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大津三大祭の1つ「大津祭」。その歴史と曳山の魅力について、大津市文化財保護課 和田光生氏にご講演いただきます。大津祭開催まであと3か月。魅力ある大津祭の曳山巡行をより楽しむために、ぜひご参加ください。

講師:大津市文化財保護課 和田 光生 氏
1960年滋賀県大津市生まれ。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。元大津市歴史博物館副館長。大谷大学非常勤講師。

お申込みはこちらから
https://ryukokuotsu2025.peatix.com
(7/1(火)10時から申込受付開始)



2025年6月8日(日)龍谷大学大宮学舎清和館を会場に、第4回 龍谷大学大学院 実践真宗学研究科 同窓会総会が開催されました。

多くの修了生、また現職の教員のみならず退職された教員も参加され、大変盛況な会となりました。

 

13時より総会が行われ、引き続いて研究発表・記念法話が行われました。内容は以下の通りです。

 

研究発表

・柱本惇氏(4期生・浄土真宗本願寺派明覺寺住職 龍谷大学非常勤講師)

 「寺院葬の実際から寺院の在り方を考える」

 

・入江楽氏(5期生・浄土真宗本願寺派光雲寺衆徒 日本臨床宗教師会 認定臨床宗教師)

 「「伝わる伝道」の先に何があるのか

    ー佐々木閑氏による提言「こころ教」を紹介する中でー」

 

記念法話

・野村廣大氏(3期生・浄土真宗本願寺派瑞松寺衆徒)

 講題「共に歩む」

 


(修了生 柱本惇氏による研究発表)
自坊明覺寺における活動、寺院葬の取り組みについて発表されました。


(修了生 入江楽氏による研究発表)
自身の修士論文を踏まえて、これからの仏教のあり方について発表されました。


 (野村廣大氏による記念法話)
野村氏は、社会福祉士として社会福祉法人の運営にも参画されています。

 

 

いずれも大学院修了後、それぞれの現場での経験や実践を踏まえ、研鑽を重ねられた成果を発揮されました。

 

閉会にあたっては、前 実践真宗学研究科長・那須英勝教授より参加者一同に挨拶がありました。

 


(前 実践真宗学研究科長 那須英勝教授)


 

龍谷大学大学院実践真宗学研究科同窓会は、2022年に初めて開催され、研究科修了生によって企画・運営が行われています。修了した後の交流ということのみにとどまらず、実践・研究の成果の発表や意見交換・情報交換の場でもあり、また修了生と現役生とのネットワーク形成という点でも、大きな意味のある活動です。

 

大学院実践真宗学研究科では、在籍時はもちろん、修了後もそれぞれが実践を継続する上で切磋琢磨を継続できる環境を応援しております。そのうえで、このような同窓生諸氏による自主的な会は大変意義あるもので、研究科の教育・研究・実践活動の展開のうえでも大きな力となっております。

研究科ならびに修了生の活躍にもぜひご注目ください。

 


 2024年度第2学期から活動を開始している太田基礎演習・特別基礎演習(以下,「太田基礎ゼミ」という)では,他大学と積極的に連携して活動を行っております。これは,龍谷大学経営学部というある種狭いコミュニティを飛び出すことで,多様な価値観や考え方に触れ,自身のこれまでの価値観や考え方を俯瞰で見つめて更新していってほしいという考えのもと行っているものです。
 今回は,大阪経済大学経営学部船越ゼミとの間で実施した合同ゼミについて紹介します。それぞれのゼミの学生達は,2人もしくは3人1組になり,人的資源管理論に関係する本を自分達で探し,読み込み,発表資料化し,5分間でその魅力をプレゼンするために約1か月の間精一杯打ち込みました!
 普段なかなか本を読む機会が少ないと話していた学生達も,①本のタイトル,著者名,出版社名,発行年,②中身の要約,③自分達がその本に惹かれた点,④選んだ本を良くするためにあえて意見してみるという4点を5分でプレゼンするという目標のもと,読書に集中できたようです。
 2025年6月7日に開催した合同ゼミでは,5分間で本の魅力をプレゼンし合うだけではなく,プレゼンの結果最も読みたくなった本に挙手投票して決定するというお楽しみ要素も加えて実施をしました。両ゼミ合わせて総勢21組による白熱したプレゼンに,会場は大変盛り上がっていました!プレゼンの様子は次の写真のとおりです。


(出典:筆者撮影。画像一部加工。)

 
 また,上記の取り組みの後,両ゼミのメンバーをシャッフルしてチームを作り,①チームビルディング,②そのテーブルの中で再度本をお勧めし合い,そのテーブルの中で最も読みたくなった本を決める,という取り組みを行いました!チームビルディングでは,お互いの大学の自慢は?といったテーマや,自分の推しは?といったテーマで盛り上がっていましたし,各テーブルの中で本をお勧めし合うことで,新たな発見もあったようです。
 合同ゼミの終了に際しては,本を読むことは卒業論文の執筆に際しても不可欠であり,今回の合同ゼミで学修したことを踏まえて頑張ってほしい等のコメントが教員からなされました。
 以上の取組みにより,多様な価値観や考え方に触れ,自身の価値観や考え方を俯瞰で見つめて更新することに加え,卒業論文執筆に向けた基礎体力の醸成をも図ることができました。
 今後も太田基礎ゼミでは他大学と積極的に連携し活動を行っていきます。
                              (執筆者:太田侑樹)

