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10月2日(月)から、2023年度 第2学期(後期)ライティングサポートセンターを開室します。

ライティングサポートセンターとは・・・?
 ライティングチューター(大学院生)が学部生のレポートの書き方等のサポートを行っています。

 → レポートや卒業論文など、書くことにまつわる相談全般に対応します
 → そもそもレポートとは?、引用や参考文献とは?、資料が見つからない、書いたものが適切かを見てほしい、などの悩みに応じます
 → 答えを教えたり、押しつけたりするのではなく、みなさんの考えに沿ってサポートするところです

 <主な相談内容例>
 ・書いてみたレポートけど、適切に書けているかを確認してほしい。
 ・レポートを書いたことがないので、そもそもレポートの書き方がわからない。
 ・注や参考文献は、どのように書けばよいのか。
 ・テーマが決まらず、どうしたらよいのかわからない。
 ・参考にする資料が見つからない。

 調べたこと、考えたことなどをしっかりレポートに反映し伝えられることは強みになります。お気軽にご活用ください。

 *お渡し可能な資料も⽤意しています。「レポート書式⾒本」や「レポートを書くためのチェックシート」など、ほかにも多数⽤意しているので、相談時、チューターに聞いてみてください。

2)開室時間・場所・曜日

【開室時間】10⽉2⽇ 〜 1⽉19⽇  11:30 〜 16:00( 受付 15:45まで )
      *基本は授業実施⽇に準じます。

【場所・曜⽇】
  深草 : 和顔館1F スチューデントコモンズ ⽉ 〜 ⾦曜⽇
  ⼤宮 : 東黌2Fスチューデントコモンズ ⽉・水・金曜⽇
  瀬⽥ : 智光館B1Fスチューデントコモンズ ⽉・⽕・⽔曜⽇

3)利用方法

対面・オンラインでの相談が可能です。

◆ 対面での相談について(予約不要)
  ○予約は必要ありません。
  ○相談時に、以下を持参してもらえれば、スムーズです。

  レポート課題について、授業で配られた説明プリント、manaba上での説明をプリントアウトしたもの、先生からの説明をメモしたもの。
  ゼミ発表や志望理由書などに関する説明書き、それらの形式(様式)が指定されたもの。
  書いたレポートや文書などをプリントアウトしたもの。

◆ オンラインでの相談について(要予約)
  ○ホームページ( https://calendar.app.google/pQy5TmASQ9sVwaks9 )から予約が必要です。

4)その他連絡事項
 11月初旬に、ライティングサポートセンターの講習会を開催予定です。ポータル等で告知します。ぜひご参加ください。

<ライティングサポートセンターHP> https://www.ryukoku.ac.jp/writingsupport/


 社会学部の「社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~)」(担当教員:現代福祉学科 准教授 川中大輔)では、9月8日(金)に大阪の鶴橋にてフィールドワークをおこないました。鶴橋には現在、日本最大級といえるコリアタウンがあります。現在は気軽に韓国旅行気分を味わえる場所としても知られ多くの人々が訪れるスポットにもなっていますが、在日コリアンが集住/定住している背景には長い歴史があります。そうした歴史的経緯や多文化共生を巡る取組や課題、これからの目指す方向などを学びました。
 鶴橋と呼ばれる地域は天王寺・東成・生野区の3区にまたがっているのですが、中でも生野区は日本の都市部の中で最も外国籍住民が多い地域です。約60か国の外国ルーツを持つ方々が住んでおられ、区民の5人に1人以上が外国籍住民となっています。そのうちの約75%を韓国・朝鮮ルーツの方々が占めています。

 鶴橋駅に降り立った受講生らは、まず駅の界隈にある国際市場を見学しました。終戦直後に焼け野原となったこの土地一帯にできた闇市にルーツがあり、朝鮮や台湾の商品が入手できることから発展を遂げてきました。韓国の食品店やの日用品、韓国料理屋や焼肉屋のほか、鮮魚の卸売市場があったことから隣接する商店街には鮮魚や乾物などの専門店も軒を並べています。


国際市場にて


国際市場の様子

 次に、御幸森(みゆきもり)神社とコリアタウンを見学しました。コリアタウンと呼ばれる大通りは年間200万人もが訪れる日本有数の観光スポットで、特にコロナ禍以降は気軽に韓国旅行の気分が味わえる「渡韓ごっこ」スポットとしてたくさんの人が訪れています。
 この大通りですが、元々は御幸森神社の参道でした。戦時中、この大通りに住んでいた日本人らの商店が建物疎開したり空襲で焼失したため、朝鮮市場の店主らが大通りへと進出してきたのがコリアタウンの原型となります。元々住んでいる日本人と在日朝鮮人の方々との緊張関係は当然ありましたが、当時の小泉首相の靖国神社参拝問題などを受けて日韓関係が悪くなった2000年代半ばに、こういう時だからこそ、国籍を越えて市民同士が手を取り合うべきではないかという動きが起こり、百済(古代の韓半島西部にあった国)から日本に渡って漢字や儒教などの学問を伝えた人物「王仁(わに)博士」の歌碑が御幸森神社に建立するプロジェクトが立ち上がり、そのことを機に市民同士の関係は新たなステージに移ったそうです。


