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 「社会共生実習」とは、社会学部全3学科が共同で運営する、社会学部の現場主義を体現とする中核となる実習科目です。本実習では、学生たちが学外のさまざまな連携機関と協働して、社会の諸問題に対する理解を現場の中で深めていくことを重視し、教員がそれぞれの専門知識やフィールド、人的ネットワークを生かしたオリジナルのプロジェクトを提供しています。社会学部の学生は所属学科を問わず希望するプロジェクトに参加できるので、学生にとっては連携機関の方々との交流だけではなく、学科を超えた学生同士の交流も体験することになります。
 今年度は前期のみ開講するプロジェクトも合わせて5つのプロジェクトが開講されています。

 7/4(金)には、全プロジェクトの受講生が一堂に会して、本実習についての話題を共有し、プロジェクトの枠を超えて一緒に悩み助け合える仲間をつくる機会として、「活動共有会」が開催されました。


共有会の様子

 本共有会では初めに、久保和之教授から「3学科が合同になって現場で地域の課題を発見して、それを解決に導くということ。いろんなプロジェクトがあるなかで、お互いにどんなことをやっているのか、どんな悩みがあるのかというところを共有して今後のプロジェクトに生かしましょう」と開会の挨拶をしていただきました。


久保和之先生による開会の挨拶


司会を務める土田美世子先生

 続いて、受講生たちは自己紹介を行いました。今年度の共有会司会である土田美世子教授からの提案で各プロジェクトの担当教員の名札がつけられたぬいぐるみを、各チームに投げ、受け取った人から自己紹介をすることになりました。



初めは、知らない学生同士で少し緊張しているようでしたが、ぬいぐるみを投げ渡したことで、空気が和み少し緊張がほぐれたようでした。



 自己紹介の後は、グループワークを行いました。4色の付箋ごとに決められたテーマについて各自思ったことを書き、グループワークで共有しました。
  4つのテーマは以下のようになっています。
 黄色:所属するプロジェクトがどんな活動をおこない、どこで、いつ、どんな
    方々と活動しているか
 赤色:今までの活動のなかで、印象に残っていることや楽しかった経験
 緑色:活動をとおして気づいたことや学びになったこと
 青色:困ったり悩んだりしていること、協力して一緒にできたらいいなと思うこと


 受講生たちは、4月のスタートから現在にいたるまでの実習の中で思ったことや気づいたことを各自考えながら、付箋に書いていきました。話し合う中で共感し合う声や、驚いたような声、笑いが起きるチームがあり、終始にぎやかな雰囲気で進んでいきました。
 その後、グループワークを通じて見えた共通点や違った点などを話し合い、チームごとに全体に報告しました。





 各チームからは、「どのプロジェクトも地域の人たちや子どもたちと関わり、うまくいく方法を考えながら交流していることが共通点だと思った。」「関わるコミュニティの高齢化によって価値観のずれが生じることや、受講生たちの日程調整が上手くいかないことが悩みだ。」「地域の人と活動していくうえでのコミュニケーションの大切さや、交流の場があることを知れたことが実習の中で大きな気づきになった。」など、お互いのプロジェクト内で気づいたことや、大切なことに共通点があることを知りました。





 閉会の挨拶では、脇田健一教授より「初めて会った学生とも話始めるとにこやかに会話出来ていて立派だと感じた。この社会共生実習では、自分たち学生とは違う人たち、考え方や価値観、暮らし方やライフスタイルが違う人たちとコミュニケーションをしながら協働していくことにポイントがある。学外の人たちとコミュニケーションしながら成長していくことになる。そのことを日々実践していて素敵だと感じて欲しい。またその経験が、将来きっと役に立つ時がやってくる。実習での経験を心の引き出しのなかに大切にしまっておいてほしい。」と言葉をかけられました。


脇田健一先生による閉会の挨拶

 受講生たちはそれぞれ仲間の意見を聞き、共感し合うことで新しい学びを得るいい機会となりました。
今後のプロジェクトでは、後期に向け本共有会で得た学びを生かし、新しい心意気で活動していくことと思います。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


大宮ラーニングコモンズの活性化のため、文学部コモンズカフェを開催しています。

当日も、たくさんの学生さんがコモンズを利用しており、今回もそうした中で文学部コモンズカフェを開催しました。

 

今回の文学部コモンズカフェは、文学部 英語英米文学科 三宅 一平 講師から、

「機械翻訳は外国文学理解の夢を見るか?-文学「解釈」の可能性-」

と題し、カート・ヴォネガット(Kurt Vonnegut)の “Harrison Bergeron”の一文を題材に講演が展開されました。

代表的な幾つかの機械翻訳ツールでの翻訳結果と人による訳例の比較・検討を経て、”翻訳”ではなく、どう”解釈”するかに文学の楽しさがあることが示されました。

 

参加者の皆さまからは、

・題目の「機械翻訳に外国文学理解の夢を見るか?」という問いかけは、締めくくりにふさわしい特に刺激的なものだった。

・機械翻訳の可能性という気になっていたテーマの話で興味深く良かった。

・今回の講演で使われているたった一文においても、文学を読むことの楽しさが伝わってきた。

との感想が寄せられました。

次回の文学部コモンズカフェもお楽しみに!

