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この春卒業する4回生の学生スタッフが中心となって、ボラゴン特集号を制作しました。

この『ボラゴン特集号』を企画として立ち上げた経緯は、自分たちが生きる社会に起きている問題やボランティア団体の方々がどのような思いで活動しているのかを、学生スタッフならではの視点で伝えていきたいと考えたからです。
多くの人々が社会問題やボランティア活動に関して、知っているが詳細は知らない、活動に参加したくても入り口がわからないという方が多いのではないでしょうか。
また、初めての人、初めての事、初めての環境という観点から、なかなか一歩を踏み出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そうした方々に対して、私たちはあと一歩を後押しできるような存在でありたいと考え、特集号の制作を行いました。 記念すべき最初の特集号では、主に3つのトピックスを取り上げます。

3つのトピックスについて簡単に紹介します。


 

「伝統」
藤森神社特集では藤森神社の伝統に焦点を当て、毎年5月に開催される藤森祭をはじめとした藤森神社の特色について紹介しています。
藤森祭の中で実施される駈馬神事や数々の文化財、境内に咲き誇る紫陽花や完成間近の藤棚など、藤森神社には見所が盛りだくさんです。
本稿ではこれらの紹介に加え、伝統を維持する立場である藤森神社の職員さんから伺ったお話も掲載しています。
是非目を通してみてください。




「食品ロス」
近年、世界では飢餓に陥いる地域が増加している一方で、飽食により生産された食品が食べられることなく破棄されてしまう「フードロス」が問題視されています。
この記事ではフードロス削減を目指すSDGsのゴール「12 つくる責任 つかう責任」を達成するために企業が取り組んでいること、またフードロスを他人事ではなく自分事にするために私たちができる取り組みやそれらをサポートする団体を紹介しています。ボラゴン特集号を通して一人でも多くの方にフードロスへの興味関心を高めていただければと思います。
ぜひ一度ご覧ください。




「環境」
 京都市伏見区深草の丘陵地で農業を営む団体「京都風緑」では、自然と調和した『循環型農業』を実践しています。
本記事では、団体代表である杉井さんへのインタビューを通じて、”自然本来の在り方を大事に”、真摯に農業と向き合う風緑ならではの「持続可能な農業」に迫りました。
また、風緑の活動に参加するボランティアたちとのつながりや関係性に着目し、「なぜ風緑に多くの人が集うのか」「ボランティアを募る側(風緑)の考えや思いとはなにか」インタビューとアンケート調査の内容をもとに深堀しました。
 知れば知るほど奥深い「持続可能な農業の在り方」や、たくさんの発見や体験が詰まっている「ボランティア活動の魅力」に触れる機会として、この記事が皆さんの役に立てば幸いです。
これからボランティアとしての第一歩を踏み出そうとしている人にもオススメです!



WEB版のボラゴン特集号はこちらから

印刷製本したものも、若干ではありますが、ボランティア・NPO活動センターに配架しています。
ぜひ、読んだ感想など、アンケートへのご協力もお願いいたします。
その他、わからないことや聞きたいことがありましたら、ボランティア・NPO活動センターへ気軽にお問合せください!

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ボランティア・NPO活動センターでは、2015年より継続して「福島スタディツアー~福島の“今”を見、福島を生きる人々の“言葉”を聴き、そして“自分”を見つめる~」を実施しています。
今回は、2024年2月17日(土)~2月20日(火)の3泊4日で実施しました。
このプログラムでは、福島の浜通りと中通り地域を訪問し、そこで福祉関係者やNPOのスタッフ等の様々な立場の方からお話を聴かせていただきました。また、震災遺構や伝承館なども見学しました。
たくさんのことを学び・考え・悩んだ4日間となりました。貴重なお話を聴かせてくださったみなさま、本当にありがとうございました。


2/17 うつくしまブランチの方のお話を伺う


2/18 福島市の梨農園見学


2/18 東日本大震災・原子力災害伝承館の視察


2/18 震災遺構の浪江小学校の視察

ツアー概要

【1日目】2/17(土)

