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 2025年12月12日(金)、瀬田キャンパスのGlobal Lounge &Kitchen (GLK)にて、国際交流イベント「中国料理を作って楽しもう!」を開催しました。
日本人学生と留学生が一緒に中国料理を作りながら、文化や言語を超えた交流を深めることができました。

 当日は中国からの正規留学生隋さん(経済学部)と楊さん(国際学部)と中国の家庭料理「可乐鸡翅(手羽先のコーラ煮)」と「西红柿炒蛋(トマト卵炒め)」の人気メニューを協力して調理。キッチンには笑顔と活気があふれ、自然と中国語・日本語での会話が弾みました。瀬田キャンパス、大宮キャンパスや深草キャンパスに所属する学生15名が参加。コーラで煮る?と驚きながら、おいしくて楽しい異文化交流ができました。



参加した学生からは感想とコメントが寄せられました。

◆国際学部2回生 安岡七海さん(GLOBAL StaRtメンバー)
 この度は中国料理の調理を通じ、留学生と日本人学生の交流の場として貴重な時間を共有できたと思います。特に日本人が普段慣れ親しんだいわゆる中華料理とは異なり、家庭でも親しまれる食事ということで、簡単な調理工程により、調理という作業に集中しすぎることが無く、軽い会話や中国語についての質問などが飛び交い和気あいあいとしていたのが印象的でした。自身もほとんど訪れる機会のない瀬田キャンパスで開催されたというのもとても新鮮で、普段関わることのない学部の方々とたくさんお話しできたのも良かったです。調理も想像以上に順調に進み、手の空いている人がほとんどいないほど、全員が何かしら積極的に手伝ってくださって助かりました。全員が協力して完成した料理は、努力の結晶で、参加人数の多さから物理的にお腹は満たされませんでしたが、心は満たされました。またこのような機会があればぜひとも参加したいと思います。



◆経営学部2回生 ローレンブラヤンジュヲノさん(GLOBAL StaRtメンバー)
 今回の中国料理イベントでは、運営側として関わることができて嬉しいです。多くの学生と交流することができました。瀬田キャンパスでのイベントは初めてで最初は少し緊張しましたが、参加者の皆さんがとてもフレンドリーで、終始楽しい雰囲気の中で進めることができました。コーラで煮込んだ鶏手羽料理「可乐鸡翅」や、トマトと卵の炒め物「番茄炒蛋」は特に反応が良く、「おいしい」「面白い」といった声が多く聞かれました。また、中国の音楽を流したり、簡単な中国語を紹介したりすることで、料理だけでなく文化も一緒に楽しんでもらえたと思います。準備は大変な部分もありましたが、参加者の笑顔を見て、やってよかったと感じられるイベントになりました。



参加者コメント(一部抜粋)
●「初めての体験で楽しかったです。謝謝!」
●「中国料理めっちゃうまかった!!また食べたいので同じような企画待ってます。」
●「我愛China♡美味しかった!楽しかった!素敵な経験をありがとう」
●「中国料理、中国がもっと好きになりました♡めっちゃ美味しかったです!」



料理を楽しんだ後は、みんなで試食しながらさらに交流を深めました。国際交流の場として、料理という共通のテーマが学生同士の距離を縮めるきっかけとなった今回のイベント。今後も本学では、学生が多文化を体験し、互いを理解し合える機会を積極的に提供していきます。



 社会学部「文化・メディア領域」の1回生ゼミ(科目名「基礎ゼミナールB」)築地クラスは、2025年12月6日(土)、南北2㎞、東西1.5㎞ほどのエリアに広がる、「崇仁(すうじん)地区」と「東九条(ひがしくじょう)地域」でのフィールドワーク(学外実習)を行いました。日本内外から集まってくるインバウンド観光客や紅葉見物客で賑わうJR・近鉄「京都駅」からわずか徒歩10分。歴史都市・京都の宿痾(しゅくあ)とも言える差別問題を、行政主導の再開発で克服しようとするプロジェクトの最前線の現場です。
 「崇仁地区」は京都市内でも有数規模の被差別部落として知られる地域です。また「東九条地域」は京都の近代化を支えた朝鮮半島出身者などが生活基盤を築いた在日コリアン集住地域です。
 京都では今、これらの地域の生活圏を「文化芸術都市・京都」のシンボルゾーンとして再開発しようとするプロジェクトが、行政主導で強力に推進されています。
 その結果、長い歴史を刻んできた生活の場がどんどん更地になり、大学キャンパスや芸術系のエンターテインメント施設、劇場などに生まれ変わりつつあります。
 行政主導の「ジェントリフィケーション」(※)の事例として、行政的にも学術的にも注目されています。

