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 本学法学部では、7月7日に「マスコミ論Ⅰ」受講生らを対象に、中曽根康弘元首相の秘書を務めた井出廉子さんを招いて講演会を開いた。井出さんは、数々の政局の舞台となった砂防会館の事務所に勤務し、1982~87年の首相在任中を含め、2019年に101歳で逝去するまで、中曽根氏を支え続けた経験を回顧。スナップ写真も交えて身近に接した中曽根氏の横顔、晩年まで外交に傾注した政治姿勢など、戦後政治史の逸話の数々を披露し、受講生に「政治に関心を持つことが大切」と訴えた。
 「マスコミ論Ⅰ」では、事前の4回の授業で内田孝・非常勤講師が、中曽根氏の首相就任時や逝去を伝える新聞各紙を紹介。メディアによる政治報道の実際を学んで中曽根氏についてのレポートを提出し、井出さんにもチェックを依頼した。
 
 井出さんは、メディアや研究者からの取材要請に対して的確に対応して中曽根氏と取材者双方からの信頼が厚く、服部龍二『中曽根康弘』(中公新書)、国鉄改革をたどった牧久『昭和解体』(講談社)など、中曽根氏に直接取材した主な単行本の後書きには、必ず献辞が登場することで知られる。この日は、政界風見鶏と評された中曽根氏について、具体例を挙げて、「政治家として野党の立場から出発した政治家。まず相手の話を聞き、協力できる点を探すのが特徴。本を大量に読み、相手に届く言葉を探していた。一方、人を信じすぎ、脇の甘いところもあった」と、身内の立場から政治家としての本質を提示した。

 続いて、コメンテーターの中島琢磨・九州大学准教授が登場。外交史が専門で、2019年度まで本学法学部で教鞭を取った。中島准教授は、自身らの研究者グループで聞き取り調査した『中曽根康弘が語る戦後日本外交』(新潮社)も踏まえ、2つの事例に言及した。首相退任後の1988年、旧ソ連を訪問してゴルバチョフ書記長と北方領土返還などを巡って激しくやりとりした会談、1990年に日本人の人質解放を求めてのイラク・フセイン大統領との交渉だ。井出さんに当時の中曽根氏の状況を確認した中島准教授は、「国際的球拾い」と自称し、実を取るために自ら相手国に乗り込んだ外交術の原則を「対立する相手とも交渉して打開策を探るのが政治」と読み解いた。
 受講生からは、中曽根氏の素顔や勉強法、人物評価の判断基準や関西学研都市との関わりなど、さまざまな質問が寄せられた。これに対し、井出さんは週末などに集中して勉強する姿や「ボスは、カントら哲学書を好み、首相を退いてから真剣に留学を検討していた」などの秘話をユーモアも交えて語った。




留学生を対象とした「広島平和プログラム2023」を7月1日(土)~7月2日(日)に開催しました。この広島平和プログラムは1994年から浄土真宗本願寺派広島別院と龍谷大学の共催事業で今回で25回目を迎えました。本プログラムはコロナウイルス感染拡大の影響を受け3年ぶりの開催となりましたが、世界6ケ国・地域から計11名の留学生がプログラムに参加しました。

初日の7月1日(土)は広島到着後、本願寺広島別院にて「全戦争死没者追悼法要」が開催され、留学生による献華、その後、被爆体験証言者の篠田恵さんから「わたしの被爆体験」をテーマにご講演いただきました。

翌日の7月2日(日)は、平和記念資料館等・原爆ドーム、ボランティアガイドの三登浩成氏のご案内により平和公園を見学しました。原爆が広島に及ぼした影響、戦争の悲惨さを学ぶ留学生達にとって核廃絶や平和について考える機会となりました。

参加した留学生からは、「母国ウクライナの平和について考える貴重な機会になった。篠田さんのお話や平和記念資料館の展示を見て衝撃を受けた。戦争はあってはならないものだと改めて感じた。」や「アメリカの高校では広島の被爆についてあまり教わらない。篠田さんのお話を聞いて涙が出た。アメリカの家族や友人らに広島の歴史を伝えようと思う。」などの感想がありました。

このたびの広島平和プログラムで留学生たちは多くの貴重な経験をしました。原爆・戦争の過ちを繰り返さぬよう、留学生一人一人がこの経験を活かし、平和のために私たちができることを考え、行動し、各国の人々に伝えてほしいと考えます。




