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政府の方針において、6 月 19 日より、全国を対象に県をまたぐ移動の自粛等が解除されるステ ップ 2 に移行します。 本学では、キャンパスの入構制限や課外活動の自粛を引き続き要請しますが、政府の動向等を 踏まえ、課外活動の一部再開を検討しています。しかしながら、依然として新型コロナウイルス感染 拡大のリスクはぬぐい切れません。 ついては、活動再開を希望する大学公認サークルについては、学生部と協議の上、感染予防・ 感染拡大防止策を十分に講じることができると判断できる場合に限り、規模・内容を制限した上で、 一部の活動を認めます。 活動再開を希望する大学公認サークルにおいては、次の通り、再開に向けた準備をお願いし ます。 

1.活動再開に向けたスケジュール
【6 月 18 日(木)~:申請の受付・許可】
「正課外活動制限期間中 活動許可願」を受け付けます。受付後、当該団体と学生部との 協議の上、感染予防・感染拡大防止策を十分に講じることができると判断できる場合に随 時許可をします。

【6 月 29 日(月)~:活動再開】
活動が許可された団体から順次再開できます。なお、指導体制が充実しており、感染予 防・感染拡大防止策の徹底及びその管理のロールモデルになると期待できるサークルにつ いては、これより早くに活動再開を許可する場合があります。6 月 29 日までに活動が許可さ れなかった団体についても、引き続き、活動許可願を受け付けます。 
 
2.活動再開にあたってのルール等
事前に必ず「課外活動の再開に係る指針」及び「課外活動の再開に向けた感染予防・感染 拡大防止マニュアル」を熟読してください。諸手続きの方法についても同マニュアルに記載しています。6 月 17 日、18 日に開催した説明会の映像を別途配信します。各種マニュアルや説明会情報等の詳細は、ポータルサイトのお知らせ「今後の課外活動について」をご覧ください。 


龍谷大学農学部植物生命科学科の浅水恵理香教授、資源生物科学科の岩堀英晶教授、かずさDNA研究所の白澤健太ゲノムユニット長、平川英樹施設長らの共同研究グループは、遺伝解析の難しいサツマイモネコブセンチュウで、サツマイモ品種に対する寄主適合性に関わるゲノム領域の同定に成功しました。

研究のポイント
1. 日本各地の主にサツマイモ圃場から単離された、サツマイモネコブセンチュウ48系統のゲノムを解読しました。
2. サツマイモ5品種に対する感染表現型 (SPレース) 検定を行い、32系統についてレース分類しました。
3. SPレースとゲノム多型との関連を調べるため、系統のゲノム配列をマッピングし、SNP (一塩基多型) コールを行いました。
4. 感染に関わるSNPが集積するゲノム領域を発見し、エフェクタータンパク質候補を見出しました。
5. さらに、海外系統とのゲノム比較を行い、世界の圃場から単離されたサツマイモネコブセンチュウ系統の多様性の低さを示しました。

植物寄生性線虫の一種であるサツマイモネコブセンチュウは、世界の農業に甚大な被害を与えています。サツマイモネコブセンチュウの寄主は被子植物25万種に及ぶという多食性ですが、作物種や品種によって、感染力の差 (寄主適合性の違い) が見られます。この差を引き起こす原因を探ることによって、サツマイモネコブセンチュウの寄主範囲の広さの謎を解く鍵を得ることができます。

絶対寄生で単為生殖のサツマイモネコブセンチュウでは、系統の採集や維持に多大な労力を要し、また従来の交雑による遺伝学的解析が困難です。本研究では、48系統という多数のサツマイモネコブセンチュウ系統を用いることで、世界で報告のなかったゲノムワイド関連解析 (Genome-Wide Association Study; GWAS) に初めて成功しました。その結果、寄主適合性に関わる「ホットスポット」ともいうべきゲノム領域を発見したことが、学術的意義が高いと思われます。本研究成果は、科学雑誌「Molecular Plant Pathology」オンライン版に2020年6月17日に掲載されました。

