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2025年度の国際福祉実習として、アイスランドにおいて環境問題などについて体験的に学ぶ実習と、国境や民族を越え、すべての人がその人らしく暮らせることをめざす高齢者施設「故郷の家・京都」での実習の2つのプログラムが実施されました。
環境問題は人々の生活や幸福に大きな影響を及ぼすため、ソーシャル・ワーカーカーとして環境問題に取り組む必要があるということが認識され始めています。また、在日外国人の増加により、ますます多文化共生が重要な課題となっています。その一方で、環境問題を軽視したり、排外主義の扇動が見られたりする状況にもあります。
このような社会状況において、環境問題や多文化共生について実習の中で学びを深められたことはとても意義のあることだと思われます。


国際福祉実習


国際福祉実習


国際福祉実習


龍谷大学の研究者との対話を通じて研究内容を紹介するAcademic Doors~対話で開く,研究の世界~に、大久保 翔平・経済学部講師の記事を掲載しました。

大久保先生は「モノを通して世界の変化と人々の営みを読み解く」グローバル経済史の専門家。オランダ東インド会社とアヘン貿易を軸に研究を進めています。
「一見特殊なアヘンという商品から世界経済の構造や依存の本質を探ることで、現代を理解する手がかりが見えてくる」と語る大久保先生ですが、その真意とは?
アヘン貿易がもたらした歴史的インパクト、研究の背景や成果、そして現代への示唆についてうかがいました。

▼記事はこちらから▼
https://academic-doors-ryukoku.jp/interview/38


大久保 翔平・経済学部 国際経済学科 講師|博士(文学)

大久保 翔平・経済学部 国際経済学科 講師|博士(文学)


Academic Doorsとは!?~
10学部、1短期大学部、11研究科を擁する総合大学として、幅広い分野の研究者が集う龍谷大学。新たな視点や考え方、未知なる分野の知識など、ここで活躍する研究者との対話には、知る喜びがあふれています。
龍谷大学では、研究成果の創出を通じて、世界が直面する課題を克服し、持続可能な社会の構築に寄与すること目的として「Academic Doors~対話で開く、研究の世界」を開設しています。
このサイトでは、龍谷大学に所属する研究者との対話を通じて、多様な研究の魅力をわかりやすく紹介していきます。ぜひ、魅力あふれる研究のドアをノックして、知的好奇心をくすぐるアカデミックな世界に触れていただき、研究の魅力を堪能してください。


本学文学部、伊藤邦武元教授が責任編集者のひとりを務めた、筑摩書房創業80周年記念出版『世界哲学史』(全8巻・別巻1)の中国語簡体字版が、東方出版社(东方出版社)から、2025年1月に刊行されました。

本学文学部哲学科哲学専攻の山口雅広 准教授が執筆した、第4巻第2章「トマス・アクィナスと托鉢修道会」および第6巻第5章「啓蒙と宗教」も、この中国語簡体字版『世界哲学史』に収められています。

関心をおもちの方は、ぜひご覧になってください。

 

日本語版の紹介

https://www.chikumashobo.co.jp/special/world_philosophy/

https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-6005.html

 

ハングル語版の紹介

https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-12956.html

 

中国語繁体字版の紹介

https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-16520.html

 

責任編集者のひとり中島隆博 東京大学東洋文化研究所教授へのインタヴュー記事

https://book.asahi.com/article/13448671

 

出口治明氏による日本語版への書評

https://book.asahi.com/article/13109613

 

以上






 先端理工学部電子情報通信課程を2025年3月に卒業し現在大学院先端理工学研究科電子情報通信コースに進学している中嶋 洸介さんが、「人工知能学会2024年度研究会優秀賞」を受賞しました。

 この賞は、2024年4月から2025年3月までに開催された人工知能学会の研究会において発表された研究論文のうち、優秀なものを選び表彰するものです。
 表彰式は、2025年6月2日に人工知能学会総会(於 慶応義塾大学三田キャンパス東館G-Lab & オンライン)で行われました。受賞論文のタイトルと著者は、次の通りです。

 受賞論文:ロボット走行時のブレを考慮したArUco マーカー読み取りに対する誤り訂正の提案と評価
 著者(受賞者):中嶋 洸介、田邉 稜汰、安田 尚平、長島 健留、植村 渉

 人工知能学会誌2025年9月号(人工知能 Vol.40 No.5)会告に、著者紹介と授賞理由が掲載されています。また、人工知能学会ホームページにおいて、受賞者と受賞論文タイトルが報告されています。
人工知能学会受賞者【研究会優秀賞】参照 )

