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 コミュニティマネジメント学科「坂本ゼミ」(注1)(担当教員:坂本清彦准教授、構成員:3回生13名、4回生13名)では、2023年7月6日(木)に「レイカディア大学同窓会大津支部(注2)」の方々に「Twitterの使い方ワークショップ」を実施しました。60歳代から80歳代まで10名ほどの方々が参加して下さいました。

 今回のワークショップは、坂本ゼミのプロジェクトチームの7名(4年生3名、3年生4名)の学生が企画し、ゼミメンバー全員で運営しました。レイガディア大学同窓会大津支部の方と連絡を取り合い高齢者のニーズをお聞きした結果、「Twitterを使って、メッセージやフォローフォローバックなどをし、レイカディアのコミュニティを作れるようになりたい」というご要望があったため、前年度のInstagramに続いて今回はTwitterの使い方を学んでもらうことになりました。

 今回初めて参加する3回生もいたため、ワークショップの冒頭、参加者と学生がグループに分かれてアイスブレイクを行って打ち解けた雰囲気を作りました。


グループに分かれてワークショップ

 その後、企画チームのメンバーがTwitterの概要、アカウントの作り方、投稿の仕方、ハッシュタグの使い方などを順を追ってレクチャーしていきました。


企画チームからTwitterの使い方をレクチャー

 各グループではゼミメンバーが参加者の方々に寄り添ってお手伝いし、レクチャーに沿って実際にスマートフォンを操作してもらいながら使い方を学んでもらいました。


ゼミメンバーが実際の使い方を示しながら学んでもらう

 参加者からは、ワークショップがきめ細かくスケジューリングされており進行もスムーズで、Twitterの使い方がしっかり学べたといった評価をいただきました。
 その一方で、学生にとっては当たり前の用語が高齢者にはなじみのないもので説明が難しかったり、普段使っているスマートフォンやアプリと使い勝手が異なるところがあって操作に時間がかかったり、といった課題もありました。


使い勝手の違うアプリの使い方把握に時間がかかることも

 学生としては、「Twitterの講習をするだけではなく、逆にレイカディアの方々から様々な話を聞くことができる機会もあり貴重な経験となった」、「普段話す機会のない人たちと交流ができた」、「講習の時より雑談をする時間がお互い楽しかった」といった感想が出されました。


雑談がお互い楽しい時間

 学生が企画運営した今回のワークショップは、学生による高齢者のICT習得の効果的な機会である以上の意義や価値があります。学生が高齢者のお手伝いをするにとどまらず、世代や生活の場を異にする学生と高齢者の異世代間交流の場として、そしてお互いが学び合う場ともなります。


ワークショップの最後に全員で写真撮影

 今後も坂本ゼミではレイカディア大学同窓会メンバーをはじめとする地域の高齢者へのワークショップの企画運営やその他のICT講習への参画を通じて、高齢者にとって効果的なデジタルツール習得のあり方や、そうした場の価値や意義を探っていく予定です。

 注1 正式名称は「参画ゼミナール」で、3回生から卒業まで所属し、1人の担当教員の指導の下で卒業研究を行います。

 注2 レイカディア大学とは、高齢者が社会参加や地域づくりの担い手として活躍できるよう、新しい知識、技術や教養を習得するための滋賀県の学校であり、卒業生の「同窓会」が滋賀県内各地に置かれ地域活動を展開しています。

 リンク先:レイカディア大学 https://www.e-biwako.jp/04_daigaku/


 標記の件について以下のとおり挙行いたします。

※対面形式で実施します。(LIVE配信はありません)

 

2023(令和5)年度 9月 学位記、卒業証書・学位記、修了証書授与式

挙行日時・場所

日程場所時間学部・研究科等

2023年
9月15日(金)

深草学舎
顕真館
9時30分から文学部
経済学部
経営学部
法学部
理工学部
社会学部
政策学部
国際学部
農学部
文学研究科
経済学研究科
社会学研究科
国際文化学研究科
政策学研究科
農学研究科
国際学研究科
短期大学部
留学生別科

※式典後に龍谷大学校友会主催の新入会員歓迎祝賀会を開催いたします。
 詳細は、ポータルサイトの通知をご確認ください。

2023(令和5)年度 第2学期 入学式

挙行日時・場所

日程場所時間学部・研究科等
2023年
9月15日(金)
深草学舎
顕真館
11時00分から法学部
経営学部
国際学部
留学生別科
以 上

2023年7月8日(土)~9日(日)に、「政策実践・探究演習(国内)」福知山プロジェクト(担当:谷垣岳人准教授)の学生16名(2~4回生)、教員2名が、今年度第1回の地域フィールドワークを実施しました。
今年度から、新しく福知山市中六人部地域づくり協議会(以下、ミライト中六)と連携した活動を開始しています。今回は、地域の小川で学生たちと地域の方が生物調査を行い、午後からはミライト中六の皆様のご協力を得て山の資源に関するグループディスカッション形式での調査を実施しました。2日目は、大江町毛原地域で先進事例調査を実施しました。