【付記】
・本記事は大阪経済大学経営学部船越先生および,被写体となっている参加者の確認を経て公開しています。
・本記事については,画像も含めて転載を一切禁止します。
                                      以上


琵琶湖岸の100地点で生息している魚類を丸ごと検出する調査、今年の参加団体を募集


【本件のポイント】

  • 「びわ湖100地点環境DNA調査」は、龍谷大学が2021年度にスタートした年に 1 度の市⺠参加型の全県一⻫調査で、2024年度より包括連携協定に基づき滋賀県との共催事業として実施
  • 市民参加による環境DNA分析)を用いた観測としては国内最大規模。分析データを琵琶湖の生物多様性の保全に役立て、SDGs の達成に寄与することが目的
  • 「びわ湖の日」)をきっかけに琵琶湖への思いを共有し、環境を守る取り組みの一つとして提案
  • 滋賀県が2024年3月に策定した「生物多様性しが戦略2024」に基づくネイチャーポジティブの実現に向けた行動を推進

 

【本件の概要】
 龍谷大学 生物多様性科学研究センターでは、汲んだ水に含まれるDNAから生息する生き物の情報をとりだす「環境DNA分析」の研究・技術普及を進めています。環境DNA分析を使えば、現場では水を汲むだけで捕獲を伴うこれまでの調査よりも容易に高精度な野生生物の分布調査ができます。
 本学では15年以上にわたりこの技術の開発を進める中で、2021年「びわ湖の日」40周年を契機に、琵琶湖岸の100地点を対象に生息している魚類を丸ごと検出する調査プロジェクトを企画し、これまで多くの団体にご参加いただきました。それから4年で琵琶湖に生息する合計50種(分類群)以上を検出し、外来種・普通種・希少種・絶滅危惧種の詳細な分布状況と経年変化を明らかにしています。
 2025年度も昨年度に続き包括連携協定に基づいて滋賀県との共催事業として8月に一斉調査を行います。実施にあたり、ご協力いただける団体を募集します。琵琶湖の湖岸線をほぼ等間隔に100区画に区切った地点において、参加団体が専用の「採水キット」で湖水を汲み、本学へ送付してもらうことで試料を集めます。調査データは、琵琶湖の生物多様性の保全に寄与する重要なエビデンスとなります。本調査への参加を契機に、身近な水辺にすむ魚を通して琵琶湖を含めた自然環境のことに思いを巡らせることを期待しています。

 

 

1.調査の募集概要
名  称:2025年度びわ湖100地点環境DNA調査
                  『びわ湖の日チャレンジ!みんなで水を汲んでどんな魚がいるか調べよう!』

参加募集:2025年6月17日~7月10日(参加団体が決定しだい終了) 
調査実施:2025年8月2日~8月31日(8月8日~8月16日を除く)
                 ※上記日程のなかで参加団体の希望を勘案して決定(事前に日程調整)
参  加  費:無料(汲んだ水の送料は龍谷大学が負担)
募集対象:環境保全活動を行っているNPOや企業などの団体

                      ※1団体あたり5~10地点程度の採水調査を担当し、詳細は個別に調整。
                    (水を汲むだけの調査ですので、原則として1日で完了する見込み)
申込フォーム:https://qrgo.page.link/YVp1s
                      ※採否のお知らせや具体的な調査の進め方の連絡、調査の日程の相談等は、

                      龍谷大学生物多様性科学研究センターが個別に対応
備  考:今年の調査結果はオンライン報告会等を介して広くお知らせする予定

 

 

2.用語解説
①  環境DNA分析
環境DNA分析とは、生物を直接サンプリングせずに、水や土などの環境媒体に含まれているDNAの情報(生き物が糞や粘液として放出したもの)を基に、そこに生息する種の分布や多様性、量を推定する分析手法です。採取した環境DNAをPCR法で増幅し、DNAなどの遺伝子配列を高速大量に解析できる「次世代シーケンサー」で読み解くことで、コップ1杯分の水から周辺の生物相が分かるようになりました。生物を捕獲することなく「水から」検出できる簡便さから、生物多様性の観測や水産資源の管理に革命をもたらすとされます。


②  びわ湖の日
7月1日「びわ湖の日」は琵琶湖への思いをみんなで共有し、環境を守る取組を行う象徴的な日です。滋賀県では、「びわ湖の日」(7月1日)から「世界湖沼の日」(8月27日)までを琵琶湖と関わる重点期間と位置づけ、環境保全活動のほか、暮らしや食、学びなどの様々な観点からそれぞれ自分に合った「びわ活」(注1)を呼びかけています。

 

(注1)「びわ活」とは、「びわ湖の日」(7月1日)から「世界湖沼の日」(8月27日)までを重点期間とした、琵琶湖を守る、琵琶湖と暮らす、琵琶湖と親しむ、といった琵琶湖と関わるさまざまな取組や活動をいいます。
「びわ活ガイド」https://www.pref.shiga.lg.jp/biwakatsu/ 



問い合わせ先

(本調査に関すること):龍谷大学 研究部(生物多様性科学研究センター)
Tel 077-543-7746  ryukoku.biodiv@gmail.com https://biodiversity.ryukoku.ac.jp/

(琵琶湖の保全再生に関すること):滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課
Tel 077-528-3463   dk00@pref.shiga.lg.jp https://www.pref.shiga.lg.jp/


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