協定式後には学生がロゴス社のキャンプ用品に触れ、アウトドアの魅力を感じる機会を設けました。学生たちは興味深そうにキャンプ用品を手に取り、笑顔で体験を楽しむ姿が見られ、今後の取り組みにつながる前向きな時間となりました。
2024年に発出した「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言(※1)」では、様々な団体と連携し、新たな価値創造に向けた取り組みを共創することを掲げました。また、2027年4月の開設を構想している「環境サステナビリティ学部(※2)(仮称)」では、より実践的な学びによって、持続可能な社会の創造に寄与する人材育成を目指しています。今回の協定も、これらの理念や教学展開につながるものであり、幅広い分野での共創を通じて、自然と共生する社会の実現に向けた歩みを加速させていきます。
【出席者のコメント】
アウトドア文化や防災にかんする豊富で優れた実績と知見をお持ちのロゴスコーポレーション様との連携は、本学がめざす持続可能な社会の実現にとってきわめて意義深く、また心強いものです。今回の包括連携協定の締結を契機として、両者の強みを融合した、私たちならではの連携事業に積極的に取り組みつつ、地域社会の課題と真摯に向き合い、新たな価値創造による社会変革に貢献していきたいと考えています。今後、「ネイチャーポジティブ」の理念を具現化すべく、瀬田キャンパスをより魅力ある学びと交流の場にするとともに、自然共生社会の実現に向けた教育、研究、人材育成、地域連携等をさらに意欲的に推し進めてまいります。
(龍谷大学 学長 安藤 徹)
本日、歴史ある龍谷大学様と包括連携協定を締結できますことを心より光栄に存じます。ご縁は、卒業生がキャンパスを訪問し、「学生の学びを豊かにしたい」「地域に開かれた大学にしたい」という想いを伺ったことに始まります。アウトドアの知恵や道具は、防災をはじめ“人を守る力”となり、大学様の教育や地域連携とも親和性が高いと感じております。学生の学びを広げるプログラムづくりや安全な環境整備、地域との連携など、未来につながる取り組みを共に進められれば幸いです。本日の協定がその第一歩となり、龍谷大学様、そして地域のみなさまと共に、学生・地域・未来に開かれた新しい価値を創り続けてまいりたいと思います。
(株式会社ロゴスコーポレーション 代表取締役社長 柴田 茂樹)
【株式会社ロゴスコーポレーションとの連携事項】
(1) 教育研究に関すること (2) 人材育成及び交流に関すること
(3) 産学連携に関すること (4) 施設整備に関すること
(5) 防災体制の整備に関すること (6) 地域社会との連携に関すること
(7) その他の連携に関すること
(※1)龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言
先端理工学部や農学部、生物多様性科学研究センター等における、教育・研究・社会貢献の各分野での取組実績等を踏まえ、日本の大学で初めて発出した宣言。ネイチャーポジティブに資する教育研究や人材育成等に取り組み、持続可能な社会の実現をめざす。
(詳細:https://www.ryukoku.ac.jp/about/activity/global_warming/nature-positive/)
(※2)環境サステナビリティ学部(仮称)※設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります。
リアルな現場での体験やチームでの協働を通じて知識・技能の定着を図るPBL科目「クエスト科目群」や、5つの「専門教育プログラム」などを配置。実践的に課題解決に向き合う次世代の環境人材育成を目指している。 (詳細:https://www.ryukoku.ac.jp/newf2/)
問い合わせ先:龍谷大学 瀬田事務部(山田・田中)
Tel 077-543-7713 Mail setajimu@ad.ryukoku.ac.jp