論文タイトル
Root-knot nematode genetic diversity associated with host compatibility to sweetpotato cultivars
著者
Erika Asamizu, Kenta Shirasawa, Hideki Hirakawa, Hideaki Iwahori
掲載誌
Molecular Plant Pathology
DOI: 10.1111/mpp.12961


ネコブセンチュウ


ネコブセンチュウの被害を受けたサツマイモ


CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」は、犯罪学研究センターに関わる研究者間の情報共有はもとより、その最新の研究活動について、学内の研究員・学生などさまざまな方に知っていただく機会として、公開スタイルで開催しています。

今回は、報告前半で本学で研究活動をおこなってい大谷 彬矩氏による研究報告、研究後半でカーディフ大学(英国)への派遣学生*による報告を予定しています。

*龍谷大学 犯罪学研究センターは、カーディフ大学(英国)と協定を結び、犯罪学を中心とした大学院博士後期課程の学生と教員(研究者)を対象とした留学・学術交流プログラムを2019年度より開始し、これまでに交換派遣を行ってきました。本協定は、カーディフ大学がEUの教育助成プログラム「エラスムス・プラス」の国際単位移動制度の奨学金を取得したことによるものです。詳細は下記↓
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-3426.html


本イベントは「事前申し込み制」でZoom開催します。
【受付終了しました>>お申込みフォーム】
(お申し込み期限:7/9木曜16:00まで)


【犯罪学研究センター】第21回CrimRC公開研究会(月例)

日 時:2020年7月9日(木)18:30-20:00
場 所:Zoom(当イベントの専用アカウント)
報告前半:
・大谷 彬矩/日本学術振興会 博士研究員(PD) 【日本語報告】
 タイトル:「明治・大正期の監獄と社会~『行刑の社会化』の源流を探る~」

報告後半:
・シュローガル・テオ(Theo Šlogar)/龍谷大学 国際文化学部研究科  【英語報告】
タイトル:「Internationalization of universities between East and West: examining major trends in Japan and Wales」
(エラスムス+学生交流の派遣学生による報告)

・前廣 美保/龍谷大学 社会学研究科  【日本語報告】
タイトル:「カーディフ子連れ滞在報告」
(エラスムス+学生交流の派遣学生による報告)


※Zoomの視聴情報は、お申し込みフォームに入力いただいたメールアドレスに「開催当日16:30頃」にメールで連絡します。Zoom視聴情報を、他に拡散しないようお願いいたします。
また、会の進行上、ホストにより発表者以外をミュートとさせていただく場合や、進行の妨げとなる方に退出いただく場合があります。ご了承ください。


【>>CrimRC活動関連ニュース】
2019.04.06 犯罪学研究センター 中間報告会レポート【前編】
2019.04.06 犯罪学研究センター 中間報告会レポート【後編】
2019.05.30 犯罪学研究センター 中間報告会【記録Movieを公開】
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【CrimRC公開研究会 これまでの開催レポート】
>>第1回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第2回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第3回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第4回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第5回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第6回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第7回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第8回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第9回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第10回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第11回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第12回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第13回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第14回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第15回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第16回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
>>第17回「CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会」開催レポート
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 6月12日に、社会学部の科目「社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~)」(担当教員:現代福祉学科 川中大輔)にて、在日朝鮮人三世の方をパートナーにもつ西嶋優太氏(本学社会学部卒業生)をお招きして、オンライン授業が開講されました。


授業の様子

 本プロジェクトの受講生らは、西嶋氏にインタビューするにあたり、事前に質問を考えており、今回はその質問すべてにお答えくださいました。
 ここでは、それらの質疑応答を少し紹介させていただきます。

