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 2023年11月25日(土)、本学社会的孤立回復支援研究センター(SIRC)ならびに犯罪学研究センター(CrimRC)は、科学研究費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と『祖国』の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(研究代表:岡真理早稲田大学教授)との共催で、Onur Özata(オヌル・エザータ)弁護士連続講演会「<ホームランド>をレイシズムから考える」第1回目の講演として、「ドイツにおける制度的レイシズムとNSU事件」を京都大学北部キャンパス益川ホール(京都府京都市左京区吉田本町)にて開催し、約20名が参加しました。
 >>イベント実施概要

 はじめに、岡 真理教授が開会の挨拶を行いました。岡教授は、「ホームランドとは何か、人々はホームランドをどのように生きているのかを考えるために様々な講演会等を実施してきた。今回は、オヌル・エザータ氏を招き、ドイツにおけるレイシズムについて伺いたい」と述べました。


岡 真理教授(早稲田大学)

岡 真理教授(早稲田大学)


金 尚均教授(龍谷大学)

金 尚均教授(龍谷大学)

講演に先立ち、金 尚均教授(龍谷大学法学部/社会的孤立研究回復支援研究センター・ヘイトクライムユニット長)がNSU事件1の概要を解説しました。

 次に、移民被害者遺族の代理人をつとめる弁護士オヌル・エザータ(Onur Özata)氏が講演を行いました。通訳は、金尚均教授と鈴木克己教授(東京慈恵会医科大学)がつとめました。
 オヌル・エザータ氏による講演の概要は、次の通りです。

「2000〜2011年にドイツにおいて、ネオナチ・テロリストグループ『国家社会主義地下組織(NSU)』がトルコ系移民、ギリシャ系移民、警察官10名を殺害した事件が発生した。この事件の重要なポイントは、純粋なドイツ人でない人が殺人の標的にされたこと、そして、当初の捜査機関には、極右組織による犯行であるとの認識が全くなかっただけでなく、犯罪の嫌疑がむしろ被害者に向けられたことにある。捜査機関の失策が明るみに出たことで、ジャーナリストらから批判が寄せられた。
このNSUを巡る裁判は、戦後ドイツで最も長期化した裁判である。NSUによる事件は、ドイツにおけるこれまでの人種差別克服の努力をなし崩しにした。
2012年、当時の首相であるアンゲラ・メルケル(Angela Dorothea Merkel)は、関与した者を全員検挙して、原因究明を行うと宣言した。これを受けて、連邦および各州による15の事件究明委員会が設立された。そこでは、捜査が偏見なく行われたわけではなく、重大な欠陥があったこと、ネオナチを危険視していなかったこと、NSUは全土に支援ネットワークを有していること、憲法擁護庁(公安)は機能不全に陥っていたこと等が認定された2
NSU事件からは、捜査機関は可能な限り、ヘイトクライムの存在を認識しなければならないこと、国家と社会は人種差別に向き合わなければならず、日常的な差別や制度的差別をタブー化せず、問題を矮小化しないこと、移民の人々の背景や多様性を考慮しなければならないことが教訓として得られが、未だに全容は解明されていない。」


オヌール・エザータ氏(弁護士)

オヌール・エザータ氏(弁護士)


 次に、中村一成氏(ジャーナリスト)が講演を受けてコメントをしました。

「NSU事件では、ドイツ市民として暮らしてきた人たちが、移民だからという理由で、ギャングや密売人と疑われ、被疑者扱いされた。被害者がユダヤ人であれば、捜査当局の見立てや捜査のスピードが異なっていたのではないか。捜査当局と市民の間には、ヘイトクライムに対する認識の差があるのではないか。
日本においても、ヘイトクライムが頻発している。1997年に愛知県で起きた「エルクラノ事件」では日系ブラジル人少年が襲われ死亡し、2021年に京都府で起きた「宇治ウトロ地区放火事件」では在日コリアンが暮らすウトロ地区で放火による大規模な火災が発生した。被害者らは、社会的排除を受け、それが差別に繋がったケースである。日本は、ヘイトクライムの根絶宣言を行うべきである。そして、ヘイトクライムに対しては、量刑のガイドラインを作成し、適切に対処するべきである。」


中村一成氏(ジャーナリスト)

中村一成氏(ジャーナリスト)