(※)ジェントリフィケーション(gentrification)は、都市中心部における地域の再活性化に伴う社会変化を表わす専門用語で、多くの場合、都市中心部に集住した低所得者層や高齢層の排除的な動きが伴うことが問題視されます。

 今回は、朝9:30に京都駅前に集合。6時間にわたり、徒歩でじっくりと両地域を巡りました。参加者は13名でした。
 途中、2023年に開設された京都市立芸術大学キャンパスや、京都市の誘致でデジタルコンテンツ制作会社「チームラボ」(東京)が25年10月にオープンさせたばかりの大規模な体験型アート施設を訪問しました。また、崇仁地区の皮革産業を支えた旧柳原銀行を記念する博物館で被差別部落と解放の歴史を学びました。
 見学したエリアでは、フェンスで囲われた大規模な更地が目立ちます。かつての生活の香りを感じさせる商店跡が寂しげでした。




 その一方、チームラボの施設は満員御礼で、インバウンド観光客が半分以上を占め、カップルや家族連れの利用者も多数いました。




 参加した学生からは、「元々京都駅なのに何故こんなにも発展していないのだろう、治安が悪い感じがするんだろうと思っていたが、やっと繋がった気がした」、「街歩きをすることで、資料を見るだけではできないような体験ができた」「今でも(被差別部落や在日コリアン集住地域の)生活の跡が見える中にあるチームラボの施設には、異様な雰囲気を感じた」「歴史を何も知らずにあの地域を訪れても被差別部落の地域だったとは気づかない人が多いだろうなと思った」といった感想が聞かれました。


 2016年の「再犯防止推進法」の制定以降、自治体においても再犯防止に関する取組が推進されています。2019年度に龍谷大学は京都府と「犯罪のない安心・安全なまちづくりに関する協定」*1を締結し、これまでにハンドブックの発行や研修会を実施してきました。2025年度は前年度に引き続き、本学社会科学研究所の受託研究プロジェクト「犯罪等の初期段階における地域を基盤としたソーシャルワークの体制構築に関する研究」(研究代表:南島和久・政策学部教授)として取り組んでいます。

 2025年11月21日(金)午後、深草キャンパス・至心館1Fフリースペースにおいて、「令和7年度 京都府再犯防止推進ネットワーク会議 (中部地域)」が開催されました。この会議は、京都府庁および京都府内自治体の関係部局担当者をはじめ児童福祉に関わるカウンセラー、矯正施設職員、保護観察官、保護司、更生保護女性会を含むボランティアなど多様な関係者の参加を得て行われているもので、行政や地域において再犯防止に関して何ができるのかを一緒に考える取組の一環です。
→Event実施概要

 またこの会議の方法は、本学の研究メンバーが関わるATA-netの研究活動で培ってきた討議スキーム・課題共有型円卓会議“えんたく”*2を用いて実施しました。当日は、山口裕貴氏(一般社団法人 刑事司法未来、本学法科大学院修了生)が司会を担当し、暮井真絵子氏(本学法学部非常勤講師)がファシリテーショングラフィックを担当しました。ファシリテーショングラフィック(ファシグラ)とは、会議で共有された話題をホワイトボードにまとめて議論を可視化するものです。


