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12月11日(金)に異文化研究会を開催しました。
研究会では、5つのゼミがそれぞれの地域に根ざした文化、生活習慣、社会経済問題等に着目して研究発表を行いました。
新型コロナウィルス感染拡大の影響に伴い交流会の開催は叶いませんでしたが、研究発表を通じて各ゼミ内の団結とゼミ相互間の交流を図ることが出来ました。



 経済学部では、上級生が1年生を入門演習や基礎演習Iなどで支援する「授業内ピア・サポーター(PS)」制度を確立し、定期的に研修を行っています。11月25日(水)4講時に、後期2回目の研修を実施しました。

日時:2020年11月25日(水)15:00~16:30
場所:和顔館B107教室
対象:現役ピア・サポーター、1年生申込者、および興味関心がある人
参加人数:34名(1年生21名、2年生6名、3年生3名、4年生1名、教員3名)
ねらい:初対面での信頼関係の構築方法を知り、実践する

 本研修は、業務の質向上とPS自身の成長を目的としており、今回の研修は、「初対面での信頼関係」を統一的なテーマに掲げました。PSの卒業生でもある前田光毅さん(西本秀樹ゼミ出身;自動車関係の会社に勤務)の講演を聴き、質疑を交わすというワークショップ形式となりました。

 通常であればアイスブレイクや討論の時間を多く取っていますが、この状況下ではプログラムを簡略化しつつ、入校時の体温測定、常時換気、共有マイクの消毒、小まめな休憩、SD(ソーシャル・ディスタンス)を保った配置など、感染予防対策をさらに徹底しました。なお、全員が当日の座席番号を業務日誌に記録しています。

 この研修は企画から運営までを、すべて現役PSが担当しています。対面とオンライン、合計3回の打ち合わせとリハーサルの中で、企画書の作成から出演の依頼、当日の流れの確認などの準備をしてきました。

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当日のタイムテーブル
15:00 班分け
15:10 初対面で3分間トーク
15:20 「初対面での信頼関係」講演
15:35 別の組み合わせで5分間トーク
15:40 質疑応答、まとめ
(休憩)
16:10 振り返りと交流
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 講演の内容は、待ち合わせ時間を例に取られ、単に約束を守るだけでなく、相手にプラスの驚きを与えるような行動・言動が必要であることが力説されました。また、雑談のテクニック(反射法、天気の話題)も伝授されました。

 ワークショップの中では実際に初対面同士のPSが短い雑談を行い、最初と最後の変化を確認しました。講師に対する質問も活発に行われ、先輩・後輩の関係なく、意見が交換されました。ワークショップ後にも任意の交流時間が設けられましたが、ほとんど誰一人中座はなく、静かに、マスク越しの会話が行われました。

 業務日誌は全員が提出していますが、1年生から「教わった内容を意識して取り組んでみると意外にも会話を続ける事ができた」、「研修を積み重ね、先輩方のようなPSにいち早くなれるように頑張りたい」といった批評・感想が聞かれました。

 経済学部は今後も、学修支援者として様々な取り組みを行っていきます。具体的には、平安高校生への入学前教育や、データサイエンスについて学ぶ特別講義を、PSが時に主体者となり、時に支援者となり、実施されます。また、来年度のPS制度の在り方について考える活動も行っています。

 PS上級生からは「実践の中で私たち自身が成長をしていくというPS創設時から続く姿勢を受け継いで、活動を行っていきます。なお、現在もPSは1~2回生の募集を行っています。興味がある方は、お近くのPSや新豊先生までご連絡をいただければと思います。現状のご自身のスキルは気にせず、積極的なご参加をお待ちしています」(3年生代表:檜浦 大河さん)という伝言を承っています。

 今後も様々な企画を予定していますので、ご興味のある学生がいましたら、ぜひともご参加ください。


○ウェブによるピア・サポーター研修を実施

○新入生・在学生の不安を軽減する試み

○ 授業内ピア・サポーターと1年生の合同研修を実施






 経済学部では、上級生が1年生を入門演習などで支援する「授業内ピア・サポーター(PS)」制度を確立し、定期的に研修を行っています。
 今回、PS(2年生以上が就任)と、1年生(PS候補者及び興味のある学生)が合同で後期1回目の研修を実施しました。

日時: 2020年10月28日(水) 15:00~16:30
場所: 和顔館B107教室
対象:現役ピア・サポーター、1年生申込者、および興味関心がある人

 PSの上級生(4年生)2名から、PS の具体的な活動内容について発表がありました。また、PS と1年生がテーマを決めてグループディスカッションをし、その内容を全体で発表しましたが、中には「オンライン授業について」といったテーマもあり、参加した教職員も興味深く傾聴していました。議論も白熱し、非常に有意義な研修となりました。
 
今後も様々な企画を予定していますので、ご興味のある学生がいましたら、ぜひともご参加ください。



○ウェブによるピア・サポーター研修を実施

○新入生・在学生の不安を軽減する試み






龍谷大学犯罪学研究センターは、2020年4月下旬より、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の拡大によって浮き彫りとなった個人と国家の関係や、ウィズ・コロナ時代における社会の在り方について、犯罪学の視点から考えるフォーラムをWEB上で立ち上げ、情報発信を行ってきました。

【特集ページ】新型コロナ現象について語る犯罪学者のフォーラム
https://sites.google.com/view/crimrc-covid19/

◎12月のオンライン公開研究会では、「コロナ禍と罪に問われた・罪をおかした高齢者・障がい者」について、パネリスト3名による話題提供や、参加者を交えた意見交換を行う研究会をZoom開催します。