文学研究科の入学試験の受験を検討しているみなさんを対象とした進学ガイダンスを、開催いたします。

 

 

<進学ガイダンス>

【真宗学、仏教学、哲学、教育学、日本史学、東洋史学、日本語日本文学、英語英米文学】

日時:7月20日(木)12時40分~13時20分

※オンライン(zoom)にて、開催いたします。

 

URL:https://us02web.zoom.us/j/86308098764?pwd=K1ZPcWFKSDlUUkpoYmhudk9iMUliQT09

 

 

 

【臨床心理学】

日時:7月27日(木)12時40分~13時20分

※オンライン(zoom)にて、開催いたします。

 

URL:https://us02web.zoom.us/j/84774057959?pwd=MW9zck1qUFFCUE4weVFyQVB4VXhFUT09

 

 

 

3年生でも2年生でもどなたでもご参加いただけます。奮ってご参加ください。

(お問い合わせ先)文学部教務課(大宮) Mail: o-let@ad.ryukoku.ac.jp


2023年6月18日(日)に実施した農学部生対象のTOEIC(IP試験)成績優秀者の表彰式を行いました。

竹歳農学部長より、「日頃の努力の成果を讃えるとともに、今後も学業に励んでください」というお言葉とともに賞状が授与されました。また奨励賞として「持続的な食循環プロジェクト」の取り組みで、農学部生が栽培にかかわった「龍谷米」(ミルキークイーン)・(にじのきらめき)と、農学部と経営学部の学生が共同で企画開発した『HANNA瀬田』(オリジナルブレンド紅茶)が贈られました。

また、垣口先生からも成績優秀者の学生に向けて挨拶があり、「語学の成績は一夜漬けでは決して伸びません。ここにおられる皆さんは毎日コツコツ学習を積み上げられてきたからこそ、優秀な成績を収められたのだと思います。」と成績優秀者の学生を讃えるお言葉がありました。

農学部では、受験料のサポートだけではなく、TOEIC受検後に「英語事後学修相談会」も行っており、TOEICのスコアアップのための学修方法や、英語の学力向上のためのコツなどを伺うことができます。

次回のTOEIC(IP試験)では、更なるスコアアップに向けて頑張ってください。




   ボランティア入門講座で基礎的な事柄を学んだ後に、実際にボランティアを体験する機会として、『Ryuボラ!』を実施しました。
6月~7月の活動を4つ選定し、募集説明会で受入団体の概要や当日の活動内容を理解した上で応募してもらいました。合計51名の学生が参加した様子を、以下の通り報告します。
 

①    『みずほまつり』のお手伝い@障害者福祉サービス事業所 瑞穂(大津市)
募集説明会:5/22(月)
活動日:6/4(日)11名参加(体験9名/学生スタッフ2名)
【学生の感想】
こういう活動を通じて地域の多様な人々が出会う上に、交流することはすごく素敵でした。どの時代であれお互いを理解するためには会うことが大事だと思いました。
 



②    清掃活動@下京青少年活動センター(京都市)
募集説明会:5/29(月)
活動日:6/24(土)19名参加
【学生の感想】
場所を借りてするボランティアとは違う気づきや、ほとんど知らない人とどうやって楽しく活動するかっていうのも考えさせられたので、軽いものでもまずはやってみるっていうのがすごく大事だなと思いました。
 

③    森林整備活動@森の風音(大津市)
募集説明会:6/7(水)
活動日:7/2(日)12名参加(体験10名/学生スタッフ2名)
【学生の感想】
階段を作る作業に参加して、一段作るのにこんなに大変なんだと感じました。また、森の風音の人にこの公園にいる昆虫を見せてもらえて、興味深い体験ができてよかったです。ありがとうございました。
 



④   『障害者スポーツのつどい』運営サポート@京都障害者スポーツ振興会(京都市)
募集説明会:6/14(水)  
活動日:7/9(日)9名参加(体験8名/学生スタッフ1名)
【学生の感想】
遊びに来てくれる方みんなが本当に楽しそうな顔をしていて、私まで元気を貰えた。障害者も健常者も壁無く関われる、今回の様な事が日常生活でも出来たら良いなと思った。

③④の活動は参加希望者が多かったので、別日を調整したり他の活動先を紹介したりしました。
後期の『Ryuボラ!』も現在調整中なので、ボランティアを体験したいという人は、センターからのお知らせをぜひキャッチしてください。
 

▶▶問合せ・アクセス
▶▶ボランティア・NPO活動センターのトップへ


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