課題共有型円卓会議“えんたく”のようす

課題共有型円卓会議“えんたく”のようす


 会議の冒頭、「医療法人心鹿会 海と空クリニック」院長で産婦人科専門医の池田 裕美枝氏が話題提供を行いました。池田氏は、女性のヘルスケアに身体的、心理的、社会的にアプローチすべく「一般社団法人SRHR Japan」の代表も務めています。
 「性教育をみんなの手に 〜SRHRの普遍的普及に向けて〜」と題した話題提供ではまず、すべての人の「性」と「生き方」に関わる国際的かつ重要な視点として「SRHR」を紹介。SRHRとは、Sexual / Reproductive Health and Rights(性と生殖に関する健康と権利)の略称で、誰もが性や生殖に関して、身体的・精神的・社会的な健康を維持しながら、自分の意思で決定できる権利のことです。池田氏は、「性と生殖に関することについて、“わたしのからだだから(Bodily Autonomy)”という点が尊重されることは、基本的人権保障の必須条件である」と強調し、包括的性教育*3を通して学ぶことは、「“自分とどう付き合うか”、“自分の大切なひとと、どう付き合うか”ということが基本となる」と指摘しました。

 そして、池田氏は包括的性教育や日本の性教育のバックラッシュなどについて概観した後、「思春期に性衝動が生じることは自然なことである。子どもたちへの包括的性教育を通じて豊かな人間関係の可能性を増やすことは、性暴力のリスク低減にも繋がるのではないか。今こそ、教育や文化、医療・福祉、法律、経済などあらゆるセクションが連携して、“個”を活かすための連携が必要だろう」と述べ、つづくセッションでのステークホルダーによる知見提供や参加者との課題共有に期待を込めました。

 
 つづいて、テーマに関連し、これまで子どもや若者の性被害・性加害に関する相談や支援等で関与してきたステークホルダー4名が、組織上の立場だけではなく、それぞれの経験から得られた知見やエピソードを紹介しました。
 ここでは、「学校現場での性教育においては、心身の発達が異なる集団への一斉教育の困難さがあること」や「未就学児童であっても性的情報との接触から加害につながる可能性もあり、自分の身体を守るという教育が必要であること」、「加害少年の立ち直りの現場では、認知行動療法などを用いて理想と現実を見つめさせる努力を重ねていること」、「孤立感を感じる子どもが、家庭や学校以外で信頼できる大人と話す場作りの必要性」など、さまざまな知見や課題が共有されました。


参加者によるシェアタイムの様子

参加者によるシェアタイムの様子


各グループから挙がったキーワードの一例

各グループから挙がったキーワードの一例

 その後のシェアタイムでは、オーディエンスを含めたフロアの参加者全員が3人1組のグループに分かれ、子どもと若者の性教育の普及方法やその課題などについて話し合いを行いました。
 グループで話し合われた課題はそれぞれ画用紙にまとめられ、フロア全体でその内容を共有しました。各グループからは、「教育を行う世代が包括的性教育を受けていない現状」や「発達段階や個人のレベルにあわせたアプローチの困難性」、「大人や男性に対する性教育の重要性」、「性についてオープンに話す場の必要性」などが提起されました。

 会議の後半では、ステークホルダーと話題提供者がそれぞれコメントを交わし、約3時間におよぶ“えんたく”が終了しました。最後に、暮井真絵子氏がファシリテーショングラフィックに沿って“えんたく”の内容を振り返りました。


司会:山口裕貴氏(一般社団法人 刑事司法未来)

司会:山口裕貴氏(一般社団法人 刑事司法未来)


ファシグラ担当:暮井真絵子氏(本学法学部・非常勤講師)

ファシグラ担当:暮井真絵子氏(本学法学部・非常勤講師)

 今回の課題共有型円卓会議“えんたく”の終了後、本会議を監修する南島和久教授(本学政策学部)と、藤岡一郎名誉教授(京都産業大学)がコメントを行いました。藤岡氏は検討委員として、「京都府犯罪のない安心・安全なまちづくり計画」に携わってこられました。藤岡氏は、悩みや問題を抱えた当事者を支援する組織間の「横の連携」が大切であることを強調し、それも「重層的な支援の仕組みの可能性」に期待を寄せ、今回の会議を総括しました。


