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 文学部教員は、学内外で様々な活動を行っています。その活動とはどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部にて教養教育科目を担当している丹野研一先生が実施した内容を報告いたします。

 「環境フィールドワーク」という授業で、京都府大山崎町の天王山の登山道整備を行いました。

 2018年9月4日の台風は近畿各地で多大な被害を出しましたが、天下分け目の天王山でも甚大な被害が出ていました。写真では森の空がやけに明るく見えていますが、これは斜面の樹木の大多数が倒されたためです。プロの森林整備士が危険な倒木を処置したのちの2019年1月12・13日に、学生9人が参加して、登山道整備を行いました。

 今回の作業では、宝積寺の登山口から旗立松下の分岐道までの区間で、遊歩道の脇に積んであった丸太や枝を片づけました。また、旗立松の大鳥居より奥の遊歩道の一部について、折れて危険になっていた竹を伐採して除去しました。台風以前とほぼ同じ歩道にこの区間を戻すことができました。

 学生さんたち、「もう腕が上がらない」というほど、よく働いてくれて、ありがとうございました。天王山には環境整備のボランティア団体がいくつも入っていますが、大学としては龍谷大学のみとのことです。ご声援くださった登山客のみなさま、ありがとうございました。次回整備は2月2・3日を予定しています。






作業前


作業後




2019年1月12日(土)に2018年度第2回国際学部キャリアフェアを開催しました。
キャリアフェアは、留学経験を活かした多様なキャリアを学生たち自身が考える機会として、2015年度国際学部開設時から開催しています。

今回は、国際文化学部卒業生で、株式会社Ayumの代表である鹽井 晴香(しおい はるか)さんをお迎えして、講演およびキャリアデザインのためのワークを行いました。
株式会社Ayum(http://ayumjapan.com/)はカンボジアを拠点として人事コンサルティング、人材派遣などを行う企業で、日本の学生に向けたカンボジアインターンツアーなども運営されています。
鹽井さんは国内の大手人材会社に就職後、営業として月間成績全国1位や2期連続のMVPなど、輝かしい実績を残し、株式会社Ayumを設立されました。


国際文化学部時代に参加したカンボジアでのスタディツアーをきっかけにソーシャルビジネスに興味を持ち、自身のキャリアパスを描き始め、大手人材会社に就職してから起業にいたるまでの様々な方との出会い、後押し、協働のストーリーをご講演頂きました。

キャリアデザインのワークにおいては、目的地(未来の自分)までの道筋を戦略的に考えることを学びました。
低年次のキャリアデザインにおいては、「日々、自分の興味のあることを知る」「社会にはどういう企業があるのかを知る」ことを一歩目として、「自分ができること」「自分がやりたいこと」を整理することが重要です。

最後に、学生へのメッセージとして、「社会には辛いこともたくさんあるようにみえるけど、本当は面白いことにあふれています。面白いと思えるかは自分次第。壁を壁として考えず、どんどんチャレンジしましょう!」と頂きました。




龍谷大学創立380年記念プレイベント 国際シンポジウム「西域桃源―大谷探検隊から見たクチャの仏教文化―」を下記のとおり開催いたします。

開催日時:2019年2月23日(土)10:00~18:00
開催場所:龍谷大学大宮学舎清和館3階ホール

<プログラム>
10:00 開会挨拶:三谷真澄(西域総合研究班長・古典籍デジタルアーカイブ研究センター長)
10:05 趣旨説明:橘堂晃一(世界仏教文化研究センター研究員)

<基調・特別講演>
•10:10~11:00 基調講演:「クチャのキジル石窟美術について―バーミヤーン石窟美術との比較を通して―」宮治昭(龍谷大学名誉教授・世界仏教文化研究センター研究員)
•11:05~11:55 特別講演:「韓国国立中央博物館蔵大谷コレクションの新研究」(英語、通訳あり)“New Research on the Otani Collection in the National Museum of Korea” キム・ヘウォン 金惠瑗(国立中央博物館研究員)

<ポスター発表>
•12:50~13:20 「モーションデータを用いた舎利容器のARコンテンツ」曽我麻佐子(龍谷大学理工学部准教授・古典籍デジタルアーカイブ研究センター兼任研究員)

<学術講演Ⅰ 大谷探検隊とクチャの仏教遺跡>
•13:30~14:30 「クチャ地域における第一次大谷探検隊の活動 ―キジル石窟を中心に―」慶昭蓉(世界仏教文化研究センター研究員)
•14:35~15:20 「仏教芸術からみたクチャの在家信者と仏教の関わり」檜山智美(京都大学白眉センター特定助教・龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員)

<学術講演Ⅱ 出土文献が語るクチャの仏教文化>
•15:30~16:15 「クチャ地域に伝えられた有部の仏典」荻原裕敏(京都大学白眉センター特定准教授・龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員)
•16:20~17:05 「大谷コレクション古文書用紙分析が明かす中央アジア諸民族の文化的発展の足跡」江南和幸(龍谷大学名誉教授・古典籍デジタルアーカイブ研究センター研究フェロー)

<質疑応答>
•17:20~17:50 司会:橘堂晃一
•17:50 閉会挨拶:入澤崇(龍谷大学長・文学部教授)

