれません。
 本当の私のすがたを見つめさせてくれるものとは何でしょうか?
 実は、それが真実の教えであり、仏教なのです。
 仏教を聞くとは、変わらない真実に映し出された自らのすがたを聞くということです。

(参考)
『蓮如上人御一代記聞書』
「人のわろき事は、能く能くみゆるなり。
わがみのわろき事は、おぼえざるものなり。
わがみにしられてわろきことあらば、能く能くわろければこそ、身にしられ候うと思いて、心中を改むべし。
ただ、人の云う事をば、よく信用すべし。
わがわろき事は、おぼえざるものなる。」

(現代語意訳)
他人の悪いところはよく目につくものです。
しかし、自分の悪いところとには、なかなか気づかないものです。
もし、自分でさえ悪いと気づくようなら、それはよほど悪いことだからこそ、自分でも気がついたのだと思って、心をあらためるべきでしょう。
他人が自分の悪いところを教えてくれたなら良く聞きましょう。
自分自身ではわからないことですから。

(漫画作成/解説・宗教部 保田正信)

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自分の欠点 東井義雄 (漫画de法語)


●深草学舎東門 No.002 2020年9月15日~

月かげの いたらぬさとは なけれども
ながむる人の こゝろにぞすむ


法然聖人


●孤独とは?

「孤独」って何なのでしょうか?
辞書で「孤独」という言葉を調べると
「仲間のいないこと。ひとりぼっち。」『広辞苑』
「精神的なよりどころとなる人やものがなく、ひとりぼっちであるさま。」『詳解国語辞典』
とあります。
一般的には「周りに人が居なくて、一人でいること」を「孤独」と言うようです。

しかし、周りに沢山の人が居たとしても孤独を感じることってありませんか?

通学ですれ違う沢山の人たち、
毎日立ち寄るコンビニの店員さん、
同じ授業をとっている人、
あらためて思うと、自分の周りには沢山の人が居ます。
しかし、その多くは、なんとなく顔を知っているだけでお互いを特別な人として認識しているわけではなく、毎日顔を見ていても、人生においてすれ違う「その他大勢」の中の一人なのではないでしょうか。

沢山の人が居ても、孤独を感じることって、あるような気がします。


また、「お互いを特別な人として認識している」ような人、友達、仲間たちと過ごしていても、そこですら孤独を感じることってありませんか?

みんなが話している話題を一人だけ知らなかった時、
仲間たちとのちょっとした考え方の違いに気づいた時、
これからの人生での進む方向の違いを感じた時、
いつか来る別れを思った時…

仲間同士で集まっていても、そこにだって孤独を感じることがあります。
むしろ、仲間の中で感じる孤独は、一人でいる時に感じる孤独よりも辛いものであることだって多いかも知れません。

では、この厄介な「孤独」というものを、私たちは解消することができるのでしょうか?


『仏説無量寿経』というお経の中には
「独生独死 独去独来(どくしょうどくしどっこどくらい)」
という言葉があります。

「人は結局は、独りで生まれ、独りで死んでいかねばならない」というような意味の言葉です。
人生において様々な人や物と連れ添ったとしても、この人生を生きる私のいのちは、結局のところ、根本的には孤独なのだと仏さまは教えてくださっています。

この言葉の後には
「誰も代わることができない」
ということが書かれています。

実は、私たちは誰もがみんな孤独で、誰も代わることができないのちを生きているのだそうです。

感じるか感じないかによらず、全ての人が、孤独をかかえる「ひとりぼっち」。
その「ひとりぼっち」同士が、身を寄せ合いながら生きているのが私たちなのではないでしょうか。


●気づきと癒し

しかし、そんな孤独な私を想ってくれている人がいると、フと気づかされることがあります。
言葉に出さずとも、私のことを心配し、気づかい、認めてくれる人が居る。
そんな気持ちが知らされた時、孤独なままに、孤独な心が癒されていくような気がします。

孤独って、自分が誰かを探している時には、なかなか癒されないのだけれど、自分を想ってくれている誰かの心に気づいたとき、孤独は孤独のままに癒されるのではないでしょうか。