 本論文は、中嶋 洸介さんが本学先端理工学部(植村研究室)において、植村渉准教授と研究室のメンバーと共に行った研究の成果です。授賞理由では、「本論文ではArUco(DICT ARUCO ORIGINAL)マー カーについて、水平方向のカメラブラーに対応するため、 水平方向に切り取った部分ごとに符号を補正する処理を 提案している。実環境への問題への意欲的な取組みであり、今後の取組によりさらなる性能向上も見込まれる。」ということが挙げられています。



 社会学部の「社会共生実習(障がいがある子どもたちの放課後支援)」(担当教員:土田美世子教授)では、現場実習を通じて、障がい児支援や共生社会のありかたについて学びます。

 7/5(土)には、実習受け入れ先である“放課後等デイサービスゆにこ”(以下、ゆにこ)にて、本プロジェクトの受講生たちが今まで関わった利用者さんとの経験を活かして考案した設定プログラムの「スライム作り」をおこないました。
 プログラムには、ゆにこ利用者のお子さん12名が参加してくださいました。
 「始まりの会」が終わり、受講生たちは「自由遊び」でこの日の利用者さん(土曜日の利用者さんは、その日によって異なります)と距離を縮めて、いよいよ設定プログラム「スライム作り」が始まりました。


自由遊びの様子


自由遊びの様子

 まずは受講生からスライムの作り方が説明されました。


スライムの色は赤・緑・黄・透明から選べます


デモンストレーション中…

 続いて、参加者に材料がひとつずつ手渡されていきました。
 水に洗濯のりを混ぜて赤・緑・黄・透明の中から好きな色を選んだあと、固まる液を投入するとみんな楽しそうに割り箸で混ぜていました。



利用者さんで作業が難しい方の分は
受講生やスタッフの方が作成しました

 その他に、ラメやビーズも用意しており、好きなものを混ぜて、自分だけのスライムを作りました。
 出来上がると、手で感触を楽しんだり、「〇〇先生見てーー!」と伸ばして見せたり、とても嬉しそうにしてくれていました。


混ぜたビーズをツンツン


感触がきもちいい!


どこまで伸びるかな・・?


見て見て~!

 自分用のスライムを作成したあとは、メインイベントの「特大スライム作り」です。
 参加者全員がひとり1本(750cc)の洗濯のりを投入し、たらいいっぱいのスライムを作りました。
 固まり出すと「おぉ~~!」という歓声や「混ぜた~い!」といった声が上がり、完成したものを思う存分混ぜてもらいました。


洗濯のり1本を大胆に投入!


できあがった特大スライムに
手をうずめてみんな楽しそうでした!

 今回の設定プログラムは、お子さんたちが終始集中して参加出来ていたのでとても盛況だったように思います。一方で、盛況におわった裏では、スタッフの方々がお子さんたちに「手についてかゆくならないように手袋を付けようね」、「エプロンはブルーシートの上で脱いでね」といったさまざまな呼びかけや、机に付いたスライムを拭き取ったり落ちてしまったラメを掃除機で吸い込んでくださったりといった的確かつ迅速な対応があり成り立っていたように思います。

 終了後、受講生からは以下のような感想がありました。
・今回のプログラムに至るまでには、竹とんぼ作りといった案もありましたが、外遊びは暑く雨の心配もあるため、室内遊びで考えました。当初、スライムとスーパーボールを作るという二段構えでしたが、実際に試作してみてスーパーボールはあまりうまく作れなかったので、今回の大きなスライム作りに変更しました。結果、とても喜んでもらえたので良かったと思います。
・途中で飽きてしまうかもという不安がありましたが、最後まで集中してもらえて良かったです。
・想定していたような参加が難しい利用者さんもおられました。その日の気分やコンディションにも左右されるので、改めて関りが難しいと感じました。また、表情や行動で感情を読み取る必要があり、スイッチが入るタイミングを見逃さないように付き合うことが重要だと感じました。スタッフの皆さんは利用者さんたち一人ひとりのポイントを押さえていて、さすがだなと思います。
・利用者の皆さんがとてもかわいくて、ただただ癒されます。実習期間があと少しなので、会えなくなるのが寂しいです。

 次週は増田さん(ゆにこ代表取締役)を招いて今回の振り返りをおこないます。どのような評価をなされるのか、結果は今年度の報告書をお楽しみに。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】​をご覧ください。


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