日常生活を送るうえで、日本と朝鮮/韓国のどちらの文化を尊重しておられますか?
――結婚するときに、義父から「娘は朝鮮人として育ててきました。ですので、これは国際結婚だと思っていただきたい」と言われたことが強く印象に残っています。その義父の言葉にはおそらくそれぞれのアイデンティティを大切にしてほしいというメッセージが込められていたのだと考えています。
どちらの文化も尊重できるところがあり、まだまだ知らないことも多いので、私たち夫婦はお互いに互いの文化を教えあって「一石二鳥!」という気持ちで過ごしています。
また、両家顔合わせの際、私の両親は「失礼ながら、私たちはまったく無知なので、そちらの文化やライフスタイルを教えていただきたい」と切り出しました。今では何度となく食事を共にしたり、父親同士で呑みに出たりと、とても仲良くしています。そのことからも、もし今後、在日の方と関わる機会があっても身構えずに「一から知る」ことを実践いただきたいと思います。

パートナーとのエピソードで印象深いものはありますか?
――学生時代にふたりで歩いていた時に、在日に対するヘイトスピーチの団体に出くわしたことがあります。その時に私は妻が傷つかないように、できるだけ気を逸らそうと四苦八苦しました。
 しかし、後で妻が、「またあんなことしてたね~」なんて、軽く話題に出したので、彼女はそういう行為も受け止めたうえで気に留めない強さを持っているのだと感じました。と同時に、何もできなかった自分の非力さにも気づきました。

ヘイトスピーチ解消法が施行されたことなどもあり、私は今までそのような現場に遭遇したことがありません。西嶋さんご夫妻の周囲では昔と今で何か変化はありますか?
――私は、妻が在日朝鮮人三世であることを日頃から周囲に話しています。そのことについて、今まで周囲から非難されたことは一度もなく、むしろ知りたがる人がほとんどです。
 最近では韓流ブームやK-POPが知られるようにもなり、若い人を筆頭に理解しようとしている日本人が増えてきたように感じています。


質問する受講生の様子


西嶋優太氏

 この他にもたくさんの質問に答えていただき、受講生からは「西嶋さんのご両親のように、知らないので教えてほしいと素直に伝える姿勢が大事だと思いました」、「西嶋さんがパートナーのことをお話されている間、ずっと幸せそうだったので、日本人・在日ということだけに固執せずに当人同士が互いを認め合うことが重要だと思いました」などと、感想が述べられました。
 これに対して、西嶋氏からは「熱い想いをもって聴いてもらって大変うれしく思います。今回は授業の一環でしたが、今回のような会話が日常に交わされる世の中になることを望んでいます」と締めくくってくださいました。

 前週は、在日朝鮮人二世である呉光現氏にお話を伺いましたが、今回、受講生らは一・二世の方と三・四世の方やその方々と関係の深い方との間で向き合っている課題において、共通するところだけではなく、違いも少し感じたかもしれません。

 本プロジェクトでは、引き続き、在日の方や在日の方と接する方々とのオンラインインタビューを予定されています。さまざまなお話を聴いて、受講生らがどのように思考し、変化していくのかが楽しみです。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


社会福祉学科 新入生交流進んでいます!
2020年度のスタートは、「新型コロナウイルス流行」一色で始まりました。入学式の中止、前期すべてオンライン授業と、かつて経験したことがない出来事ばかりです。
そんな中でも、龍短社会福祉学科の学生たちは、何とかつながりを作るためにがんばっています。
2年生の藤田悠斗くんが中心になって、新入生オンライン交流会を開催してくれました。
第1回 オンラインランチ交流会(5/26)は1年生50人、2年生11人が集まりました。
第2回 オンライン交流会(6/13)は25人が集まりました。
第2回は、第1回目で希望が多かった1年生同士の交流の機会を大切にしました。オンライン上でグループを作り、自己紹介、他己紹介、共通点探し等、少人数から複数の人数まで、グループを変えて交流しました。
最後はグループラインにつながるためのQRコードを紹介し、終わりました。

藤田くんは、Twitter(龍短社福サポート)を開設し、その中の質問箱から新入生の質問を受け付けています。そこには30人くらいの新入生のアクセスがあるようです。
新入生の中にはTwitterでつながり、そこからグループLineができ、電話し合える友だちができたと話す人もいるようです。
龍短の輪が広がっています!
次回オンライン交流会第3弾(6/27)も実施予定です!



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