御幸森神社「王仁博士の歌碑」前にて

 その後、多文化共生の拠点「いくのコーライブズパーク」(略称:「いくのパーク」)を訪れました。現在、生野区の人口は減少傾向にあり、少子高齢化が顕著である近年は小中学校の統廃合もなされてきました。その過程で最初に閉校となった大阪市立御幸森小学校の跡地を「NPO法人IKUNO・多文化ふらっと」と「株式会社RETOWN」の二者が「いくのパーク」として運営しています。
 「いくのパーク」では、様々な多文化共生の取組が進んでいます。例えば、大学生やボランティアの方々が移民背景を持つこども・若者にほぼ1対1で学習支援をする教室や、子どもたちと一緒に料理を作るところから行う子ども食堂、住友商事との連携のもとで各国の図書が揃うtomo-tomo文庫を有する「ふくろうの森」図書室の運営、K-POPダンススクールやバスケットボール教室といった貸しスペースの活用などが挙げられます。そのため、外国籍の子どもたちはもちろん、国籍を超えて多様な子どもたちが集い、交わる空間となっています。


いくのパーク


いくのパーク

 今回のフィールドワークでガイドを務めてくださった宋悟(そんお)さん(NPO法人IKUNO・多文化ふらっと理事・事務局長)は、「“多文化共生”と敢えて言わないような、自然に違いを認め合える関係づくりを目標に活動しています」とお話してくださいました。


NPO法人IKUNO・多文化ふらっと理事・事務局長 宋悟(そんお)さん

 今後、受講生たちは今までのフィールドワークで得た学びも生かして、東九条(京都市南区)でのプロジェクト活動に取り組みます。どのような企画が出てくるのか、楽しみにしたいと思います。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


愚者になりて往生す
(『親鸞聖人御消息』/註釈版聖典 七七一頁)

【深草学舎正門掲示板】

 龍谷大学の建学の精神は浄土真宗の精神です。
 浄土真宗の開祖である親鸞聖人は師匠である法然聖人から、自分自身の根源的な愚かさに気付くことの大切さをお聞きになられました。
 龍谷大学は、多くの人が集う学び舎(まなびや)ですが、もし、学びによって他人よりも賢くなったと頭が上がり横柄になったり、他者を軽んじ傷つけるようになるならば、それは建学の精神に沿った学びではないのでしょう。
 学びを深める中で、自分自身の愚かさに気付き、学ぶほどに頭が下がり、みな共に安穏に生きていくための助けになるような学びができたとすれば、それこそが龍谷大学の建学の精神に沿う学び方なのでしょう。


【原文】

 故法然聖人は、「浄土宗の人は愚者になりて往生す」と候ひしことを、たしかにうけたまはり候ひしうへに、ものもおぼえぬあさましきひとびとのまゐりたるを御覧じては、「往生必定すべし」とて、笑ませたまひしをみまゐらせ候ひき。文沙汰して、さかさかしきひとのまゐりたるをば、「往生はいかがあらんずらん」と、たしかにうけたまはりき。いまにいたるまでおもひあはせられ候ふなり。
(『親鸞聖人御消息』/註釈版聖典 七七一頁)

【現代語訳】

 今は亡き法然聖人が、「浄土の教えを仰ぐ人は、わが身の愚かさに気づいて往生するのである」と仰せになっていたのを確かにお聞きしましたし、何もわからない無知な人々が来るのをご覧になっては、「間違いなく往生するであろう」とほほえまれていたのを拝見しました。また、学者ぶった議論をして、いかにも賢そうに振る舞っている人が来たときは、「あの人の往生はどうであろうか」と仰せになっていたのも確かにお聞きしました。今でもそのことが思いおこされます。
(本願寺出版『親鸞聖人御消息 恵信尼消息』六一頁)


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●一人で悩まないで

学内外に相談できるところは沢山あります。
一人で悩まず、相談してください。

龍谷大学 宗教部 オフィスアワー ~お坊さんと話してみませんか?~
龍谷大学 こころの相談室
厚生労働省 こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~



その他の法語解説はこちらから
【掲示法語一覧】


2023年9月22日(金)に、広東外語外貿大学(中国)から石佑启学長他、楊暁輝日本語言語文化学院長計6名が来校され、2023年7月に締結した覚書(一般協定)の交換式を行いました。
広東外語外貿大学は中国広州市に位置する、4つのキャンパス、在学者数約4万人で、特に外国語や語言文化、教育、研究活動が活発な大学です。
今回は、龍谷大学との学生交換協定締結の可能性や本学社会学部との短期プログラムの開発について意見交換を行いました。
式には、本学からは、村田 和代 教授(国際担当理事)、井上辰樹教授(社会学部長)、八幡 耕一 教授(グローバル教育推進センター長)、李复屏教授(社会学部教授)、広東外語外貿大学からは石佑启学長らが出席しました。



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