 その後、オヌル・エザータ氏、中村一成氏に加え、岡真理教授、金尚均教授、鈴木克己教授を交えて、会場参加者からの質疑応答を含めたディスカッションを行いました。
 そこでは、NSU事件の背景にあるドイツにおける近年のレイシズムの勃興、日本におけるヘイトクライムに対する認識の変化等、日本・ドイツ両国のヘイトクライムに関する話題等、幅広く議論が交わされました。


会場の様子

会場の様子


【補注】
1  詳細は、本学犯罪学研究センターが2018年8月20日に開催した講演会「ドイツにおけるネオナチ組織による連続殺人事件裁判とヘイトクライムの克服」のレポートをご覧ください<https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-2314.html>。
2  ドイツ連邦議会のNSU事件究明委員会による最終報告書の詳細は、金尚均「日本におけるヘイトクライム」立命館法学405・406号(2022年)138頁をご覧ください。


龍谷大学(以下「本学」)は、ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)およびLINEヤフー株式会社(以下「LINEヤフー」)と包括連携協定を2023年12月15日に締結しました。 
先端技術やスタートアップ支援に関するノウハウなどを活用して、社会課題解決や人材育成を推進する場として本学が整備を進める「龍谷大学京都駅前新拠点(仮称)」の構築や、本学のDX(デジタルトランスフォーメーション)への連携・共創を推進します。 
なお、協定締結式当日は、新拠点において京都市との連携・共創も企図していることから、来賓として門川大作京都市長にもご同席いただき、協定式を執り行いました。

 

詳しくはプレスリリースをご覧ください。


▲本日開催された包括連携協定締結式の様子(龍谷大学 深草キャンパス(京都市伏見区)にて)▲
(左より:LINEヤフー株式会社 上級執⾏役員 マーケティングソリューションカンパニーCEO 池端 由基、龍谷大学 学長 入澤 崇、ソフトバンク株式会社 取締役会長 宮内 謙、京都市長 門川 大作(来賓))

 

「龍谷大学京都駅前新拠点(仮称)」では、本学が有する多様な学問領域を交流・融合させ、社会変革や価値創造を牽引する人材を育成します。本学の学生に留まらず、他大学の学生や社会人などにも広く開放し、従来型の大学キャンパスでの展開を超えた「学び」や「成長」の機会の提供を目指して、2027年度中の運営開始に向けて整備を進めます。
この拠点における、Beyond 5G(第5世代移動通信システム)などの最先端技術の実用化に向けた実験環境の整備や、AIやIoTなどのテクノロジーを活用した最新のソリューションや先端技術を体験できる施設の構築に向けては、ソフトバンクと検討を進めます。 さらに、本学がこれまでも注力してきた学生ベンチャーについて、ソフトバンクグループが持つスタートアップ支援に関する知見やノウハウの提供を受けることで、この拠点が京都から有力なスタートアップを創出するための共創を支援する場となるように連携してまいります。 
また、ソフトバンクが掲げる「スマートキャンパス構想」のもと、LINEヤフーとも連携しながら、さまざまなデジタルソリューションを活用して大学運営のデジタル化やデジタル環境の整備に取り組み、本学のニーズに沿ったDXを推進します。

 

<包括連携協定の内容(一部抜粋)>

  1. 高度な情報通信基盤や生成AIなどの先端技術を活用したSociety5.0の実現やイノベーションの創出、共創の促進に関すること
  2. 龍谷大学京都駅前新拠点(仮称)での共創空間の創出や先端技術の活用を通じた社会変革、新たな価値創造の推進に関すること
  3. 瀬田キャンパスの活性化-「共創」をキーワードに龍谷大学の変革を「先導するキャンパス」-を牽引する取り組みに関すること
  4. 先端技術や各種デジタルツールなどを活用したスマートキャンパスの構築や社会実証実験の展開などに関すること
  5. デジタル人材の育成や教育プログラムの開発、リカレント・リスキリングプログラム開発などに関すること

【本件の概要】  

 龍谷大学(以下「本学」)は、ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)およびLINEヤフー株式会社(以下「LINEヤフー」)と包括連携協定を2023年12月15日に締結しました。先端技術やスタートアップ支援に関するノウハウなどを活用して、社会課題解決や人材育成を推進する場として本学が整備を進める「龍谷大学京都駅前新拠点(仮称)」の構築や、本学のDX(デジタルトランスフォーメーション)への連携・共創を推進します。なお、協定締結式当日は、新拠点において京都市との連携・共創も企図していることから、来賓として門川大作京都市長にもご同席いただき、協定式を執り行いました。


