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2019年4月よりスタートした龍谷大学と京都市,地元自治会が協定を結び,田中宮市営住宅において,地域とつながりながら暮らす 3L APARTMENTプロジェクト。

11月25日(水)、龍谷大学和顔館アクティビティホールにて、2021年度の入居希望者を対象に説明会が開催されました。
京都市都市計画局住宅室住宅管理課 課長の菱﨑様に事業の趣旨説明、ご挨拶をいただき、伏見いきいき市民活動センター センター長の三木様が事業内容を説明されました。

その後は現在の入居学生4名が自己紹介し、閉会後も学生たちは入居希望学生の方の相談に乗ってくれました。
学生同士や地域の方と「つながりながら暮らす」ことを,一緒につくってくれる龍谷大学学生を、引き続き募集しますので、是非以下の関連イベントにご参加ください。


■入居に向けた関連イベント応募フォーム
 https://forms.gle/6uYen9KBRvNAg2PW6

■お問い合わせ
 3L APARTMENT 運営事務局(担当:三木)
 miki@machigoto.net



 龍谷大学、神戸大学、パシフィックコンサルタンツ株式会社らからなる研究グループは、神奈川県内を流れる小出川で調査を実施し、水と堆積物に含まれている環境DNAを分析しました。その結果、検出される種の組成には違いがあることが分かりました。また、採水によって検出できる種数は、1L程度を分析すれば効率が良いという結果も得られました。本研究の成果は、2020年11月15日に日本陸水学会英文誌 “Limnology”にオンライン掲載されました。

 

【論文掲載情報】

雑 誌 名:

 日本陸水学会英文誌 “Limnology”

 (インパクトファクター:1.625 2019年)

論 文 名:

 “ Determining an effective sampling method for eDNA metabarcoding: a case study for fish biodiversity monitoring in a small, natural river “(環境DNAメタバーコーディングによる効果的なサンプリング:小河川における魚類の生物多様性モニタリング)

 (DOI: 10.1007/s10201-020-00645-9)

著 者 名:

 山中裕樹、坂田雅之1、渡部健2、真木伸隆2、池田幸資2、小菅敏裕2、岡田泰明2、源利文1 

著者所属:

 1 神戸大学大学院人間発達環境学研究科

 2 パシフィックコンサルタンツ株式会社

 

研究の背景

 水中には、生息するさまざまな生物に由来するDNAが浮遊しています。「環境DNAメタバーコーディング分析」は、採水試料に含まれるDNAの塩基配列情報を、ハイスループットDNAシーケンサーで読み取り、配列情報のデータベースを参照して、試料に含まれていたDNAがどのような種に由来するのかを同時に大量に解析することができる技術です。

 しかし、環境DNAは河川の中を均質に流れ下っているわけではありません。採水場所や採水量によって検出される種数がどのような影響を受けるかについては、まだまだ分からないことが多いのが実情です。

 そこで、この研究では、水域の生物相をなるべく網羅的かつ効率良く環境DNA分析によって調べる方法を検討するために、以下の検討を野外の実河川で行いました。

  • 分析するサンプルのタイプ(水と堆積物)で、検出種数・種組成にはどのような違いがあるか?
  • 河道内で採水する場合、左右岸や流心で検出される種数・組成は変わるか?
  • 採水量を多くすれば検出種数が増えると考えられるが、どれくらいの量を分析すべきか?

 

研究の内容

 調査は、神奈川県の小出川で実施しました。この川を選んだのは、流域で経年的に採捕調査が行われており、流域に生息する魚類相についてしっかりしたデータがあるため、従来の採捕調査と環境DNA分析による検出種を比較することができるという利点があるからです。

 まず、小出川の中流部で海水の影響を受けない代表地点を設定しました。ここで、河道内の異なる場所(左右岸側と流心)で、異なるタイプのサンプル(水と堆積物)を採取し、含まれる魚類の環境DNAを分析しました。

 その結果、水では左右岸・流心といった採水位置間で種数、組成ともに大きな差が無かったのに対して、堆積物では採水位置間で、検出される種数や組成に大きな差が見られ、含まれる環境DNAが空間的に不均一であることが分かりました。興味深いことに、堆積物からは水と同程度の種数(堆積物:34種、水:30種)が確認されたものの、検出される種組成が異なり、10~20%程度は、それぞれのサンプルのみで検出されました(図1)。これまで、あまり分析対象とされてこなかった堆積物からは、水サンプルとは異なる環境DNAの情報をひきだせることから、水と堆積物の分析を併用することで、河川の一か所で検出できる種数を増やせる可能性が示されました。


 同時に、水については、採水量を0.01L、0.1L、0.5L、1L、2L、4Lと変えて分析したところ、検出できる種数は、左右岸、流心のいずれでも1L(1000mL)付近で頭打ちとなりました(図2)。それ以上、採水量を増やしても検出種数があまり改善されなくなるため、小出川の環境DNA分析では、1L程度が最も効率の良い採水量ということになります。