 



【展覧会のポイント】

  • 特集展示では、丹後西部・丹波北部の寺社が所蔵する仏像や仏画、狛犬、経典、歴史資料など約40点を紹介。
  • 記念講演会、与謝野町観光協会によるコースターやミサンガ作りの体験ワークショップ、ギャラリートークなどの関連イベントを開催。


【展覧会の概要】
 シリーズ展では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本社会にも根づいていく約2500年の歩みを紹介します。
 また、今回の特集展示は「TANGO!海の京都・山の京都の仏教美術」です。天橋立を望む高台に立つ京都府立丹後郷土資料館。このたび同館の館蔵品・寄託品のうち、約80点を龍谷ミュージアムで一時お預かりすることとなりました。その中から仏教関係の絵画、愛しい狛犬や仏像などの彫刻、経典や歴史資料、約40点を展観します。丹後西部・丹波北部の知られざる仏教美術をご堪能ください。

 

 

展覧会の概要

1.名  称: シリーズ展「仏教の思想と文化-インドから日本へ-
        特集展示:TANGO!海の京都・山の京都の仏教美術」
2.会  期: 2025年7月12日(土)~ 8月17日(日)
3.休  館  日: 月曜日(ただし、7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館)、
        7月22日(火)、8月12日(火)
4.開館時間: 10:00 ~ 17:00(最終入館受付は16:30)
5.会  場: 龍谷大学 龍谷ミュージアム 

        京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
6.主  催: 龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞
         協  力: 京都府立丹後郷土資料館、龍谷大学親和会、龍谷大学校友会
7.入  館  料: 一般700(600)円、シニア、600(500)円、大学生500(400)円、
        高校生400(300)円、中学生以下無料
        ※ ( )内は前売り・20名以上の団体料金/シニアは65歳以上の方
        ※ 障がい者手帳等の交付を受けている方およびその介護者1名は無料
        ※ 前売券は2025年7月11日(金)まで、龍谷ミュージアムHPにて販売

         中。

8.備  考: 最新の情報は龍谷ミュージアムHPをご確認ください。

        https://museum.ryukoku.ac.jp/


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【主な展示作品】龍谷ミュージアム シリーズ展「仏教の思想と文化-インドから日本へ-」


問い合わせ先:龍谷大学 龍谷ミュージアム事務部
Tel 075-351-2500 ryumuse@ad.ryukoku.ac.jp https://museum.ryukoku.ac.jp


 知的財産センターでは、学内における知的財産活動の啓発の一環として、学生・教職員を対象とした知的財産セミナーを年2回開催しています。
2025年6月26日に今年度1回目のセミナーを、深草キャンパスにおいて開催いたしました。
 講師には以前からのご好評を受けて、弁理士法人ととせ・ももとせ代表の齊藤整先生(弁理士)をお招きし御講演いただきました。

今回のテーマは「ニュースから見る知財最前線」です。

 弁理士という仕事の魅力ややりがい、知的財産権の種類、著作権、肖像権/パブリシティー権、特許権、意匠権など、それぞれの権利について解説され、各種法令に基づく権利保護について、具体的な事例を絡めてお話されました。
 また、ニュースに見る知財として、古い映画と著作権の関係(無断カラー化・販売)、将棋の棋譜は誰のもの、正規品改造販売の是非、といったテーマでご講演いただきました。お菓子のパッケージの”すりより”を例に、違法性がないから何をしても良いのか?と問題提起されました。
 さらには、学生の知財トラブルの例として、キャラクターグッズの無断複製販売は著作権法違反となることなど、学生であっても注意しなければならないことを強調されました。
 結びに、「法学部と知財」として、不正競争防止法の分野を中心に法文系弁理士にも活躍の場が多くあることを紹介され、知的財産の仕事はとにかく楽しい!と、受講生に呼びかけられたのが印象的でした。

出席者からのアンケートでは

〇大変興味深いお話を聞くことができてすごく楽しかったです。弁理士というお仕事や資格にも大変興味がわきました。

〇商標登録や特許、著作権について、もっと知りたくなりました

〇お菓子のパッケージについての話がとても興味深く、勉強になりました。

というように、弁理士をはじめ知的財産にかんする仕事や知的財産権について学生達に興味を持ってもらうきっかけとなったセミナーとなりました。
 知的財産センターでは、今後も知的財産活動の啓発のためセミナーの開催等に取り組んで参りますので、お気軽にご参加ください。


齊藤 整 先生


セミナーチラシ


共生のキャンパスづくり学生実行委員会では、障がいの有無に関わらず、全ての学生が豊かな学びや学生生活を経験できる環境づくりを目指し様々な取り組みを行っています。

7月4日(金)、「学生による、かんたん手話講座(3日目)」を開催しました。
今回の取組は、先日開催した「手話を用いた謎解き『ゴブンからの挑戦状』」からの発展企画で、謎解きをきっかけに手話に興味を持った学生など7名の学生が参加しました。
指文字を復習した後、講師役の学生の指文字を見て、読み方が書かれた札を取る「指文字かるた」を楽しみました。

障がい学生支援室では、学生が「やってみたいけど、一人では無理かも」と諦めていたこと、諦めかけていることに光を当て、仲間と共に形にしていくプロセスを応援しています。
共生のキャンパスづくり活動にご興味のある方は、障がい学生支援室までお問い合わせください。


熱戦の様子


「やってみたいけど、一人では無理かも」と諦めていたこと、諦めかけていることに光を当て、仲間と共に形にしていくプロセスを応援


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