※本イベントは「事前申し込み制」でどなたでも参加いただけます。ぜひご自宅や各研究室からふるってご参加ください。
【受付終了!>>申し込みフォーム】 (お申し込み期限:12/28月曜 15:00まで)


第25回CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会(月例)
<新型コロナ現象について語る犯罪学者のオンライン・フォーラム>

日程:2020年12月28日(月)18:00 - 19:30
開催場所:Zoom
テーマ:「コロナ禍と罪に問われた・罪をおかした高齢者・障がい者」

パネリスト:
南口 芙美 氏社会福祉法人南高愛隣会/法人法務・相談室、龍谷大学 矯正・保護総合センター嘱託研究員)
掛川 直之 氏立命館大学 衣笠総合研究機構専門研究員、犯罪学研究センター嘱託研究員)
浜井 浩一 教授(本学法学部、犯罪学研究センター国際部門長)

趣旨:
法務省・法務総合研究所による「平成19年度版犯罪白書」に掲載された「特集-再犯者の実態と対策」は、各所に衝撃を与えました。1948年から2006年までのデータを用いた統計分析の結果、初犯者7割に対し再犯者の割合は3割にとどまるが、犯罪の6割は再犯者によって行われていることが明らかになったからです*1。その後、他の調査報告*2においても、刑罰がもつ強い逆進性のために、高齢者やさまざまな障がいを抱えている人たちが、社会でなんら支援をうけられないままに再犯を繰り返している実態が明るみになりました。このことから、従来の日本の刑事司法では対処できない諸問題について、社会福祉の活用で解決を図ろうとする「司法福祉」という新しい学術領域*3に注目が集まり、さまざまな制度立法につながりました*4

2020年、コロナ禍にみまわれた日本で、生きづらさを抱えて罪に問われた・罪をおかした障がい者や高齢出所者は、どのような状況におかれているのでしょうか?

彼らを支えている福祉法人の職員(南口氏)、地域定着支援の現場で参与観察を行う司法福祉学を専門とする若手研究者(掛川氏)、矯正・保護の実務経験があり近年は地方自治体の地域再犯防止推進計画の立案にも携わる犯罪学の研究者(浜井教授)、三者三様の視点から話題提供をしていただきます。そして、支援の在り方や今後の展望について、参加者を交えて議論を展開します。ぜひふるってご参加ください!

司会:
西本 成文 氏(龍谷大学 犯罪学研究センター リサーチ・アシスタント)

備考:
※Zoom情報は、お申し込みフォームに入力いただいたメールアドレスに「開催当日16:00頃」にメールで連絡します。Zoom情報を、他に拡散しないようお願いいたします。
また、会の進行上、ホストにより発表者以外をミュートとさせていただく場合や、進行の妨げとなる方に退出いただく場合があります。ご了承ください。


【補注】
*1 平成19年度犯罪白書のあらまし http://www.moj.go.jp/housouken/houso_2007_index.html (法務省)
調査の内容は「昭和23年(1948年)から平成18年(2006年)9月30日 までの間に確定したものであって,刑法上の過失犯及び危険運転致死傷罪並びに特別法上の道路交通に係る犯罪の犯歴を除いたものから,初犯者・再犯者の区別をしない犯歴100万人(以下「100万人初犯者・再犯者混合犯歴」という。)及び再犯者に限定 した犯歴50万人(以下「50万人再犯者犯歴」という。)を無作為に抽出し,これらを対象として,再犯の全体像や経年による再犯の傾向の変化等を見る」ものであった。(上記あらまし32頁)

*2 田島良昭(研究代表者)『罪を犯した障がい者の地域生活支援に関する研究(2006年〜2008年)』厚生労働科学研究(2008年)
http://www.airinkai.or.jp/kenkyu_pdf/2008/2008_1/h19/01_tashima.pdf
法務総合研究所『知的障害を有する犯罪者の実態と処遇(研究部報告52)』
http://www.moj.go.jp/housouken/housouken03_00072.html (2013年)
法務総合研究所『高齢者及び精神障害のある者の犯罪と処遇に関する研究(研究部報告56)』
http://www.moj.go.jp/housouken/housouken03_00091.html (2017年)

*3 日本司法福祉学会が発足したのは2000年。刑事司法領域においては、高齢者・障がい者を対象とした支援のあり方からはじまったが、その対象者・問題は広がっているとされる。

*4 厚生労働省より「地域生活定着促進事業実施要領」が2009年に発出され、2011年までに各都道府県に「地域生活定着支援センター」が設置された。また、2012年には「再犯防止に向けた総合対策」が犯罪対策閣僚会議において閣議決定され、2016年に「再犯の防止などの推進に関する法律」が施行。同年に閣議決定された「再犯防止推進計画」においては、「居場所」と「出番」をキーワードに再犯防止に向けた取り組みを進めている。
なお、龍谷大学と京都府は、地域の防犯力の向上・再犯防止の取組および犯罪被害者等に対する総合的な支援に関して、2020年3月23日に協定を締結した。
【>>関連NEWS】https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-5291.html

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【>>CrimRC活動関連ニュース】
2019.04.06 犯罪学研究センター 中間報告会レポート【前編】
2019.04.06 犯罪学研究センター 中間報告会レポート【後編】
2019.05.30 犯罪学研究センター 中間報告会【記録Movieを公開】
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【CrimRC公開研究会 これまでの開催レポート】
>>第1回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第2回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第3回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第4回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第5回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第6回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第7回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第8回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第9回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第10回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第11回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第12回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第13回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第14回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第15回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第16回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第17回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第18回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第19回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第20回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第21回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート・前編
>>第21回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート・後編


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