 上記の検討を踏まえ、環境DNA分析による流域レベルでの魚類相を調べる能力を検証するため、感潮域を含む小出川の11箇所で1Lの採水を行い、過年度に実施された採捕調査の結果と比較しました。その結果、既存の採捕調査では確認種数は22種であったのに対し、環境DNA分析では計34種が確認されました。採捕調査で確認されていて環境DNA分析で確認できなかった種はホトケドジョウのみで、これは採捕調査による本種の小出川での分布が支川の源頭付近に限られており、個体数が少なく、採水箇所も生息箇所から離れていたことで環境DNAの濃度が薄く検出できなかったためであると考えられます。
 
 今後の展開
 この研究により、これまで主な分析対象であった水だけではなく、河床の堆積物からも水に匹敵する生息魚類の情報が得られることが分かりました。堆積物の分析を併用することで、環境DNA分析により流域の生物相を把握する能力が高まることが期待されます。また、先行研究では、堆積物中の環境DNAは水中よりも分解されずにとどまる時間が長いという知見もあるため、河川を移動する魚類が調査時にその場にいなくても、その痕跡を確認できる可能性もあります。
 一方、オーソドックスな水サンプルの分析に注目すると、今回の調査地のような30~40種程度の魚類が生息する小規模な河川では1L程度の採水が効率的なサンプリング量であることが分かりました。環境DNA分析による検出種数を減らさずに、搬送やろ過が必要な水サンプルの量を軽減するための目安として貴重な知見が得られました。
 今後、より大きな河川や山間地の渓流など、環境条件の異なる河川で同様の分析を行うことで、河川全般で効率を高めるサンプリング方法が明らかになってくると期待されます。

【関連リンク】
■研究関連
 Research map

■学部関連
 山中 裕樹准教授の紹介
 先端理工学部スペシャルサイト
 環境生態工学課程


【本件のポイント】
・トヨタ自動車株式会社 葛巻 清吾氏が、日本政府がSociety5.0の実現に向けて推進している戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動運転のこれまでの取り組みと今後の展望を紹介
・京都で歴史を紡ぎ、洗練を重ねた京料理 木乃婦の三代目主人 髙橋 拓児氏が、日本料理の未来を語る
・本学の先端理工学部教員と農学部教員が講演で研究成果を紹介。また、自然科学系分野の研究成果を動画で掲載し、コメント機能で参加者と質疑応答するオンラインポスターセッションを実施

【本件の概要】
 龍谷大学では2021年1月13日(水)に特設サイトにて、第32回龍谷大学 新春技術講演会を開催します。
 「日本発の明るい未来をデザインする」をテーマに掲げ、基調講演ではトヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー Fellow 葛巻 清吾氏から、日本政府がSociety5.0の実現に向けて推進している戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動運転のこれまでの取り組みと今後の展望をご紹介いただきます。また、京都で歴史を紡ぎ、洗練を重ねた京料理 木乃婦の三代目主人 髙橋 拓児氏から、日本料理の未来を語っていただきます。
 他にも、龍谷大学の先端理工学部教員と農学部教員が、研究成果を動画で掲載し、コメント機能で参加者と質疑応答するオンラインでのポスターセッションも実施します。
 技術者の方は勿論、一般の方にも、コロナ禍の今だからこそ「日本発の明るい未来」に思いを馳せていただける機会にしたいと考えています。


1 日  時   2021年1月13日(水) 13:00~
2 開催方法   特設サイト(https://shinshun.ryukoku.ac.jp/)でのLIVE配信
3 プログラム等 以下PDF「第32回龍谷大学 新春技術講演会リーフレット」のとおり
4 申込締切   2021年1月13日(水)
5 申込方法   特設サイトの参加登録ページ
        (https://shinshun.ryukoku.ac.jp/register/)から申込み
6 参加費    無料


問い合わせ先 :龍谷大学 研究部(担当:西本・藤木) Tel 077-543-7746
        ※12月26日(土)~1月5日(火)は閉室


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 名城大学農学部の上船雅義准教授、農研機構西日本農業研究センターの安部順一朗上級研究員、龍谷大学農学部の塩尻かおり准教授、(株)ペコIPM パイロットの浦野知代表、農研機構中央農業研究センターの長坂幸吉グループ長、京都大学生態学研究センターの高林純示教授らは、ハウス栽培のミズナを対象に、アブラナ科葉菜類の害虫「コナガ」によって食害された植物が放出する香りのブレンドを人工的に作成した天敵誘引剤と天敵への給餌容器をハウス内に設置することで、土着天敵である「コナガサムライコマユバチ」を周辺により誘引し、ハウスにおけるコナガ発生率を抑制できることを実証しました。

