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SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
9 産業と技術革新の基盤をつくろう

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

レジリエントなインフラを整備し、持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る

輸送や灌漑、エネルギー、情報通信技術といったインフラへの投資は、多くの国で持続可能な開発を達成し、コミュニティーのエンパワーメントを図るうえで欠かせません。生産性と所得の向上や、健康・教育面での成果改善にインフラへの投資が必要なことは、以前から認識されています。

製造業は経済開発と雇用の重要な牽引役です。しかし現時点で、製造業の1人当たり付加価値は欧米の4,500米ドルに対し、後発開発途上国ではわずか100米ドルに止まっています。検討すべきもう一つの重要要因として、製造工程中の二酸化炭素排出が挙げられます。排出量は過去10年間に多くの国で減少しましたが、減少のペースは全世界で一様ではありません。

技術の進歩は、資源効率と省エネの向上をはじめとする環境目標の達成に向けた取り組みの基盤となります。技術とイノベーションがなければ、産業化は起こり得ず、産業化がなければ開発も実現しません。製造業の生産で大きな割合を占めるハイテク製品への投資を拡大し、効率を高めるとともに、人々のつながりを増やす移動・携帯通信サービスに注力する必要があります。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_09.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • 単3形充電池で走る、エコなマシンづくりに挑戦。「Ene-1」大会の学生部門で優勝

    2024年9月、先端理工学部の学生・院生と教員で構成されるチーム「Ryukoku Racing」が、単3形充電池40本を動力とするエコモータースポーツ「Ene-1」大会で、大学生部門「DivNEXT-b」優勝、総合部門「DivNEXT」準優勝を果たしました。これは、限られたエネルギーで走行効率を追求する設計・データ分析・チーム運営力などを培った結果です。環境負荷を抑えながら技術力を競うこの挑戦は、 エコモビリティの発展に資する取り組みです。

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  • 地域課題の解決に取り組む仲間を増やすために。「ソーシャル企業認証認証制度 S認証 金融機関連携協定式」

    2024年4月12日、龍谷大学で「ソーシャル企業認証制度 S認証」と金融機関との 連携協定式を開催しました。地域課題の解決に取り組む企業を、社会的インパクトや経営理念で評価・認証するこの制度は、2021年に開始され、2024年4月時点で6つの信用金庫が加盟。今後さらに認証企業の輪を広げ、地域共創を推進します。

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  • IT技術×メディア戦略×SNSを活用。京都・宇治田原町の地域活性化プロジェクト

    2024年6月~9月、龍谷大学の先端理工学部3年生3名は、宇治田原町の地域活性化に向けたプロジェクトを実施。期間限定バス “宇治やんたんライナー/やんたんライナーコネクト” の公式ホームページ制作や施設情報発信、観光インフラ刷新、SNS活用などを実践しました。2024年11月には、地元商店と連携した秋のマルシェも開催。これらの成果により、バス利用者は1日当たり1.7倍に拡大しました。

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  • 「京都老舗の会」と連携し、アンケート調査報告会「令和に生きる京の老舗~その教訓と課題~」を開催 府内企業のサステナビリティに貢献すべく、527社の回答を分析し報告

    2025年3月3日、龍谷大学経済学部は「京都老舗の会」と共同で、「令和に生きる京の老舗 ~その教訓と課題~」というアンケート調査報告会を開催しました。2024年9月20日〜10月25日に、京都府内の老舗企業1,391社を対象に事業承継・伝統と革新・コロナ禍の影響などを設問に527社から回答を得て分析。報告会では学生が調査結果を発表し、後半には老舗経営者がトーク形式で持続可能な経営の知見を共有しました。

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  • 企業と連携した「クラウド型環境DNA調査ツール」の開発

    全国で川や湖沼の生態系が失われ、漁業協同組合の経営が資源減少や費用高騰で悪化しています。この問題に対し、先端理工学部の山中裕樹准教授は「環境DNA分析」を活用し、生態系の把握と保全を進めています。この技術を活用し「オンライン漁協アプリ」を運営する株式会社フィッシュパスと簡便な調査アプリを共同開発することで、持続可能な自然保護活動を支援しています。

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