辛かった孤独が、たった一人のまなざしで癒される。
そんなことだって、きっとあるのです。
たとえ今、そのまなざし気づくことができなかったとしても…


●阿弥陀さまのまなざし

親鸞聖人のご師匠の法然聖人は
「月かげの いたらぬさとは なけれども
ながむる人の こゝろにぞすむ」
と歌われたと云います

「月かげ」とは、月の柔らかな光のこと。
世界中のどんな所でもその優しい光で照らしているのが、月の光です。
法然聖人は、この月の光によって、阿弥陀さまが私を思ってくださっている慈悲の心をあらわしてくださいました。

ひょっとしたら、人生は夜道を独り歩いているようなものなのかも知れません。
この先に何があるのかわからず、不安な夜道です。

でも、その暗い道を月明りが照らすように、私の人生を仏さまはその慈悲の光で照らし、いつでもどこでも寄り添ってくださっています。
仏さまは決して私を見捨てることがありません。

そのお慈悲を知って生きる人の心には、いつでもどこでも仏さまのお慈悲がやどってくださっています。


●私も誰かの月のひかりに

誰かが私を想ってくれるように、
仏さまが私をお慈悲で照らしてくださるように、
想われ照らされている私もまた、誰かにとっての月のひかりになれたなら良いのに、と思います。


●一人で悩まないで

学内外に相談できるところは沢山あります。
一人で悩まず、相談してください。

龍谷大学 宗教部 オフィスアワー ~お坊さんと話してみませんか?~
龍谷大学 こころの相談室
厚生労働省 こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~


(イラスト作成/解説・宗教部 保田正信)

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月かげのうた 法然聖人


龍谷大学犯罪学研究センターは、9月22日(火・祝)に下記イベントを共催します。

※本イベントは「事前申し込み制」で、どなたでも参加いただけます。
学内参加は「先着15名」です。なお、新型コロナ感染予防のため、学内参加の場合、マスク着用や消毒、検温等ご協力いただくとともに37.5度以上の方は同伴者と共に入場を控えていただきます。

【受付終了!>>お申込みフォーム】
(お申し込み期限:9/21月曜・正午まで)


『ダルクにおける利用者同士及び利用者とスタッフとの『良好な関係性』に関する研究』中間報告会

日程:2020年9月22日(火・祝)16:00 - 18:00
開催場所:Zoomと学内会場とのハイブリット研究報告会
※学内会場は、深草キャンパス 至心館 矯正・保護総合センター1階(>>キャンパスマップの21番
※オンライン参加の場合、ZoomのID・パスワードは、申込者にあらためてEメールにてお送りいたします。

報告:『ダルクにおける利用者同士及び利用者とスタッフとの『良好な関係性』に関する研究』
報告者:
 - 谷家優子(龍谷大学犯罪学研究センター嘱託研究員・司法関連機関勤務)
 - 加藤武士(龍谷大学ATA-net研究センター招聘研究員・木津川ダルク)

「民間支援団体利用者のコホート調査と支援の課題に関する研究」(2019,嶋根)において、完全断薬を維持する要因として、「利用者や職員との良好な関係性」と「回復のモデルとなる仲間との出会い」などが示された。
しかし、「良好な関係性」についての詳細は明らかにされていない。そのため、「良好な関係性」について多様な視点で検討を行い、回復を支えている仲間同士の関係性を具体的に明らかにしたい。

関西圏内で研究に合意が得られたダルクにおいて、調査開始時に入寮している者の内、調査について同意を得ることができた者への質問紙調査。
今後のインタビューについては、11月以降の予定をしており、現状質問紙調査までの中間報告となる。

調査時期
2019年4月から2020年10月までの3か月に1度の質問紙調査。合計4回、質問紙回答者50名(開始時)

質問紙調査
・薬物乱用・依存の重症度測定尺度(DAST-20)※初回のみ
・K10
・人生の志向性に関する質問票(SOC)
・“一般他者”を想定した愛着スタイル尺度(ECR-GO)
・PTSD Checklist(PCL-S)


☆ご来館の皆様へのお願い☆
検温、体調確認を行い、発熱や体調不良がある場合はご来館いただかないようにお願いします。
当日はマスク着用や消毒、検温等ご協力いただくとともに37.5度以上の方は同伴者と共に入場を控えていただきます。発熱者等の施設への入場防止にご協力ください。
追跡対策の徹底のため、ご連絡電話番号の記入をお願い致します。