朝、京都駅を出発し、新幹線で福島市へ。

到着後、オリエンテーションの後、特定非営利活動法人うつくしまブランチの方よりお話を伺いました。

 

【2日目】2/18(日)

午前:福島市内の阿部農園を訪問。梨農園を見学しながら、安全なものを提供するための努力や葛藤等についてお話を伺いました。その後、浜通り地域へ移動。

午後:東日本大震災・原子力災害伝承館と震災遺構・浪江町立請戸小学校、大平山霊園を見学しました。

 

【3日目】2/19(月)

午前:南相馬市内のフィールドワーク。車窓見学およびロボットテストフィールド、俺たちの伝承館、大悲山の石仏を見学しました。

午後:南相馬市社会福祉協議会の方々と意見交換および防災プログラム体験を行いました。その後、さぽーとセンターぴあ代表の青田さんのお話を伺いました。

 

【4日目】2/20(火)

午前:Fスタディツアーの案内のもと、富岡町の漁港や夜ノ森地区を視察、および大熊町の災害公営住宅や交流ゾーンがある地域を車窓視察しました。

午後:いわき市へ移動し、「原子力災害考証館」を見学し、館長の里見さんのお話を伺いました。 ふりかえりの後、京都に向けて出発し、21:30京都駅解散

 

その後、3月5日(火)に深草キャンパスにて事後学習会を行い、4日間の学びを参加学生が、自分の言葉で語り合いました。


2/19 ロボットテストフィールドの見学


2/19 俺たちの伝承館見学


2/19 大悲山の石仏の見学


2/20 富岡町の漁港の見学


2/20 考証館の見学と館長の里見さんのお話を伺う


2/20 最終日のふりかえりの様子

参加学生の感想

・自分の目で見て耳で聞き、人の想いに触れたからこそ分かること、これから考え続けたいと思えることが見つかった。また、今まで東日本に限らず被災地支援として自分に何ができるのだろうか?と思っていたが、まずは正しい情報を知り、それを伝えることが大切というシンプルだが1番重要なことを知ることができた。

・実際に足を運んで、行く前と行った後で東日本大震災、原発についての考え方が変わりました。そして、被災者・被災地のさまざまな問題が未だに解決されていない現状を知ることができました。この福島スタディツアーでの学びが私の大学生活に変化を与えてくれました。

4月に報告会を実施予定です。
詳細が決まりましたら、あらためてお知らせいたします。ぜひ、ご参加ください。


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 浄土真宗本願寺派より各報道機関に対して発表されましたとおり、3月8日に浄土真宗本願寺派総長に 荻野 昭裕(おぎの しょうゆう)氏が就任されました。
 学校法人龍谷大学の理事長は、「学校法人龍谷大学寄附行為」において同派総長をもってあてることが規定されており、今般の同派総長就任に伴い、同氏が3月8日付けで本法人理事長に就任することとなりました。
 なお、同氏の略歴は下記のとおりです。
 

【学校法人龍谷大学 理事長】
 氏    名:荻野 昭裕(おぎの しょうゆう)
 生年月(年齢):1955(昭和30)年9月(68歳)
 学     歴:1980(昭和55)年3月 龍谷大学文学部 卒業

 


2024年3月1日、深草キャンパス成就館およびZoomにおいて、「龍谷大学 2024年度事業戦略発表会」が行われ、報道記者等が多数参加しました。先進的な研究プロジェクトとして、本学・発酵醸造微生物リソース研究センターの島 純教授(本学農学部生命科学科・同副センター長)が登壇しました。

会の冒頭、入澤 崇学長が登壇し、2024年度より「龍谷大学基本構想400」の第2期中期計画(2024-2027年度)に移行し、第2期中期計画のテーマは、【サステナビリティへの「旅」ー変革の加速へー】であることを発表。「20世紀初頭の大谷探検隊*1のルーツを今に引き継ぐ本学には、学術探求の旅のDNAが連綿と受け継がれている」と述べました。
そして、持続可能な社会の実現と世界の平和に貢献すべく、新たに【龍谷大学 ネイチャーポジティブ宣言】を発出しました。この宣言に掲げたポイントの一つは「人文・社会科学から自然科学まで幅広い知見を有する大学として、ネイチャーポジティブ*2にかかる研究成果を社会実装する」というものです。
本学の研究に関しては、2024年度より人間・科学・宗教総合研究センターの研究事業として、「龍谷フラッグシップ研究プロジェクト」(1件採択)と「学際的研究プロジェクト」(3件採択)を開始することが発表されました。


