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【報告】第3回復興支援ボランティア 『おがつ店こ屋街2周年記念祭』に参加!

2013年11月25日

事前研修。一保堂でおいしいお茶の淹れ方を教えていただいた。松栄堂では匂い袋の作り方も勉強。
出発直前まで手作り看板作りに励む。
震災直後の映像を見ながら、町職員のIさんのお話を聞いた。ずしんと重かった。
念珠づくり体験と匂い袋づくり体験。「もう一つ作っていい?」と女の子。
販売コーナーで京都のおもてなしのこころをお届け。企業の協力があってこそ。
茶飲み話に花が咲いて、笑顔がうれしかった。相づちをうち、聞き役に徹した。
御輿担いで、餅まいて、ステージ盛り上げ役で大活躍。
大川小学校 命を守れる大人になってほしい・・・

2013年11月15日~18日、31人の学生が宮城県石巻市雄勝へ行き、『おがつ店こ屋街2周年記念祭』のボランティアをおこなってきました。
昨年の『おがつ店こ屋街1周年記念祭』の頃には、まだまだ被災の爪痕が色濃く残っていましたが、1年経った今、雄勝のまちは復興に向けて徐々に動き始めており、人々の表情も明るく感じられました。
主催者であるおがつ復興市実行委員会のTさんは、「今の雄勝を見て、感じていただきたい」という想いから、これまでに何らかのかたちで雄勝と繋がりができた団体やボランティアに声をかけたそうです。発災後から継続してボランティアにうかがっている龍大にも、ぜひお祭りを盛り上げに来てほしいと声がかかりました。

今回のボランティアは、会場のテント張り、ステージ設営、フィリピン水害の募金受付窓口、抽選会場係、みこし担ぎ、餅まきなどの運営補助と、龍大ブース(京都の物産販売、喫茶コーナーでの接待、ゲームコーナーの運営、匂い袋や念珠の手作り体験)で、学生31人がシフトを組んで取り組みました。
雄勝にゆかりのあるアーティストや郷土芸能のステージを、龍谷大学の黄色のビブス姿、企業の法被姿の学生たちが、ノリノリで、めいっぱい盛り上げました。
会場内のあちらこちらでは、地元の方々と話し込む学生の姿がありました。特に喫茶コーナーでは、茎ほうじ茶や龍谷茶『雫』、八つ橋を出しながら、震災当時のお一人お一人のお話をゆっくりと聴くことができ、貴重な経験になったと思います。
穏やかな秋空のもとで、お年寄りの話に耳を傾ける学生たちの真剣な顔、人なつっこい笑顔は、お祭り会場全体をふわっと包み込んでいました。
「今だから話せるのよ。ほんとに辛かった」「生きていることはありがたい」「雪の降りしきる山頂で、必死で枯れ枝を集めて寒さを凌いだ」「ペットボトルの水をフタ1杯ずつ、大勢で分けて喉を潤したわ。最初の支援物資はおせんべい1枚ずつだった」「小学校の先生の機転で、校庭にSOSの人文字を書いて、祈って、それでヘリが見つけてくれた」「家族の安否がわからないときの不安は今でも忘れられない」・・・。
そんなふうに次々と溢れ出る被災者の思いを、学生たちは一言も聞き漏らすまいと受け止めていました。悲しみを乗り越えて全力で頑張っておられる姿は強烈なイメージとして脳裏に焼き付いたようです。

テント内の龍大ブースでは、京都の複数企業から提供いただいた京菓子やお漬け物、和雑貨を販売させていただき、その売り上げで雄勝特産の硯石や海産物を購入して帰ってきました。近々、提供いただいた企業に学生たちがお土産を持参し、『みて、聞いて、感じた雄勝の今』の報告をさせていただくことになっています。
多くの子どもたちが命を落とした大川小学校の訪問や、旅館のミーティングで聞いた前述のTさんの体験談、北海道から何度も支援に通ってきているKさんのお話、町役場職員Iさんの行政マンとしての苦悩を吐露されたお話、そのどれもが忘れがたい記憶となって、学生の胸に残ったことと思います。各々京都へと持ち帰った想いを、今度はまわりの人に伝えていってくれることを願っています。           
(報告:古澤)


~ボランティア参加学生の声~ 一部抜粋

*昨年に続き2回目の参加でした。今回は後輩達をリードできるように、ボランティアにいく前の準備や企業訪問にも参加させていただきました。去年出会った方との再会や、新しい出会いを数多く経験できました。

*震災から復興することがどれだけ大変なことかを実感できました。東北の復興には私たち若い世代の力が必要不可欠だと気づきました。

*「みんなにこにこしてるけどそれぞれが一生治ることのない傷を負ってるのよ。だから優しくしてもらうとすごく嬉しいし、涙が出てくるのよ」と聞いたとき、自分がしていることが小さくても被災地の人たちには受け取ってもらっているんだと感じたし、もっと何かしたいと思った。雄勝のみなさんの抱える大きな傷を、一瞬でも和らげることができたのではないかと思えた。

*生きることの難しさを改めて思いました。普段、何不自由なく生きて暮らしている自分にとって、今回参加して一番大きな得たものではないかと思います。東北に何らかの形で関わっていきたいと思いました。

*今回経験したことを他の人に伝えることが重要になってくると思います。私たち自身が被災地に関心を持ち続けることも大切だと思います。

*最も学んだことは、「思いが重なる瞬間」の素晴らしさです。被災された方と、支援で来られた方が、皆それぞれの状況や思いを持ちながら一つの空間を創り上げる今回のイベントでは、「人の強さ」や「支え合うことの大切さ」「生きることの素晴らしさ」に何度も出会うことができました。

*宮城大学や石巻専修大学、淑徳大学の方々と交流できました。何よりも子どもたちの笑顔が非常に眩しく、私を元気にしてくれました。

*来年の今頃、内定していたら、ぜひまた参加したいです。

*来年も、再来年も、もっと回数を増やして復興ボランティアの募集をしてほしい。自分自身も行きたいし、みんなにもぜひ行ってもらいたい。行かなきゃわからないことばかりなので。

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