主催:龍谷大学ATA-net研究センター
共催:龍谷大学犯罪学研究センター


【本件のポイント】
・第2学期(後期)は対面授業とオンライン授業(全てオンデマンド配信)を併用して実施。
・全学生に感染拡大予防ガイドラインのリーフレットと除菌シートを配布するなど感染予防対策を徹底。
・3密回避策として新たにJR大津駅前から瀬田キャンパス間のスクールバス運行。
・心のケアに重点を置く取組を開始。

【本件の概要】
 龍谷大学では、9月23日(水)(短期大学部は9月14日(月))から始まる第2学期(後期)の授業を対面授業とオンライン授業(全てオンデマンド配信)を併用して実施します。対面授業は、実験・実習・実技科目とゼミ科目に加えて授業内容や受講人数を考慮しながら対面での実施が望ましい科目を学部ごとに調整しました。授業開始に伴い、多くの学生が入構することになるため、感染拡大予防ガイドラインを作成しリーフレット形式にして除菌シートと併せて全学生に配布、サーマルカメラを設置するなど予防対策を徹底します。ただし、基礎疾患があり新型コロナウイルスへの感染リスクが高い学生など、対面授業の出席に支障や不安のある学生へは、オンライン配信を行います。 
 また、瀬田キャンパス通学時の混雑を緩和するために、第2学期から新たにスクールバスの運行、心のケアに重点を置く取組を行ます。

<コロナ禍の龍谷大学における安心・安全対策>
1.新型コロナウイルス感染拡大予防対策                  
1)感染予防対策として、全学生に除菌シートを配布します。使用前に机やテーブルを学生自らが拭くとともに、使用後も、次に使う人のために除菌する習慣を推奨します。他者を思いやる「自省利他」の精神を育むことに繋げます。
主な感染拡大予防対策については、以下をご覧ください。

① 「新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」(学生用)
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-6051.html
リーフレットにして全学生に配布
② 学内の感染予防対策動画(9月18日(金)公開予定)
https://www.ryukoku.ac.jp/ma556_5en/
※「新型コロナウイルス感染症対応 学生応援特設サイト」内に公開予定

2)また、授業再開にあたって、3キャンパスすべての教室でソーシャル・ディスタンスを保つために着席を制限する座席(机)の総数は1万5千席超になります。そこに貼るソーシャル・ディスタンス・カードには、学長をはじめとした大学執行部から学生たちへ送る「エール」や「元気になる言葉」を記載することで、単なる事務的な注意喚起ではなく、学生たちへ寄り添う姿勢を示しています。
加えて、学生たちを温かく迎え入れるために、教職員や清掃などの施設管理者が「学生への思い」を込めて、15,000羽超の鶴を折りました。これらを、学生をキャンパスに迎え入れる教職員からの「まごころ」を示すものとして、ソーシャル・ディスタンス・カードの一枚一枚に貼り付けています。
学生たちは、後期から15,000羽超の折り鶴とともに、学びを再開します。

2.JR大津駅前から瀬田キャンパス間の新スクールバス運行スタート
以前から瀬田キャンパスへの通学において混雑していたスクールバス(JR瀬田駅発着)の3密回避策として、授業開始日からJR大津駅前~瀬田キャンパス間のスクールバスを新たに運行します。京都以西からJRで瀬田キャンパスに通学する学生が大津駅からスクールバスを利用することにより混雑を緩和し、安心・安全な通学を保証します。(片道220円、回数券157円)
[参考URL]https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/bus_otsu.html

3.「こころのケア」に軸足を置いた取組(仮称)(10月開始予定)
コロナ禍においては、個々が抱える悩みや直面する問題は様々で、学生からの相談が急増することが想定されます。このような状況に対応すべく、本学では、悩みのファーストコンタクトを担い、それぞれの状況に応じて問題解決を図る「こころのケア」に取り組みます。
このことで、「こころのケア」にかかるワンストップサービスを実現します。


※これまでの学生支援方策の取組は以下『別紙「前期の学生支援事業一覧」』を参照ください。


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問い合わせ先 : 学長室(広報) 
         Tel 075-645-7882 / Mail kouhou@ad.ryukoku.ac.jp


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