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 矯正・保護総合センター共催のシンポジウム「あらためてSBS/AHT仮説を問う『医学と司法のはざまで生まれつづけるえん罪』」が10月25日に開催されました。当日は小雨の降る中にもかかわらず多くの方にご参加をいただき、会場はほぼ満席となりました。
 シンポジウムはエヴァン・マッシズ医師による「基調講演」から始まり、IPJ支援事件である今西事件を含む3つの「事件報告」、青木信彦医師と秋田真志弁護士との「対談」、松野彰医師・小保内俊雅医師・君和田友美医師による「パネルディスカッション」(モデレーター:宇野裕明弁護士・川上博之弁護士)と続き、SBS/AHT仮説をめぐる検証のさらなる必要性が明らかになりました。また、「医師に対するアンケート結果報告」(報告者:徳永光獨協大学教授/龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)では、刑事裁判における専門家の役割について問題提起がなされました。質疑応答の中では、鑑定書の書き方や、セカンド・オピニオンのあり方についての指摘もあり、充実したシンポジウムとなりました。

<本シンポジウムの共催団体>※当センター以外
 SBS検証プロジェクト一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)、IPJ学生ボランティア、JSPS科研費 JP23K01152


当日のシンポジウムの様子


シリアでは長らく過酷な弾圧や戦争が続き、パレスチナ・ガザ地区ではイスラエルによる侵攻で多くの人々が犠牲になってきました。こうして世界では故郷を追われる人が後を絶ちません。日本国内に暮らす多様な人々の中にも、命の危険から逃れ、難民とならざるをえなかった人々がいますが、難民認定の壁に突き当たっています。また、様々なルーツを持つ人々へのヘイトスピーチ、ヘイトクライムの問題も根深く残っています。この社会で「共に生きるとは何か」ということを、国内外で出会った人々の声、そして家族の歩んできた歴史も交えて考えていきます。

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全学人権講演会

難民の声、家族の歴史から考えた「共に生きるとは何か」

講師:安田菜津紀さん 認定NPO法人Dialogue for People フォトジャーナリスト
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日時 2025年12月11日(木)15:15 ~16:45
場所 龍谷大学深草キャンパス 成就館メインシアター
配信 ZOOMウェビナーを予定しています。
対象 龍谷大学の学生・教職員・その他一般の方
申込 事前の申し込みをお願いします。お申込みがなくてもご参加いただけますが
   満席となった場合は入場をお断りすることがあります。
   オンラインでご参加の方は、必ず以下のフォームからお申し込みください。
   開催日までにご視聴いただくためのURLをお知らせします。
   申込フォーム:https://forms.gle/hgT3PJ3d3kdKSBHZA
主催 龍谷大学人権問題研究委員会(事務局:宗教部)

講師紹介



安田菜津紀さん
1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『国籍と遺書、兄への手紙 ルーツを巡る旅の先に』(ヘウレーカ)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。


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全学人権講演会ポスター


建学の精神に根ざし、誰一人として取り残さない、誰一人として取り残されないキャンパスをめざして、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンの観点から、私たちがどのように関わっていくのかを考えるオンラインのプログラムです。多くのみなさまにご参加いただきますようご案内いたします。

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現代的課題と建学の精神プログラム

フェイクニュースに騙されないために
-ソーシャルメディア時代に 必須のファクトチェックとリテラシー-

講師 古田大輔さん 日本ファクトチェックセンター編集長
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日時 2025年12月8日(月)13:30 ~14:45
場所 オンライン(ZOOMウェビナー)
対象 龍谷大学の学生・教職員・その他一般の方
申込 以下のフォームからお申し込みください。
   追ってご視聴いただくURLをお知らせします。
   https://forms.gle/m1SxaXEjbWKGEXss9
主催 龍谷大学宗教部


<11月6日(木)~11月18日(火)/龍谷大学深草キャンパスにて>

 

【本件のポイント】

  • 視覚と聴覚の新たな感覚体験を提供し、アートと音楽の交差点で多様な社会を体感
  • ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターが主催し、地域に開かれた無料イベントとして実施
  • 学生や地域の方に感覚を通じた共感の機会を提供し、多様性理解を促進するアート展

 

 

【本件の概要】
 龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターは、「COLOR & SOUND 2025色と音が交わるところ」と題した障害者アート展を、昨年度に引き続き開催いたします。このアート展では、福祉施設のやまなみ工房、暮らしランプ(こきゅう+、atelier uuu)、アトリエやっほぅ!!と協力してアーティストの作品を展示し、視覚と聴覚の交差点である「色」と「音」をテーマに、独自の感覚体験を提供します。アート作品にはそれぞれに合う音楽が添えられ、訪れる方々が視覚だけでなく、聴覚を通じても作品の世界に浸れるよう工夫されています。
 このアート展の主催者であり、当センターの研究員である松本拓氏は、これまでにも龍谷大学瀬田キャンパスや大宮キャンパスで障害者アート展を企画してきました※1。今回の展示では、学生をはじめ、地域住民や関係者の方々にも無料で開放し、多様性についての理解を深めるきっかけとなることを目指しています。参加者が、アートと音楽を通じて目で見るだけでは得られない新たな感覚を体験し、多様な社会に感覚的に触れることができる機会とします。
 

 

開催期間:11月6日(木)~11月18日(火)※日曜日を除く
開催場所:龍谷大学深草キャンパス和顔館1階ギャラリー
入  場  料:無料

 

※1)昨年度の企画の様子や主催者・松本拓氏のインタビュー記事:

    https://retaction-ryukoku.com/3136
 


吉田ひより「虹」(やまなみ工房)
(お名前の吉は、上が「土」の吉です)
※展示ではAutechre「6IE.CR」を聴きながら鑑賞いただけます。


吉田裕志「ケルモルヴァン灯台」
(アトリエやっほう!!)
※展示では坂本龍一「ending」を聴きながら鑑賞いただけます。


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開催チラシ「COLOR & SOUND 色と音が交わるところ」


問い合わせ先:龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター
Tel 075-645-2098 ysbrc@ad.ryukoku.ac.jp https://ysbrc.ryukoku.ac.jp/index.php


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