南島和久教授(本学政策学部)

南島和久教授(本学政策学部)


藤岡一郎名誉教授(京都産業大学)

藤岡一郎名誉教授(京都産業大学)

【補注】
*1 犯罪のない安心・安全なまちづくりに関する協定
2016年12月に成立、施行された「再犯の防止等の推進に関する法律(再犯防止推進法)」においては、国だけなく自治体にも、再犯の防止等に関する施策について地域の状況に応じた施策を策定し実施する責務があることが明記されました(第4条)。また、自治体に対し、国の再犯防止推進計画を勘案しつつ、地方再犯防止推進計画を策定する努力義務があることが明記されました(第8条第1項)。この法律は、犯罪や非行をした人たちの社会復帰を支援するための初めての法律です。京都府では、2020年3月23日に龍谷大学と協定を締結し、再犯防止施策を推進していくこととしています。
参照:京都府HP

*2 課題共有型円卓会議“えんたく”
円卓会議と呼ばれる討議スキームは、その目的によって、問題解決型と課題共有型に分かれます。また、参加主体によって、当事者(Addicts)中心のAタイプ、当事者と関係者が参加するBタイプ(Bonds)、そして、協働者も加わったCタイプ(Collaborators)の3つに整理されています。詳細は以下のガイドラインを参照してください。
参照:「えんたくトライアルのためのガイドライン 2020.09版」

*3 包括的性教育
包括的性教育とは、国連教育科学文化機関(UNESCO)が中心となり、2009年に発表した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」に沿った国際的標準の性教育です。ガイダンスには、8つのキーコンセプトがあり、4つの年齢グループ(5~8歳、9~12歳、12~15歳、15~18歳)で達成すべき具体的な学習目標が設定されています。
8つのキーコンセプトは、「1.人間関係/2.価値観、人権、文化、セクシュアリティ/3.ジェンダーの理解/4.暴力と安全確保/5.健康とウェルビーイング(幸福)のためのスキル/6.人間のからだと発達/7.セクシュアリティと性的行動/8.性と生殖に関する健康」から構成されます。


 基礎ゼミナールB(渡辺クラス)では、各自が京都に関するテーマを定め、調査研究レポートを執筆することを目標としています。まず、各自が関連する先行研究を読み進めて、フィールドノートの書き方を練習した後、京都市でのフィールドワークを実施しました。11月29日(土)には、 (1)寺社観光、(2)オーバーツーリズム、(3)京都の景観保護をそれぞれテーマにする3つの班、12月6日(土)には(4)京都の食文化をテーマにする班の、計4班に分かれて観察を実施しました。
 (1)寺社観光班は、下鴨神社をはじめとする複数の神社をめぐり、トイレや案内板のバリアフリー、お賽銭の電子決済、現代の信仰の在り方など、様々なテーマで観察を行いました。(2)オーバーツーリズム班は、銀閣寺、南禅寺や清水寺など実際に混雑しているといわれる観光コースを歩いてみました。(3)京都の景観保護班は、京都市内でも高層マンションが多い山科区や、建物の高さ規制がなされている東山区などを訪れて比較しました。
 (4)京都の食文化班では、祇園四条を中心として、京料理の店や観光客向けの売店、抹茶ブームの様子を観察してきました。
 教員は各班に同行したり、巡回したりして、フィールドワークの様子を撮影し、「思ったよりも混んでいない場所があった。観光客のマナーは悪くなかった」「高さ規制による景観の違いは大きかった」などの報告を受けました。
これから学期末まで、各自、フィールドワークの結果をもとに、レポート執筆を行っていきます。






“能く瓦礫をして変じて金と成さんがごとくせしむ”
(『唯信鈔文意』/註釈版聖典 七〇八頁)

