村井サステナビリティ推進室ディレクター(環境省からの出向)による授業が開催【瀬田キャンパス推進室、先端理工学部、サステナビリティ推進室】
2024年5月13日(火)、先端理工学部環境科学課程専攻科目の「環境生態工学概論」(担当:藤森 崇 他13名)の授業において、本学サステナビリティ推進室ディレクターの村井 啓朗 氏による授業が行われました。
本学は、2022年4月25日(月)に、地域脱炭素や地域循環共生圏の実現に寄与することを目的として、環境省と「地域脱炭素の推進に関する協力協定」を締結し、この具現化に向けた取組みを推進しています。
村井氏は、環境省からの出向で2024年9月より本学のサステナビリティ推進室ディレクターを務めており、本学が発出している「カーボンニュートラル宣言」や「ネイチャーポジティブ宣言」の具現化など、様々な取組みに注力されています。
今般、先端理工学部の専攻科目である「環境生態工学概論」において、「環境政策と龍谷大学の取組について」と題し、村井氏による授業が行われました。
授業では、「『環境』をめぐる状況(気候変動・生物多様性損失・汚染)」「環境省の取組」として、環境問題に対する現在の世界や日本の動きなどを、国際枠組みや法律・計画、事例を交えながら説明がなされました。
また、今まで村井氏が携わった環境省での取組なども紹介され、環境問題解決のためには、一人ひとりが自分のこととして捉え、取り組むことが大切であることが述べられました。
授業の最後には、「龍谷大学の環境・サステナビリティの取組」が紹介され、仏教SDGsを掲げる本学がどのように環境問題に取り組んでいくべきなのかということが、村井氏から受講生に伝えられました。
【村井氏のコメント】
日々の授業も重要ですが、常に実際の社会経済の動きにも関心を持ってもらいたいと思います。皆さんが、両方の視点を幅広く身に着けた環境人材になっていくことを期待しています。
環境・サステナビリティの取組を先導する龍谷大学での学びや経験は、この先の将来において間違いなく有益なものとなりますので、大切にしていってください。