▲本日開催された包括連携協定締結式の様子(龍谷大学 深草キャンパス(京都市伏見区)にて)▲
(左より:LINEヤフー株式会社 上級執⾏役員 マーケティングソリューションカンパニーCEO 池端 由基、 龍谷大学 学長 入澤 崇、ソフトバンク株式会社 取締役会長 宮内 謙、京都市長 門川 大作(来賓))

 

 「龍谷大学京都駅前新拠点(仮称)」では、本学が有する多様な学問領域を交流・融合させ、社会変革や価値創造を牽引する人材を育成します。本学の学生に留まらず、他大学の学生や社会人などにも広く開放し、従来型の大学キャンパスでの展開を超えた「学び」や「成長」の機会の提供を目指して、2027年度中の運営開始に向けて整備を進めます。この拠点における、Beyond 5G(第5世代移動通信システム)などの最先端技術の実用化に向けた実験環境の整備や、AIやIoTなどのテクノロジーを活用した最新のソリューションや先端技術を体験できる施設の構築に向けては、ソフトバンクと検討を進めます。

 さらに、本学がこれまでも注力してきた学生ベンチャーについて、ソフトバンクグループが持つスタートアップ支援に関する知見やノウハウの提供を受けることで、この拠点が京都から有力なスタートアップを創出するための共創を支援する場となるように連携してまいります。

 また、ソフトバンクが掲げる「スマートキャンパス構想」のもと、LINEヤフーとも連携しながら、さまざまなデジタルソリューションを活用して大学運営のデジタル化やデジタル環境の整備に取り組み、本学のニーズに沿ったDXを推進します。

 

<包括連携協定の内容(一部抜粋)>

  1. 高度な情報通信基盤や生成AIなどの先端技術を活用したSociety5.0の実現やイノベーションの創出、共創の促進に関すること
  2. 龍谷大学京都駅前新拠点(仮称)での共創空間の創出や先端技術の活用を通じた社会変革、新たな価値創造の推進に関すること
  3. 瀬田キャンパスの活性化-「共創」をキーワードに龍谷大学の変革を「先導するキャンパス」-を牽引する取り組みに関すること
  4. 先端技術や各種デジタルツールなどを活用したスマートキャンパスの構築や社会実証実験の展開などに関すること
  5. デジタル人材の育成や教育プログラムの開発、リカレント・リスキリングプログラム開発などに関すること

 

問い合わせ先:龍谷大学 学長室(広報) 田中・奥

Tel 075-645-7882  kouhou@ad.ryukoku.ac.jp

 


2023年12月14日(木)、農学部×旭松食品株式会社『あたらしい「こうや豆腐」のカタチプロジェクト』最終報告会を開催しました。
 本プロジェクトは、農学部・農学研究科の有志に加え、短期大学部の学生が参画し、約40名(11チーム)が「こうや豆腐」の新しい魅力を引き出すアイデアを出し、製品開発に取り組む活動です。2023年5月から約半年間かけて準備し、今回、若者、老齢者、子ども、そしてペットに至るまでに配慮した、食事や知育菓子など、学生ならではの自由なアイデアをポスターセッション形式で発表しました。
 審査は、旭松食品株式会社から、研究開発本部 研究所 副主任研究員 石黒 貴寛氏、研究開発統括部 商品開発一課 宮下 愛美氏の2名と、龍谷大学からは入澤崇学長をはじめとした4名が、独創性や表現力、実用性、問題発見などの観点で行い、優秀チームを表彰しました。

 学生たちのアイデアは、「こうや豆腐」のイメージを大きく覆すようなアイデアがたくさん発表され、旭松食品株式会社のおふたりから、驚きの声があがっていました。また、こうや豆腐を縁日などにある型抜き遊びができるようにしたり、世界の料理にこうや豆腐を取り入れたりと、どのチームもそれぞれのアイデアが光る印象に残るものでした。学生たちの熱のこもったプレゼンテーションに、審査員と来場者も興味津々でした。入賞チームと企画内容をご紹介します。