【深草学舎正門掲示板】
 今回の掲示法語は親鸞聖人が書いた『唯信鈔文意』から紹介します。法語にある言葉は、中国の慈愍三蔵という方が、一切衆生を往生させようと誓われる阿弥陀如来の本願力を讃嘆した偈です。親鸞聖人はこの偈に解説を施されて、石・瓦(かわら)・礫(つぶて)のごとき我々であっても阿弥陀如来の摂取の光に遇ってこの上ない涅槃の境地に至らせていただく、つまりは金(こがね)になさしめられるのだとおっしゃいます。親鸞聖人にとって阿弥陀さまの教えとの出遇いは、まさに自分の人生のあり方を全く別のものに転変させられるようなものだったのでしょう。
この文章を読んでいる皆さんは、何か自分の価値観やあり方がガラッと変わるのを経験したことはないでしょうか。たとえば、新しい知識や誰かの言葉に触れたとき、それまで当たり前だと思っていた世界の見え方が、ふと揺らぐことがあります。自分の立っている場所は同じなのに景色が違って見える、学ぶというのは、そうした「心の向き」を少しずつ変えていく営みなのだと思います。
学びは単に情報を増やすだけではなく、自分のものさしを問い直し、他者や世界をこれまでとは違う角度から見つめるきっかけになります。昨日まで石や瓦のように思えていた自分の歩みが、少しだけ温かい光に照らされていたことに気づくような瞬間もあるでしょう。そうした“見え方の変化”が重なっていくと、自分の生き方もまた静かに、しかし確かに変わっていきます。学ぶということは、まさに人生の風景を開いていくことなのかもしれません。

【原文】
「能令瓦礫変成金」といふは、「能」はよくといふ。「令」はせしむといふ。「瓦」はかはらといふ。「礫」はつぶてといふ。「変成金」は、「変成」はかへなすといふ。「金」はこがねといふ。かはら・つぶてをこがねにかへなさしめんがごとしとたとへたまへるなり。れふし・あき人、さまざまのものはみな、いし・かはら・つぶてのごとくなるわれらなり。如来の御ちかひをふたごころなく信楽すれば、摂取のひかりのなかにをさめとられまゐらせて、かならず大涅槃のさとりをひらかしめたまふは、すなはちれふし・あき人などは、いし・かはら・つぶてなんどをよくこがねとなさしめんがごとしとたとへたまへるなり。摂取のひかりと申すは、阿弥陀仏の御こころにをさめとりたまふゆゑなり。文のこころはおもふほどは申しあらはし候はねども、あらあら申すなり。ふかきことはこれにておしはからせたまふべし。この文は、慈愍三蔵と申す聖人の御釈なり。震旦(中国)には恵日三蔵と申すなり。
(教学伝道センター編『浄土真宗聖典―註釈版 第二版―』 七〇八頁)

【現代語訳】
「能令瓦礫変成金」というのは、「能」は「よく」ということであり、「令」は「させる」ということであり、「瓦」は「かわら」ということであり、「礫」は「つぶて」ということである。「変成金」とは、「変成」は「かえてしまう」ということであり、「金」は「こがね」ということである。つまり、瓦や小石を金に変えてしまうようなことだと例えておられるのである。漁猟を行うものや商いを行う人など、さまざまなものとは、いずれもみな、石や瓦や小石のようなわたしたち自身のことである。如来の誓願を疑いなくひとすじに信じれば、摂取の光明の中に摂め取られて、必ず大いなる仏のさとりを開かせてくださる。すなわち、漁猟を行うものや商いを行う人などは、石や瓦や小石などを見事に金にしてしまうように救われていくのである、と例えておられるのである。摂取の光明とは、阿弥陀仏のお心に摂め取ってくださるから、そのようにいうのである。この文の意味は、十分にいい表すことができていないけれども大体のところは述べた。深いところは、これらのことからお考えいただきたい。この文は、慈愍三蔵といわれる聖人の御文である。中国では慧日三蔵といわれている。
(浄土真宗教学研究所編『浄土真宗聖典 唯信鈔文意―現代語版―』 二〇頁)

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龍谷大学 宗教部 オフィスアワー ~お坊さんと話してみませんか?~
龍谷大学 こころの相談室
厚生労働省 こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~



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