 ハウス栽培のミズナにおける重要害虫コナガを対象に現地実証試験を実施し、天敵誘引剤を使ってコナガの発生前から少数のコナガサムライコマユバチを継続的に誘引し、天敵給餌器で 維持することでコナガの発生を抑えることができるかを検証しました(図)。その結果、これらを設置したハウスでは、設置しなかったハウスに比べてコナガの発生を抑制できました。この成果は、特定の天敵を誘引する効果を持つ合成した被害植物の香りを用いることで標的とした害虫の発生を抑えることに世界で初めて成功したものとなります。

 今回発表した論文では、天敵誘引剤と天敵給餌器を用いることで、コナガサムライコマユバチの行動を制御し、ハウス内でのコナガの発生を管理できる可能性を示しました。今後はこの技術が、露地栽培条件下でも有効かを評価していく必要があると考えておられます。また、本論文ではコナガを標的にしましたが、アザミウマ類、ハダニ類、アブラムシ類など他の野菜で問題になっている害虫にも、それぞれ天敵が野外に存在し、それら天敵も被害植物からの香りブレンドに誘引されることが明らかになっています。そのような害虫と天敵の組み合わせに対しても、本発表の手法による害虫管理の可能であるとの見解です。

 天敵誘引剤と天敵給餌器を用いた害虫防除技術は、里山のような自然環境で、農地周辺に害 虫の天敵が涵養されていることが基盤となっています。地域ごとに異なる農生態系とその周辺の自然生態系に注目し、その特性を生かした生態系管理と本害虫防除技術を結び付けた持続可能な取り組みも必要と考えておられます。

※詳細は、添付ファイルをご覧ください。※


【論文タイトル】
Targeting diamondback moth in greenhouses by attracting specific native parasitoids with herbivoryinduced
plant volatiles
(植食者誘導性植物揮発性物質を用いて特定の土着捕食寄生者を誘引することによりハウス内の
コナガを標的にする)

【著者】
上船雅義(名城大学農学部生物資源学科 准教授)
安部順一朗(農研機構西日本農業研究センター 上級研究員)
塩尻かおり(龍谷大学農学部植物生命科学科 准教授)
浦野知(株式会社ペコIPM パイロット 代表)
長坂幸吉(農研機構中央農業研究センター グループ長)
高林純示(京都大学生態学研究センター 教授)

【発表雑誌】
タイトル:Targeting diamondback moth in greenhouses by attracting specific native arasitoids with herbivory-induced plant volatiles
著者:Masayoshi Uefune, Junichiro Abe, Kaori Shiojiri, Satoru Urano, Koukichi Nagasaka, Junji Takabayashi
掲載誌:Royal Society Open Science (2020)
DOI 10.1098/rsos.201592
LINK https://doi.org/10.1098/rsos.201592

参考:塩尻かおり准教授
教員紹介
化学生態学研究室




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※詳細はこちらのファイルをご参照ください。


 11月は「過労死等防止啓発月間」です。2014年11月1日に過労死等防止対策推進法が施行されてから丸6年が経過しましたが、過労死・過労自殺は依然なくならないままです。
 「過労死のない社会」の実現に向けて何ができるか、そのような思いから「現代社会と企業」では2017年度以来、毎年この時期に「労働問題・労働条件に関する啓発授業」を行っています。この「授業」は厚生労働省「過労死等防止対策等労働条件に関する啓発事業」の一環で、講師を派遣していただいているものです。
 今年は、西垣迪世さん(過労死ご遺族)と古川拓弁護士のお二人にご講演いただきました。コロナ禍のためオンラインで画面を通してとなりましたが、過労死がどのように引き起こされるのか、過労死を防ぐために何が必要かなどを学ぶ機会となりました。
以下に、受講した学生の感想を紹介します。


 今回の講義を聞いて過労死に関することは想像の何倍も悲惨なものだと感じました。ニュースで見かけたことはあるものの自分とは関係のない話だとどこかで線引きをしていた部分があったのですが、来年から自分も社会人になるため、労働に関する知識をつけて、自分で自分の身を守れるようにならなければならないと思いました。(西垣さんのお話を聞いて)
 講演を聞いて、労災は国が認めなければいけないもので出ているものは氷山の一角に過ぎないという話や初任給に残業時間を組み込んでいる話を聞いて、危機感を感じました。過労死をしないためにもルール作りはもちろんのこと、より働きやすい環境を作るためにも権利も生み出していかなければならないと思いました。(古川弁護士のお話を聞いて)


 「現代社会と企業」では、学生にとって身近な問題である「就職」を素材にして「企業と社会」について考えています。大学生にとって「就職」は雇用・労働の入り口ですので、「企業と社会」を考えるのには「適切な教材」です(最近では、ブラック・バイトの問題も深刻ですので、大学在学中から「働く」ことは身近なこととなっています)。
 学生時代にワークルールの基本を見につけて、卒業後には生き生きと「賢く働く」人になることを願っています。そして、「過労死のない社会」を実現するために力を合わせてもらえればと思います。
(文責:細川孝)


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