【表彰結果】
1.旭松食品賞(企業様の点数が最も高い)
チーム名:アニマル健康とうふ
企画内容:新あさひ豆腐×犬用ペットフード「新あさひ高野ドック」の開発

2.学長賞(総合点1位)
チーム名:まめろく
企画内容:旭松食品×長野県食材のお土産

3.龍谷エクステンションセンター長賞(総合点同点2位)
チーム名:にこニーズ
企画内容:こうや豆腐のスパイスカレー

4.瀬田教学部長賞(総合点同点2位)
チーム名:凍り豆腐で遊び隊
企画内容:Powdered tofu house


 表彰の後は、本プロジェクトにご尽力いただきました、旭松食品株式会社 石黒氏、宮下氏と、本学学長 入澤 崇 先生にご講評をいただきました。
旭松食品の方からは「中間報告会を経て、最終報告会でアイデアの完成度が格段にあがり、龍谷大学と学生皆さんの力を感じました。特に皆さんのプレゼン力に驚きました。課題の設定や、それを解決するためのプロセスなど、たくさんのヒントをいただくことができました。」とコメントされました。また、入澤学長からは、「完成品に至るまで、仲間との試行錯誤があったと思うが、どのチームも素晴らしい出来栄えだった。これは仲間たちとの「共創」があったからこそ。」と、取り組んだ学生をたたえました。学生たちのアイデアが新しい商品につながるかもしれません。

受賞者からは、「誰を販売対象にするのか、コンセプト、製造方法やパッケージデザイン、価格設定まで、沢山のことを考える上でたくさんのことを学んだ。」「チームで意見が分かれることもあったがその中で今回の形が出来上がり、それを評価いただき嬉しい。」と喜びと感謝を表していました。
参加者からも、「このプロジェクトを通して高野豆腐について深く知ることができました。」「グループワークでのチーム交流をすることができました。」「他の班で色々な案があってとても面白かった!」など、互いに刺激を受ける姿をみることができました。

 本プロジェクトに参加した学生たちは、頭の中で巡っていたアイデアが「かたち」になり、それを自分たちの言葉で提案するわくわく感や楽しさを感じてもらうことができたと思います。アイデアに対し、時には厳しいコメントがあったかもしれませんが、商品開発の現場の声を聞かせてもらうことで、自身の学びがどのように社会とつながっているのかや自身の将来を考えるきっかけになったに違いありません。
 「なにかに挑戦したい!」、「新しいことに取り組んでみたい!」という思いを持っている学生の芽を育てていくひとつの取り組みです。思っていた以上に大変だったこともあると思いますが、少しでも学生たちの学びに繋がっていれば幸いです。


■参考
 このような企業と連携した製品開発プロジェクトは2016年度から始まり、今年で7回目となります。過年度のプロジェクトでは、特許や実用新案を申請したものや、商品化に向けて進んでいるアイデアもあり、社会実装教育として成果が出ています。
 プロジェクトを通して、学生にものづくりの楽しさや試行錯誤してわくわくする気持ち等を感じてもらい、今後のキャリアや興味の幅を広げることを目的として実施しています。また、学生のアイデアが多様な課題を解決に導き、社会に貢献できることを期待しています。
2016年度:ハウス食品
2017~2018年度:(株)ローソン
2019年度:伊那食品工業(株)
2020年度:(株)すき家((株)ゼンショーホールディングス)
2021年度:(株)マルコメ
2022年度:不二製油(株)


審査の様子


アニマル健康とうふの「新あさひ高野ドック」


まめろくの「旭松食品×長野県食材のお土産」


全体会場


瀬田教学部長賞表彰の様子


REC長賞表彰の様子


2023年12月2日(土)~3日(日)に、「政策実践・探究演習(国内)」福知山プロジェクトの学生18名(2~4回生)、教員2名(谷垣岳人准教授、榎並ゆかり実践型教育プランナー)が、今年度第4回の地域フィールドワークを実施しました。今年度から、新しく福知山市中六人部地域づくり協議会(以下、ミライト中六)と連携した活動を開始しています。
本プロジェクトは「懐かしい未来をつくる」を目標としています。かつての暮らしの中で里山資源を利活用していた時代、薪炭を燃料とし落葉を肥料とし、その結果として里山が整備されマツタケが地域の特産物だったのです。木材は輸入物に、燃料はガスとなり、化学肥料を使用するようになってから山は荒れていきました。山を整備しもう一度マツタケ生産を復活することができたなら・・・。そのためには地域の皆さんの地道な努力が必要ですが、高齢化により作業もままなりません。プロジェクトの柱である「里山整備と資源の利活用」は、学生の力を活かせる活動として今後も継続的に取り組みます。1年目である今年度は、地域の現状把握と資源調査を行っています。