■1日目午前@田野山田


田野山田の小川で生物調査


田野地区の上流を流れる川で、本プロジェクトの醍醐味である生物調査を実施しました。雨模様でしたが、調査の時間帯は奇跡的に雨も止みました。
サワガニ、ドジョウ・カワヨシノボリ・カワムツなどの小さな魚類、ヘビトンボ・ゲンジボタル・各種ヤゴ類・コオイムシなどの水生昆虫が見つかり、水質が良く生物多様性が保持されていることが確認できました。


学生たちが見つけた生物を説明する谷垣先生 




見つかった生き物 撮影後はリリースします 



網を洗い片付けます


万願寺をいただきました


■1日目午後 山の資源に関するグループディスカッション@ミライト事務所








学生たちは、里山の資源に着目し、「生きもの」「バイオマス」「キノコ・山菜」の3つのグループに分かれて調査を進めています。地域の皆様もそれぞれ関心あるテーマのグループに入っていただき、地域資源に関する生きた情報を教えていただきました。最後に全体で情報共有しました。


■次回に向けて(各グループから)

どんと焼き、夏祭りについて伺ったので、さらに春祭り、秋祭りの内容を知りたい。
マツタケを探したい。「テテマル」という未知のものを探究してみたい。山でのシカの食害について知りたい。
川以外の場所での生物調査をしたい。生き物のローカルネームをさらに知りたい。年代の違う人たちからも情報を伺いさらに深堀りしたい。


ミライト中六×龍谷大学 調査にご協力いただいた皆様と


■2日目 先進事例調査@大江町毛原地域
合宿2日目は、福知山市大江町の13戸26人、平均年齢70歳の限界集落で「千年つづく里」を目標に地域づくりに取り組まれている毛原集落を訪問しました。はじめに「毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト」代表の水口一也氏から、これまでの取組を伺いました。
昼食をはさんで、午後からはミニ・フォトロゲイニング(写真の箇所を見つけてチームで競う)をしながら小雨の棚田を散策しました。終点の古民家で、「縁側喫茶」取組の体験をさせていただきました。


小雨の中、棚田集落を散策  


眼下に広がる毛原の棚田


「毛原を千年つづく里にしたい」水口一也氏の講演


縁側喫茶は毎月2回、集落に外部の方を招いて実施されている交流会です。棚田オーナー制度やイベントによる地道な努力により、交流人口を増やして来られ、移住された方も数名おられるとのことです。



叶匠寿庵が所有する古民家を借りて「縁側喫茶」の取組を体験


集落の農園手作りのお菓子と飲み物で


大江山の鬼退治伝説にちなんだ「鬼ぎり弁当」


鬼の顔?


化粧地蔵(京都北部~北陸特有とのこと)


棚田の上の方に獣害対策の罠


経済学部では、「授業内ピア・サポーター(PS)」制度を2016年度に確立し、定期的に大規模な研修を行っています(毎週の昼研修もあります)。今学期の第一弾として、入門演習キャリアガイダンスにメンター(卒業生)として登壇された方も招き、また入門演習を担当している教員2名を司会・講師として招いて、ピア・サポーター研修を行いました。

今回の研修は、「ワーク・ライフ・バランスって何?」という全体のテーマを掲げています。

日時:2023年6月14日(水)15:15-16:45
場所:3号館202教室
対象:PS、およびPSに興味がある人;教職員
司会:髙谷真城氏(経済学部非常勤講師)
PS副司会:後藤・門田・平嶋
講師:松田紀美氏(経済学部非常勤講師)・前田光毅氏(トヨタカローラ京都)

【タイムテーブル】

15:15〜開会・班と席の決定(髙谷)、趣意説明(PS副司会)

第1部 講演  15:20-16:00

①松田紀美氏による講演  15:20-15:40
 「子ども時代の経済状況が、その後の食意識にどう影響するか?」
※ポイント「教員の専門分野の一端に触れる」「大学で学ぶとは」「なぜ追究するのか」

②前田光毅氏による講演  15:40-16:00
 「私のワークライフバランス〜仕事と生活と」
※ポイント「仕事に力を入れると、私生活が疎かになる?」「人生の岐路となる選択とは」

第2部 グループワーク  16:00-16:40
①両者の講演に対して、感想や質問を共有→班で発表
②どのようなワークライフバランスが理想か、班で話し合う→代表者の発表
③議論のまとめ(司会・両講師によるコメント)

16:40〜閉会の辞(髙谷) 集合写真

研修の内容は以上ですが、今回は情報共有の工夫として、コロナ後のキャンパスにやや不要になった「アクリル板」を再利用することを考えました。
経済学部では、引き続き、学生が授業へ積極的に関与できる空間作りに取り組んでいきます。







(参考リンク1)
メンターシップ制度を継続
メンターを招いて、ピア・サポーター研修を実施
マイキャリアノート
経済学部メンターシップ制度
法学部メンターシップ制度

(参考リンク2)
山本堅一氏の動画(一例;教職員とのメールのやり取りで気をつけたいこと)
1年生の見学者を招いて、ハイフレックス型のピア・サポーター研修を実施
メンターを招いて、ピア・サポーター研修を実施
第2回授業内ピア・サポーター研修を実施
授業内ピア・サポーターと1年生の合同研修を実施
新入生・在学生の不安を軽減する試み
ウェブによるピア・サポーター研修を実施


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