総合司会:橘堂晃一

※ 当日、会場後方にてポスター発表(曽我)、舎利容器(複製)、大谷探検隊撮影写真スライドショーをご覧いただきます。
※ 演題、講師、講演内容、講演の時間は予告なく一部変更になる場合がございます。予めご了承ください。

お問合せ:龍谷大学世界仏教文化研究センター共同研究室
Tel:075-343-3812 内線:5832
E-mail:rcwbc@ad.ryukoku.ac.jp

主催:世界仏教文化研究センター(西域総合研究班)・古典籍デジタルアーカイブ研究センター


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阪尾優治さん(社会学部3年)が、2018年12月28日に開催された日本クラシック音楽コンクールにおいて第3位(1位、2位基準点数達成者なし)、2019年1月14日に開催された第24回KOBE国際音楽コンクールにおいて、最優秀賞(第1位)、兵庫県教育長賞を受賞しました。全国の音楽大学生や芸術大学生が多数出場する中でプレッシャーをはねのけ、見事ダブル最高位受賞を獲得しました。
そんな阪尾さんにお話を伺いましたので是非ご覧下さい。


・出場したきっかけについて
吹奏楽部で活動している中で自分自身、いつも大事な本番で緊張してしまい上手く演奏ができない事が多くあったので、ソロコンテストに出場して「1人で吹く」という経験を重ね、緊張していても自身が持つ最高のパフォーマンスをいつでも出せるようになりたいと思い出場しました。

・本番での感想
第28回日本クラシック音楽コンクールは、予選、本選、全国大会と3つの大会で構成されていますが、回を重ねる毎に1番の目的であった「舞台慣れ」を実感することができ、成長することができました。
第24回KOBE国際音楽コンクールは、前日が京都府アンサンブルコンテストでコンディションが十分ではない状況であり、それに加えほとんどが音楽大学生や芸術大学生であったため、周りのレベルの高さに圧倒されていました。
演奏曲は無伴奏の特殊奏法が多い現代曲で練習中も失敗することが多かったのですが、本番は集中して演奏することができ無伴奏曲ならではの独創的な空間を作ることができたことが今回の結果に繋がったのではないかと思います。

・今後の活動について
今回の挑戦で学んだ経験を自分自身のものだけにするのではなく、他の吹奏楽部員に伝えていき、吹奏楽部全体の意識・技術が向上するように全力を尽くしたいと思います。




成績:第28回日本クラシック音楽コンクール(クラリネット部門 大学の部)
第3位(1位、2位該当者なし)
第24回KOBE国際音楽コンクール(木管楽器C部門)
最優秀賞(第1位)、兵庫県教育長賞

曲 名:ファンタジー
作曲者:J.ヴィトマン

関連URL
日本クラシック音楽コンクール https://www.kurakon.net/
KOBE国際音楽コンクール http://musicsatoh.com/wp/


トロフィーと盾を手にする阪尾さん


LIFESONGS 4名の公演

 実践真宗学研究科、世界仏教文化研究センター応用研究部門 主催の新春シンポジウム「臨床宗教師の挑戦 世界の悲しみと共に」が2019年1月17日に開催されました。

 開会に先立って、1月17日、阪神・淡路大震災二十五回忌にあたり追悼の時間が設けられました。

 第一部は「悲しみと希望の芸術祭」、現役大学院生(原田真哉さん、宗本尚瑛さん)による2017年西日本豪雨、災害復興支援活動に関する報告が放映され「駆けつけて(行動)、寄り添う。そこで感じたことを継承する」というメッセージを来場者に伝えました。

 続いて、音楽ライブLIFESONGS 4名の公演があり、命について深く考える時間を持つと共に、会場は温かい雰囲気に包まれました。


 第二部は「臨床宗教師の挑戦」というテーマです。
 まず、東北大学准教授の谷山洋三先生より「臨床宗教師の役割」と題して特別講義が行われました。

 継承は外に向けて発信することでもあり、寺院が脈々と続けているご門徒の思いを継承することではないか。と提案いただき、第一部の大学院生の発表を後押ししてくださいました。
 加えて、臨床宗教師のこれまでの経緯と最新の現状を伝えていただきました。

 次に、鍋島直樹研修主任から龍谷大学における臨床宗教師研修の肝要が披露され、来場者に次年度の参加を熱意を持って呼びかけました。

 さらに、鍋島先生自身が監督をした1年間の研修内容が手に取るようにわかる映画が放映され、今年度参加した5名の研修生と教員がどのような思いを持って研修を実施してきたのかが伝わりました。

 最後に、森田敬史先生司会のもとリフレクションとして研修生5名が登壇しました。

 一年間の振り返りと、それぞれの言葉で今後の目標を明確に語り充実の様子が伺えました。

 研修は終わっても、次の課題を見つけ臨床宗教師としてはこれからがスタートであると打本弘佑先生がまとめ、自分を見つめ課題を設定することの大切さを来場者に伝えました。


第一部2017年西日本豪雨、災害復興支援活動に関する報告



第二部「臨床宗教師の役割」 東北大学准教授の谷山洋三先生


司会 森田敬史先生


リフレクションとして研修生が登壇



臨床宗教師研修 鍋島直樹研修主任(龍谷大学大学院実践真宗学研究科長)


全体写真


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