第4回フィールドワークの初日は里山の共有地の整備活動、2日目はミライト中六の役員さんたちと今年度の活動成果のまとめと成果物のイメージについて意見交換を行いました。以下、報告します。


マツタケ山の整備作業を終えて


<1日目 里山の整備作業@大内山田>
マツタケ山の入札期間を終えた12月初旬、いよいよ里山の整備作業を開始しました。前回合宿(10月)に下見した場所に向け、大内山田側から尾根へと整備道具を分担して登ります。地域の方の指示に従って約3時間の整備作業に取り組みました。この尾根は集落の共有地(入会=いりあい)になっており、秋はマツタケの入札が行われます。マツタケ山利用権は11月末で終了したことから、学生も入山可能となりました。
まずは、雑木の撤去作業からです。地域の方がチェーンソーで不要な木を伐採され、どこかしこに転がる木々を尾根から10メートルほど下に運搬します。斜面のため足元が悪く、伐採した木が倒れる方向に注意しながら慎重に作業を進めます。学生も細木を手のこぎりで、切り鋏で切っていきます。こうして雑木を剪定し明るくなったので、堆積した落葉を熊手・レーキ等で地面が見えるまで掻いていきます。
受講生はこうした整備作業は初めてのことでしたが、徐々に道具の使い方にも慣れ予定時間内に作業を完了することができました。きれいになった共有地を見て、一緒に作業した地域の方にとても喜んでいただけました。


道具持参で尾根に向かう学生たち



チェーンソーで伐採した雑木、朽ちた木などを斜面の下へ運ぶ


手ノコギリで雑木を倒す方向に気を付けて切る


大切なアカマツを残し雑木を取り除く


落ち葉を斜面の下へ順に掻いていく


何年も手付かずだった区画もすっかりきれいに!


受講生たちは、直前の講義で里山整備の意義について学んでおり、自分たちの作業がどんな意義があるのか理解したうえで楽しんで作業することができました。地域は人口減少と高齢化により、こうした里山の整備が難しい状況に直面しています。マツタケが育つ環境の復活に向けて学生たちの力が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
谷垣先生がアカマツの根元にマツタケのシロ(菌糸)を確認し、マツタケ山としてポテンシャルがあることがわかりました。この小さなシロを大きく育てていければ・・・地域の方から今年は収穫が少なかったと伺ったので、来年はマツタケがもっと増えることを願います。


アカマツの根元を掻いて観察


マツタケのシロが!


集めた落葉は腐葉土づくりに利用



<2日目午前 今年度の成果物作成にかかるワークショップ@ミライト中六事務所ホール>
学生たちは、中六人部の里山資源に着目し、「いきものがかり」「チームバイオマス」「ててまる。」の3つのチームに分かれてこれまでヒアリング調査を進めてきました。夏には川の生き物調査も行い、地域の皆様からも地域資源に関する生きた情報を提供いただきました。これまでの調査でわかった地域資源などの情報を整理し、地域の方・子どもたちに図鑑のような形で提示し関心を持っていただけたら・・・と学生たちは考えています。
そこで、今年度の各チームの成果物として調査結果をまとめた「中六いきもの図鑑」「きのこ図鑑」「中六人部森林図鑑」(すべて仮タイトル)を作成中です。今回のワークショップでは成果物のイメージをミライト中六の役員さんたちに見ていただき、イメージの共有をはかり意見交換を行いました。
ミライト中六の役員さんから、「ようやくプロジェクトの方向性が見えてきた」「地域の方々から学生と何をしているのかと訊かれるが、これで活動の説明ができそうだ」などの声をいただき、2年目以降の協働につながりそうです。学生側も1年目の活動を次年度受講生にしっかりと引き継いでいきます。

ミライト中六の役員さん、福知山市役所まちづくり推進課の皆さんには、プロジェクト活動への多大なるご協力をいただき御礼申し上げます。今回のワークショップを踏まえた成果物を、2月の地域向け報告会で発表予定ですのでご期待ください。


各チームの成果物についての意見交換の様子


ててまる。

チームバイオマス


いきものがかり


地域の皆さん向けに活動報告会を計画中です。ご参加お待ちしています。


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