『龍谷大学の価値共創:共創HUB構想へ』に関する深尾 昌峰副学長の発表、学生の活動『#ツナガルアクリルプロジェクト』に関する森 彩花さん(心理学部1年)の発表につづいて登壇した島教授は、2024年度よりスタートする学際的研究プロジェクトに採択された発酵醸造微生物リソース研究センターの研究課題『滋賀県発・発酵醸造技術を活用したアスリート食の開発』について発表しました。


島 純教授(本学農学部生命科学科・発酵醸造微生物リソース研究センター 副センター長)

島 純教授(本学農学部生命科学科・発酵醸造微生物リソース研究センター 副センター長)


この研究プロジェクトは、多様な研究者が集う本学の強みを掛け算したものです。「発酵醸造学×スポーツ栄養学×スポーツマネジメント」と学術領域の異なる研究者がクロスすることで、新たなアスリート食の開発に取り組み、ひいては滋賀県域の共創プラットフォームの開発をめざします。

なぜ滋賀県を対象地域とするのか?という点について、島教授は、「滋賀県は日本有数の長寿県・発酵県であることや、今後県下で複数のスポーツ競技大会が行われることから、食×スポーツによる地域振興・健康増進への強い期待がある」と説明。
これまで同研究センターでは、発酵醸造に有用な微生物の収集とデータベースの構築をめざして、主に滋賀県の食品や自然環境から、麹菌、酵母、乳酸菌を網羅的に探索・収集し、保存してきました。プロバイオティクスの機能解明が進行する中、「発酵醸造食品はもしかしたら、アスリート食に適しているのではないか?」と着想し、滋賀県発の発酵醸造食品の設計を試みることになったことを説明しました。


島 純教授の報告スライドより「研究の戦略」

島 純教授の報告スライドより「研究の戦略」


島 純教授の報告スライドより「仏教SDGsへの取り組み」

島 純教授の報告スライドより「仏教SDGsへの取り組み」

同日に発出された【龍谷大学 ネイチャーポジティブ宣言】との関連について、島教授は「世界的な発酵ブームのなか、発酵技術を用いた食品ばかりでなく肥料などにも利用が進んでいる。発酵技術を活用していくことは、健康だけでなく環境保全にも繋がる」と述べ、本学が掲げる仏教SDGsにも貢献し得ることを説明しました。
具体的には、①食品の保存性に優れた発酵食品の積極的な利用はフードロスを削減すること、②食の循環の健全化やエネルギー消費削減に寄与するためカーボンニュートラルに繋がることが挙げられます。

そして、発酵アスリート食の開発にあたっては、「おいしくて、なおかつ、機能性のあるものを目指す。また、産学共創によって滋賀県域の地域に貢献する」といった点を強調し、新たなプロジェクト始動への意気込みを述べました。


【補注】
*1 大谷探検隊
大谷探検隊は、大谷光瑞・西本願寺第22代門主が仏教伝播の道を明らかにすることを目的として、中央アジアに派遣した学術探検隊。1902年から1914年の間に3次にわたって行われ、シルクロード研究にかかる貴重な業績を挙げた。

*2 ネイチャーポジティブ
ネイチャーポジティブとは、生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せることを意味する。2022年12月に開催された国連の「生物多様性条約第15 回締約国会議(COP15)」において、新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、この中で、「ネイチャーポジティブ」の方向性が明確に示された。国内においても、これに対応した戦略として、「生物多様性国家戦略 2023-2030」が 2023年3月末に閣議決定され、ネイチャーポジティブの実現に向けた取り組みが進められている。


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